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2014年7月22日 (火)

遺伝子の組み合わせ

★前の記事で書いたアサガオの遺伝子の話。
http://mg.biology.kyushu-u.ac.jp/mg-files/howtogrow/images/seg-mwdp.jpg
↑ここにある図を、高校生物的に描き直してみました。

D:丸咲
d:牡丹咲き
M:正常
m:出物

親木の遺伝子パターンがDdMmだったとします。
すると、生殖細胞(花粉・胚のう)には、それぞれ1/4の確率で
DM、dM、Dm、dmと分配されます。
その組み合わせは
Photo
こうなります。
大きな正方形の1辺の長さが確率「1」を表します。
それを縦と横に4等分しているのが生殖細胞の持つ遺伝子。
正方形の全体が、子の持ちうる遺伝子タイプの可能性。全体の確率は1。
小さな正方形の面積が、子の遺伝子型の出現確率になります。
DとMが優性。dとmは劣性。
{この言葉嫌いだ。優性といって「優れて」いたり、劣性が「劣っている」のではありません。優性の場合、その遺伝子が一つあればその形質が現れる。「顕」という字を使って「顕性」という表現が好きです。劣性の場合、二つ揃わなければその形質が現れない。「不顕性」という表現。これは中国語だそうですが、好きな表現です。どうも「優劣」で考えやすい。そうじゃないんだから。}

そうすると
D* and M*は 9/16 ←親木
dd and M*は   3/16 ←親牡丹
D* and mmは 3/16 ←一重出物
dd and mmは   1/16 ←牡丹出物
こういう確率で出現することになりますね。
確率ですから、全部足せば当然「1」です。

と。

我が家で、今のところ一輪だけ咲いたものは、「一重出物」だと思います。
この株からはおそらく同じタイプの花が咲く。
別の株もありますので、そこから花が咲いたとして、「一重出物」か「牡丹出物」になるのかな。どっちかはわからない。
去年の花の自家受粉で、こういう組み合わせが生じたものと思われます。
これから、どうなりますことやら。楽しみですねぇ。植物が見せてくれるものを見て楽しむ。
それっきゃない、のです。

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