ツマグロヒョウモン蛹化
2014.6.29
ツマグロヒョウモンの蛹はぶら下がり型ですので、この写真の姿が標準的。
後でちょっとお話しますが、白い点が5つ見えています。
5対ですので、10個あります。これが「光る」。
こちらの蛹はケースの壁面で蛹化してしまいました。
そのため、幼虫からの脱皮の最後で、足元にたまった脱け殻を「またいで」落とすべきところが落とせなかったようです。
{この「またいで」というのがまた微妙な動作で、難しい。}
本来ちゃんとぶら下がるはずのものが、壁面で蛹化しましたので、体に「ねじれ」が加わっていないだろうか。それは体内での成虫の体の形成に悪影響を及ぼさないだろうか、と心配になりました。
ちょっと虹色っぽく写っている突起。
形状が光を効率よく周囲へ産卵させる形状のようです。
そして、透明な突起の部分の屈折率や、中の状態、そして外が空気であること、などの条件で光が効率よく反射されています。
水中に空の試験管を入れると、全反射で輝きますね。あれと同じじゃないけれど、似たよな状況を作り出しているのではないか、と考えています。
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