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2014年7月23日 (水)

ゆびきり

★すみだ水族館の話のところで「ハリセンボン」が出てきましたが、「ゆびきりげんまん、うそついたら、はりせんぼんのます」という、アレね。
その由来は思いもよらないものでした。少なくとも私には。
朝日新聞の夕刊別冊「be」というのがあるのですが、そこに「サザエさんをさがして」という連載があります。
2013年9月21日付の「サザエさんをさがして」は「ゆびきり」

(サザエさんをさがして)ゆびきり
■本当は怖い、遊女の誓い
 ゆびきりはやっぱり、必殺技「泣く」の60%ぐらいの威力はある、甘える女子の決め技のひとつだろう。
 ・・・
 男たちは永遠に、ゆびきりの秘技でもてあそばれるにちがいない。
 子どもの世界でも、遊んでいる真っ最中に小指をからませ、「ゆびきりげんまん、うそついたら針千本、飲ーます!」と呪文めいた文句を唱えて何ごとか約束をかわす風習は、いまだにすたれてはいないようだ。
 ・・・
 げんこで1万回たたく制裁を意味する「げんまん」は後世の付けたしという説があり、江戸っ子はただ、「ゆびっきり」と発音したらしい。
 不可解なのは、なぜ指を切れば約束をはたす誓いを立てたことになるのかだ。その起源は、遊郭の遊女がなじみの客の心をつかんで離さない手練手管のなかにあった。
 ・・・
 ・・・なかでも奥義とされたのが「切指(きりゆび)」だった。小指の第一関節から先を切り落とし、客にみついで義理立てをしたのである。
 ・・・
 遊里はしょせん、うそで塗りかためた性愛のワンダーランドである。現実には、墓場から死人の指を拾ってきたり、しんこ細工でそれらしいものをつくったりしていたようだ。遊女が小指に巻いた偽りの包帯をはぎとって、傷口をあらためるような無粋な客もそうそういなかった。
(後略)

★そういう「媚態」だったのですか。「ゆびっきり」って。
科(しな)を作る=コケットなんですね。
「ゆびっきり」とかいいながらしなだれかかったりするんですか、気持ち悪いなぁ。不愉快だ。

私ねぇ、coquetterie を示す女性が大っ嫌いなんですよ。吐き気がする。
テレビに出てくる多くの女性たちは嫌いだ。
流し目だったり、あからさまな意図的「はしゃぎ」だったり。
歌だって、裏声だらけだったり、すがりつくような歌い方をしたり。聴きたくもない。
「男女平等なんて言って、女性性を商品にする傾向はむしろひどくなっているのではないか」ということをクラス通信に書いたのはもう30年も前でしょうか。
今もなおその傾向は激しくなってはいませんか。
気持ちの悪いことが多くって。

高橋真梨子さんがデビューしてきたとき、「この乾燥感はなんだ!」と痺れましたっけ。
愛の歌を歌い続ける高橋さんですが、叩き付けるような乾燥した歌い方だからいいんで、あれを、裏声、すがりつき、こぶしなどで「べちょべちょに湿った」歌い方されたらもう、ダメですよね。
森山良子さんも、とてつもない「真っ直ぐ」な歌い方で、好きです。

湿っぽいの大嫌い。べとべとの媚態からはもう、さっさと逃げ出すしかないですね。
乾燥したのが大好きな爺さんです。

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