年の臍
★今朝の朝日新聞「天声人語」(2014年6月30日)を読んでいて「?」。
へそは体の中心にある。「六月みそかは年の臍(へそ)」とは、6月30日は1年の真ん中で、今年も半分が過ぎたことをいう。・・・
31 + 28 + 31 + 30 + 31 + 30 = 181
今日は今年の181日目ですね。
365日の「真ん中」は
182 + 1 + 182 = 365
ですので、183日目の日が「真ん中」。
183日目は「7月2日」ですね。{閏年は考えていません}
「6月も終わりだ、今年ももう半分過ぎたんだなぁ」というのはわかりますが、「臍」と指定したらやはり「7月2日は年の臍」の方がいい気もする。こういう「原則主義」って理系特有ですか?
★電波時計は何を伝えているのか
理科年表2014年版の天81(157)ページから
分・時・1月1日からの通算日・パリティ・(予備ビット)・年(西暦下2桁)・曜日・うるう秒
こういう情報が送られてくるんですね。
通算日から何月何日かを計算して表示しているわけです。その際に西暦下2桁から閏年かどうかを判断している。
今のグレゴリオ暦では、400年の間に97回の閏年が来るようなルールになっています。
西暦年が4で割り切れる年は閏年
ただし、西暦年が100で割り切れる年は平年
ただし、西暦年が400で割り切れる年は閏年
西暦2000年を平年だとしてしまったプログラムがたくさんあって、混乱が生じましたっけね。
次は2400年ですから、まあ当分大丈夫ですね。
http://jjy.nict.go.jp/jjy/trans/timecode1.html
ここに「通常時(毎時15分、45分以外)のタイムコード(例)」という図があります。理科年表に載っているのと同じものです。面白いですよ。
★別件:1
日月火水・・・という「曜日」は、いつから連続しているのだろう?
私みたいな単純な脳みその人間には
毎年1月1日は日曜日
みたいな約束の方が楽でいい気がしてしまうのですが。
カレンダーも、平年用と閏年用の2種類で済むし。
★別件:2
カレンダーは何種類あるでしょう?
1月1日が、日月火・・・と。7種類。
それに閏年用を考えると。
結局、14種類のカレンダーが必要なんですね。
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