上皿天秤
★朝日新聞の4月3日の「特派員メモ」
ルワンダで小中学生にノートパソコンを配布するという話でした。
で、記者がパソコンの重さを訊いたら、校長先生が測ってくれたそうです。
上皿てんびんの片方にパソコンが載っていた。学校の理科の実験で使ったあれだ。そしてもう片方に、小さな分銅を一つ、また一つと載せている。てんびんはびくともしない。・・・。結局、1.2キロだった。
本当に日本の理科室で見られる「あの」上皿天秤かなぁ?ホント?
だって、あれの皿にパソコン乗ります?
どうやって?
形は同じだけど、大型の天秤とかがあったのかなぁ。
天秤は「刃」の保護のために「秤量」というものがあるのですよ。
秤量:天秤てんびんで安全かつ正確にはかり得る最大質量
広辞苑第六版より引用
日本の普通の理科室にある上皿天秤の秤量は200gだと思うんですが・・・。
パソコンと分銅と合わせて2.4kgもの荷重が、鋭い刃先にかかったらものすごい圧力になるわけで・・・。
困ったなぁ、そういう測り方をしてはいけないんだが。
「大型上皿天秤」だったと考えたいのですが。
★オマケ
天秤には感量というものもあります。
感量:計器の針が感応できる最低の重量。
広辞苑第六版より引用
私のHPなども参考にどうぞ↓
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/22th/sci_22.htm
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