旅立ちの時:ヒキガエル
2014.5.8
前脚も出てきてるわよ、と妻が知らせてくれました。
わぁわぁ、ですね。
5.9
池が妙に静かなのよ、みんな出ていっちゃったのかしら、と妻。
駆けつけてみれば、確かに水面の揺れがほとんどない。
藻の下に潜り込んでいるのもいるようですけれど、みんな「カエルになった」らしい。
ちょっと、尻尾が残っているのも。
ね、まだ体内に吸収しきれていない尻尾があります。
尾の細胞が自発的に死んで吸収されるのです。
それにしてもすごい速さですね。
昨日は、見えるのはみんな長いしっぽを持っているものばかりでしたが。
これは尻尾も完全に吸収し終えた個体。
小さい、痩せている。
前途多難なのです。
何百匹もがカエルになって、そのうち数えるほどしか成体にはなれません。
トカゲやカナヘビ、ひょっとしてアリも危険かな。
ハサミムシやムカデはどうだろう。
鳥もついばむか。
ネコはほとんど無関心のようですが。
旅立ちの時。
ヒキガエルのことなのに、なんだか感無量ですね。
我が家をふるさとと思ってくれるカエルたち。
元気でなぁ。
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