風の可視化
↓iPhoneを使っている人から教わったサイトです。
http://earth.nullschool.net/
地球上の風を可視化して見せてくれます。動画です。
パソコンからも利用できます。
マウスホイールを回すとズームアップなどできます。
画面をドラッグして見たい場所を移動することもできます。
{iPhoneだと、指先で触ってやってるようですが、それは私には無縁で。}
http://earth.nullschool.net/jp/about.html
↑ここに解説があります。
左が8月5日の14時頃に作った画像。
右は8月5日の9時の天気図。
台風や低気圧がよく見える。
高気圧の形も見えます。
「気圧の谷」の部分で、反時計回りの風が吹いていることがわかります。
低気圧とまでは言えないけれど、低気圧的な風が吹いていて、低気圧的な気象をもたらします。
前線に向かって北からの風と、南西からの風が吹いています。
いろいろな情報を読み取れますね。
ただし、気象庁の情報とは違いますから、これによって気象予報をおこなったり、命に関わる行動の決定に使うことはしないでください。
あくまでも観賞用にとどめてください。
単純に眺めていても面白いのですが、理科教育に使えるかもしれません。
検討の価値はあると思います。
昔、中学校理科で第二分野を教えたとき。
気象現況を録音しておいて教室で流し、天気図を手描きで描かせたこともあります。
今は気象衛星ひまわりの雲画像も使える時代になりましたが、可視化された風というのも理解を助けてくれると思います。
でも、基本のところで天気図をきちんと理解できるのが一番大切かな、と考えています。
天気図というものはものすごく多くの情報を含んでいるものなのです。
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