アサヒエビグモ
2014.6.30
キョウチクトウの葉でクモが卵のうを守っています。
中に丸い卵のうがあって、さらに外側を直線的に糸を張り巡らせて覆っています。
パッと見たとき「カニグモ」の仲間かな。と思いました。
調べてみたら、エビグモ科のアサヒエビグモのように思われます。
クモは「日本のクモ」新海栄一 著、で調べます。
「卵のうは葉上に作り親が乗って保護する」という記載がありました。
体のあたりを拡大するとこうなります。
妻に教えたら
こういう写真を撮ってきてくれました。
一眼レフだとボディが大きいので、このアングルに入るためには、手前の葉をどけなければならない。
クモが驚かないように、とやめたのですが、コンデジは小型なので、真上にかざして撮れるんですね。
小回りが利いていい。
7.8
不在でした。
孵化したんでしょうね、きっと。もうバラバラに散っていった。
小さな幼体を見たかったけど仕方ない。
大きくなったら姿を見せにおいで。
★クモって、多くの種が「卵守り」をしますね。
昆虫で卵守りをするのは、ハサミムシは有名。
タガメはオスの背中にメスが産卵しますね。
カメムシで卵・幼虫を守る種があるということも聞いています。
ゴキブリが卵鞘を腹端部につけているのも卵守りになるかな。{情愛深いゴキブリのお母さんですね。}
でも、少数派ですね。多くは産みっぱなし。
クモでは
ヒメグモ、ササグモ、アサヒエビグモ、ワカバグモもかな、カニグモにもいる、カバキコマチグモも有名ですね。
かなり多くの種が卵守りをします。
エモーショナルな表現をすれば「子を守る情愛深い母グモたち」かな。
ま、そんなことは別として、ぜひ「クモ」を見直してあげてくださいな。
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