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2014年4月

2014年4月30日 (水)

コマツナ

0409_9komatuna1 2014.4.9
昼の散歩の終わりに玄関前に座り込むと、脇にいるコマツナ。
アブなどはずいぶん来るのですが、今年はモンシロチョウは産卵に来ていません。
のんびり座って見ているので、幼虫がいれば見落とすことはないと思うのですが、見かけませんね。
0409_9komatuna2
花にもいろいろありますからね。
同じ黄色でも、艶のある黄色もあれば、コマツナのようにちょっと艶消しの黄色もある。
アブラナもコマツナも、要するに「菜の花」です。
目で楽しみ、舌で楽しめます。

チューリップ

0409_7tulip1 2014.4.9
白の次に咲きはじめたのは黄色。
0409_7tulip2
花弁の付け根の黒い模様とオシベが重なっていて、わかりづらいですね。
0409_7tulip3
斜めから撮ると、オシベを浮き上がらせられます。
0409_7tulip4
次に控えているのは赤い花。
先端が縦にそろっているのではなく、微妙にねじれているのですが。
この写真ではあまりわかりませんね。
ちょっとした細かい工夫がなされていて、へぇそうなんだ、と感心しながら楽しんでいます。

スミレ

0409_6sumire 2014.4.9
咲きました。
このタイプのスミレは庭にはありません。
チロリアンランプのプランターに同居しています。
去年、かなり寒くなってからツマグロヒョウモンの幼虫を育てていたときにお世話になったスミレの一部です。
葉が長いタイプです。種名を特定することもできると思いますが、もう、やめた。
葉の丸いのも、長いのも、パンジーも、みんなスミレにしときます。
どんどん繁ってくださいね。

シャガ

0409_4shaga1 2014.4.9
ちょっと前にシャガのつぼみの写真を載せたのですが、あれは甘い画像だった、と心残りでして。
今回のだって、私の頭の中身くらいにボケてますが。
0409_4shaga2
この「開く寸前のつぼみ」っていいですよね。
姿は静かなんだけど、内に力を秘めている。
ふつふつと沸き立つものを感じます。

カエデ

0409_2kaede 2014.4.9
イチョウの鉢が3つ、カエデの鉢が1つ。
並んでいます。
このカエデはまだ花を咲かせません。
鉢で大きさを抑えているからかな、あるいは、年齢不足かな。
多分、まだ若いせいだろうとは思っていますが。
植物も自らが生殖年齢に達したことを知って花を咲かせるのでしょう。
桃栗三年とかいうのは、そういうことなのだと思います。
どういうきっかけをもって生殖を開始するのか、全く知りませんが、生き物すべて自らの「時」をもって生きているのですね。

アシブトハナアブ

0409_1asibutohanaabu 2014.4.9
池のそば。
このあたりをテリトリーにしている個体ではないか、と思っています。
幼虫は水の中で育ちますからね。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-9531.html
2013年5月17日 (金)「アシブトハナアブ:1」

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-2950.html
2013年5月17日 (金)「アシブトハナアブ:2」

去年の5月の記事ですが、オタマジャクシを室内で飼っていたら、オナガウジが一緒に入っていて、蛹化し、羽化に至ったという話です。
で、羽化して出てきたのは、まさしくアシブトハナアブでした。
でこんなことを書いています。

この後、庭でアシブトハナアブを見かけると、「うちの子」感覚が湧いてしまうようになりました。うちで羽化した、あいつかな、元気かい、というような気分です。

笑えますね。今年池の辺りで見かけるアシブトハナアブ。「うちの子」の子孫かな。
親しみを感じてしまうなぁ。

ヒキガエル

0408hiki1 2014.4.8
なんかこう、愛嬌がある。
私の動きは荒いのか、妻はいいショットで撮ってきます。
0408hiki2
体の周りをオタマジャクシがこちょこちょしても気にしないですね。
同類の赤ちゃんだと認識しているのでもないでしょうに。
穏やかな目をしている。
ゆるやかな生き方がうらやましい。
人間てどうしてこう、せせっこましい生き物なんだろね。

小さなハチ

0408_25hati 2014.4.8
私には種の特定はできません。
頭と胸が大きいですね。腹部に黄色い斑紋があるのと、翅の先端付近の色が濃いのが特徴のようです。
今の季節、小さなハチがいっぱい飛び回るんです。
ミツバチとか、アシナガバチとか、なじみのハチは調べても見ますが、小さなハチは難しい。
寄生バチも多いのではないかと思うのです。
お手あげ。
ハチに詳しい方、調べてみてください。

ルリマルノミハムシ

0408_23rurimarunomihamusi 2014.4.8
大抵は花で出会うルリマルノミハムシ。
今回は葉の上。
とはいえ体中花粉まみれ。
何かの花に潜り込んでいたのでしょう。
花は特定できませんが。
花粉を食べたりしますが、ポリネーターでもあるんですね。
こうやって花粉つけて歩いているのだから。

コアシナガバチ

0408_22koasinagabati1 2014.4.8
黄色い紋が二つあるとつい「フタモンアシナガバチ」と言いたくなるのですが。
これは違いますね。フタモンアシナガバチより小形で、コロンとした感じがあります。
0408_22koasinagabati2
おそらく狩りでしょう。
0408_22koasinagabati3
青虫を探しているのだと思います。
今の季節は女王バチが最初の働き蜂を育てているくらいかな、詳しくは知りませんが。
人と動線が重ならないようにね、おねがい。

2014年4月28日 (月)

鯉のぼりがあがってました

0426_7koinobori 2014.4.26
蒲田からの帰りがけ。
かわいい鯉のぼりがあがってました。
幼稚園で作ったのかな。
つい2,3年前までは赤ちゃんだった子が、自分で絵を描くんだもんな。
日々成長し、日々変化していく。
若いお父さんお母さん方、ま、しんどいこともあるかもしれませんが、「成長の時」を共有できるというのは、これに勝る幸せはありませんからね。存分に浸りきって楽しんでください。
子育ての楽しさを味あわせてくれること、それが最大の親孝行なのです。

自分に引きつけてみれば、この10年、私何か変化した?
ゼ~ンゼン。
禿げてきたくらいだよなワタシの変化は。
しょーもねぇ。

この写真、妻に見せたらやはりにこにこ・けらけらと笑っておりました。
豪華な既製品などよりもはるかに素敵な鯉のぼりを見ました。
ありがとう。

レンゲソウ

0408_20rengesou 2014.4.8
線路際のレンゲソウ。
アブラムシもついていますが、がんばってますよ。
今の季節、アブラムシがいっぱい。
それで枯れてしまうでもないけれど、もう少し捕食者が現れてほしいなぁ。
テントウムシ、ヒラタアブ、アブラバチたちが増えることを期待しています。
全体としてはバランスが取れた生態系を構成していると思いますけど。
0415_20rengesou 4.15
1週間後。咲きましたね。
私には上からしか撮れなくて、こういう画像で御了解ください。

私が育った環境ではレンゲソウ畑はなかったのですが、妻の生育環境ではあったそうでして。
レンゲソウ畑っていいのよね、と、畑まではいかないけれど、増やしたいのです。
{同い年夫婦なので、話題を共有しやすいです。}

スミレ

0408_17sumire 2014.4.8
庭のあちこちにスミレが咲いています。
自力で生息範囲を広げている。
さて、ツマグロヒョウモンにも来てほしいし、スミレにも増えてほしいし。
どっちも頑張れ!

ツマグロヒョウモンはスミレの仲間なら何でも食べてくれますが、花屋さんで買ってきたばかりのスミレやパンジーなどをすぐに与えないでください。去年失敗してしまった、悲しくてしょうがない。
ツマグロヒョウモンを育ててみるお気持ちがありましたら、今からスミレ科の植物をご自分で育てて、一切の薬剤を使っていないものを与えてくださいね。殺虫剤だけではなく、なんかいろんな薬剤があるようです、決して使わないでください。
人間などは「馬鹿でかい」動物ですから、多少の薬剤なんかどうということもないけど、チョウの幼虫は1gとかそういうスケールの動物なので、薬剤は一切ダメです。

枝垂桜

0408_7sidare1 2014.4.8
花祭りの日です。
面白いことに、密蔵院さん、ピザ屋さんと仲がいいらしい。
何かあると、境内でピザ屋さんが店を出す。
本場の雰囲気です、いい香りも漂います。
皆さんに知られてきたようで、賑わいます。
0408_7sidare2
つぼみと花と葉芽。
私の好きな眺めです。

お寺を地域密着型にしようと頑張っておられるようです。
いいことだいいことだ。お葬式だけのお寺じゃいかんよな。

水車そば

0408_3hanamomo 2014.4.8
ハナモモですが、今年はこのアングルが一番花の集団が大きい。
枝が折れてしまったようで、上に伸びたこの枝が一番たくさん花がついています。
残念です。
0408_5hanamizuki1
ハナミズキは健在。
0408_5hanamizuki2
こういうアングルもありました。
白い桜の花を背景にハナミズキ。
もうちょっと鮮明な画像だといいのですが、私の使っているコンデジは、このくらい。
このコンデジ、接写には割と強いんですが、遠景は画像が甘くなります。
もう一回撮りに行く気力もなく、これでお目にかけます。

フリージア

0408_2kirei 2014.4.8
撮影時、なんという花かわかりませんでした。
何日かたって、この花の前を二人で歩くことがあって、これナンダ?と妻に訊いたら言下に
フリージアよ。
はぁ、そうなのか。
フリージアは知っているつもりだった。黄色い花として頭に入っていた。
だめですねぇ。枠組みで理解したことは、枠を外れるとわからなくなる。
おはずかしい。

検索してみたら、確かにこういう花もありました。
そうなんだ、全体像として覚えなくっちゃいけませんね。

池のヒキガエル

0408_1hikigaeru1 2014.4.8
オタマジャクシが成長中の池に、ヒキガエルの「若者」が住み着いています。
何歳なんだろう?
0408_1hikigaeru2
今年のオタマジャクシが背中に乗ったりしてますが、平気。
やさしいお姉ちゃん・お兄ちゃんだね。
幼い弟妹の成長を見守ってますかね。
0408_1hikigaeru3
おだやかな顔をしています。
交尾産卵をした大人はどこかへ散っていきました。
また来年来るかもしれません。
このヒキガエルはここで生活することにしたのでしょうか。
おもしろいやっちゃね。

クロヒラタアブ@クサボケ

0407_23kurohirataabu 2014.4.7
クサボケの花に来たクロヒラタアブ。
こうやってアブなどが訪花してくれるのですが、このクサボケに実がなった記憶がないのです。
どうしてかな。

http://www.hana300.com/kusabo.html

<木瓜と草木瓜のちがい>
【木瓜(ぼけ)】
  ・背が高い。
  ・枝のトゲはあまり目立たない。
  ・実は草木瓜の実よりも
   大きくて、色は黄色。
   縦に「彫り」が入っている。

【草木瓜(くさぼけ)】
  ・背は木瓜より低い。
  ・枝にトゲがいっぱいある。
  ・実はボケよりは小さく、
   色は黄色。
   縦に「彫り」は入っておらず、
   表面はつるつる。

こういう記載があって、実がなるらしいのですけれど。
一度実ってくれないかなぁ。

チューリップの柱頭

0407_17tulip1 2014.4.7
チューリップのめしべの柱頭。
0407_17tulip2
これも。
0407_17tulip3
これも。

何でこんなに見かけの姿が違うんだ?
同じ品種でしょうに。ナンデ?
悩んでしまいます。
不思議ですね。

クルミ

0407_15kurumi 2014.4.7
クルミに雄花穂が出てきました。

0411_13kurumi 4.11
葉の芽も開き、雄花穂も長くなってきました。

0417_14kurumi 4.17
雄花が開いています。
よくわかりませんが、この時雌花は見えていないような気がします。
でも、秋になると実がなりますので、受粉できるんでしょう。
すごくずれているような気がするんですが。

0419_16kurumi1 4.19
地面に雄花穂が落ち始めました。
これ、知らない人が見るときっと気持ち悪いと思います。
大きな毛虫かなんかがいるように見えるのではないでしょうか。
0419_16kurumi2
上の方では雄花が満開

0422_8kurumi1 4.22
この日、雌花がはっきり確認できました。
ひょっとして、子房のふくらみは見えなくても、柱頭だけ開いていて、花粉を受けていたのかもしれませんね。
0422_8kurumi2
右上に雌花、垂れ下がっているのが雄花穂。
こんな位置関係です。

トサカフトメイガの幼虫がつきやすくって、なかなか完全な稔りまでいかないことも多いです。
今年はどうなるかな。

しづく

0426_4siduku 2014.4.26
前の記事を意識して、ちょっと「皮肉っぽく」「しづく」の写真を撮ってきました。
もうちょっと前で、桜の花びらが水車にかかっている時だったらよかったのにね。
コンデジを向けて、パチッとやってみたら、意外と撮れるものですね。
長く伸びた水や、水滴が写っていました。
「水車のしづくも花と散る♪」

0426_5kame
かかしさん、あんた意地っ張りだねぇ。
どうでもいいじゃん、そんな話。
お日様に当たって、いい気持。これが生きるってことさぁね。

それにしてもおい、君たちそういう不安定な姿勢が好きなのかい?

人生(亀生)どう転んだって、大差ないよ。そんなもんだろ。

ナットク。

★別件
広辞苑引いてみました。「しづく」でいいんだよな、と。

しずく【滴・雫】シヅク
水などの、液体のしたたり落ちる粒。「―が垂れる」
しずく‐も【雫も】
広辞苑第六版より引用

ウム、旧仮名だったら「しづく」でいいんだ。
ところで「雫も」って何だ?知らない言葉だな。

しずく‐も【雫も】シヅク‥
副(下に打消を伴って)いささかも。つゆほども。浄瑠璃、淀鯉出世滝徳「―これに偽りない」
広辞苑第六版より引用

こんな使い方があるなんて、「しづくも知らなかった」。本当です。

2014年4月25日 (金)

素朴な疑問

:お花見の季節も終わりまして。
興奮も鎮まったところで愚問を。
滝廉太郎作曲で有名な「花」の歌詞を考えてしまった。
{きっかけは、NHKのフック・ブック・ローで、歌詞の解説をやっていたことでした。}
時代背景的には、1900年(明治33年)に出版された歌曲集に掲載されたと聞いております。

私が躓いたのは

春のうらゝの隅田川
のぼりくだりの船人が
櫂のしづくも花と散る
ながめを何にたとふべき

この歌詞の
「櫂のしづくも 花と散る」
という部分なのです。

:花見船って、複数の客を乗せて、船頭さんが多分一人で漕ぐ船ですよね。
そういう船って、船尾に船頭さんが立って漕ぐような気がする。
船頭さんが漕ぐのは櫂にしても櫓にしても、水中に浸したまま往復運動をして、推進力を生むのではないか。
その漕ぎ方で「しづく」が散るかなぁ?
と。

:ボートに乗ってオールで漕ぐ、という動作なら、「しづくが花と散」ってもいいんですけど。
オールは水面から出ますからね。
ボートは複数の乗客を乗せて誰かが漕いでくれる、という乗り物じゃないでしょう。
とすると、「のぼりくだりの船人」というのは、隅田川で花見客が貸しボートにでも乗って、自分で漕いでいたのか?
明治33年ってそういう時代だったのかな?わかりません。
現代の、千鳥ヶ淵あたりなら、ボートを漕いでいる人もいますけどね。

:どっちでもいいじゃん。櫂とオールは一緒。

oar
►n
1 オール,かい,櫓(ろ);オールのようなはたらきをするもの《翼・ひれ・腕など》;オール状のもの《攪拌用具など》
リーダーズ英和辞典第3版より引用

:手漕ぎボートだとね、川を「のぼりくだり」することはできることはできますが。
でも、気分よく調子にのって川を下ってしまうと、上ってくるのは大変なんですよね、流れに逆らうから。
{個人的には、ある湖で風の強い日、ボートで風下に行って、風上へ漕ぎ帰れなくなって、遭難しそうだ、と焦った思い出があります。川じゃないけど。}

:かすかな記憶。子どもの頃にラジオかなんかで聞いたような。
花見船などは、基本的に客を乗せるのは下りだけ。
少し川を下ったところで客を降ろして、船に綱をつけて、川岸から引いて元の上流の位置へ戻る。
そしてまた客を乗せる。
そんな、かすかな記憶。
もし、この記憶になにがしかの正しさがあったら、
「のぼりくだりの船人」というのは、いいのかなぁ。
もちろん、その時代の歌詞なんだから正しいんでしょう。
川上りの船頭さんは、大変だっただろうな。

という、混乱が私の中にあります。
気づいてしまった者の「ふしあわせ」というやつです。
気づかなければよかった。

巨峰

0407_13kyohou 2014.4.7
巨峰の葉が出始めました。
いったん出始めると次々と。
0419_13kyohou 4.13
茎についている丸い粒々、なんでしょう?
最初気づいたときは、虫の卵かね、と思って指で触れてみましたら、さほどの粘着力もなく、取れる。
蜜のようなのが、滲出しているのかとも思ったのですが、あまりべたつくというほどのものでもない。
なんでしょ。
あちこちに見かけますから、病的なものでもなさそうだ。
まあ、いいですけど。
なんとなく気になるのでした。

コマツナ

0407_11komatuna 2014.4.7
花がいっぱい。花が先行して葉が少ない。
そのせいでしょうか、モンシロチョウの姿は見るけれど、産卵した様子はない。
食べ物が少ないことがわかるのかな。
玄関先でして、散歩の終わりにここに座り込んで卵はないかいな、と眺めているんですけどね。

ブルーベリー

0407_10blueberry1 2014.4.7
ほんのり淡いピンクが何ともいえません。
0407_10blueberry2
メシベの先端が出ていますが、オシベは花の中。
これで受粉ができるのでしょうか?
よくわからないのですが、花に任せます。
{メシベ先行とオシベ先行が半々くらいの方がよさそうに思ってしまうのは猿知恵かな。}

さくらんぼ

0407_8outou 2014.4.7
青い実。葉は日光を受けて輝いています。光合成中。

0411_19outou 4.11
いっぱいですね。

0422_5outou 4.22
わぁ、もうすぐ食べられますね。
これがおいしいんだ。

0423__outou 4.23
右下の赤いのはツツジ。
それ以外の赤いのはさくらんぼ。
私たち夫婦の取り分、100いくかな。
お遊びなんですけど、遊びは楽しい。

スイートピー

0407_5sweetpea1 2014.4.7
花盛りでして。
0407_5sweetpea2
色も多様。
去年採った種からですから、親と同じ入りとも限らない。
一応、何色の花から採った種という分類はしてあったのですが。
なんだかもう、みんなそれぞれに咲き乱れています。
これがまた、甘い香りでうっとりするんですよね。
室内に持ち込むときついです。
屋外でふわっと漂うのがいい。
気持ちよい季節です。

ノゲシ

0407_4nogesi0722_1 2014.4.7
朝7時20分頃。
なんとまあ、まんまる。
タンポポとは違うまんまる。
ぽんぽん。
0407_4nogesi0722_2
フラッシュを浴びせてみました。
きれいだなぁ。
とにかくかわいいんだよ、と、妻を呼んできて見てもらいました。
あらまぁ。ぽんぽんなのね。
いたく気に入った様子。自分でも写真撮っていました。

0407_6nogesi1124
11時半頃。
たっぷり日を浴びて乾いたようです。

0407_25nogesi
夕方4時半ころ。
雨戸を閉めるかと、ガラス戸を開けたら、風が吹いてきて、綿毛がみんな目の前で旅立っていきました。
わぁ~!
カメラを手にしたときは、あと一つ。
これもすぐ次の風で飛んでいってしまいました。
どこか発芽できる場所に落ちた実は次の世代になっていくでしょう。
確率はそう高くはないでしょうけれど。達者でなぁ。

旅立ちの時に立ち会ってしまいました。

蘭だなぁ

0407_2ran 2014.4.7
私は徹底的に蘭に弱いな。
知ってるいのはシランくらい。
後は、知らん知らん。
物知らん、字知らん、鳥知らん。(mono,di,tri)
で、ついに「蘭知蘭」

ご近所で

0407_1habotan1 2014.4.7
月曜日の朝。資源ごみの回収日。新聞紙などの紙類を束ねて出しに行きます。ポケットにコンデジ突っ込んで。
柵の所に植わったハボタンから花が立ち上がっていました。
0407_1habotan2
私こういう姿が大好きなのです。
「長けてしまった」と嫌う方もいらっしゃるようですが、植物だもんな、春が来れば花を咲かせ実をつけるのが「生きる」ということ。
0407_1habotan3
素直に伸びやかに、生きてほしい。
お互い「今」「ここ」で生きる者同士、生きる姿を愛でたいな。

プール前

0406_1pool1 2014.4.6
桜まつりの日曜日。
いつものようにプールへ泳ぎに来ました、車で。
でもいつもとは違うルートで来ました。
桜坂方面へいっちゃうと、渋滞にぶつかる可能性がある。
つい車を止めて見上げてしまったり。
駐車して下りてしまう人がいたり。
で、敬遠。(敬して遠ざく)
大回りしてプールへ。
0406_1pool2
浅間神社の下です。
私が浅間神社に上がることはもうないでしょう。
階段は急だし、女坂の方の傾斜も絶望的にきついし。
坂ってね、上れるんですけどね、下りられないんだなぁ。

0406_2kasiwabaajisai
プールの入り口前のフラワーポッド。
特に季節の花に入れ替えたりせずに放置してありますので、この季節になるとカシワバアジサイが咲くぞ、と「決まって」いる。
そういうのもいいですよね、あそこへ行けばあれが見られる、と決まっているのって。
咲いたらまたお目にかけましょう。

クンシラン

0405_27kunsiran 2014.4.5
もうすぐですね。
0407_24kunsiran 4.7
おぉ。
0408_10onitabirako 4.8
わたしだって咲くのよ、見てっ!
0408_11kunsiran
美しい横顔。

0409_10kunsiran 4.9
わぁ、お日様気持ちいいよぉ。


2014年4月24日 (木)

チャコちゃん

0405_30chako 2014.4.5
妻と二人で散歩から帰ってきて、庭でなんだかんだ喋りまくっていたら。
何してんのよ、私のこと忘れてない!?
と、チャコちゃんに強力な両目ウィンクをされてしまった。
あわてて家に入り、ただいま、お腹減ってたの?とお食事を出しまして。
ネコちゃんにコントロールされている夫婦なのでした。

レンゲソウ・ヤブガラシ

0405_24rengesou 2014.4.5
線路の柵の下のレンゲソウもつぼみが膨らんできました。
地面で定着してくれるといいのですが。
今のところ、主力は鉢にいます。
荒れ気味の線路際の地面にぜひ窒素肥料を作ってください。

0405_25yabugarasi
去年のヤブガラシの枯れたようになった蔓から葉芽が出てきました。
蔓はもう枯れていて、新たに地面から生えてくるのかと思っていたら、違った。
蔓から出てくるんだ、切らずにおいてよかった。
結構好きな花です。実も面白いし。うれしいな。

赤白黄色

0405_23rwy 2014.4.5
この写真、解説がないとわからない。
家の前の線路の柵ですが。

左にカラスノエンドウの赤紫。
真ん中辺の下にオニタビラコの黄色。
右上にスイートピーの白。

でもって、「咲いた咲いた・・・あか、しろ、きいろ♪」なのです。

じいさんが歌って楽しみました。

ヒキガエルの卵

0405_20tamago1 2014.4.5
密蔵院前からストレートに家に帰ろうかと思ったら、水路を覗き込みながら歩いて行った妻が呼ぶ。
何だ?と行ってみれば、ヒキガエルの卵。
長い長い、写真右方向が下流です。
流れに引き伸ばされて、1mを超えてかなり長い。
0405_20tamago2
中ははっきりは見えませんでしたが、多分大丈夫、孵化できるでしょう。
こういう時期に水路の清掃をしてほしくないんだよなぁ。去年はそれをやっちゃった。

水面を枝垂桜の花びらが流れていきます。
{この花びらの上にきっと「1mm法師」が乗ってるんですよ。急流下りだぁ、って。}

0405_22tutuji
じゃ帰ろうかと向きを変えたら、白のツツジのつぼみが弾けかかっていました。

みんな「成長」しています。

ドウダンツツジ

0405_18doudantutuji 2014.4.5
これは密蔵院のドウダンツツジ。
花が重なり合うようにと狙ってみたのですが、思い通りではなかったな。
もう少し「分厚さ」を表現したかったのですけど。
密蔵院では6日の桜まつりは特別なことはしませんが、お寺ですから8日に「花祭り」でにぎわいます。

イチョウ

0405_10ityou 2014.4.5
わ。ですね。
幼いけど一人前。
命が湧き出てふきこぼれるという感じかな。
思わずにこっとしてしまいます。
幼き者、健気なるかな。

ジンチョウゲ

0405_9jintyouge1 2014.4.5
ジンチョウゲの花の終わり。
0405_9jintyouge2
拡大してみました。
花は他力で散るのではなく、自力で切り離すのだと思います。
きれいな切り口になっていますね。
「自切」というと普通トカゲのしっぽですが、植物にも当てはまるのではないか、と考えています。
植物はとても能動的に生きています。

八重桜・南殿

0405_7naden 2014.4.5
風情をどうぞ。
0405_28naden
つぼみもあれば弾けた新芽もあって、伸び盛りの葉もある。
桜 善き哉。
ですね。
一人静かに花と向き合っています。

東光院にて

0405_5tubaki 2014.4.5
明日は桜まつりで桜坂方面は大賑わいになるだろうという日。
土曜日ですから、もう人出がいっぱい。
みんな桜坂の方ばかり眺めています。
へそ曲がりなおせっかいじいさんの私は、そばにいた若いご夫婦に、そこの少し奥のところの紅白のツバキも見てあげてください、と声をかけてしまいました。わぁきれい、という声が聞こえましたので、嬉しかった。
そろそろピークを過ぎかかっていましたが、きれいです。
0405_6shakunage1
私はすっと離れて東光院内のシャクナゲへ。
0405_6shakunage2
大きな球になって、豪華に咲いていました。
人出は苦手です。

カエデ

0412_18kaede1 2014.4.12
大分開いてきたなと見ていたら
0412_18kaede2
クロヤマアリが花の間を歩いていました。
アリってまめですね、大抵の花にアリがいる。

0414_16kaede1 4.14
翅のあるタイプのアブラムシもいました。
アブラムシもまめですね。柔らかくておいしそうな場所には必ずいる。

0415_13kaedekamemusi 4.15
カメムシもいました。これは撮影時には気づいていなかったというもの。
気づいていれば、そっと枝を引っ張って虫の背中側を写します。
なんとなくホソハリカメムシかな、という感じはしますが、確定できません。

0416_23kaede 4.16
鳥の羽のような子房が目立ち始めたな、と思って撮影。
またしても、上の方にアブラムシ。

花を見れば虫がいる。
ごく自然な姿ではあります。

2014年4月23日 (水)

ミヤコグサが咲きました

0423_1miyakogusa1 2014.4.23
夕べ雨戸を閉めにいった妻が「ミヤコグサが咲いたわよ」と言っていましたが、もう動く気のない私は、その時はパス。
今朝、撮影しました。
小さなマメ科の花です。黄色が鮮やか。きれいですよ~。
0423_1miyakogusa2
正面の姿も、とカメラを低くしたのですが。
あらら
もうアブラムシかな、来てますね。
さすがぁ。花が咲いたなんてとうに知ってらぁ、とのことです。
0423_1miyakogusa3
鉢いっぱいに茂っています。
これからどんどん華やかになっていくのでしょう。
うれしいなぁ。

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/leguminosae/miyakogusa/miyakogusa.htm
   ミヤコグサ Lotus corniculatus var. japonicus (マメ科 ミヤコグサ属)
 ミヤコグサは日本の各地から中国・台湾・ヒマラヤにも生育する多年生草本。路傍や荒れ地に生育している。花期は長く、春から秋まで咲き続けるが春と秋に数多く花を開く。近寄ってみると、つるりとした花は結構美しい。花期が長いことに着目され、近年はワイルドフラワーによる法面緑化にも利用されている。葉は5枚の小葉からなる羽状複葉であるが最下の2枚が小さく茎に近いので3枚の3出複葉のように見える。全体無毛で粉白色を帯びる。・・・ムギ類の栽培とともに渡来した史前帰化植物であるとされている・・・

そう珍しい植物でもないのですが。

http://www.legumebase.brc.miyazaki-u.ac.jp/lotus/
Lotus japonicus Database について
  ミヤコグサ (Lotus japonicus)は、野生の多年生マメ科植物で、ゲノムサイズが小さく、 ライフサイクルが短いなどの特徴からダイズ等のマメ科の作物にとってモデル植物となることが期待されています。 NBRP(ナショナルバイオリソースプロジェクト) LegumeBase ではリソースの提供を通した研究のサポートを目的にミヤコグサ系統の配布を行っています。

我が家に頂いたのは、このNBRPの研究用の系統だったようでして。
アブラムシがついてちゃいかんかな。
またおいおい、美しい姿をお目にかけます。


スミレ・チャコちゃん

0404_28sumire 2014.4.4
これが私にはなくって、妻がもっているアングル。
低いでしょう。すぐしゃがんで花の高さで撮るんですね。

0404_29chako
このチャコちゃんの写真も、しゃがんだ状態で撮っている。
手前の植物はシャガです。
ネコの「動き」が写っていますね。
私だとどうしても見下ろすアングルでしか撮れないものな。
妻のカメラから定期的に写真をコピーさせてもらって利用しています。

ゴールデンクラッカー

0404_26g1 2014.4.4
妻は健脚だからあちこち歩く。
きれいですねぇ。
0404_26g2
キク科ですねぇ。

「季節の花300」のサイトで、「黄色い花+春」で、ず~~~っと見ていったらゴールデンクラッカーに出会いました。
http://www.hana300.com/golden.html
ゴールデンクラッカー(Golden cracker)
これで間違いないと思います。葉の姿も一致しているようだし。
外できれいな花に出会っても、名前がわかることは少ないけれど、今回はなんとかたどりつけました。
めでたしめでたし。

桃(かな)

0404_24momo1 2014.4.4
妻が撮ってきてくれた写真
0404_24momo2
サクラじゃないと思いますし・・・。
桃ですか?
私、アンズの花というのもちゃんと認識してないし。

ごめんなさい、「きれいな花」です。

0404_21ran 2014.4.4
「わぁ、蘭だ」という表現しかできない貧弱な私。
品種はわかりません。
丹念に調べたらわかるのかなぁ。
園芸品種があまりにも多くて。

蘭です。

ジャスミン

0404_20jasmin 2014.4.4
ジャスミンのつぼみが目立ってきました。
0411_15jasmine 4.11
咲きはじめました。
0419_24jasmine 4.19
ずいぶん増えてきました。
写真を撮っていると芳香が漂ってくるように思うのですが、花に顔を近づけてもなんだかあまり香ってこないようでもあります。
なんでかな、薄まらないと感じ取れないタイプの香り、というものもあるのかな。
あるいは、周囲のいろいろな花の香りの方がまだ強いのかな。

白いスイートピー

0404_18sweetpea1 2014.4.4
ご覧になっただけで私の意図はお汲み取りいただけるでしょう。
きれいに写ったぞ。なのです。
0404_18sweetpea2
白を白として、ちゃんと表現することが何と難しいことか。
{赤いスイートピーの方が楽だよなぁ。とは、もちろん皮肉のつもりです。}

通行人の方にも目を留めてくださる方もいらっしゃって、嬉しいことです。

チューリップにて

0404_17intulip1 2014.4.4
オシベにくっついているのはルリマルノミハムシでしょう。
後脚の張り出し具合でそう判断します。
0404_17intulip2
ルリマルノミハムシが2匹。
写真上にはヒメマルカツオブシムシ。
知っているつもりでも混乱しますね。
「ルリマル」だったり「ヒメマル」だったり。
記事を書く前に一応昆虫サイトで確認しました。

双方とも、成虫は花粉を食べているのでしょう。
ルリマルノミハムシの幼虫が何を食べているかは知りません。
ヒメマルカツオブシムシの幼虫は、「カツオブシムシ」というくらいで、乾燥したたんぱく質を食べます。
鰹節・昆虫標本・・・。
一番身近なのは「ウールのセーター」でしょうか。
あんな乾燥したたんぱく質を食って、よく成長できるものだと感心します。
代謝で生じる水を利用できるのかなぁ。

ムラサキツユクサ

0404_16murasakituyukusa 2014.4.4
濃い紫がうまく写りました。
0407_16murasakituyukusa 4.7
オシベの毛が目立ってきましたね。
0414_18murasakituyukusa1 4.14
数珠がつながったようなオシベの毛。
0414_18murasakituyukusa2
根元の方は細胞が大きくて長い。
先端に近づくと短くなって、丸っこくなります。

このムラサキツユクサのオシベの毛の細胞の原形質流動はあまりにも有名です。

では、なぜ原形質流動を行うのか?

オシベの毛は細胞が並んでいて、もう分裂はしていないと思います。
個々の細胞が大きくなることによって毛が伸びる。
細胞が大きくなるためには、材料が必要ですよね。
毛の先端部の小さくて丸い細胞が、手持ち分の栄養だけで大きく成長できるとは思えない。
そうすると、必要な材料をどのようにして得ているか、が問題になりますね。
維管束系が届いているわけでもない。
おそらく、毛の細胞同士が結合して、原形質連絡というような形で、根本側の細胞から先端の方の細胞へ、栄養を送っているのではないでしょうか。原形質という粘っこいものを流すのですからエネルギーが必要です。ATPを分解してエネルギーを獲得しているのですね。エネルギーを消費してまでやらねばならない仕事って?
やっぱり栄養の輸送でしょう。
おそらく、この推測は間違っていないだろうと、思っています。

参考↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E%E7%B5%90%E5%90%88
細胞結合

原形質連絡 (plasmodesma)(plasmodesma、複数形plasmodesmata)は、植物に特有の伝達結合で、細胞壁を貫通し2つの細胞をつないでいる。この細胞結合を通して、植物は、細胞から細胞へと、物質と情報を伝えている。

カエデの花

0404_15kaede1 2014.4.4
カエデの花がいっぱい咲いています。今年は多いなぁ。
0404_15kaede2
この時点では、メシベの付け根の子房の部分が目立ちません。
開花直後ですね。
やがてハクチョウが羽を開いたような独特の形が目立ってくるでしょう。

フタモンアシナガバチ

0404_13hutamon1 2014.4.4
フタモンアシナガバチの様子がいつもと違う。
見れば獲物を抱えて、団子にしているところのようです。
0404_13hutamon2
中脚と後脚で体を高く支えて、前脚で緑色のものを抱えています。
0404_13hutamon3
作業に集中していて、私が見ていることを無視
0404_13hutamon4
獲物が何であるかはわかりません。
獲物の糞の入っているところか何かを切り離したようにも見えるんですが、詳細は分からない。
これを巣に持ち帰って幼虫に与えるのでしょう。
こういう獲物を探して、葉の間、葉の裏など探索している姿はよく見かけます。

私自身、アシナガバチの肉団子づくりに集中していたら、視界に何か動くものが。
0404_14yago
なんだかヤゴのような気がしますが。
結構すたすた歩いて草の間に入ってしまいました。
羽化には早いような気がするが。
池でオタマジャクシとかにつつきまわされましたかね。
わからないことばかりです。

2014年4月22日 (火)

絵は絵自身が語る

★「バルテュス展」が開催されているようですね。
鑑賞に行くだけの体力もなし、あまり関心はなかったのですが。
新聞記事を読んでいて、おおすごい、と思ったものですから、ご紹介します

「神聖なエロス描いた」 バルテュスの妻節子さんに聞く(朝日新聞 2014年4月17日)
という記事です。

・・・
バルテュスの妻である節子・クロソフスカ・ド・ローラさんはどう見ているのか。回顧展の魅力も交え、話を聞いた。
・・・
「絵は絵自身が語る」
・・・
 節子さんは、バルテュス展の見方について、こう話している。「バルテュスはよく、絵はただ見ることが一番大切だと言っていました。知識は仕入れず、清らかな気持ちで見て欲しいと思います

更にインタビューもありまして。

――バルテュスの作品は、なかなかまとまって見る機会がありません。
 バルテュスはよく、絵というものは、ただ見ることが一番大切であると言っていました。見ることはどういうことかと。それを映す心が清らかでないと、心が映らない。あまりいろんなことを読んだりインテリ的な方向で見たりするよりは、清らかな気持ちで見てほしいと思います。

――少女をモチーフにしたことに対して、世間から性的なイメージを付与されることを断固として退けたというよりも、バルテュスは晩年に至るまでそもそも語りませんでした。なぜなのでしょうか。
 絵自身は文学でも音楽でもないので、絵自身が語るべきです。絵画は目に訴えて、目を通して他の五感を動かします。説明があって理解するのは絵ではありません
・・・
 そういう意味で絵画とは何か、その本質はあるイメージがあればイメージ自体が語る、直截(ちょくせつ)的に人の心の中に入って語るものです。それがイメージそのものの強さです。
・・・

いいですね、これ、最高だ。
「絵はただ見ることが一番大切だと言っていました。知識は仕入れず、清らかな気持ちで見て欲しいと思います」
頭でっかちにならず、まっさらな感性のままで作品と向き合う(対峙する)ことが「鑑賞」ですね。
絵は絵自身が語る。「説明があって理解するのは絵ではありません。」

私にとって、ストンと落ちる言葉でした。
作者の側からそういっていただけるのはうれしい。
作者は「作品」にすべてを込める。鑑賞者は「作品」から作者が込めたものを味わう。
作者と鑑賞者は「作品」において対峙するべきだ。というのが私の青春時代からの主張ですので、とてもうれしく読んだのでした。
創造者でありえないのならば、せめて鑑賞者として真剣に鑑賞したい、というのが私の願いでした。

世の中「評論家」がはびこるからなぁ。鬱陶しい。
評論家どもを撃破して、脇へ取り除き、作品と向き合いたいですね。
絵、音楽、文学、詩歌・・・すべてにおいて。

物語に浸るの、やめません?
自分が聞きたい物語だけを聞いて、快く浸りきっていたのでは、創造的なものは生まれてきません。
物語を脱いでしまいましょうよ。
むき出しの自分が、むき出しの対象と正面衝突する。
ちょっとしんどいですけどね。
そらすなよ、にげるなよ、正面衝突しな。
とまあ、私はよく言ってきました。
正面衝突こそが新たなものを生むのです。

ドウダンツツジ

0404_10doudantutuji 2014.4.4
株の表層が緑に覆われています。
0405_12doudantutuji 4.5
つぼみ。
この白いつぼみ一つを「一輪」とカウントすることにすれば、この写真で「3輪」ですね。
この他に、10輪くらいは咲きそう。
例年よりは多く咲いてくれそうです。
数は少ないけれど必ず咲いてくれる、律儀ねぇ、と妻はにこにこ笑っています。
じっくり見てあげるよ。存分に咲きなさい。

ツツジ

0404_6tutuji 2014.4.4
このツツジは、つぼみと花の色の差が小さい。
0409_5tutuji1 4.9
ほら。
0409_5tutuji2
つぼみの色は濃縮されている、というタイプではないですね。
鮮烈な赤です。
色の表現に疎いので、赤としか言いようがないのですが、適切な表現があるでしょうか。

ミヤコグサ

0404_3miyakogusa 2014.4.2
マメ科のミヤコグサ。
小さな黄色い花を咲かせます。
ずいぶん繁りました。
花が咲くのはいつだっけ。
そろそろだと思いますが花芽はまだだなぁ。
モデル植物として研究されているとか。
うちでは咲いてくれるだけでいいよ。

ヤモちゃん

階段を上がろうとしていたら、手に何かが落ちてきた。
0402_28yamori 2014.4.2
ひゃっこい。こそばい。
見れば赤ちゃんヤモリ。
0402_28yamori1
妻を呼んで、まずは妻のIXYでパチパチ。確実に証拠を残さなくっちゃね。
0402_28yamori2
ベルトポーチから私のOPTIOを出してもらって、自分でもぱちり。左手で操作してますのでやりにくいぞ。
しっかしなぁ、ヤモリに抱き付かれるとは思ってなかったぞ。
肘の方へシャツの内側へ入り込みそうになって、そりゃいくらなんでもダメ。
手の方へ行きなさい。
0402_28yamori3
おだやかで優しい顔してます。
ほんと幼いヤモリでした。
そっと手から降ろして、大きくなったらまた遊びにおいで、と放してやりました。
かかしさんも人間離れが進んできたなぁ。
ヤモちゃんに「遊びましょ」なんていわれるなんてなぁ。

ササグモ

0402_15sasagumo 2014.4.2
今回は花粉を食べるタカラダニではなく、花に来る虫を待伏せるササグモ。
花の上は待ち伏せに適した場所だということをササグモは知っているということですよね。
花には蜜や花粉があるということを知っている昆虫と、花には昆虫がやってくるということを知っているササグモ。
それぞれに、自分の生存のために、花を認識しています。
花弁をかじったやつがいますね。誰かな?姿が見えないのでよくわかりませんが。

ゴボウ・ジャガイモ

0402_25gobou 2014.4.2
今年は妻が野菜に凝ってます。
種を播こうというのではなく、食べた後の根などを植えてみようというわけです。
ごぼうもまた然り。
もし成長したら、コイル状になるんじゃないか、と笑っています。
0404_2jagaimo
ジャガイモ。
ジャガイモなんかは小学校あたりでもやるのかな?
ジャガイモそれ自体は「茎」であって、芽が最初から見えてますからね。
何がどうなるのか、やってみなけりゃわからない。楽しいですね。

カラスノエンドウ・カタバミ

0402_21karasunoendou 2014.4.2
濃い紫です。もう少し赤いのも見かけますが、我が家の前の線路際ではこれが主流。
0402_22katabami
カタバミの花。
アカカタバミが先行していましたが、カタバミも咲きはじめました。
ヤエムグラの葉がちょっとかかっています。
右の方にイヌコハコベもぼんやり写っていたりして。
この「雑然」がいいんです。雑然とした広がりの上に、昆虫、鳥などの生態系が築き上げられるわけです。
「純」というのはチト気持ちが悪いというか落ち着かない。
雑然は落ち着くなぁ。

密蔵院にて

0402_20mitu1 2014.4.2
境内の枝垂桜。
0402_20mitu2
まだ少しつぼみはありますが、ほぼ満開。
0402_20mitu3
つぼみと葉芽が共存しています。
{なんだか、NHKでは今年度から「共存」の読みを「きょうぞん」を優先的に使うそうです。私はゼッタイ「きょうそん」派なんですけどね。}
0402_20mitu4
サクラばっかり見ていたら他の植物に叱られる。
ツバキのほぼパーフェクトな姿を一枚。
0402_20mitu5
薄紫がかった色のハナニラ。
我が家のはほぼ真っ白なので、こういうのもいいですね。

これだけ花が咲いているのですから、アブくらい飛んでいてもよさそうな気もしますが、なかなかね。
虫好きとしてはアンバランスな気分ではあります。

シジミバナ

0402_17sijimibana 2014.4.2
白が比較的きれいに写りまして、喜んでいます。
なかなか思い通りには写せない。素人の悲しさ。
f5、1/160秒。露出補正を少しだけアンダー側に。
思いのままにコントロールできるようになるには、修行が足りません。

タチイヌノフグリ

0402_27tatiinunohuguri1 2014.4.2
これやっぱりタチイヌノフグリですね。
0402_27tatiinunohuguri2
葉の形がタチイヌノフグリだな。

↓公的な機関で参照できるところを探しました。
http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/ooinunofuguri.html
オオイヌノフグリと類似種(ゴマノハグサ科|オオバコ科)

多分間違いないけれど、できれば、ちゃんとこれがフラサバソウだ、という写真も撮りたいものです。
並べて掲載できればね、いいんですが。

2014年4月21日 (月)

お歯黒の話の追記

★実は、お歯黒の原理が万年筆のブルーブラック・インクの原理でもあるのです。
単純化すると、硫酸鉄(Ⅱ)とタンニンと青の染料が主成分。
タンニンと鉄(Ⅱ)は反応していますが、水溶性です。ただ、そのままだとインク瓶のふたを開けるたびに新鮮な空気に触れて鉄の酸化が起きてしまいます。で、かなり強めの酸性にしてあります。そうすると、酸化されにくくなるのです。
タンニンと鉄(Ⅱ)だけだと、色が薄くって、紙に書いてもくっきりしませんので、青の染料を入れておくわけですね。
で、最初は「青」。
紙に文字として載ると、酸化されて鉄が3価になって、黒い水に不溶の沈澱になリます。
で「黒」。
そのため、「ブルー」→「ブラック」の変化が起きるわけです。
ですから、ブルーブラック・インク。

参考資料
http://www.osaka-c.ed.jp/karinavi/teacher/mycole/mycole-sakuhin/pdf/14.pdf
万年筆ブルーブラックインクの教材化

★昔、銅を中心として、酸化・還元や酸・塩基など、化学の基本概念を学ぶ1学期分の授業を構築したことがあります。
その時に、銅粉末をバーナーで焼いて、黒い酸化銅(Ⅱ)にして、「酸化」。
酸化銅を硫酸で溶かして、青い硫酸銅を作って「塩」。
硫酸銅にスチールウールを入れて、赤い銅を析出させて「還元」。
生徒実験でいろいろ学べるようにしたのです。
{全部お話するととんでもない事になりますのでやめときます}

私は、銅粉末を加熱・酸化して、できた酸化銅を硫酸で溶かすように実験を組みました。
同じ授業を一緒にやっていた同僚が、うっかり塩酸を使ったのです。そうしたら、妙な具合に白く濁ってしまってうまく溶けなかった。
なぜだ?と相談を受けたのです。
私もその時は知らなかったのですが、分析化学の本を調べたら
金属銅の存在下に酸化銅(Ⅱ)を塩酸に溶解すると塩化銅(Ⅰ)が生成する。
とあったのですね。
銅粉末を焼けば、あんな小さい粉末、中まで酸化されると思っていたのが間違い。
中心部に金属が残っていたのです。
金属の銅が残っているものを塩酸で溶かすと、塩化銅(Ⅰ)になってしまうのでした。
塩化銅(Ⅰ)は白色の個体で、沈澱になります。
「金属の存在下」というのは大きな影響があるものだということを知りました。

質問!硫酸で溶かした時に、硫酸銅(Ⅰ)はできないのですか?
答:硫酸銅(Ⅰ)が単独で存在することはない、ようです。1価の銅イオンと、硫酸イオン、水酸化物イオンなどがごちゃごちゃになったような状況下で、一応、硫酸銅(Ⅰ)のような組成の部分もあるらしいです。でも、硫酸過剰で水酸化物イオンなどが消滅すれば、全部、硫酸銅(Ⅱ)になってしまうようです。

★ある時、鉄と塩酸の反応を生徒にやらせて、実験後に回収して、大型のシャーレに入れて放置したのです。
そうしたら、反応しきらなかった金属の鉄の存在下に、薄緑色の塩化鉄(Ⅱ)の結晶ができてしまった。
こういう、失敗やら、ずぼらからいろいろなことを学んだのでした。

物質というものは面白くも恐ろしいものです。
化学の根底には「もののことはものにきけ」というのがありますね。

お歯黒

★朝日新聞に「GLOBE」という別刷りがあります。
2014.4.6号の特集は「化粧」でした。
そこに「お歯黒」の話が載っていました。

[Part3]黒い歯っていいな
 ・・・
 お歯黒液は材料に鉄を混ぜるため、「かね水」とも呼ばれていた。くず鉄と米のとぎ汁などを熟成させ、さびたら温めて、タンニンを主成分とする五倍子粉(ふしこ)を加える。これを鳥の羽根の筆で何度も歯の表面に重ね塗りして、黒く色づけるのだ。味はかなり渋かったようだ。
 ポーラ文化研究所が数年前に試作した熟成液を見せてもらった。ヘドロのような液体に鼻先を近づけると、獣医師の取材をしたときにかいだ牛ふんのにおいを思い出した。記者(鈴木)の歯に塗らせてほしいと頼んだが、「口がかぶれることがある」と断られてしまった。
 ・・・

引っかかる点が2か所。
●「かね水」

かね【鉄漿】
おはぐろの液。平家物語[9]「みかたには―つけたる人はない物を、平家の君達でおはするにこそ」 →おはぐろ
広辞苑第六版より引用

「みず」の部分は不要(あってもいいけど、「水」といわなくて十分です。)
「かね(鉄漿)」でいいですよ。
鉄=かね
漿=とろっとした液体
です。

●「タンニンを主成分とする五倍子粉を加える」

お歯黒を化学的に見ると、鉄(Ⅲ)イオンとタンニンの反応で水に不溶の黒いタンニン鉄をつくるということです。
「鉄漿」に含まれる酢酸鉄(Ⅱ){水溶性です}と「五倍子粉」に含まれるタンニンの反応で、水に不溶な黒いタンニン鉄をつくっていると思います。この時、空気中の酸素の作用で鉄(Ⅱ)イオンが鉄(Ⅲ)イオンに変わることが必要です。
ですから、歯に塗る前に混ぜてしまったらまずいです。先に不溶性の沈澱になってしまったら、歯に塗っても定着しません。
歯に鉄漿を塗り、しみこませてから、五倍子粉を塗り、ある程度呼吸で乾いてから、また鉄漿を塗り五倍子粉を塗る、と交互に何回か塗り重ねていくのではないかな。

お‐はぐろ【御歯黒・鉄漿】
(女房詞)歯を黒く染めること。鉄片を茶の汁または酢の中に浸して酸化させた褐色・悪臭の液(かね)に、五倍子ふしの粉をつけて歯につける。古く上流の女性の間に起こり、平安中~後期頃から公卿など男子も行い、のち民間にも流行して、室町時代には女子9歳の頃これを成年の印とした。江戸時代には結婚した女性はすべて行なった。かねつけ。はぐろめ。日葡辞書「ヲハグロスル」。「―始」
広辞苑第六版より引用

●化学に知識のある方は、鉄(Ⅱ)イオンは水溶液中でも、空気中の酸素のせいで、すぐに3価の鉄(Ⅲ)イオンになってしまうのではないか、と考えることでしょう。
高校化学の実験で、鉄の2価イオンは空気との接触で3価になってしまうから、注意するようにという指示を受けたこともあるでしょう。
あるいは、鉄と酸の反応で、水素が発生している間は鉄は2価イオンのままでいられる、という話も聞いたことがあるかもしれません。ところが、意外と知られていないことがあるのです。

シャーレに釘など入れておき、濃い目の塩酸を注ぎます。
反応して水素の泡が出ます。
で、そのまま放置。
何日かして、水がかなり蒸発したところを見ると、薄緑の塩化鉄(Ⅱ)の結晶が生成するんですね。
水素の発生はとっくに終わっているのに、どうして?3価にならないの?
金属の鉄の還元力です。
鉄2価イオンは金属の鉄の存在下で、安定的に存在しうるのです。

さて、鉄漿の話。
容器に、米のとぎ汁やらなにやらと屑鉄を入れておきますと、おそらく有機物が発酵して、酢酸を生じる。
強い酸ではないけれど、鉄と酢酸が反応します。ゆっくりと。
金属の鉄の存在下に酢酸鉄が生ずるのなら、おそらく酢酸鉄(Ⅱ)の状態でいられるはずです。
雑多な発酵産物もあって、臭いのでしょうが、それは仕方ない。
ということで、水溶性の鉄(Ⅱ)イオンが得られるので、タンニンと交互に歯に塗って、歯の表面上で不溶性の沈澱を生成すればいい。
おそらくこういうことなのだろうと考えています。

★参考

https://www.jda.or.jp/park/knowledge/index04_03.html
お歯黒の化学
 日本での材料はタンニンを主成分とする「ふし粉」と酢酸第一鉄を主成分とする「鉄漿水」(かねみず)と呼ぶ溶液からなり、お歯黒筆あるいは房楊枝を用いて交互に塗布していた。タンニンは、歯のタンパク質に作用してこれを固定し、細菌による溶解を防ぎ、第一鉄はリン酸カルシウム作用してその耐酸性をあげていた。さらに、空気で酸化されて生成された第二鉄はタンニンと結合してタンニン酸第二鉄の緻密な膜となり表面を覆い細菌から歯を保護していた。すなわち、お歯黒は歯の無機質および有機質との両面から歯質を強化し、かつ表面を緻密な膜で覆い歯を保護していた。

ふし【付子・附子・五倍子】
ヌルデの若芽・若葉などに生じた瘤状の虫ちゅうえい。タンニン材として女性が歯を黒く染めることや、薬用・染織用・インク製造などに供した。生五倍子。秋。 →ふしかね
広辞苑第六版より引用

ヌルデ
葉にヌルデシロアブラムシが寄生すると、大きな虫癭(ちゅうえい)を作る。虫癭には黒紫色のアブラムシが多数詰まっている。この虫癭はタンニンが豊富に含まれており、皮なめしに用いられたり、黒色染料の原料になる。染め物では空五倍子色とよばれる伝統的な色をつくりだす。インキや白髪染の原料になるほか、かつては既婚女性、および18歳以上の未婚女性の習慣であったお歯黒にも用いられた。

フラサバソウ or タチイヌノフグリ

0402_14tatiinunohuguri1 2014.4.2
さっぱりわからなくなっています。
0402_14tatiinunohuguri2
いっぱい咲いています。
オオイヌノフグリではない、ということが確かなこと。
では何か。
フラサバソウとタチイヌノフグリと。
どっちかなぁ。
フラサバソウかもしれません。
ごく小さな青い花がばらまいたようにいっぱい。
それはそれで、きれいです。

ランタナ

0402_9lantana 2014.4.2
毎年の事なのですが、単なる棒切れのようになっていたランタナの茎から新しい葉が出始めました。
毎年心配して、毎年喜ぶ、という単純なことを繰り返しています。
このランタナの花に、アオスジアゲハやアゲハが吸蜜に訪れ、目の前で舞ってくれるのです。
あれはどきどきするよなぁ。
今年もね。チョウチョさんに来てもらおうね。

カエデ

0402_8kyotokaede 2014.4.2
我が家にはカエデが「3つ」あります。
門の内側で大きく成長しているカエデの木。これは池上本門寺の植木市で買ってきた幼木を育てているもの。
そのカエデの木の実が、プランターに飛んでいって発芽した実生苗もあります。
そして、妻が京都のお寺でにょきにょきいっぱい生えていたものから、つまんで連れてきた実生苗もあるのです。
その京都から来た苗がずいぶん大きく成長しまして、冒頭の写真のようになっているのです。
ダイニングのガラス戸から見える位置にあって、紅葉も見ましたし、こうやって「新紅」も見られるわけです。ぜいたくな生活だなぁ。
まだ花を咲かせるところまでは成長していません。
実生を育てるのは楽しいですよ。トライして見てください。

ササグモ+アブラムシ

0402_5sasagumo1 2014.4.2
植物名は判然としませんが、キク科の植物。ここに一匹のササグモが住み着いています。
この日、なんだか口先が赤い。
0402_5sasagumo2
あまり邪魔にならないように、近づいてみましたら、やはり食事中のようです。
昆虫を捕獲して抱えているようですが。
こういう赤い腹をした昆虫の心当たりがなくって。
普段腹部を見ることのない昆虫かもしれない。
なんだろな。邪魔をしてはいけないので、深く詮索せず離れました。

ササグモのいる位置の上の方に
0402_6aburabati1
粒々が見えます。
アブラムシですね。
0402_6aburabati2
この姿は、アブラバチの寄生を受けたアブラムシでしょう。
体内でハチの幼虫が育っている。

10日後に思い出して繁った葉の間を覗いたら
0412_13aburabati 4.12
アブラバチはもう羽化した後でした。
寄生というのも一つの生き方。
ヒトの価値観で判断しないでくださいね。
立派な生き方のひとつなのです。

クビキリギリス

0402_1kubikirigirisu1 2014.4.2
なんだかよくわからないでしょ。
シャガの葉の色とクビキリギリスの色がほんとに「おんなじ」。
みごとだね。
0402_1kubikirigirisu2
庭仕事をしていた妻が写真を撮ってきてくれました。
コンデジを使うようになった妻の撮ってくる写真は私よりずっと視点が「地面に近い」。
私は上から見下ろして、なにかあれば、頑張って腰を折り曲げて「上から」撮る。
妻はしゃがんで仕事していることも多いし、何かあればすぐしゃがんで低い位置の「横から」撮る。
よいアングルを持っています。
おかげで、いろいろ楽しみが増えました。

コンデジのAFフレームを画面中央に固定するオプションを設定してあげたら、撮りたいものが撮りやすくなった、と喜んでいます。
人の顔を撮る夫婦じゃないからなぁ、顔認識、笑顔認識なんて、余計なお世話なんだよなぁ。
写真は、中央でとらえることを基本として身につけたい。
いろいろ凝るのはそのあとで十分ですね。

カランコエ

0401_23kalanchoe1 2014.4.1
ずいぶんゆっくりでしたが、最初の一輪が開きました。
時間がかかりすぎましたかね、やはり。
花弁が少し変形しています。
0401_23kalanchoe2
これ以降の花は、次々と勢いよく咲くでしょう、そうなると、傷まずに咲くことができるはずです。

0404_23kalanchoe 4.4
どんどん咲きはじめましたよ。
つぼみはまだまだいっぱいありますので、長く楽しませてくれそうですね。
ありがとう。いい季節になったね。

ハサミムシ

0401_22hasamimusi1 2014.4.1
石の上で何か黒っぽいものの動き。
よく見ると、ハサミムシをアリが引っ張っている。
アリはクロヤマアリ。
ハサミムシの触角をくわえて引きます。
ハサミムシの死骸を引いているのかと思ったのですが、どうも柔らかそう。
0401_22hasamimusi2
足を踏ん張って抵抗している感じもあります。
ただ、もしハサミムシが元気なら、大きさ関係から言って、アリなどものともしないはずですが、アリを攻撃するような力はない。
どういう事情なんでしょうね。
ハサミムシがもう弱っていたのか。
アリが蟻酸を吹きかけるか何かの攻撃を加えてハサミムシを弱らせたのか。
0401_22hasamimusi3
アリがちょっと離れたすきに、指で触ってみました。
体は柔らかくて死んでいないことは確かです。
でも、アリが苦労して獲得した餌なのでしょうから、介入はしませんでした。
昆虫たちの生きる努力に、安易に介入してはいけないでしょう。
しばらくして見に行ったら、もういなくなっていました。
きっとアリが巣まで運んでいったのだと思います。

ヤエムグラ

0401_20yaemugura 2014.4.1
ヤエムグラの地味な花が咲きはじめましたので、撮ってみましたら。
なんと、アブラムシの「一列縦隊」。
花を撮ろうとしていたので、このアブラムシは、モニターで見て、あれぇ、と気づいた次第で。
これからの季節、アブラムシがすごいことになりますよ。
ヒラタアブやテントウムシたちに頑張ってもらわなければね。

0404_19yaemugura1 4.4
小さくて、撮影しづらい花なんです。
全然鮮明に写ってくれない。
この写真でも、花の左にアブラムシの後ろ姿。写真右上にもアブラムシ。
どこにでもいるなぁ。
0404_19yaemugura2
このくらいに写ってくれれば、よし、としますか。
腰が痛いよ。
探してみてください。目が慣れればすぐわかりますが、慣れないとどれが花だかわかりにくいですよぉ。

ムラサキツユクサ

0401_15murasakituyukusa1 2014.4.1
独特の迫力ある姿、ムラサキツユクサのつぼみです。
0401_15murasakituyukusa2
これを見るとなんとなく私はうれしくなる。
0401_15murasakituyukusa3
最初の花は、線路の柵の内側で、向こう向きに咲いてしまいました。
0401_15murasakituyukusa4
手を伸ばして、カメラを差し出して撮影。さえないな。

0402_12murasakituyukusa 4.2
翌日になりましたら、こういう姿が撮れました。
理科教師だったせいですかね、この花になじみ深いのは。
新学期、顕微鏡実習を始めるころにちょうどこの花が咲いてくれて、原形質流動の観察をやるんですよね。なつかしいや。

ナズナ

0401_14jisei_nazuna 2014.4.1
何の変哲もないぺんぺん草=ナズナですが。
これが出てきて、妻は大喜び。
ちょっと前にもナズナの写真を載せました。あれは、よそから連れてきたもの。
この写真のナズナは以前から「自生」していたもの。
どういうわけか、妻はぺんぺん草が好きでして、これまでぺんぺん草の生えていた主たる場所に雨水貯留タンクを据え付けたものですから、ぺんぺん草が出てこなくなるのではないか、と心配して、道端のぺんぺん草を抜いて庭に連れてきたんですね。
それが以前の記事。

今回は、その雨水貯留タンクの脇に出てきたぺんぺん草なんです。
わあ、よかった、絶滅しなかったのね!というわけで妻は喜んでいます。
もう2か所ほどぺんぺん草が顔を出しましたので、来年からもきっとかわいい三角の実をつけてくれることでしょう。
よかったなぁ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%BA%E3%83%8A
「ナズナ」から引用

●ぺんぺん草が生える
    ナズナが荒廃した土壌であっても生育することから、荒れ果てた様子を指す。
●ぺんぺん草も生えない
    荒廃した場所で育つナズナでさえも生育しない様子から、転じて何も残っていない状態、一切合財が残らない状態を揶揄した表現で、「○○が通った後はぺんぺん草も生えない」のように用いる。

「何も残っていない状態」にはならずに「荒れ果てた様子」で収まりまして、よかったなぁ。

2014年4月18日 (金)

シャガ

0401_11syaga 2014.4.1
シャガの花の向こうにつぼみをいれて撮影してみました。
このつぼみは、薄い膜で包まれているので、中の紫が透けて見えるのです。
これがまた、何とも言えず「佳い」姿。
足元は「シャガ畑」状態。
勝手口から新聞を取りにでると、脇にこのシャガたち。
足の踏み場もないほどの「楽しみ」が満ちております。

四季なりイチゴ

0401_9sikinariitigo 2014.4.1
去年から、オランダイチゴを栽培していて、四季なりイチゴの方が注目度が下がってしまっています。
ごめんね。
でも、ちゃんと花を咲かせて、実をつけます。
小さいけど、ちゃんとイチゴになります。
甘さはオランダイチゴにかなわないんですが、香りは強いです。口に含むとイチゴの香りがいっぱいに広がって。しあわせ。

フサスグリ

0401_6husasufuri1 2014.4.1
お、フサスグリに芽が出てる!
棒のようだったところへ、新緑。
0401_6husasuguri2
と思ったら、もうつぼみもあるんだ。

0402_7husasuguri 4.2
と思ったら、翌日には咲いていました。
テンポが速いなぁ。
この花も地味です、目立ちません。
花の終わりごろになると、丸っこい子房が目立ってきて、あ、スグリの実になるんだな、というのが見えてきます。

この木の先端にあったハラビロカマキリの卵のうは、鳥につつかれて壊れてしまいました。
残念なことをしました。
枝を切って、飼育ケースに入れるべきでしたね。
苦い思いです。

ヒメナガカメムシ

0401_5himenagakamemusi 2014.4.1
私にとっては、こんな時期にはお目にかかるのは珍しい。
小さなカメムシです。
もう少し季節が進むと、花の上などで番っているペアをよく見るようになります。
虫の季節が進行しつつありますね。

ジャガイモ

0401_2jagaimo 2014.4.1
これ、ナント、ジャガイモなんです。
ちょこっと口にできるものを育てようという、妻の遊び。
そのうち花が咲いたらお目にかけますよ。
咲けばナス科そのもの、という花になります。
楽しみですねぇ。
ちゃんとした園芸ではなくって、素人の遊びなんですが、遊びだから楽しいんですね。

カエデ

0331_34kaede1 2014.3.31
小さいものですが、こんな素敵なリボンなど髪に結んでみたいと思いませんか。
0331_34kaede2
空にはばたく不死鳥。

いのちそのものですね。

白いスイートピー

0331_32sweetpea1 2014.3.31
真っ白なスイートピー。
0331_32sweetpea2
純白。
清楚ですね。
写真を撮るのは結構厄介ですが。露出をアンダーにしたり、いろいろ工夫がいります。
陽射しも強いから輝いてしまうんですね。

たまに通りがかりの方が、スイートピーやチューリップの花の写真を撮っておられます。
うれしいな。

アロエ

0331_30aloe 2014.3.31
アロエの花の先端です。
メシベが顔を出していたり、オシベが顔を出していたり。
多分花の中から蜜が流れ落ちてくるのでしょう。
花自体は長いですからね。
先端のところで花粉の授受が行われるんだろうな。
鳥媒花だそうですが、アリさんがいますよ。
粘っこい蜜につかまらないようにね。

枝垂桜

0331_27mitu1 2014.3.31
ひとしきりサクラを見て回ってきて、密蔵院の境内の枝垂桜。
これが私共には一番楽しみかな。
0331_27mitu2
極楽へ遊びに来たような気分ですよ。
0331_27mitu3
緑・つぼみ・花
気持ちいい。
プールで昔から顔見知りの私より一回りほど年長の女性がいらっしゃるのですが、その方が、あなたの家のそばにはいろんな種類のサクラがあっていいわねぇ、とおっしゃいます。
確かにね、一回り散歩にでれば、多種のサクラのいろんなステージが楽しめます。
密蔵院さんは同じ町内会だしな、宣伝しておきましょう。

2014年4月17日 (木)

ハナモモ

0331_25hanamomo1 2014.3.31
今年はハナモモの木が傷んでいます。
大雪で枝が折れてしまったのですね。
例年の豪華・華麗さには及ばないようです。
向こう岸からこちら目の前まで枝が張り出してきて、それは豪勢な勢いだったのですが。
0331_25hanamomo2
少ないつぼみですが、つぼみそのものに変化があるではなし。
この花でも、メシベがつぼみの先っちょからぴょっと出るんですね。
おもしろい。

ま、いいさ、今年は休みということで、ゆっくり休養しようね。

水車付近のサクラ

0331_24suisya1 2014.3.31
このあたりのサクラは桜坂のサクラよりも若い。
で、ボリューム感がたっぷり。
0331_24suisya2
地面から生えていますが、下には隠れた幹とか根とか、あるんでしょうね。
0331_24suisya3
向こうの方の青空まで、奥行きを意識しながら見てください。
0331_24suisya4
サクラの花の方がハコベより低いところで咲いている。
すごいな、頑張っているぞ。
0331_24suisya5
中央のサクラは白にうっすら緑がかっています。
左のサクラはピンクなのです。
肉眼では、かなりこのコントラストがよく見えるのですが、写真にしてみるとなかなかうまく表現できません。
想像で補ってください。
一色ではないところが気に入っています。(へそ曲がりだから)

サクラソウ

0331_20sakurasou 2014.3.31
サクラソウですよね。
似たような花もあったようだし。花の名前は苦手だ。
サクラソウの学名は「Primula sieboldii」。
シーボルトさんの名前が入っています。最後の「イ」は男性を示します。

季節の花300のサイトによりますと
http://www.hana300.com/sakuso.html

我が国は草も桜が咲きにけり」 小林一茶

という句があるそうです。
桜坂を過ぎて、サクラソウを見る。
木と草の「サクラ」を見たぞ。
うむ。趣がありますな。

桜坂

0331_18sakurazaka1 2014.3.31
桜まつりでにぎわう時に来たくはない。
私、人出でにぎやかなのは嫌いでして。
1週間前なら大丈夫だろうと桜坂を下から見る交差点に来てみました。
31日は月曜でしたが、年度末ということでしょうか、もう人が来ていました。
赤い橋が桜橋。人がいますね。

0331_18sakurazaka2
ここはなぁ、写真を撮ろうとすると必ず電線が入ります。
写真には厳しい場所。
多摩川の土手の下丸子の方は空が広くて写真にはいいですね。
桜坂は遠くから眺めて済ませましょう。

シーサー&フクロウ

0331_17sisa 2014.3.31
このシーサー、すごく小さいです。
左の門柱の上です。
右の門柱の上にもいて、一対です。
「阿吽(あうん)」でしたよね。
とすると、これは「吽」でしょうか。
記憶が薄いのですが、これが雌かな。

0331_19hukurou
フクロウさん。
このフクロウさんの向かいのお家に以前、藤があって、撮影に来たことがあります。

注意して見ていると、工夫を凝らしてあるお家が結構あるんですよ。
楽しいですね。個人情報を大切にしながら撮影させてもらいます。

富士山

0331_16fuji 2014.3.31
美富士橋から。
川の向こうのマンションが迫ってきていますが、まだ富士を見ることはできるようです。
新幹線の吊架線やら、地デジアンテナやら、携帯などの中継アンテナや、いろんなものがいっぱいですね。
都会の空は「雑」ですね。


スギ

0331_15sugi1 2014.3.31
これ、スギの雄花ですよね。
ここは子らが通った小学校へ行く通学路の途中。
こんなところにスギがあったのか、と同行の妻はびっくり。
妻は花粉症。
憎っくきスギの木め、と。
0331_15sugi2
これは、雌花が種を飛ばした後ですかね。
はぁ、このあたりは私だってよく通る道なんですが、スギがあるなんて意識してなかったなぁ。
私は花粉症ではないので、次のシーズンに、雄花が花粉を飛ばすところでも見に来ましょうかね。

モチノキ

0331_14motinoki1 2014.3.31
これ、地味ですが花です。
0331_14motinoki2
たしかモチノキだったと思うが、と調べて確認。
よかった、私の記憶力もまだ捨てたものじゃない。

★別件
斎藤隆介さんの「モチモチの木」は「トチの木」でしたよね。
子が幼いころ読み聞かせしたっけな。

モチノキはモチノキ科ですが、ネズミモチはモクセイ科なんですよね。
どうもややこしくっていけません。

タンポポ

0331_12tanpopo 2014.3.31
地面にべったりのところで咲いています。
種を飛ばす時には茎がすっと立ち上がるのですが。
花はこんなに低かったっけ。
あらためてじっくり眺めてしまいました。

アゲハ

0416_7ageha1 2014.4.16
玄関前のコマツナです。
このあたりがにぎやかになってきましたよ。
モンシロチョウやキチョウ、ミツバチ、アブなどなど。
昨日はここにアゲハが吸蜜に来ました。
ドアを出たばっかりで、カメラの準備もそこそこに、レンズを向けてとにかくシャッターを切る。ファインダーをのぞく暇もなし。
0416_7ageha2
ラッキー!うまいこと写ってくれました。
これは偶然です。
今年は幸先がいいぞ、チョウの写真をいっぱい撮らなくっちゃね。
アゲハとは長い付き合いですから、うれしくってたまらないんです。
顔が緩んで仕方ない。

クロアゲハ羽化

0416_2kuroageha 2014.4.16
11時20分頃。外から妻の声。
ナンダ?と行ってみると、クロアゲハが羽化したわ!成功、翅も傷んでない!と。
ケースの中で落ち着いています。
上に見えるのが脱け殻です。
自分から出たいというまではそっとしておきたいので、ケースの外から。

0416_12kuroageha1
12時50分頃。
昼の散歩に出たときはまだ静かにしていたのですが、一周して戻ってきたらパタパタして、出たいよ、と言っています。
さっそく妻を呼んで、ケースの蓋を開けたらふわっと飛び出しました。
目の前がツツジ。
さっそくツツジの花にとまって吸蜜。
お腹減ってたんだね。
0416_12kuroageha2
花から花へ次々と移っていきます。
0416_12kuroageha3
鮮明に撮れませんでした
0416_12kuroageha4
花に頭突っ込んでいる感じ。

もう飛び去るのかな、と思うと引き返してきて私たちの顔の前で舞ったり。
庭の向こうへ行ったので、あっちへ飛び去るのかと思えば、また戻ってきたり。
かなり長い間、庭の中で、私たち二人の前を舞い続けてくれました。
やがて外へ飛び去ったのですが、なんだか、夢から覚めたよう。

ほ~ぉ わぁ。
よかったねぇ。
と、二人して深く呼吸しながら、歓びに浸ったのでした。
いい日だったなぁ。
これからまた、チョウと生きる日々が始まります。

花が咲いた、朝の花はねんねしてる、チョウが羽化した、単純なことで喜びまくっている老夫婦。
日々を喜んで過ごせるというのは幸せだなぁ。
これって「ぜいたく」なことかもしれない。

2014年4月16日 (水)

実験ノート

★STAP問題で「実験ノート」が話題になっています。
私も大学で有機化学反応論の研究室で卒論研究をした者ですので、実験ノートについては厳しい指導を頂きました。
島村修先生の教室の最後から2番目の卒業生です。

★まず、購入するノートが指定されます。
会計帳簿の「補助帳」です。
硬い表紙で、製本されていて、罫線だけがあるもの。
ページを切り取ったらすぐわかる。後からページの挿入はできない。
実験室で行った実験のすべての経過を時系列のままに記録することが大事なのです。
ルーズリーフなんてのは論外。

★使うペンも指定。
当時の黒ボールペンのインクは、経時変化で赤っぽく変色し褪色してしまうものでした。
ですから、煤を顔料とする細字のサインペンを使うことが指定されました。
経時変化がないのですね。
後に私が奉職した公立中学校でも、指導要録などの長期保存文書はボールペンで書いてはいけないことになっていました。
初任者には、ペンとインクが貸与されましたっけ。(ガリ版の鉄筆とやすりもね)
(最近、摩擦で消えるボールペンが出ていますが、そのコンセプトが全く理解できません。案の定、そのボールペンでトラブルが起きてるじゃないですか。)

★訂正は、抹消線を引いて書き加える。消された内容が読めなければなりません。
間違ったと思って抹消したけれど、深く追求したら実は新しい事実の発見につながっていた、というようなことだってあるのです。
追記などがあった場合は、必ずいつ追記したのかを明確にしなければなりません。

★直接指導していただいている助手の先生には毎日報告しました。
そこから、進捗状況が教授に伝えられて、時々教授に呼ばれて、今後の方針をどうするかなど、指導を頂きました。

卒論研究でしたが、そういう指導の下で行いました。
卒論そのものは、実験ノートから要所要所を書き出せば、ほぼ出来上がる。
理論的な考察などはもちろん付け加えるとして。
で、出来上がった卒業論文は、必ず製本して提出です。

実験ノートでも、卒業論文でも、時系列の完全保持は「生命線」です。

★40年以上も前の化学科学生の記憶でした。

★実は、理科おじさんの部屋というHPに書いた、U君との理科実験教室。
最初にU君に指導したのがノートの件。大学ノートを1冊あげて、これに書くときは必ずボールペンで書くんだよ、と教えました。
小学生は通常鉛筆を使っていることが多いので、不審そうでしたが、書いたことは消えちゃいけないんだ、やった順序にならんでなくちゃいけないんだ、と教えましたっけ。
自然科学に関わるものは、自分のやったことをきちんと記録して残す、ということが基本なのです。

★マイケル・ファラデーの「電気学実験研究」{岩波文庫で翻訳が出ましたが、古書なので入手できるかどうか}を思い出します。
「Experimental Researches in Electricity」というのが原題。
ファラデーの実験ノートのようなものですね。実験、観察、洞察などがきちんと記録されている。うまくいかなかったことまで記録されている。
ファラデーが何を行い、何を考えたのか、きちんとわかる本です。
ファラデー自身は、電気力線のようなすぐれた直感的な洞察をしましたが、数学的な表現はしていない。
マクスウェルはファラデーの直感に「数学的表現」を与えた。マクスウェルの方程式ですね。
そこから電磁波の存在を予言し、光が電磁波の一種であることを結論しました。
ヘルツは電磁波の存在を実験で証明したのでした。

実験って、すごいですね。それを数学的に表現することもまたものすごいですね。
「実験ノート」のことから、そんな科学史を思い出してしまいました。

アシブトハナアブ

0331_8asibutohanaabu1 2014.3.31
池の縁のところ。
敷いたシートにオタマジャクシがいっぱい見えます。
オタマジャクシについて次にお伝えするのは「足が出た」ときかな。
ちゃぷちゃぷと元気です。
右上の植物はヒサカキ。
そのヒサカキの葉にアシブトハナアブ。
0331_8asibutohanaabu2
このヒサカキの辺りを中心にして、ずっとアシブトハナアブが舞い飛びます。
同一個体のテリトリーなのかな。
ホソヒラタアブなどに比べると少し大きめの腹部の太いアブですが、ハナアブですからさしたりすることはないので安心してご覧ください。
ハナアブの幼虫は水生ですので、交尾・産卵を狙っているのかもしれませんね。

スミレ+

0331_7sumiremusi 2014.3.31
撮影時の関心はスミレにあったのですが。
パソコン画面で見ると、左下に、甲虫の仲間がいますね。
その時気づいていなかったものですから、写真は他にない。
ハムシの仲間かなとも思うのですが、確定できません。
背中の模様ははじめて見るもののように思えます。
見たいものしか見ていないんだな、と反省しきりです。

キイチゴ

0331_3kiitigo1 2014.3.31
キイチゴがどんどん咲きます。
鉢の位置関係で、ちょっと私は踏み込みにくい。
0331_3kiitigo2
つぼみが弾ける寸前

0401_25kiitigo 4.1
オシベの見え方などずいぶん変化します。

0405_8kiitigo 4.5
このくらいが、おそらく最盛期を過ぎかかって花としては成熟しきった姿ではないでしょうか。
花弁の縁はもう傷み始めていますが。
0407_9kiitigo
中心部を拡大すると、こうなって。
これがキイチゴのあの実になっていくわけですね。
イチゴの場合は知っていますが、キイチゴが花から実へ移っていく変化は今年初めて見ることができます。楽しみにしています。

ヒゲナガキバガ科

0330_2ga 2014.3.30
よくわかりません。とにかく長い触角を真っ直ぐ前にそろえた伸ばしている姿が特徴的。
畳んだ翅が「屋根型」のように思えます。

http://www.jpmoth.org/Lecithoceridae/Aindex.html
ここにヒゲナガキバガ科の一覧があります。
キベリハイヒゲナガキバガというのが似ているけれど、翅が屋根型ではないように見えますので、どうもなぁ。

ヒゲナガキバガ科のガだ、くらいはきっと間違っていないと思います。
玄関ドアの脇にくっついていました。

アカカタバミ

0329_36akakatabami 2014.3.29
カタバミの仲間で、春、先行して咲くのはアカカタバミのようです。
これはあちこちで見かける。
緑の葉のカタバミの黄色い花はまだ。
種ごとに開花戦略のようなものがあるのでしょうか。
小さいけれど、非常にくっきりと黄色いので、目立つ花です。

クサボケ

0329_35kusaboke 2014.3.29
咲いたときは白。

0402_3kusaboke 4.2
しばらくするとピンクがかってきました。
0404_4kusaboke 4.4
微妙に色が濃くなっていくようですね。
最初からピンクで咲く花もあるようですが、この木の花は色を変化させていくタイプらしいです。
淡くてすてきなピンクです。

ジュウニヒトエ

0329_33jyuunihitoe 2014.3.29
立ち上がりましたが、花はまだ。

0402_4jyuunihitoe 4.2
花が咲きました。

0408_18jyuunihitoe 4.8
下から上へ咲き上がっていく途中。
このジュウニヒトエの紫の中、シランが立ち上がって咲きそうなのです。
乱れ咲く庭。です。

カエデ

0329_31kaede1 2014.3.29
冬芽が弾けるところ。
0329_31kaede2
葉と一緒につぼみが入っているのもありました。
0329_31kaede3
包んでいた外被、葉、つぼみ。3者がよくわかります。
0329_31kaede4
今年はつぼみがすごくいっぱいあるようです。
去年はつぼみは少なかった。赤い枝が急速に伸びた年でした。
今年は花の年なのかな。
0329_37kaede
すでに広がった葉もあります。
0330_1kaede 3.30
雨に濡れそぼつカエデ。
こういう時は一眼レフはレンズに雨滴がかかることを嫌って、コンデジ。
浅い水中撮影なら可、というコンデジを使います。

シラン

0329_26siran_o 2014.3.29
線路際のシランです。
そうか、庭のシランも多分同じだろうな。
0329_34siran_i1
これが庭のシラン。
外より少し日当たりが悪いせいかな、ちょっと小さ目。
0329_34sirani2
幼いものも。

0412_14siran1 4.12
わ。
0412_14siran2
開花も近い。

0414_14siran 4.14
おぉ。いつ咲いてもおかしくない。
今週中でしょうか。

2014年4月15日 (火)

腐葉土

★朝日川柳(日暮麦人選 2014年4月11日)から
濡れ落ち葉ではない 俺は花筏(霧生海風)

アハ、いい句だ。
私の場合だともう「濡れ落ち葉」「花筏」の時期を過ぎまして
濡れ落ち葉ではない 俺は腐葉土だ
という状態にありますね。
次世代の方々、じいさんばあさんを踏んづけて、吸収できるものは吸収して、大きく育ってください。

教師という職業の本質は、自分を超えて進んでいくものを育てる、というところにあるのです。
教師が偉いまんまじゃ本末転倒だ。
同窓会というものがね、卒業生が「現在」を語り、元教師の知らない「今」を元教師に教える会であるのなら、出席したっていいんですけどね。
過去において教師と生徒であった、という関係性をそのまんまにして思い出を語るなんて、金輪際真っ平御免だ。
教師は踏み台なのです。
{ついでに。親というものも自分を超えていくものを育てるのですよね。}

アシダカグモ

★黒木瞳さんが朝日新聞の夕刊で連載コラムを始めました。
その第2回、2014年4月10日の記事に。

・・・
 虫とか昆虫とか、もちろん蜘蛛とか、私は全然怖くなくて、虫も人も共に生きるのよ、な~んていつもは平気のヘッチャラで娘にも言い聞かせている私なのだけれど。
 あまりの蜘蛛の大きさに私はビックリ仰天した。
 そうね。大きさは、タウンページくらいの大きさかな。電話帳くらいよ。(しかし最近は電話帳も見なくなったな~)で、とにかくそれくらいの大きさの巨大蜘蛛なのよ。
・・・リビングにあったゴルフクラブを手に取り、「蜘蛛ちゃん、殺さないから、お願い、出てって~」と必死の形相で追いやるのだけれど。
 巨大蜘蛛は横歩きするわ速いわで。ゴルフクラブじゃ全く用をなさない。しかも蜘蛛は大きいからさすがの私も、怖い、怖い。
・・・
 新聞を手に、蜘蛛と格闘すること30分。
 ようやく窓の外に横歩きなさった巨大蜘蛛。
・・・それからネットで調べて、足長蜘蛛ではないかと神妙に分析。しかも、お腹(なか)に白い殻みたいなのが付いていたから、蜘蛛は妊婦さんだったのだろうと、冷静に推測。
・・・

元タカラジェンヌの黒木さんが虫やクモが怖くなくって「虫も人も共に生きるのよ」とおっしゃってくださるとは。感動的な思いです。
黒木瞳さん演じる女性が都落ちしてきたという「沼部」近辺に住む私としては、見直してしまいました。
素敵な人だ。

といいつつ。
ごめんなさい、これ「アシダカグモ」だと思います。
アシナガグモは網を張るタイプのクモです。脚を真っ直ぐに延ばしてとまってると、長いけれどボリューム感はあまりないです。
体の長さでは15mmくらいが大きい方。
木の枝に擬していたり、水に近いところの草の葉にいたり、そういう感じです。

アシダカグモの方は、屋内性というか、建物の中に生息します。網は張りません。
歩き方が独特で、ふわっとしたごみの塊りが風に流されてす~っと移動していくようなスムーズな素早い動きです。
体長は30mmくらいはあるし、脚を広げたサイズはCDを覆うことができるかもしれません。
怖い気分で見ると「タウンページ」くらいあるように見えるかもしれません。
通常に見ることができるクモとしては最大級です。繁殖期には白い卵のうを持ち運ぶタイプのクモです。
でも、人に危害は加えません。だって人はでっかすぎますもん。噛みつけやしない。

アシダカグモは、うまいこと追ってやれば、簡単に追い出せます。
我が家では、玄関や屋内で見かけたときは基本的に放置、です
風呂に入っていた時に、浴室の壁にいたことがありましてね。
下手して洗剤かけたりシャワーかけたりしてしまったら、かわいそうだ、と思いまして。
我が家では10cm角くらいのプラスチック透明ケースがいつもありますので、それを妻に持ってきてもらって、そっとかぶせて、壁との間に紙をそっと入れて蓋にして、「これ放してやって」と妻に渡しました。
妻は外に持って行って、紙の蓋を開けて出してやりました。
どうせまた屋内に戻ってくるんでしょうけど、少しは反省して、人の目を避けてくれる。かな(?)

黒木さん大変でしたね。
でもホント、「虫とか昆虫とか、もちろん蜘蛛とか、私は全然怖くなくて、虫も人も共に生きるのよ、な~んていつもは平気のヘッチャラで娘にも言い聞かせている私なのだけれど。」この一文には大喜び。
虫を見たらキャッと騒ぐのが「かわいい女性」だ、などというのは許せない。
虫好きでなくったって、適当な距離感で虫と付き合うことができる女性(ひと)が好きですねぇ。
互いに生きる仲間なんですから。
ちょっとクモの名前をミスりまして残念でしたけど、黒木さんを見直してしまいました。
素敵な女性だなぁ。

ビヨウヤナギ

0329_25biyouyanagi 2014.3.29
ビヨウヤナギの葉芽が開くときっていつもこうなのです。
内部の幼い葉を大切に包むようにして、ぱっと開いて見せるんですね。
葉も楽しいし、花はもちろん独特の美しさだし、ここを舞台にする昆虫たちも数多いし、昼の散歩でここは絶対欠かせない場所。
一年中、必ず足を止めて、様子を見させてもらいます。


桜桃

0329_20outou 2014.3.29
すごいでしょ。
花が散る、とかいう受動的なものではないですね。
落葉の時に「離層」という層を形成して、積極的に葉を落とすことはよく知られています。
花もおそらく似たようなことをしている。
風で吹き落されることもありましょうけれど、基本は能動的に花を落とす。
散る時至らざれば散らず、です。
そして、実を熟させる時期に入りましたから、残っていた部分も切り離して、実の膨らむ力で脱ぎ捨てている。
植物は受動的な生き方をしているわけではないのです。
その時々のステージに応じて、能動的に活動しているのです。
そんな風に花を見ることができるようになると、花の美しさもまた新たなものになると思いますよ。

ナミテントウ

0329_19namitentou1 2014.3.29
桜桃の葉でナミテントウを見ました。
0329_19namitentou2
ちょっと葉を持ち上げて、背中を見せてもらいました。
私の肉眼では、桜桃にはアブラムシはほとんどいないように見受けられますが、いたかな。
葉の縁が巻かれていることがありますが、あれはアブラムシじゃない気がするし。
ま、アブラムシがいたらどんどん食べてください。よろしく。

八重桜・南殿

0329_17naden 2014.3.29
つぼみと葉芽。

0331_1naden 3.31
おお、来ましたね。
メシベの柱頭が出ているようでもありますね。

0401_24naden 4.1
わぁわぁわあですね。
やっぱりめしべが顔を出している。
枝垂桜なんかもメシベがまるで舌のように出ますね。

0402_2naden 4.2
12:21
0402_26naden 4.2
13:22
開花。です。
1時間でこう変化しました。すごい。

0404_22naden 4.4
淡いピンクは写真にはなかなか写せなくって。
つぼみの色と花の色がずいぶん違いますね。
後は随時美しい姿をお目にかけます。

ミモザ

0329_13mimosa1 2014.3.29
この日の目的の一つでした。
今、近隣でこの花が見られるのはここだけになっています。
正式には銀葉アカシアなのかな。
ミモザと言い習わしてしまっていますが。
0329_13mimosa2
季節を外さず見に来られてよかった。
この木の下で、クリスマスローズの花の中を観察しました。
公園とかではないのですが、のんびり花を見ていられる場所です。

カラスノエンドウ

0329_11karasunoendou1 2014.3.29
これは多摩川の土手での撮影です。
多摩堤通り沿いにいっぱい咲いていましたが、そこは車が通るので、あまりのんびり撮影に凝っているわけにはいかない。
河川敷側に入ってから撮影しようと思って進んだら、今度はカラスノエンドウがまばら。
でもまあ、ありました。
撮影時気づいていませんでしたが、後で見たら右に昆虫が写りこんでいます。
なんでしょう?ユスリカのような気もしますが。
0329_11karasunoendou2
マメ科らしく撮った一枚。
どうも、マメ科の花って好きだよな。
どうしてかな。

ミツバツツジ

0329_10mitubatutuji1 2014.3.29
早く咲くタイプのようです。
0329_10mitubatutuji2
植木屋さんが関わっていらっしゃるようですので、手入れが違うんだろうな。
我が家は「自力」方式だもんな。
カッコよく言えば、君たちの生きられるように生きなさい。
実は「ずぼら方式」だもんな。

チューリップ

0329_9tulip 2014.3.29
つぼみ
0329_27tulip1
前の写真でもわかりますが、つぼみの先端がおもしろい。
つまんできゅっとひねったみたいになっています。
0329_27tulip3
これはもっと幼いつぼみですね。

0331_33tulip 3.31
茎が伸びてすっと立ち上がりまして。

0401_18tulip1 4.1
咲きました。
0401_18tulip2
ほんのり黄色みがかった白です。
輝いています。
0401_18tulip3
どうしても花の中を覗きたくなる私。
オシベやメシベの姿が、微妙に異なるんですね。
この花ではオシベが7本に見えるんだけどな。
そういうのって、あり、かな。
メシベの柱頭が「4」に見える。
0401_18tulip4
ところが、こちらでは、オシベは6本。
メシベの柱頭は「3」ですよね。
こちらの方が普通に見かけるタイプじゃないかと思うのですが。
よくわからないのでした。

私共「古びた大人」にとっては3月から4月になっても、何も変わりはしない。いつもの日常が続くだけですが。
幼い人はたいへんですよね。新年度だもんな。
落ち着くまでしばらく、保育園のお散歩はおそらく来られないだろうね、と話しております。

スイートピー

0329_5sweetpea 2014.3.29
スイートピーの開花に至る過程を。
0331_35sweetpea 3.31
開き始めたら
0401_1sweetpea 4.1
1日でこうなります。
この後はどんどん咲いて、ベランダはスイートピーの花畑。
線路際では白いスイートピーが咲いたので、写真を撮っていく人も。
雨戸の開閉時には、素敵な甘い香りが鼻をくすぐりまして、いつも深呼吸してしまいます。

2014年4月14日 (月)

STAP細胞

後出しじゃんけんですみません。
★第一報の時に私が感じた疑問点。
1月30日の記事から

 <新型万能細胞(STAP細胞)の作り方>
 研究グループの説明によると、STAP細胞を作るには、まずマウスのリンパ球などの細胞をpH5.7、温度37度の液体に25分間浸す。8割の細胞は死ぬが、上澄みを取り除いてから培養すると、瀕死の状態を乗り越えて生き残った細胞のうち3分の1から半分がSTAP細胞になる。

妻と話していた私の発言。「pH5.7って酸性かよ?」

 小保方氏らが1月末に説明していたSTAP細胞の作り方はこうだ。マウスのリンパ球などの細胞を37度の弱酸性液に25分間浸し、それを培養すると、数日後に新しい万能細胞になる――。

これは4月10日の記事。

★元高校化学教師としましては、ちょっと有名な入試問題があるのですね。

問:25℃の純水に、空気を長く接触させて平衡状態に到達させた。この水溶液のpHを計算せよ。
ただし、空気中の二酸化炭素の体積百分率は0.03%とし、25℃、1気圧の二酸化炭素は、1mLの水に標準状態に換算して0.76mL溶ける。{電離定数は省略}
答:「pH 5.7」になるのです。(計算は省略します)
{現在は、空気中の二酸化炭素濃度は0.04%くらいですから、もう少し酸性側かもしれません。}

高校化学を習った方なら、pH7が中性で、7より小さいと酸性、7より大きいとアルカリ性、と習ったことを覚えていると思います。
ですから、「pH5.7は弱酸性」ということに疑問は覚えないと思います。
確かにね。
でも、自然界で降る自然の雨は二酸化炭素が十分に溶けていますからね、pHは5.7くらいなんですよ。
ですから「酸性雨」というのはpH5.6以下の雨のことをいうのですね。
私は授業では「『自然界の水の中性』はpH5.6~5.7程度と言った方がいいかもね」と話したものです。

実験室に置いてある純水なり蒸留水も放置しておくとpHが5.7に近づいてしまうんですね。

さて、生物の体内のpHは確かにほぼ7に保たれます。生物種によってpHの値も異なりますけれど。
ですから、マウスのリンパ球などが、pH5.7にさらされたら、確かに弱酸性環境にさらされた、ということではあるでしょうが、それって、細胞の分化を全部解除してしまうようなものすごいストレスなのかな、というところが私の不審点。
手にケガをしたら、傷口の細胞はpH5.7くらいには軽くさらされてしまいますねぇ。
上皮細胞は相当なpH変化に耐えられます。

私が疑っているのは、この実験、浸透圧はちゃんと等張に調製してあったんだろうかな?というところ。(いろいろずさんなことが出てきてしまいましたから)

点滴で有名なリンゲル液を調べてみたら、

pH:5.0~7.5
浸透圧比:0.9~1.1

とか

性状
    pH 約6.4(製造直後の平均実測値)、5.0~7.5(規格値)
浸透圧比
    約1(生理食塩液に対する比)

こうなんですね。
なんといいましょうか。
STAP細胞製作の条件って、ほとんど「リンゲル液に細胞を25分くらい浸した」というのと同じように見えますね。
これでは、どうもSTAP現象を起こす強いストレスとは言えないんじゃないの?という疑問を持ちます。
実験の詳細が分からないままですが。
ひょっとして、実験室の純水=「pH5.7のただの水」に細胞をさらしませんでしたか?
浸透圧を調整してないまま。
そうすると、細胞は水が浸透してきて破裂しそうな危機的状況にさらされますね。
そのくらいだったらひょっとして、分化が解除されてしまうくらいのストレスかもしれない。

というような、ことが私の頭をよぎるわけです。
そのうち真実が明らかにされるでしょう。
私の推測が誤っていることを期待します。

★実はもう一つ、STAP細胞の発表の新聞を読みながら妻に話したことがあります。
これって、細胞の癌化と似たようなものじゃないの?
ということ。
山際勝三郎氏が、ウサギの耳やマウスの背中にコールタールを塗って人工的に癌を作ったというのは非常に有名な話。
コールタールを塗るということが強いストレスを細胞に与えて、癌化を惹き起こしたわけです。
癌は分化の完全な解除ではありませんが、本来死ぬはずの細胞が、分裂限界を解除してしまって死ななくなるということですね。有名なHeLa細胞は1951年に亡くなった患者さんから分離したものです。そこからでももう60年以上分裂を続けて生き続けているわけです。

なんだかなぁ、STAP現象って、癌化と似たようなものかもしれないなぁ、と私は思ってしまうわけでした。

★余談
本来、死すべき自分の身体の中に「不死」を抱え込むことが「癌」であるように思えます。
不死は恐ろしい。
死に直面することは恐ろしいとよく言いますが、私には、不死と直面することの方がよほど恐ろしいことのように思えます。
ラ・ロシュフーコーの箴言でしたか「太陽も死も直視できない」とは。
どうして?
人が死ななくなったら、社会は停止し、社会が死ぬんでしょ。
新しい人が生まれ育つことはできなくなるんだから。
古い人がのさばって、そのまんまなんでしょ?
「個人の不死は人類の死」そのものでしょ。
私が死ぬことができる、とは幸せなことではないですか。
進化の過程で、私たちは死を獲得したんですよ。
そして新しいものたちへの道を開く。
死ぬということは、新しき者たちのために、大事な仕事なのです。

かかしのNew箴言「太陽も不死も直視できない」
不死、こんな恐ろしいことはないですね。

ノゲシ

0329_4nogesi1 2014.3.29
ベランダのプランターに生えています。
ですから雨戸の開閉の時など、目の前にあって、じっくり眺められるし、しゃがむことができないという私の特性でも安定して見られるのです。
雑草、といわずにじっくり見ると、いい花ですよ。
0329_4nogesi2
f18まで絞るとこんな風。
0329_4nogesi3
f4.5まで開くとこうなります。
花の手前も奥もぼけました。
わぁ、私って芸術家だなぁ。
などと、楽しんでいますが、カメラの性能です。

ムラサキハナナ

0329_3murasakihanana 2014.3.29
前の記事のコマツナと同じアブラナ科。
四長オシベであることは同じですが、こちらは反ってますね。
で、メシベがくっきり。
紫の濃さがいろいろあるようですが、これは濃いタイプで、きれいですよ。
花の時期も長いようですし、楽しめます。

コマツナ

0329_2komatuna1 2014.3.29
気取って「きれいな」写真を。
0329_2komatuna2
まるでオシベがメシベを包み守るような姿。
0329_2komatuna3
葉っぱのおくるみが幼い蕾を守っていますよ。
擬人化しすぎはいけませんが、でも、なんだかほんわかした気分に浸るのも悪くはないと思います。

オタマジャクシ

0328_52otama 2014.3.28
かっこいいでしょ。
いっぱいいるし、さしあたっての変化はない時期に入りましたので、この後、写真をあまり撮っていません。
池は賑やか、水槽もにぎやか。

0403_1otama1 4.3
妻が池のオタマジャクシに煮干しをいれてやったところです。
うわぁっと群がってきました。
0403_1otama2
ものすごい群れ方です。
こまこまでいくと「獰猛」といえるほどです。

小動物の骨格標本をつくるのに、細部をオタマジャクシに食べさせるときれいに骨だけ残る、という話は聞いたことがあります。(実行したことはないですが)
さもありなん、ですね。
オタマジャクシは雑食ですから、飼育時は、煮干しとか鰹節なども与えてください。
水が濁りやすくなりますので、余らせないようにね。

ムスカリ

0328_51muscari 2014.3.28
一本が先行して、後から二本伸びてきました。
0402_10muscari 4.2
ほぼ同じような高さになって、咲き競っています。
楽しいですね。
これは球根性の植物ですよね。
この後、球根を太らせる時期に入るのかな。
うまく定着してくれますように。
種もできるだろうと思うのですが、確認しなければなりませんね。
どういうものなんだろうな?

フタモンアシナガバチ(だろう)

0328_47hutamonasinagabati 2014.3.28
完全には視認していません。
このサイズのアシナガバチで我が家でよく見かけるのはフタモンアシナガバチだ、という経験による推測です。
葉に口をつけているように見えますが、よくわかりません。
濡れているとかいうわけでもなし。
狩りの最中だと思います。そういう感じの動き方でした。
「調べている」という感じがするんですね。

スギナ

0328_45sugina1 2014.3.28
幼いスギナ。
0328_45sugina2
すこし大きくなったスギナ。
0328_45sugina3
そばでほぼ胞子を飛ばし終えたツクシ。

0410_8sugina 4.10
繁茂するスギナ。
背景の黒い斑紋のある葉はホトトギスです。
ホトトギスとスギナで足元が埋め尽くされていますが、やがてスギナは見えなくなります。
一つの場所でも、いろいろな植物が移り変わっていきます。
眺めていて飽きませんね。
面白いもんだ。

瓶の南殿

八重桜・南殿は鉢植えなのですが、そばを通る時に引っかけたか、枝が折れていました。
つぼみがついていたので、ガラス瓶に水を入れて折れた枝を挿して食卓に置いておきました。
0328_7nadenb1 2014.3.28
11:48です。
根はないのに水を吸い、葉がないのに持ち分の栄養だけで咲こうとしています。

0328_53naden1 15:31
午後3時半頃、ふと見ると、咲いているではないですか!
0328_53naden2
なんという生命力。心揺さぶられます。
咲くんだ、という意志を実行している。

0329_1naden 3.29
7:17
翌朝。見事に「八重桜」の姿になっていました。
やるべきことをする。できることをする。
なんだかなぁ、頭が下がります。

0413_1naden1 2014.4.13
その後も窓際で花の姿をながめていました。
花は終ったのですが、葉が出てきました。
0413_1naden2
立派な葉です。
ひょっとして、この葉が光合成をして養分を作り、この枝一本、独立した個体として生きられるようになる可能性がないわけではない。
どうなっていくのか、見届けなければなりません。
それが私たちに課せられた責任だと思います。
見ます。

ツマキチョウ羽化

0413_4tumakityou1 2014.4.13
ツマキチョウが羽化しました!
ほぼ1年間蛹で過ごして、昨日羽化しました。

↓経過
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-1522.html
2013年7月11日 (木)「ツマキチョウ(訂正あり)」

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-1522-1.html
2013年7月15日 (月)「ツマキチョウ」

去年の5月に蛹になったのでした。
モンシロチョウと同じように、すぐ羽化すると思っていたら羽化しない。
これはダメかと思っていたら、実は年一化性で、蛹化してから、1年後に羽化するということでした。
そして、この4月です。
0413_4tumakityou2
感動します。ほぼ1年を蛹で過ごし、時が来たことを知って羽化する。
すごいですね。
翅の裏はかなり模様があります。
0413_4tumakityou3
拡大するとこんな感じです。網目模様ですね。
なんとなく緑がかった色合い。
0413_4tumakityou4
翅の表を完全には撮れませんでしたが、表は白、黒い斑点。
モンシロチョウと見間違えそうだということがお分かりいただけるかと思います。
無事羽化してくれて、うれしいのなんのって、夫婦二人してはしゃぎました。
0413_4tumakityou5
これが脱け殻。
どういうふうに割れたのか、わかりますね。
0413_4tumakityou6
蛹は後二つ。
中が透けてきたようにも思えます。
羽化は間近い、でしょう。
失敗せずに、羽化してくれますように。
昨日はなんだかずいぶんハイな気分になってしまいました。
嬉しい。

2014年4月11日 (金)

マユミ&キタキチョウ

★3月28日の散歩も終わり近く。
マユミを見に行ったのです。
つぼみがついていました。そのつぼみの写真を撮影して帰宅したのですが、家で見たら、全部ぶれていました。で、ここでは、後日、31日に撮影した写真を掲載します。
0331_28mayumi 2014.3.31
去年、やっとマユミの実まで見ましたっけ。
なかなか全部ちゃんと見るのは大変です。
で、3月の末にはこういう状態なのだ、と確認できました。

★時間が前後交錯しますが、3月28日にマユミを見ていた時
0328_33kityou 2014.3.28
キチョウが舞い込んできまして、写ったというのか、しくじったというのか、そういう写真です。
で、3月31日に、マユミのつぼみをちゃんと撮ろうといった時
0331_29kityou 3.31
ノゲシの花に短時間キチョウがとまりました。
黄色が並んでいて見づらいかもしれませんが、それなりに写ってくれました。
ひょっとして、28日に舞いながら去っていったあのキチョウの個体ではなかろうか。
と、勝手に決め込みまして、再会を祝したのでした。
うれしかったな。

★参考
虫ナビのサイトから引用。
http://mushinavi.com/navi-insect/data-cho_ki.htm

本種はキチョウ(Eurema hecabe)とされてきたが、近年のDNAによる分析で、2種が混ざっていることが分かり、本土に生息しているものをキタキチョウ(Eurema mandarina mandarina)、南西諸島に生息しているものをキチョウ(Eurema hecabe hecabe)とすることになり、また南西諸島では混生している為、同定は難しい。

ま、素人としてはキチョウでいいですが、こういう状況にあるということです。
こんな記事もありました。{タイトルを一部変更してあります。}

キタキチョウ、9割メス 細菌感染でオスも変化か(朝日新聞 2014年4月3日05時00分)
 鹿児島県の種子島で、キタキチョウというチョウがメスだらけになっている。メスの比率は9割と極端に高い。この40年ほどの間に何らかの原因で細菌感染が広がったためらしく、専門家が調査を続けている。
 キタキチョウはシロチョウ科で全国に分布し、普通はオス、メスは半数ずつだ。種子島の現象は2009年、農業生物資源研究所(茨城県つくば市)の陰山大輔・主任研究員らが専門誌で報告。多くがボルバキアという種類の細菌に感染していることが分かった。
 ボルバキアは昆虫など節足動物の生殖に作用することが知られ、子をメス化させるタイプやオスになる卵を殺すタイプ、メスだけで繁殖する単為生殖を促すタイプなどが知られる。種子島で感染したキタキチョウは、遺伝的にオスでも実際はメスになっていた。(後略)

ボルバキアという名前は昆虫を知るようになると耳にする名前です。
大丈夫なのかなぁ。

クリスマスローズ

0328_32christmasrose 2014.3.28
クリスマスローズがいっぱい咲いていました。
みんな下向きです。それがこの花の特徴ですもんね。

0329_15christmasrose1 3.29
翌日、別の場所で、またクリスマスローズ。
ここは、のんびりと腰を曲げてカメラを低くしていても、そう怪しげには見えない場所。
0329_15christmasrose2
で、中を撮りました。
クリスマスローズの花の中、なんて普段は見ないものですから、ゆっくりご覧ください。
0329_16sasagumo
ふと気づくと、そばでササグモに見られていましたね。
怪しい者じゃないんで、ゴメンナ。

空がある

0328_31aki 2014.3.28
よく見るのだけれど、なかなか写真が撮れない。
「駐車場には空がある」
このじいさんギャグを言いたかっただけです。

「智恵子は東京に空が無いという」

智恵子抄も読んだ、高村光太郎の作品展も見ましたし。
でも、今はなんだか、光太郎は智恵子の才能を「つぶした」のではないか、という思いが私の中にあります。
ロダンのこともあるしな。
芸術家って、「わからない」存在だな。

ワスレナグサ

0328_30wasurenagusa1 2014.3.28
どうも頭の中で、名前と姿が一致していないのです、情けない。
0328_30wasurenagusa2
花は花としてよく見ます。
名前は名前として昔から知っています。Forget‐me‐not
勿忘草をあなたに あなたに♪
歌も知ってます。
君のことを忘れてはいないんだけど、名前と一致していないの、ゴメンネ。
情けない状態のまま年を経ました。

モクレン・ハクモクレン

0328_29mokuren1 2014.3.28
東光院を出て、桜坂方面へ登ります。モクレンを見に。
0328_29mokuren2
ここのモクレンは近づきやすい。
で、花の中心部など接写。
0328_29mokuren3
この姿、おなじみ、私の好みというやつですね。
0328_29mokuren4
近くにハクモクレンもあるのです。
吸い込まれてください。
0328_29mokuren5
上品な白です。
0328_29mokuren6
陽射しに輝いていたのですが、表現しきれませんでした。
意図をくんで、想像力でお楽しみください。
「ぬくい」でしょ。

シャクナゲ

0328_28shakunage1 2014.3.28
東光院の境内のシャクナゲ。つぼみがこんなになっていました。
0328_28shakunage2
これが、始まりの姿かな。
0328_28shakunage3
だんだん赤いところが増えてきて。
0328_28shakunage4
わぁ。

0331_21shakunage1 3.31
3月31日に覗いてみたら。わ、咲いてる。
0331_21shakunage2
つぼみも残っていますが、シャクナゲらしい豪華さ。
ここまでは門のすぐ内側の木なのですが
0331_21shakunage3
境内の奥の木の方がたくさん咲いていました。
こってりした感じ。
存在感がすごいですね。

0331_23kaede
門の内側すぐのカエデの木。花が咲いていましたよ。
こちらは小さな「華麗」さ、でした。

東光院の紅白ツバキ

0328_27tubaki1 2014.3.28
密蔵院のツバキの方が背が高い。2mを優に超します。
このツバキは1mを少し超えるくらいか。
0328_27tubaki2
寺の外からは見えるけど少し奥まっていて目立ちません。
寺の門前の駐車場の隅なので、車が入っていると接近しにくい。
なかなか難しい位置にあります。
0328_27tubaki3
トランスポゾンのせいだろう、とは思いつつ、現実の花の姿はやはり不思議。
0328_27tubaki4
花ごとに色のバランスが違います。
この木の実生を今、家で育てていますが、まだ花をつけるには至っていません。
高さはまだ1mに届いてないし。
いつになるか、どのような花になるか、まったくわからないまま眺めています。

カルガモ

0328_23karugamo1 2014.3.28
密蔵院を出て、桜坂下を見に行きました。
私がのんびりモンパルを走らせていたら、先に水車のところに着いていた妻が手招きします。
何か言ってますが、難聴気味の私には、何かを言っていることはわかっても、言葉の意味が頭の中に像を結ばない。
そばまで行って、なんだい?と聞くと、ほらカルガモよ。
わ、ホントだ。
0328_23karugamo2
水の中の石に立って身づくろいしていました。
きれいですね。絵のようだ。
0328_23karugamo3
カメさんがやってきまして。
カルガモさん何してんの?という風情。
石の上に乗るのかな、と思って見ていましたら、そのまま行ってしまいました。
0328_23karugamo4
少し離れたところにもう一羽。
0328_23karugamo5
こちらは身づくろいするでもなく、立っているだけ。
ひょっとして、見張りしているのかな。

時々ここの水路にカルガモが姿を見せますけれど、営巣、子育ては無理だよなぁ。
もうちょっと、こう、奥まって人の目の届きにくいところがなくっちゃな。

密蔵院にて:2

0328_18koboku1 2014.3.28
先代住職の奥様が、墓地のほうにある桜の古木も見ていってほしいとおっしゃいまして。
↑すごい根です。
↓上を見ると
0328_18koboku2
見事に咲いています。
0328_18koboku3
古木の幹の途中から新しい枝がいっぱい生えてきて咲き誇っている。
壮観でした。
植物の生命力ってすごいですね。

今度は、今の住職さんに教わって
0328_19otama1
水の中に沈めた鉢ですか、この丸いのは。
オタマジャクシがいっぱい。
0328_19otama2
浅瀬も作ってあります。これがいいんですよね。
単純にどんと深くなっていると、産卵なんかもしづらいでしょう。
浅瀬のある水場はいろいろな生き物にとって「優しい」。
{水面に反射が写っていて見づらいかもしれません。ごめんなさい}

密蔵院にて:1

0328_17tubaki 2014.3.28
先代住職の奥様のお話を伺っておりましたら、枝垂桜もよいのだけれど、ツバキも見てほしいとおっしゃっていました。
一つはこのオトメツバキ。
もう一つが紅白のツバキ。
この日は紅白のツバキは撮影していませんので、後日撮影したものを掲載します。
0405_19tubaki1 2014.4.5
一本の木から、紅白の花、真っ赤な花が咲きます。
0405_19tubaki2
これ別の木ではないのです。
この木のいわれも伺いましたが、略。
私共はいつもこのツバキを見てはいいねぇ、と話していましたが、いわれがあったんだな、と納得。
たまにチャンスがあって、桜を見に来た方と言葉を交わした時に、よかったらちょっと奥になりますがツバキも見てあげてください、と、これまでも言ってきましたので、これからも心がけます。

2014年4月10日 (木)

上皿天秤

★朝日新聞の4月3日の「特派員メモ」
ルワンダで小中学生にノートパソコンを配布するという話でした。
で、記者がパソコンの重さを訊いたら、校長先生が測ってくれたそうです。

上皿てんびんの片方にパソコンが載っていた。学校の理科の実験で使ったあれだ。そしてもう片方に、小さな分銅を一つ、また一つと載せている。てんびんはびくともしない。・・・。結局、1.2キロだった。

本当に日本の理科室で見られる「あの」上皿天秤かなぁ?ホント?
だって、あれの皿にパソコン乗ります?
どうやって?
形は同じだけど、大型の天秤とかがあったのかなぁ。

天秤は「刃」の保護のために「秤量」というものがあるのですよ。

秤量:天秤てんびんで安全かつ正確にはかり得る最大質量
広辞苑第六版より引用

日本の普通の理科室にある上皿天秤の秤量は200gだと思うんですが・・・。
パソコンと分銅と合わせて2.4kgもの荷重が、鋭い刃先にかかったらものすごい圧力になるわけで・・・。
困ったなぁ、そういう測り方をしてはいけないんだが。
「大型上皿天秤」だったと考えたいのですが。

★オマケ
天秤には感量というものもあります。

感量:計器の針が感応できる最低の重量。
広辞苑第六版より引用

私のHPなども参考にどうぞ↓
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/22th/sci_22.htm

オタマジャクシ

0328_12otama 2014.3.28
六郷用水跡の水路です。
うじゃ、っといました。

4月7日の朝日俳壇に
  殺生を詫びつつ浚へ蝌蚪の溝
という句が載っていました。

去年はなぁ、この水路、オタマジャクシの季節に徹底的に「浚(さら)って」しまったんですよね。
貝もいたのですが全滅したし。
オタマジャクシに関しては、ヒキガエルの成体がこの近辺で生活していて、今年、再度産卵してくれたから復活していますが、貝は見かけていない気がする。復活するかなぁ。
鯉やミシシッピアカミミガメには寛容で、ヒキガエルには不寛容。
よくわかんないな。
クリティカルな時期に浚わないでください!

ツルニチニチソウ

0328_10turunitinitisou 2014.3.28
近くのマンションの植え込みにもあって、咲いてはいるのですが、まだ勢いがなくって、葉陰でしょんぼりした咲き方をしています。
寂しい姿の写真はちょっと控えています。
ここは日当たりがよくって、花に元気がある。
このプロペラみたいな花はやはり元気なのがいいなあ。
なぜ「日日」なのか、今一つわかっていません。
いろんな花で、毎日のように次々と咲く花はあると思うのだけれど。

コマツナ

0328_1komatuna 2014.3.28
被写界深度を浅くして、ボケ味を出してみましたが、いかがでしょう。
美しい花ですね。

アブラナの花「菜の花」とそっくりでしょ。
「小松川の菜」で「コマツナ」だと聞いています。

なかなか私共夫婦の口まで届かないのですが、今年はどうなるでしょう?
途中で、モンシロチョウなどに「わたしの!」ととられてしまうのですが、例年。

昼寝

0326_24hiki1 2014.3.26
写真を見てもなんだかよくわからないかと思います。
ブロック塀の下の土がくぼんでいるのです。
0326_24hiki2
こっちも。
池に近い、そして日の当たらない湿った場所。
妻の推測では、これはヒキガエルの昼寝場所ではないか。
冬眠を中断して繁殖のために出てきて、夜、大騒ぎして産卵します。
昼間は声もしませんからどこかで寝ているはず。
その昼寝場所だろうという推測。
確かにね、それらしい場所です。おそらく正しい。
0326_24hiki3
ここも多分そうよ、といってました。
葉の陰、隠れて寝るにはちょうどよい。

冬眠、春眠、夏眠、加えて昼寝もあるのかぁ、と笑ってしまいました。
ヒキガエルの生活って、見習うべきところがいっぱいありますねぇ。

ホトケノザ

0326_21hotokenoza 2014.3.26
こんなになってました。
そろそろピークを過ぎる頃かな、とも思いますが。
種(たね)で増えてるはずですよね。
種を認識していないな。覚えていたら探してみましょう。
弾けるとか、風に乗るとか、引っ付き虫だとか、ではなく、アリが種を運ぶのだ、という話は聞いたことがあります。

我が家のツクシ

0326_19tukusi 2014.3.26
ホトトギスの場所の一角にツクシが一本。
毎年一本くらいどこかに顔を出します。
スギナはいっぱい生えてくるんですよ。
でもツクシがなぁ。
食べられるくらい生える、なんてのは夢のまた夢として、もうちょっと生えてほしいなぁ。

ヒサカキ

0326_15hisakaki 2014.3.26
池のほとり、ヒサカキの花が咲いていました。
顔を近づけて接写すると、独特の香りが漂ってきます。
大きな木ではないので立っていると気づかない程度です。
鳥の種まきでいろいろ知らない植物もやってくるんですよ、この庭には。

★ウっ。
「この庭には」と書いて思考がジャンプしてしまった。
裏庭には二羽 庭には二羽 鶏がいる
読んでみてください。

ツツジ

0326_13tutuji1 2014.3.26
ご近所のツツジ。
0326_13tutuji2
つぼみの外被を脱ぎかけています。
ツツジは種類が豊富で、何が何だか分からなくって、私にはお手上げです。
「ツツジ」としか書かないことの方が多いのですが、ご容赦ください。
タグがついていると、撮影してきて、添付するんですけどねぇ。

クサボケ

0326_12kusaboken1 2014.3.26
我が家のクサボケのご本家です。
ここでは白とピンクの花が咲きます。
0326_12kusaboken2
このほんのりピンクを点(さ)した姿がいいでしょ。
0326_12kusaboken3
で、お願いしてここから枝を頂戴して分家したわけです。
というわけで、「素質」としてはピンクを含んでいるのですが、今までのところ白い花が主なんですね、我が家では。植物って、枝ごとに個性があったりすることもあるからなぁ。ムズカシイ。

トキワマンサク

0326_11tokiwamansaku1 2014.3.26
赤い芽。でもこれは葉芽ですね。
枝に赤いものが出てきたときは、つぼみかな、と思ってしまいましたが、違いました
0326_11tokiwamansaku2
あのリボン状の花を楽しみにしていますが、まだ先らしい。
あれ本当に不思議な花だ。大好きです。

2014年4月 9日 (水)

4月9日、今朝、気象予報士さんが、どこだったかな、藤が開花したと話しておられましたので。
0405_3huji 2014.4.5
水車のところの藤棚です。
0408_6huji1 4.8
昨8日、所用で外出した帰りがけ。
わ、もう咲きそうだ!
0408_6huji2
もうすぐですね、あと何日か。
去年は3月の気温がひどく高くて、そのせいでしょうか、4月の今頃には藤がもう咲いて花が垂れ下がっていたような記憶があります。
今年は去年よりは遅いですが、もう藤の花の季節になってきました。
お知らせまで。

マクラーレン

★4月2日の朝日新聞の記事で、マクラーレンの新型「650S」というのが紹介されていました。
最高時速は333km/h、発進から3秒で100km/hまで加速できるそうです。
なんじゃそりゃ?
100km/h=27.8m/s
(時速(km/h)の値を3.6で割ると秒速(m/s)の値になります。)
この3秒間の加速度はもちろん一定ではなく、最初は値が小さくて、だんだん大きな値になるのでしょう。
そんな経過はわかりませんから、3秒間の平均加速度を計算すると
27.8m/s÷3s=9.27m/(s・s)
はぁ!?
重力加速度に近いよ、これ。
重力加速度は9.8m/(s・s)
ですもん。
ものすごい力でシートに押し付けられますね。
ほぼ体重に匹敵する力でシートに押し付けられる。
加速度の値が最大の時はおそらく1Gを超えるんでしょう。
ヤダ。私はあまり好まないな、そういうの。

このマクラーレン、お値段は、税込みで3160万~3400万円だそうでして。
3000万円も出して、1Gを味わうことはないでしょう。
机から1m位飛び降りてください。「只で」1Gが味わえますって。

{今の若い人は「ロハ(ろは)」って言い回し知ってるのかな?「只」という漢字は「ロ」と「ハ」でできていますので。こんな爺さん解説してると、自己嫌悪に陥りそうだ。}

ハコベ+

0326_9hakobe1 2014.3.26
生垣の中から顔を出しているのはハコベ。
0326_9hakobe2
ね。
中の方で発芽、成長して、日の当たるところへ顔を出して開花。
種ができたら遠くへ移動させなきゃなんないし。
中にこもっているわけにはいかなかったのです。
頑張って伸びて顔を出しました。

0326_10hananira1
このハナニラ去年もお目にかけた気がします。
石垣の石の隙間に根を張っています。
花が咲くと思い出します。
0326_10hananira2_2
今年もがんばってるね。

わからないけどきれい

0326_7humei 2014.3.26
わかりません。
なんでしょう?
きれいでした。
{無責任な記事でスミマセン}

クサボケ

0326_6kusabokeie1 2014.3.26
我が家のクサボケもコンスタントに咲いています。
0326_6kusabokeie2
つぼみの時にはピンクを含んでいるんですけどね。
咲くとほぼ白くなる。
うっすらピンクがかった花もいいんだけどなぁ、と。
ごめん、君はそのまんまで美しい。たくさん咲いてね。

東光院にて

0326_3kobusi 2014.3.26
東光院のコブシです。塀の外から見るのが一番見やすい。
0326_4tubaki1
紅白のツバキも咲き進んできました。
0326_4tubaki2
咲きはじめもこんな姿。
ちょっと引っ込んだ場所なので、意外と気づかない人も多いようです。
桜坂へ上がる起点だし、反対方向では水車がある水路のそばが美しいし。
つい気持ちがそっち向きになってしまいます。
もったいない。みんなに見てほしいな、といつも思っています。

クンシラン+

0325_18kunsiran1 2014.3.25
玄関前に座り込むと、すぐ近くにクンシラン。
つぼみが伸びてきたなぁとレンズを向けていましたら
0325_18kunsiran2
ホソヒラタアブがすぐ目の前にやってきてとまりました。
人懐っこいやっちゃね。
こうなったら撮影するしかない。
かかし写真店は誰でも撮ります。おいでください。

スノーフレーク

0325_9snowflake 2014.3.25
下向きに咲く花が多いスノーフレーク。
親切に横向きに咲いてくれました。

0326_18snowflake 3.26
そうしたら翌日、上向きに咲いた花も。
普段見かけるいろいろな花はこういう感じで花の中まで普通に見えますよね。
でもスノーフレークとしては異例の姿です。
どちらの写真でもわかりますが、花びらとメシベが「コーディネート」してますね。
白に緑を配しています。
おしゃれだ。

アカカタバミ

0325_17akakatabami 2014.3.25
いつもみるアカカタバミの花ですが。
思いっきり近づいてみました。

黄色いのがオシベの葯ですね。
メシベの柱頭は5裂ですか。

こんなに近づいたのは初めてだな。
小さな花ですが、目を皿のようにして眺めてください。
老眼が始まっていない方なら裸眼で見えるでしょう。

私、65歳を超えたら、老眼の進行が止まったようです。
でも、なかなか裸眼でこういうのを見るのはつらい。
写してみてやっと「そうだったのか」とわかるレベルです。

フタモンアシナガバチ

0325_13hutamonasinagabati1 2014.3.25
フタモンアシナガバチが活動する季節ですね。
0325_13hutamonasinagabati2
ヒメクチナシの葉の間で獲物探しの様子。
越冬明けの女王でしょうか。
去年も書いたったけなぁ、人の生活圏と重なるところで営巣しないでね。
あるいは、子らの来る近くで営巣しないでね。
これから、最初の働き蜂を育てるのでしょう。
距離を保って付き合いたいですね。

お散歩小道

0325_12hato 2014.3.25
ハトがお散歩。
いかにも散歩道、という感じがしませんか?
じつはここ、線路わきの排水路。
コンクリートの蓋の上を歩いているわけです。
両側に草があって、ここだけむき出しなので、いかにも小道に見えます。
いつも見ている風景ですが、そんな風に感じたことはなかった。
ハトが歩いて行ったおかげで、散歩道に見えてしまいました。
「見え方」って不思議なものですね。

ハナニラ

0325_11hananira 2014.3.25
つい撮ってしまいます。
シンプルで美しい。
つぼみのおくるみから出て、お日様に向かって伸びていく姿を見ると、どうにもうれしくなってしまうんですよ。

2014年4月 8日 (火)

ブラックベリー

0325_7blackberry 2014.3.25
小さな葉芽が顔を出したぞ、と喜んでいましたら、ぐんぐん展開し始めました。
ブルーベリーの方は花芽だろうというのがいっぱいついていて、まだかな、と待っているわけですが、ブラックベリーは遅れて、葉芽から来ましたね。
いろいろあるんだなぁ。
去年の頂き物で、春先の変化を知りませんでしたので、今年はじっくり眺められます。

ジンチョウゲ

0325_4jintyouge 2014.3.25
ジンチョウゲの花がピークを過ぎていくところです。
ここは池のそば。
この芳香の漂う中でオタマジャクシたちは大賑わい。
「激しく」成長しています。
こうやってさまざまな命たちが交錯しながら時は進んでいきます。
我が家の雑然たる庭、「命が濃い」ですよ。

シラン

0324_16siran 2014.3.24
庭のシランもすごいことになってきました。
写真としては下半分、手前にはジュウニヒトエが葉を広げています。
中心部も立ち上がってきています。
両方とも、花の季節が近づいていますね。
ジュウニヒトエの方が先でしたっけ、開花は。
玄関前に座り込んで日向ぼっこ状態に入ると、こういう姿が楽しめます。
もう、動きたくないゾ。

カエデ

0324_15kaede 2014.3.24
偶蹄類の蹄のようだった芽がこうなるわけですね。
0325_14kaede 3.25
わぁ、もう弾けそうですよ。
中から葉がはみ出しかかっている。
0326_17kaede 3.26
パワー蓄積中なの!
ぎゃあぎゃあうるさく騒がないの。
尚しばらくお待ちください。

ハナニラ:2

0328_3hananiraasa 3.28
朝寝坊。7時20分頃かな。
雨が降ったしね。
みんな下を向いて閉じていますが
0328_50hananira
午後2時過ぎ。
日を浴びて輝いています。
お日様が当たると「の~びのび」という気分になりますよね、花も人も。
花のおかげで、このあたりが明るい。
今年のハナニラは元気だ。

ハナニラ:1

0324_14hananira1 2014.3.24
わぁ、咲いた。と喜んでいましたら。
0324_14hananira2
つぼみ。
0324_14hananira3
つぼみがいっぱい、準備中。

0326_10hananira2 3.26
増えます。
0326_23hananira
どんどん花が増えています。
これは素敵だ。
すぐ散る花ではないので、群れ咲く、という感じになってきました。

オランダミミナグサ

0324_11miminagusa 2014.3.24
ハコベより少し遅れて、オランダミミナグサが目立っています。
鉢植えや地面や、あちこちで見かけるのはオランダミミナグサが優勢になってきました。
いろんな登場者が、自分の出番を待っているんだな。
ここ、というところで、一気に出てきますね。

ミドリハコベ

0324_9midorihakobe 2014.3.24
既に何回もお目にかけていますから、珍しくもないのですが。
今回のは、緑の茎、葉、つぼみ、花、と、全体像がカッコよく撮れたかなぁ、と。お目にかけます。
気品ある姿だと、独り悦にいっております。

ミツバ

0324_7mituba 2014.3.24
これ、食卓に上がったミツバの残りを栽培しているところ。
水を張った小さな入れ物にさして、芽が出てくるのを楽しむことはよくやっていたのですが。
今回は、ある程度芽が伸びたところで、鉢植えにしたのです。
そのうち一つまみ、二つまみ食べられると思います。
ままごとみたいなものですが、楽しいからいい。
実利よりは、好奇心と楽しみを大切にしたい。

2014年4月 7日 (月)

キンモクセイ

0324_6kinmokusei 2014.3.24
キンモクセイの新芽がいっぱい立っています。
2階の窓から眺めると、新芽の色に覆われてとてもきれいです。
新芽が目立たず、いつの間にか繁ってしまう木もありますが、キンモクセイはレッドロビンのような派手な色ではないけれど、目立ちますね。
陽射しがまぶしい。

レンギョウ

0324_5rengyou 2014.3.24
葉がどんどん広がり始めまして。
花を覆い隠し始めました。
花の数があまり多くはなかったので、もう緑の方が勝っています。
連れてきて一年目にしてはなかなか見事でしたよ。
お礼をしなければなりませんね。ありがとう、と。

桜桃

0324_4outou 2014.3.24
翼を広げる鳥のよう。
花は100以上ありました。
花弁が落ちて、中心の子房が見えています。
葉がものすごい勢いで成長し始めました。

0325_2outou 3.25
花弁はここにはありませんが、これは紛う方なき「花の姿」。
つぼみから果実に至る「花」の、今の姿。
共に生きるものとして、この姿を愛でましょう。
この時を共有する「至福」を味わいましょう。

ホソヒラタアブ

0324_1hosohirataabu 2014.3.24
目の前のトクサの先端につかまってポーズをとるホソヒラタアブ。
庭で次々と花が咲きますので、アブの出番も多い。
アブラムシもたくさん見かけますから、ホソヒラタアブもきっと産卵していることでしょう。
ヒラタアブの仲間は、成虫はポリネーター、幼虫はアブラムシの捕食者。
園芸家にとっては大歓迎ですよね。
ハチに擬態しているようでもありますが、見分けて、怖がらずに歓迎してあげてください。

目玉焼き

0323medamayaki 2014.3.23
何ということもない目玉焼きです。
ん?
私の左手の親指が写っていますが、大きさが変じゃないですか?
実はこれ、ウズラの卵の目玉焼き。

昨年度の子供向け料理番組「キッチン戦隊クックルン」はほぼ全部見ました。
何せ、私は「クミンちゃん」の大ファンなもので。
あの「大胆無敵」が大好き。
幼い人はすぐ成長してしまうので、今年度はもう次の番組かな、と思っておりましたら、続いてますので、また見てます。
で、一昨年度までは「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」でしたか。
主人公の女の子が成長しまして、番組が変わったのでしたっけ。
まいんちゃんの作った料理に、このウズラの卵の目玉焼き、があったのです。
あれ、一度作ってみるか、と妻と二人で話していたのですが、いつの間にか忘れていた。
そうしたら、どういうわけかこの日、妻が思い出して、あれやってみよう!と目玉焼きを2つ作ったのですね。
う~む、おいしかったですよ。
二人で笑いながら賞味いたしました。
楽しいなぁ。

ツチイナゴ

0322_28tutiinago1 2014.3.22
線路際の柵の下を手入れしていた妻が、「掘り当て」たようです。
写真を撮ってきてくれました。
0322_28tutiinago2
無事越冬できましたから、これから繁殖期かな。
なんかこう、一緒に嬉しいですね。
(一緒に)春だね。

ムラサキハナナ

0322_27murasakihanana1 2014.3.22
紫花菜、諸葛菜 なんでもいいです。
多摩川の土手にも群生していますが、手元で咲かせると花の姿が見やすい。
0322_27murasakihanana2
いかにもアブラナ科です。
4長オシベ、ですね。
0322_27murasakihanana3
つぼみがこんな風に毛が生えているというのは今回初めて知りました。
出番待ちで、押し合ってます。

ハナモモ(菊桃)

0405_2hanamomo1 2014.4.5
水車のところ、白梅の隣。
遊歩道の桜をバックに、ぽっ とピンクのかたまり。
ハナモモです。
0405_2hanamomo2
咲きはじめましたね。
これは華やかな花。
0405_2hanamomo3
まだ二分咲きくらいかな。
桜坂の大賑わいが終わってから、こちらの見ごろになるでしょう。
楽しみの多い地元民です。

八重桜

0405_16yaezakura1 2014.4.5
密蔵院の外の遊歩道の並木。
つぼみが膨らんでいます。
0405_16yaezakura2
空が背景なので暗くなりましたが、もう開くところだというのがわかります。
0405_16yaezakura3
ちょっと遠いところをズームアップしたら、少しぶれましたが、鮮やかな色が撮れました。
0405_16yaezakura4
どういうわけか、一輪だけ先行して咲いていました。
先駆者だ。さきがけるもの。
0405_16yaezakura5
こういう品種名のようです。

ふと脇を見ると
0405_21hanaikada
水路を花びらがちらほらと流れていきます。
花筏、というほどではない。
境内から水路へさしかかる枝垂桜の花びらでしょう。
いろんな種類の桜が次々と自分の時間を咲いていく。
多様な花の刻が刻まれるのは快い。
一種類だけというのは、やはりどこか「異様」ですよね。
いろいろあって、みんないい。

枝垂桜

0405_17sakura1 2014.4.5
満開でした。
つぼみはわずかしか残っていませんし、散った花びらもほとんどない。
0405_17sakura2
枝垂れた枝の中から真上を。
ため息が出るような、というか、深呼吸したくなるような、というか。
相反しているような気もしないではないですが、いいんです。両方なのです。
0405_17sakura3
向こうに白い桜があって、どこを見たらいいか迷うほどの眺め。
0405_17sakura4
この時は風もおだやかで目の前の桜もあまり揺れませんでした。
このところ強風だったり突然の雨だったり、すぐ変わる。
見られるときに見ておかないと、と、妻と二人でため息をつきに来ました。
0405_17sakura5
葉芽も共存。
いい眺めでしょ。
うろうろと、またくるくると、この木の周りを二人で歩いていました。
いい日だなぁ。

2014年4月 4日 (金)

スミレ

0322_26sumire1_2 2014.3.22
妻が笑いながら教えてくれました。
地面から花が咲いているみたいなのよ。

プランターなんですけどね。
ホントだぁ。地面にくっついてる。
0322_26sumire2
よくよく見れば。
短い茎もあるし、距もあるし、一人前の花なんですが。
なんとまぁ「腰の低い」スミレさんでありますことよ。
まぁまぁ、そんな遠慮なさらずに、のびのびくつろいでくださいな。
大歓迎なんですから。

腰が低い(こしがひくい)
他人に対して態度が謙虚である。
広辞苑第六版より引用

キスイセン

0322_23suisen 2014.3.22
キスイセンでいいのかなぁ。黄色いからいいかなぁ。
寒い時期にまず美しい花を咲かせてくれたのは「水仙(スイセン)」でいいと思うのですが。
これは、私には同定しきれません。
園芸品種があるようで。
3月終わりごろからあちらこちらで目にするようになりました。

ハナニラにて 多分タカラダニ

0322_21hananira1 2014.3.22
柵に実をもたせかけて、上からハナニラを撮影。
花弁に花粉が散っているようです。アブか何かが来たんだな、でも色の濃いのもあるぞ。
0322_21hananira2
思い切り接写。あらま、これはタカラダニかな?
季節としてはちょっと早いなぁ。
5月頃からの、強い日差しの中でコンクリート柵の上を走ってるのをよく見ます。
熱くないかい?と聞きたくなるような感じです。
今はまだ陽ざしのパワーは弱いので、違和感がありますが、この姿はタカラダニですねぇ。
http://www.pref.kyoto.jp/hokanken/oyakudati_takaradani.html
↑これは京都府のサイトです。

5月の連休明け頃から、日当たりの良い公園のコンクリートポットや階段、ご家庭の門壁やベランダ、橋の橋脚などさまざまなコンクリート壁に、小さな赤いムシがたくさんチョロチョロ動き回っているのをご覧になったことはありませんか?
・・・
正確には、ダニ目前気門亜目タカラダニ科アナタカラダニ属のカベアナタカラダニBalaustium murorum(Hermann)という種です。
・・・
まず、5月から長くて7月にしか見られないこと。
そして、見つかるのはすべてメスであること。このダニで、オスが見つかった例はなく、単為生殖を行っているのではと考えられています。
・・・
花粉を食べていることは確実なようです。コンクリート製の建造物にたくさん見つかるのは、コンクリートなど多孔質の材質にたまり、くっついている花粉や有機物を食べているのではないかと考えられています。
・・・
 タカラダニ類の中には、幼虫期に、セミ、カマキリなどの昆虫類に寄生する種がいます。もともとは、セミに赤いダニがくっついていると宝物を抱えているように見えるということから、この種のダニをタカラダニと呼ぶようになったと言われています。
(後略)

ヒルザキモモイロツキミソウの花粉にダニが集まった写真があります。
そうなのか、花粉を食べるのか、初めて知りました。
私が撮影した写真では、ハナニラの花粉に来ているんですね。
そういうこともあるんだなぁ、と。
ところがその後ハナニラを見ていますけれど、赤い点々は見かけない。
3月22日だけでした。どういう風の吹き回しだったのでしょうね。

ササグモ on スノーフレーク

0322_17sasagumo1 2014.3.22
真っ白なスノーフレークを眺めていましたら、何かいます。
顔を近づけてみるとササグモだ。うれしいな。
0322_17sasagumo2
季節だなぁ。
0322_17sasagumo3
嬉しさのせいでついパシャパシャと撮影していましたら、うるさいな、と言われた感じ、横を向いてしまった。
ゴメン、またね、と退きました。
0322_22snowflake
スノーフレークの開花順を示すような写真を1枚加えておきます。
例の「時間を写したい」というやつです。
春って楽しいな。

オランダミミナグサ

0322_16miminagusa1 2014.3.22
これは多分オランダミミナグサ。
0322_16miminagusa2
こういう花です。
ハコベは花弁5枚ですが、切れ込みが深くてまるで10枚あるように見えます。
オランダミミナグサでは、ハコベよりは切れ込みが浅いので識別できます。
ただ、「ミミナグサ」というのもあるようで、それとオランダミミナグサの識別がよくわかっていません。
オランダミミナグサは「全体が軟毛におおわれる」という記載があります。
ミミナグサでは「毛は少ない」。
そんなところから、オランダミミナグサだろうと考えています。
我が家周辺では、ハコベより少し遅れて目立ち始めます。
そして、結構高めに立ち上がってきます。
ミミナグサは「低く広がる」ということですので、多分あっているでしょう。

みみな‐ぐさ【耳菜草】
(葉の形がネズミの耳に似るからいう)ナデシコ科の越年草。田畑・路傍に普通。茎は高さ約20センチメートル、全株に細毛があり、春から夏に白色5弁の小花を開く。若葉を食用。都会地では、欧州産帰化植物の近似種オランダミミナグサが多い。枕草子[131]「つめどなほ―こそあはれなれ」
広辞苑第六版より引用

ミミナグサは枕草子にも出てるんですね。由緒正しいんだ。

シャガ

0322_15syaga 2014.3.22
シャガのつぼみが出てきました。
独特の板状のものがつぼみに展開していきます。。
0329_23shaga 3.29
こういう風になってくるわけです。
0331_4syaga 3.31
そして、咲きました。
花弁の縁がフリルになっていて、よくまあ、こういう細かい細工ができるものだと。
おしゃれな花です。

ブルーベリー

0322_14blueberry1 2014.3.22
葉も伸び始めて。
0322_14blueberry2
つぼみの方は、気をもたせたまま。
これはこれで、すっごく春っぽい雰囲気でいいですね。
多分そろそろ開くかなぁ、と。
待ってます。

イチョウ

0322_13ityou 2014.3.22
同じ芽を追跡しているわけではありませんが、並べていきます。
0325_5ityou 3.25
少し長くなったか。
0326_20ityou 3.26
う、開きそうだぞ。
0401_8ityou1 4.1
わ~い、ほどけてきたぞ。
0402_23ityou 4.2
小さくったって、イチョウだもん。

40年をこえて付き合ってきたイチョウ。
こういうの、一鉢つくると、楽しいですよ。
銀杏の発芽率は高いので、お勧めです。

レンギョウ

0322_11rengyo 2014.3.22
咲くかどうかと思っていたレンギョウですので、咲いてくれただけでうれしい。
レンギョウってモクセイ科なんですね。知らなかった。
0325_3rengyou1 3.25
一輪で止まりはしない。
0325_3rengyou2
パラパラと、なのですが黄色が増えてきました。
0326_14rengyou 3.26
レンギョウらしい姿になってきました。
0328_41rengyou 3.28
今年はこのくらいかな。
レンギョウのイメージはもっと黄色いですが、いいですよね。
緑も美しい。輝いています。

なんたる偶然!

★4月3日、4時過ぎ。
私の生活習慣では、4時半が活動終了。後は食事、入浴、・・・睡眠。
夜は基本的にパソコンには接しません。睡眠の質が大幅に劣化しますので。
で、この日も、そろそろパソコンをシャットダウンして終わろうと思って、何の気なしに、普段はしないことなのですが、自分のこのブログを開いてみたんですね。
そうしたら

201404031619
わぁ。
放置して置きっぱなしのアクセスカウンターが「666666」になっていました。
あわてて、「PrtSc」キーを押して画面を取り込み、ペイントに貼りつけて保存。
{よく使うソフトはショートカットキーに設定してあって、Ctrl+Alt+Pでペイントが起動するようになっています。なかなか便利なものです。}

Timestamp
ペイントで保存したjpgファイルのタイムスタンプをお目にかけます。
2014/04/03 16:19

こんなこともあるんですねぇ。
自分で自分のブログにアクセスしてこんな数字にしてしまった。
珍しいこっちゃ。と思う。

2014年4月 3日 (木)

アジサイ

0322_9ajisai1 2014.3.22
昼の散歩に出たところ。
太陽の傾きがこういう状況を作っていました。
見事に影が映ってます。
0322_9ajisai2
ちょっと斜めから。
状況はお分かりのことでしょう。
アジサイのある成長段階、ある日ある時刻の太陽の位置、それらが生み出した「影絵」でした。
再現不能です。

不明

0322_7humei1 2014.3.22
帰り道の続き。知っているような気がしますが。思い出せない。
0322_7humei2
この、花びらのつるつる感、輝き。
見たことあるよなぁ。
う~む「脳がかゆいゾ」

本屋散歩

★土曜日、いつもの本屋ではなく、たまにしか行かない本屋へ。のんびり通路を歩いていたら
0322_2denwa 2014.3.22
公衆電話だそうです。
電話ボックスはなし。
簡易型ですね、
10円玉と100円玉のみ使用可。テレカは使用できません。
キーは大きくシンプル。
壁のコンセントから電源を取ってます。
実にシンプルです、これいいですね。
携帯電話が普及して公衆電話が衰退していますが、機能を絞って使いやすく、というのはいいなぁ。
気に入ってしまいました。

★電車で帰って、帰り道
0322_4mube
ムベです。
右が葉芽。左はつぼみ。
もうそういう時期か。大田区が植えてネームプレートを付けてくれたおかげで知った花です。
そして、漢字表記が「郁子」。なんでこれがムベと読めるのかはよく知りません。

散歩の途中で

0321_24hakumokuren 2014.3.21
多摩川の土手に上がっていく途中で見えたハクモクレン。
背景はマンションの壁です。
ここは接近できる場所ではありません。
近づいて見られるポイントがありますので、いずれそちらも見に行かねばなりませんね。

0321_26su1
密蔵院の墓地の周囲の木の一部。
てっぺんに巣のようなものが見えます。
0321_26su2
ズームアップしてみたらこんな具合。
ハンガーのようなものが見えていると思います。
ということは、カラスの巣じゃないかな。
人工物も使って巣をつくるのですよね、カラスは。

参考:理科おじさんの部屋:第88回で、カラスの巣の分解をやりました。
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/88th/sci_88.htm

そうそう、理科おじさんの部屋で一緒に学んだU君は今年度から獣医学部の新入生。
東京を遠く離れて一人暮らしで学ぶことになりました。逞しい若者になりました。

クンシラン

0321_23kunsiran 2014.3.21
お、つぼみが出てきましたよ。
クンシランは3,4株ありますが、みんなこの板みたいに固まったつぼみを出し始めました。
お世話などしていないのに、ちゃんと花をつける。ずいぶん長い付き合いになります。
実がかわいい、と熟させてみたりね。園芸好きのお家のクンシランに比べたら、待遇悪いだろうなぁ。

カラスノエンドウ

0321_22karasunoendou 2014.3.21
カラスノエンドウの葉が展開していく途中。
我が家の前ではまだつぼみらしきものは見えてきません。
マメ科の花って好きだな。スイートピーも成長中。

ムスカリ

0321_19muscari1 2014.3.21
最初に立ち上がってきた花(1)の根元にくっついています(2)。
0321_19muscari2
よくよく見れば、またそばにもう一本(3)。
0321_19muscari3
これが花1です。
いろんな段階の「口の開き具合」。
なかなか楽しくなってきました。
3本の花、揃うかな。
ムスカリ・トリオのハーモニーを聞きたいぞ。

桜桃

0321_17outou1 2014.3.21
現況報告を続けていきます。
0321_17outou2
「両手に花」なんていったら怒られるかな。

両手に花(りょうてにはな)
二つのよいもの、美しいものを一人で占有することのたとえ。
広辞苑第六版より引用

中央の葉芽にはこれから重大な使命が待っています。
とにかく光合成に励まなければなりません。
果実たちがみんな待ってますよ~。

シャクガ

0321_15ga 2014.3.21
家の外壁にくっついていたガ。
シャクガでしょう。種を特定するのはなんだかもうメンドくさい。
虫の少ない春に姿を見せてくれて有難うの気持ち。
ワンショットで立ち去るかかかしでした。

2014年4月 2日 (水)

シラン

0321_12siran1 2014.3.21
シランの芽がいっぱい。
写真中央あたりの下にカラスノエンドウの葉が見えています。
ホトケノザもありますね。
0321_12siran2
ほら。ホトケノザと一緒に。
0321_12siran3
背景にオオイヌノフグリも。

芽生えっていいものだ。
去年より株がずいぶん増えそうです。
種まき成功、でしょうね。
自力で生息範囲を拡大させています。
ガンバレ。

ハナニラ

0321_11hananira1 2014.3.21
春分の日の散歩を終えて、我が家前。
今年はハナニラがたくさん咲きそうです。
0321_11hananira2
なるべく皆さんに「わぁ」という気分を味わっていただきたいと思って。
0321_11hananira3
いかがでしょうか。
0321_11hananira4
手前にしかピントが合ってませんが。
0321_11hananira5
三角のハナニラ、になりました。
メシベは奥に引っ込んでいて、オシベが顔を出してます。
自宅前だと、いろいろアングルを考えながら楽しめます。
(よそでこんなことやってると不審者と思われてしまいそう。)

アロエ

0321_10aloe 2014.3.21
家の近くまで戻ってきまして。
今年はアロエの花にあまりお目にかかっていない。
ここには2本、花が立っていたのですが、一本折れてしまった。
残った花が咲き進んでいます。
鳥が蜜をすいに来るんですね。
嘴の長い鳥でなくてもいいように、下向きになって蜜を垂らすようです。
それを吸いに来て花粉を運んでくれる。
植物の工夫もすごいですね。

0321_9take 2014.3.21
密蔵院の外側、水路沿い。
竹の若葉が「金色の壁」になって輝いていました。
目で見た通りには写らないものです。
生命感があふれていました。とお伝えしたいんですけれど。

密蔵院のツバキ

0321_7tubaki 2013.3.21
ちょっと目立ちにくい位置。
0321_8otometubaki1
オトメツバキ。
0321_8otometubaki2
ボケ味を狙ってみましたが。

先代住職の奥様も、みんな枝垂桜に目が行くけれど、このツバキもいいのよ、と、お気に入りのようでした。
ぜひ見ていってほしいとのこと。
私はここが好きで、必ず見に来ています。
去年かな、桜の最盛期に立ち話をした男性に、陰になるけれどちょっと見ていってほしいとお教えしたら、いいものを見ました、とお礼を頂きましたっけ。

花桃

0328_22hanamomo1 2014.3.28
みんな上に気を取られるのですが、ちょっと首を元に戻しまして。
水車の横の辺り。
花桃です。
まだ開花していませんでした。
花桃のつぼみもぴょっと舌出してるみたいですね。
0328_22hanamomo2
これが咲くと、色が圧倒的に濃い。
あまりの華やかさに、みんなの視線を一斉に惹きつけてしまうのですが。
時の宜しきを待っています。

じ‐ぎ【時宜】
(シギとも)
①時の丁度よいこと。また、その判断。程よいころあい。太平記[11]「主上猶―定め難く思し召されければ」。「―にかなう」「―を得る」
②その時にかなった挨拶。時儀。甲陽軍鑑[14]「人の―するに、此方より―せざるは大非儀にて候」
広辞苑第六版より引用

水車付近

0328_21sakura1 2014.3.28
5,6輪咲いたから開花宣言だ、といったあの場所。
言葉になりませんね
0328_21sakura2
花もいっぱい。つぼみもいっぱい。
0328_21sakura3
わぁ。
こういうのを「仕合せ」のかたまりというのでしょう。
今というこの時に、この場所で、つぼみから花へと移り変わっていく姿に会う。
二度とないことです。

し‐あわせ【仕合せ】‥アハセ
①めぐりあわせ。機会。天運。
(後略)
広辞苑第六版より引用

密蔵院境内の枝垂桜

0328_15keidai1 2014.3.28
すっくと姿くっきりと立つ枝垂桜。
こちらは少し遅めに咲くようで、上の写真のような状態。
つぼみからぴゅっと出ているのはメシベの頭(柱頭)でしょうね。
おちょぼ口から下を出しているみたいでかわいい。
0328_15keidai2
真下から上を見るとまだ、ですね。
満開の時にこの位置に入ると「夢のよう」な気分になります。
周囲も頭上も桜に囲まれて、現世を漂い出したような気分。
あの世へ行く予行練習かな。

枝垂桜

<外から>
0328_13sidare1 2014.3.28
密蔵院へ近づいていく遊歩道から。
ピンクの枝垂れ桜のほかに白い花の桜も混じっています。品種はわかりません。
0328_13sidare2
上を見上げれば花がポンポンと丸くなって連なっています。
青空がまたいい。
0328_13sidare3
太い桜は密蔵院の墓地の桜。
散歩の方々もみんな携帯やスマホを掲げてしまいます。

<境内から>
0328_16sidare1
境内に入って、ちょっと回り込むと外から見えていた桜の内側が見えます。
しかも、目の前に。
0328_16sidare2
揺れますので、ちょっと先の方をつまんで揺れないようにして撮影。
枝を折る気か花を摘む気か、と誤解されないように、指先でつまんでいるということがはっきり見えるように意識しながら。
0328_16sidare3
おいしそうじゃありません?
甘そうな気がしてしまう。
しあわせ気分です。

先代のご住職の奥様に伺った話では、密蔵院の枝垂桜は、自分たちが若かったころに、仙台の国分寺の友人からそこの枝垂桜の苗を分けていただいて植えたのだそうです。
ご高齢ですがお話の全体像はおそらく間違っていないと思います。
ここの枝垂桜は仙台から来たもののようです。

2014年4月 1日 (火)

消費税増税ですが

★今まで5%だった消費税が、8%になる。
増税率は?
1.08/1.05≒1.03
3%の増税率

そりゃ税率は低い方がいいですけど、日本の経済が破綻しないために使ってくれるのなら、已む無し。
{そこが一番の問題なんですけど。監視していかなければなりません。}

で、8%という数字に踊らされなかったでしょうね?
8%上がるのではなくて、8%になるのですね。
そのあたりごちゃごちゃしなかったでしょうか。
もし8%上がったら、消費税率は13%くらいになってしまいます。これはイテっ。
増税率というのも考えておいてください。

経済が「腰折れ」するかどうかは知りませんが、「腰痛」くらいは起こすでしょうね。きっと。
いてててて。ではあります。高齢者だし。腰痛ぇ。

枝垂桜

0321_6sidare1 2014.3.21
わぁ、わぁ。ですね。
0321_6sidare2
只今「準備中」ですが、もうすぐ咲くよ、といってますね。
0321_6sidare3
中の花弁の色が濃い。
咲くとピンクになります。
つぼみの時は色が濃縮されています。
0321_6sidare4
春分の日の青い空と白い雲。そして枝垂桜のつぼみ。
気持ちのよい、すてきな「お花見」でした。

オタマジャクシ

0321_4rokugootama 2014.3.21
ツクシ採りを終えて、密蔵院の枝垂桜の様子を見に行こうと六郷用水跡の散策路を走っていましたら。
オタマジャクシがいましたよ。
去年は、卵の時期だったかなぁ、水路をきれいに浚ってしまったんですね。
で、オタマジャクシは見られなかった。
きれいなのがいいのかなぁ。オタマジャクシもいないような水路って寂しいよなぁ。

まだあまり泳がない時期です。みんなで固まっている。
我が家のオタマジャクシも似たような状況だったので、判別できました。
ちょろちょろ泳ぐ姿をイメージしていると見逃したかもしれません。
整備しすぎないことを祈ります。

スミレ

0321_1sumire 2014.3.21
ツクシ採りに出た日の写真。
近くの駐車場の隙間に生えたスミレ。
早いですね、もう咲いていました。
何スミレかは詮索しません。
ツマグロヒョウモンと肩組んで、スミレなら何でもいいんだ、もう。
パンジーだってスミレだい!
{おいしそうなスミレだなぁ、などという感覚も生じ始めましたからね、最近は。}

0321_2nogesi
そばにはノゲシかな、も咲いていました。

桃かな?

0319_16momo1 2014.3.19
線路向こうなんです。ズームアップ。
この木の左隣が白梅。
白梅が終わって、桜がまだで、3月中旬から下旬のピンクの花、というと。
桃ですか?
0319_16momo2
アンズじゃないよなぁ。消去法で桃かな、と思っているわけです。
物識らずでスミマセン。

ムスカリ

0319_15muscari 2014.3.19
ムスカリが立ちあがってきたなと思ったら。
その根元付近にもう一つ。
あらまぁ。うれしいですね。
かわいい花をもっと楽しめるらしい。
ありがとう。

カエデ

0319_13kokaede1 2014.3.19
これは「子」カエデです。
小さな鉢に植わっているのですが、お、芽が弾けそうだ。
0319_13kokaede2
よく見たら、下の方ではもう葉が開いていました。
開き始めたばかり、ですね。
じゃあ「親」カエデの状況はというと
0319_14oyakaede
こうです。
まだちょと硬いなぁ。
どういう差なのか。元気の良い「子」です。

ミドリハコベ

0319_8midorihakobe 2014.3.19
コハコベに比べて「立ち上がる」という感じが強い草です。
ミドリハコベとコハコベ、ウシハコベは花がよく似ているようですね。
これなあに?と聞かれて即答できる自信は全くない。
今は何とかなるような気がしても来年はまた忘れてる、ゼッタイ{生きてりゃね}。

名前が似ていてもイヌコハコベは花が全然違います。
わかりにくいなぁ。

ぺんぺん草

0319_7nazuna1 2014.3.19
雨水貯留槽を設置した場所が、ぺんぺん草(ナズナ)の生育場所だったんですね。
で、妻はぺんぺん草が生えてこなかったらどうしよう寂しいわ、と心配しておりました。
0319_7nazuna2
いかにもアブラナ科ですね。
ここは雨水貯留槽の脇です。ぺんぺん草発見!ぺんぺん草が出てきたぞぉ、と報告しましたら。
それ、私が連れてきたのよ、と。
あらぁ。そうなんだ。知らなかった。
道端に生えていたのを抜いてきて、庭に植えたのだそうです。
0319_7nazuna3
つぼみも密集しています。まだいっぱい咲きます。
ぺんぺん草の生える庭になってよかったなぁ。

ブラックベリー&ブルーベリー

0319_5blackberry1 2014.3.19
ブラックベリーの葉が開き始めました。
0319_5blackberry2
かわいいでしょ。
「ブラックベリー (Blackberry) は、バラ科キイチゴ属の一群の種または1種の低木およびその果実。」
だそうでして、イチゴっぽい。

0319_6blueberry
こちらはブルーベリー。
「ブルーベリー(英: blueberry)は、ツツジ科スノキ属シアノコカス節に分類される北アメリカ原産の落葉低木果樹の総称である。」
のだそうです。
ベリーといっても、イチゴじゃないんだ。
並べて栽培することになって、初めて知りました。

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