ハナニラにて 多分タカラダニ
2014.3.22
柵に実をもたせかけて、上からハナニラを撮影。
花弁に花粉が散っているようです。アブか何かが来たんだな、でも色の濃いのもあるぞ。
思い切り接写。あらま、これはタカラダニかな?
季節としてはちょっと早いなぁ。
5月頃からの、強い日差しの中でコンクリート柵の上を走ってるのをよく見ます。
熱くないかい?と聞きたくなるような感じです。
今はまだ陽ざしのパワーは弱いので、違和感がありますが、この姿はタカラダニですねぇ。
http://www.pref.kyoto.jp/hokanken/oyakudati_takaradani.html
↑これは京都府のサイトです。
5月の連休明け頃から、日当たりの良い公園のコンクリートポットや階段、ご家庭の門壁やベランダ、橋の橋脚などさまざまなコンクリート壁に、小さな赤いムシがたくさんチョロチョロ動き回っているのをご覧になったことはありませんか?
・・・
正確には、ダニ目前気門亜目タカラダニ科アナタカラダニ属のカベアナタカラダニBalaustium murorum(Hermann)という種です。
・・・
まず、5月から長くて7月にしか見られないこと。
そして、見つかるのはすべてメスであること。このダニで、オスが見つかった例はなく、単為生殖を行っているのではと考えられています。
・・・
花粉を食べていることは確実なようです。コンクリート製の建造物にたくさん見つかるのは、コンクリートなど多孔質の材質にたまり、くっついている花粉や有機物を食べているのではないかと考えられています。
・・・
タカラダニ類の中には、幼虫期に、セミ、カマキリなどの昆虫類に寄生する種がいます。もともとは、セミに赤いダニがくっついていると宝物を抱えているように見えるということから、この種のダニをタカラダニと呼ぶようになったと言われています。
(後略)
ヒルザキモモイロツキミソウの花粉にダニが集まった写真があります。
そうなのか、花粉を食べるのか、初めて知りました。
私が撮影した写真では、ハナニラの花粉に来ているんですね。
そういうこともあるんだなぁ、と。
ところがその後ハナニラを見ていますけれど、赤い点々は見かけない。
3月22日だけでした。どういう風の吹き回しだったのでしょうね。
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