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2014年5月14日 (水)

ジグモ

0417_20jigumo1 2014.4.17
庭で土いじりをしていた妻が捕まえてきました。
ジグモだと思うのですが。
0417_20jigumo2
頭の部分がまるっきり隠れていて、眼が見えない。
0417_20jigumo3
かろうじて脚の間から頭のあたりが見えています。
結構大型のクモですよね。通常、人との接点はほとんどありません。

「日本のクモ」新海栄一 著、文一総合出版

 樹木や草の根元、塀・石垣の下部などに、地上から地下まで続く管状(長い袋状)の住居を作り、地上部の表面には土を付着させる。脱皮殻や食べかすなどを付けている個体も多い。住居の長さは地上部、地下部ともに成体で10~15cmある。地上部の上を獲物が歩くと、その位置まで上がってきて、袋越しに噛みつき、袋を破いて中に引き込む。

子どもの頃、よくこのクモの「巣」で遊びましたっけ。
そ~っと切れないように、袋を引き抜くんですよね。あわててたり、力の加減を誤ると切れてしまう。
うまく抜けると、なんだか偉くなったようでうれしい。中にいるクモを外からつまんでみたりしてね。
殺しゃしません。逃がしましたけど。
指の技を磨いたものでした。

★引用しているうちに気づいたのですが。
「管状(長い袋状)の住居」というところ。
「管」と「袋」は微妙に違うんですよね。

広辞苑第六版「円く細長く、中のうつろなもの」
パーソナル現代国語辞典「中空の細長いつつ」
「筒」も「管」とほぼ同義かなぁ。

「管」は細長くて中空なのですが、おそらく「両端が開いている」という含意がある。
それに対して「袋」は「底」が閉じているのが要件でしょう。
{「口」も閉じられることが重要かどうかはよくわからないけど}

ふくろ【袋・嚢】
①中に物を入れて、口をとじるようにした入れ物。紙・布・革などでつくる。〈倭名類聚鈔[14]〉
・・・
⑦行きづまっていること。行きづまり。「―小路」
広辞苑第六版より引用

ジグモの巣には「底はないのか?」と言われないように「袋状」という表記を付け加えたんじゃないかな。
ジグモの巣には、底はあるんです。
「ストッキングのような」巣です。
そうそう、ジグモの巣をクモ本体を逃したあとに、開いてみると、内側は滑らかなんですよ。

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動物」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
写真のクモはジグモではなくキシノウエトタテグモという種類です。
キシノウエトタテグモは一応、準絶滅危惧種に指定されていますが、関東平野や京都盆地、大阪などでは人為的な環境下でもよく見られる種類だそうです。
それ以外の地域では局所的で滅多に見られません。

コメントありがとうございます。子どもの頃、こういうクモをまとめて「ジグモ」と呼んでいましたので、そのつもりで書いてしまいました。むしろトタテグモ科のクモだ、と書いておいた方がよかったのかもしれませんね。ご指摘ありがとうございます。記述を変更するにはちょっと以前すぎますので、コメントの形で「キシノウエトタテグモ」と訂正します。
これからもよろしく。

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