薬膳
朝日新聞に掲載されたJAの広告
「台湾、薬膳料理、山薬?」
というタイトル。
「薬膳料理」の素材のナガイモのことを台湾で「山薬(シャンヤオ)」というのだそうです。
★さて、最近の私の読書から。
「考証要集 秘伝!NHK時代考証資料」大森洋平 著、文春文庫、2014.4.1第4刷
39ページから引用。
医食同源[いしょくどうげん] これは1970年代に、折からの健康食品ブームをあおるため日本で作られた言葉で、中国本来の故事成語ではない。中国・台湾・韓国に逆輸出され、日本人観光客が喜ぶのでレストラン等で使われるようになった。「薬膳」もまったく同様、同時期に成立した宣伝コピーで、そもそも中国語としての意味を成していないという。どちらも時代劇で使ってはならない(丁宗鐵『正座と日本人』講談社、236頁)。
へえ。あらら。知りませんでした。
70年代か、大学生→結婚→子育ての decade だったなぁ。
人生「激動の70年代」かな。
あのころの造語でしたか。
妻に話したら、そうなの!知らなかった、と。やはり。
それだけのこと。
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