タンポポ
2014.4.19
タンポポについては、この間も書きましたが。
この「毛」は何からできたのでしょう?
「花からたねへ」小林正明 著、全国農村教育協会 によりますと
タンポポの綿毛は”がく”からできたのだそうです。
キク科の花はたくさんの小花が集まっていて、小さい花を小花、全体を頭花といっている。この小花は子房下位で、果実はがく片よりも下になっている。このがく片は花が終わった後に毛になる。キク科のがく片からできた毛を冠毛という。
タンポポではがく片=冠毛と果実の間が伸びて、おなじみの姿になるわけですね。2枚目の写真のように。
4.19
一部が飛びそう。
4.20
大接近してみました。
ポロポロと落ちるほどにはやわじゃないけれど、風が吹いてきたらさっと離れて風に乗る。
そういう微妙な、絶妙なくっつき方なのですね。
なんだかんだいっても、タンポポの綿毛をふ~っと飛ばすのは楽しいですよね。
無事発芽に至りますよう、祈りながら飛ばしてあげて下さい。
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