オランダミミナグサ
2014.3.22
これは多分オランダミミナグサ。
こういう花です。
ハコベは花弁5枚ですが、切れ込みが深くてまるで10枚あるように見えます。
オランダミミナグサでは、ハコベよりは切れ込みが浅いので識別できます。
ただ、「ミミナグサ」というのもあるようで、それとオランダミミナグサの識別がよくわかっていません。
オランダミミナグサは「全体が軟毛におおわれる」という記載があります。
ミミナグサでは「毛は少ない」。
そんなところから、オランダミミナグサだろうと考えています。
我が家周辺では、ハコベより少し遅れて目立ち始めます。
そして、結構高めに立ち上がってきます。
ミミナグサは「低く広がる」ということですので、多分あっているでしょう。
みみな‐ぐさ【耳菜草】
(葉の形がネズミの耳に似るからいう)ナデシコ科の越年草。田畑・路傍に普通。茎は高さ約20センチメートル、全株に細毛があり、春から夏に白色5弁の小花を開く。若葉を食用。都会地では、欧州産帰化植物の近似種オランダミミナグサが多い。枕草子[131]「つめどなほ―こそあはれなれ」
広辞苑第六版より引用
ミミナグサは枕草子にも出てるんですね。由緒正しいんだ。
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