ナミテントウ
2014.5.14
ナミテントウは斑紋の変異が大きすぎて、確定的なことは私には言えません。
家の周囲で普通に見るテントウだから、まず間違いはないはずだ、と思っているだけです。
上の写真の個体も、大きな赤い斑紋二つ、のタイプかと思えば、後ろの方に小さなかい赤い点があるんですね。
そうすると四紋型なのでしょうね。
5.15
タチアオイの葉の上にナミテントウの翅が落ちていました。
二紋型の個体の翅のようですので、冒頭の個体とは別の個体のものでしょう。
表側から見ると、いつも見かけるナミテントウの翅、てかてかツヤがあって赤い斑紋。
ところがですね、裏返して見ますと
裏側。ツヤはありませんが、赤い斑紋がくっきり。
この赤い斑紋、翅の表の表面にだけ現れているのではなく、翅の表裏を貫いて存在しているんですね。
表面に印刷したようなものではなく、翅の構造そのものとして赤いんだ。
これは初めて知りました。
私は標本をつくるたちじゃないから、死骸に接するチャンスはほとんどありません。
標本作りをしていたら、たまに羽が落ちて裏側を見る機会もあるかもしれませんが。
いやぁ、知らなかった。そういうものなのだなぁ、とやたらと感慨深かったです。
模様は翅の表裏を貫いていました。
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