寒冷前線通過
★東京は昨日13日、大荒れでした。
表をご覧ください。
この場合はグラフ化するよりも表で見た方がかえって分かりやすいと思います。
低気圧が一つじゃないので、複雑になっています。
13日の昼12時頃から見てください。
21時頃まで、ずっと南の風ですね。
温暖前線へ向かって吹いていく南風です。
暖かい空気ですから、気温も大体15~16℃で推移しています。
21時のところで乱れがありますが、片目をつぶっていただいて。
22時以降、風向は北より、気温は10~12℃くらいになりました。
寒冷前線の通過ですね。
寒冷前線の北側に入り、風向は北風になり、冷たい空気なので気温がカクンと下がる。
気象情報でよく聞く言葉ではありますが、こうやって一覧にしてみると、よくわかりますね。
寒冷前線は温暖前線に比べると「幅」がせまく、急激に変化します。
また、冷たい空気が暖かい空気を押し上げていますので、積乱雲が発達したりして、激しい雨、竜巻、などいわゆる「激しい気象現象」が起きやすいのです。
天気図を見て、あらかたの予想は自分でおこなって、さらに詳しい分析は気象庁発表のもので知る。
気象現象をおおざっぱにでも自力で読めるようになっておくといいですね。
この内容は、昔、中学理科の第2分野で教えた内容とほぼ同じです。
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