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2014年8月22日 (金)

クレーター錯視(ハス:3)

0813_6hasu9 2014.8.13
出っ張ってますか?窪んでますか?
前の記事の写真8 の一部をトリミングして少し回転させたものです。

前の記事の写真4 でちょっと触れた錯視について。
クレーター錯視」という名前もあります。
月面のクレーターの写真を見ると、光線と影の関係で、凹凸の判断が交代するという錯視が起きます。
地上で普通の生活をしているサル=ヒトとしましては、太陽の光は上から降り注ぐものです。
そうすると、出っ張ったものの影は下にできます。
くぼみの場合、上に暗い部分が生じます。
これが「当たり前」であって、私たちの脳は、この基準で対象の凹凸を判断します。
冒頭の写真ですが、影が下に来るように回転しました。
そのせいで「影が下なら対象は凸」と判断しますよね。
でも、これは凹の穴ですよね。
その「齟齬」にくらくらするわけです。
また、凸に見えている時と、凹にみえているときが「交代」したりしませんか?
感覚が不安定化して、くらくらするというのもあるのです。

↓このサイト、詳しくて、いろんなデモが見られます、オススメです。
http://www.kecl.ntt.co.jp/IllusionForum/v/craterIllusion/ja/
クレーター錯視

「光は上から来るという事実とマッチするように奥行きを認識する」という脳のきまりごとは、クレーターのような実際の写真を見るときにもあてはまるのです。

http://www.kecl.ntt.co.jp/IllusionForum/v/shadingIllusion/ja/index.html
陰影の錯視

さて、脳が陰影から形の情報(立体感)を得ようとする時には、ある原則を守っています。それは、「光は上から来るはずだから、その原則に合うように形を認識しよう」という原則です。そのために、上が明るく下が暗いグラデーションを持つパターンはでっぱって見えるのです。上から照らされた時、飛び出たパターンは、上が明るく下が暗くなるはずですから。一方、凹んだパターンは、上が暗く下が明るくなるはずです。脳がこのような原則に基づき形を判断しているため、図1で左右のパターンは全く違って見えるのです。

日本ガイシのサイト。
http://site.ngk.co.jp/lab/no190/know.html
家庭でできる科学実験シリーズ「クレーター錯視」
板チョコやらウエハースやらいろいろなものでの実験が紹介されています。
夏休みの自由研究にでも使って見ますか?

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