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2014年3月

2014年3月31日 (月)

ムスカリ

0318_9muscari 2014.3.18
発見したてのムスカリですが、花が開いてきました。
地面に近いので、腰をかがめるのはつらい。
思い切って肘をついて撮影してみました。
きつい姿勢なので一枚きり。
結構よく写ってくれますね、フォトジェニックな花だ。
楽しいな。

ヒラタアブの仲間の産卵行動

0318_8hirata1 2014.3.18
電車の柵のすぐ内側。花もない場所でヒラタアブの仲間が動き回っていました。
クロヒラタアブかなと思ったのですが、ちょっと違うようですね。
花もないのに、何しているんだろう?と見ていたら。
きゅっと腹を曲げる。
あ、そうか、産卵してるんだ!
上の写真、アブの頭近くの茎を見てください。アブラムシがいっぱいいるようです。
これですね。
アブラムシのそばに産卵しているんですね。
ヒラタアブの幼虫はアブラムシを食べます。
親は花の蜜でいいけど、幼虫は肉食性。
0318_8hirata2
腹を曲げているところは写っていませんでした。
肉眼では確認できたのですけどね。
どうやってアブラムシの存在を知るんでしょうね。
視覚もあるでしょうし、なにかアブラムシ独特の「におい」のようなものを嗅ぎつけているのかもしれない。
孵化した幼虫の餌を確保する、すごいものだな。
0318_8hirata3
この写真を見ると、クロヒラタアブではない、ということはほぼ確実。
ナミホシヒラタアブかなぁ。
同定はできません。
春の営み。
野草がぐんぐん伸び、アブラムシが増え、それを食べる昆虫も増える。
きっとテントウムシたちもそろそろ活躍を始めますよ。

ホトケノザ

0318_7hotokenoza 2014・3・18
段々になっています。

ほとけ‐の‐ざ【仏の座】
①キク科のタビラコの別称。春の七草の一つ。新年
②シソ科の一年草または越年草。原野・路傍に自生。茎は柔軟で高さ25センチメートル。春、紫色の唇形花を輪状に付ける。ホトケノツヅレ。三階草。漢名、宝蓋草。
広辞苑第六版より引用

もちろん②の方です。
「三階草」という別名は写真のような段があることが由来ですね。

また、「三界草」という字を宛てることもあるようで。

さんがい【三界】仏教で,欲界・色界・無色界。また,過去・現在・未来の三世(さんぜ)。
パーソナル現代国語辞典より引用

こうなってくると、「仏」というイメージも強くなりますね。

★まるっきりの別件。
輪廻転生して自分を進化させ、理想的な未来をつくると称する「仏教系」の宗教が日本にあります。
でもなぁ、輪廻転生を繰り返すことは「苦」であるとお釈迦様は言わなかったっけ?
輪廻転生は「苦」である。悟りを開いて、輪廻転生を繰り返す「此岸」から脱出しよう、それを「彼岸にわたる」というんじゃなかったけっかなぁ。
もう輪廻転生はしないよ、というのが至高の状態でしょ。
なんだか日本の仏教はウソっぽい。
私は原始仏教にこだわっています。

{内緒話:輪廻転生してアブやトンボやカマキリになる、っていうのは想像するとうれしいけどなぁ。カマキリに生まれ変わりたいゾ。それなら輪廻転生も捨てたもんじゃない。}

ビワ

0318_6biwa 2014.3.18
ビワの幼い実です。
数は多くはないけれど、結構甘味のある実になります。
商品のビワの種を播いたのですから、親と同じ味にはなっていないはずですが、十分に甘くて楽しめます。
市販の果実は甘すぎるきらいがありますね。
酸味も伴った「濃い味」のほうがおいしいんだけどな。

ホトトギス

0318_4hototogisu 2014.3.18
足元でホトトギスの芽がいっぱい伸び始めました。
みんなで口を開けています。
もうこの場所には踏み込めないな。
またぐということのできない私には、行動範囲が狭まるのですが、いいんです、ぜひルリタテハさんに来てほしい。

桜桃

0318_2outou2 2014.3.18
花びらを落とした花、まだ花びらのある花、そして開こうとする葉。
時の進行を物語ります。
花びらのある時期は虫などを呼んで受粉に精を出す。
花びらを捨てて実りへ向かう。
この後あたかもセーターを脱ぐかのように、オシベなどを脱ぎ捨てます。
そして、展開した葉が光合成をおこなって栄養を送り込む。
実を熟させるために。

0319_2outou1 2014.3.19
19日の全体状況。
0319_2outou2
花びらを持っていますが、大事な子房を感じさせるでしょ。
0319_2outou3
これから一挙に葉が展開していきます。

池のオタマジャクシ

0322_1ikeotama 2014.3.22
これ見てください。
ぐじゃあ~っとかたまってます。
午前10時ちょっと前。
すごいでしょ。
0322_12ikeotama
12時半ころ。
みんな解散して散っていきました。
これからどういうことになるのやら。

水槽のオタマジャクシ

0318_1otama1 2014.3.18
外鰓期のオタマジャクシになりました。
0318_1otama2
ちょっと不鮮明ですが、全体像です。
まだ活発な動きはありません。

0319_12otamajakusi 3.19
泳ぎ始めました。
写真で「泳いでいる」ことを表現するのはやっかいですが、この時は尾を振っているショットがありまして、お目にかけます。

0321_25otama1 3.21
午後3時少し前。日が傾いてきて、差し込んできた光を逆光で受けて水槽が輝いていました。
で、こういう透過型の写真が撮れました。
尾がきれい。
外鰓がもうしまい込まれましたね。
消化管の終端部・肛門の位置がよくわかります。
一番右の個体はひょっとして糞をしたところかな、とも思いますが、判然とはしません。
0321_25otama2
カッコよく泳いでいます。
0321_25otama3
口が判別できます。
これから大食いになりますよ。
雑食です。鰹節や煮干しなどタンパク質も適度に与えなければなりません。
なにせ「体を作る」のですからね。

2014年3月28日 (金)

ホソヒラタアブ

0317_15hosohirata1 2014.3.17
左下のあたり。ホソヒラタアブが桜桃の花の前でホバリング。
桜桃の世話をしてあげなくっちゃ、と妻が筆を持って花を撫でていましたが、律儀なホソヒラタアブさんは、毎日花を訪れては授粉作業をしています。
0317_15hosohirata2
大型のハナアブが来ることもあるのですが、今年はホソヒラタアブが主役です。
0317_15hosohirata3
花を観察しているみたい。
で、すっと花に入り込んでは、またホバリング。
繰り返しています。
0317_15hosohirata4
f14。1/80秒。
その間の動きが像の「流れ」になり、その間のはばたきが写っているのだと思います。
翅が何枚かに分かれて写っていますでしょ。
高速なんですね、このはばたき。
ホソヒラタアブはよく私の目の前でホバリングしてくれます。
撮るなら早くしなよ、と催促されているようで、どうしても撮りたくなるんだなぁ。

桜桃の花の期間は短いです。1週間ちょっとくらいかな。
花が終わると、一挙に葉が展開して、光合成で栄養づくりに入ります。
何個か、食べられると思います。タノシミ。

南殿

0317_14naden 2014.3.17
南殿もゆるやかに膨らんできています。
毎日、南殿の鉢の前に座り込んで眺めています。

0322_25naden1 3.22
わ、わ。
0322_25naden2
開花も近い。
弾けかかっています。
こういう変化で毎日を楽しく過ごせるのは、最高の幸せですね。

アカカタバミ・ムスカリ

0317_11akakatabami 2014.3.17
カエデの木の下。クロッカスが咲いた近く。
アカカタバミの可憐な花が咲いていました。
膝をついてかがみこんで接写。
葯のあるのがオシベ。
メシベの花柱は5裂しているよううです。
ふと息を抜いて脇を見たら
0317_12muscari
これはムスカリではないだろうか。
あとで妻に訊いてみたら、以前の勤務校で頂いて植えたものだそうです。
まぁ、あれ出てきてるの?うれしいなぁ、と。
何を連れて来るやら。私は発見すべきものが多い。楽しいことです。

チャコちゃん

0317_8chako 2014.3.17
チャコちゃんが、伏せの姿勢。
何かに興味を惹かれて、狩りの姿勢ですね。
視線の先はハトなんです。
ヒキガエルがうろついても許容していたチャコちゃんですが、ハトは気になるらしい。
私も完全停止状態に入って後ろから眺めていました。
庭で鳥が下草などつつくのはあまり歓迎したくない私です。
ハトがびっくりしてくるのをやめるくらいに脅してもいいよ、と。
実際には跳びかかるところまではいきませんでした。
ハトは塀際まで歩いて行って飛んでしまいました。
チャコちゃんの狩りも見たかったんだけどな。

キイチゴ

0317_6kiitigo 2014.3.17
若い葉がぐんぐん展開して、陽ざしに輝いています。

0319_4kiitigo1 3.19
こういうものがいっぱい現れてきました。
つぼみにしてはちょっと変かな。
緑のものが先端から出ているし。
0319_4kiitigo2
でも、葉芽はすでに展開しているし。
どういう風なものなのか、興味津々で眺めています。

クサボケ

0317_4kusaboke 2014.3.17
わぁ、咲きそう。
で、二つのつぼみの間に注目!
アブラムシが「挟まって」ます。
このアブラムシで花がダメになるでもなし。ほっときます。

0319_1kusaboke1 3.19
予感が膨らんできます。
0319_1kusaboke2
トゲトゲとつぼみを比べてください。かなり長い棘ですね。

0324_3kusaboke 3.24
わぁ。

0325_1kusaboke1 3.25
この日が開花日。一輪。
0325_1kusaboke2
後に続くものも控えています。
準備は整ったよぉ。

ムベなど

0315_7mube1 2014.3.15
ムベですが。
0315_7mube2
つぼみには少し早いかな、と。
葉芽でしょうね。
これは散策路に大田区が植えたものです。
ここで初めてムベという植物を知ったのでした。
植物名など書いたプレートのおかげ。
ありがたかったな。

0315_8jintyouge
ジンチョウゲ。
よい香り。
つぼみの時は紫が濃かったのですが、開花したら内側の白がでてきて、白くなっちゃった。
いつもこんなだったけ?
とぼとぼ歩いて、立ち止まっては写真を撮り、また歩き。
春はのんびり、いいですね。

水車付近で

0315_3ume 2014.3.15
白梅の横の梅です。
うっすらピンク。花の時期が短めの木でしたね、たしか。
0315_4eda
雪の重みの影響を所々で見かけます。
ずっしり重い雪だったものなぁ、あの2回目の大雪は。
0315_5hakubai
白梅のてっぺんに、名残の花がありました。
なんでだか、上だけ。
花の種類の交代が近づいていました。

2014年3月27日 (木)

パラリンピック

★「人はできることをする
それだけ。
『不可能は可能にできる』なんて真っ赤なウソでしょ。

やっと、ソチ・パラリンピックが終わって、息苦しさから脱け出しました。
閉会式で「impossible」を「I’m possible」に変えるという演出をしたらしいですね。
最後の最後まで鬱陶しいこっちゃ。

単純な話。
不可能なことはできないんです。できないからこそ不可能というのです。
可能なことを限りなく追及していくことは可能なのです

大事なのはね、自分を自分で限定してはいけないよ、ということなのです。
「夢はかなう」というのはある種の自己限定ですね。
早い年齢から「夢を持て」なんて勧めるのは自分に枠をはめなさい、その枠の中で生きなさい、と言っているようなものです。
夢がかなうなんてのは真っ赤なウソですからね。
夢の実現のために必要なことだけを学んで、いらないものは無駄だと言って放棄する。
これって、完全な自己限定じゃないですか。
それじゃあ、人間 大成しないね。
夢を持つのは悪くはない。ぼんやりした夢でいい、ぼんやりした夢の方がいい。
そして、いろいろたくさん吸収して、自分が成長するにつれて夢もまた成長して姿がはっきりしてくる。
そういうように導いてあげたいですね。役に立たないものなんて人生にありはしないんです。

おそらく大事なのは夢じゃなくって好奇心でしょう。
面白いと感じるものを追及していく。
その結果、人生どういう風に生きていくことになるかは、まぁ、風任せでいいじゃないですか。
人間、どこでどのように生きたって「一生」。
やれるだけのことをやればいいのです。
その人がやったことの総体をその人の能力というのです。

やってみなけりゃわからんことを、やらずにうじうじしてるわけにはいかんでしょ。

夢やら、ふるさとやら、変なものに固着しないことが肝要。

★私は根っからの障害者。ですから、障害と共にある自分、という意識はかなり早くから生じていました。
障害があるからこその私であって、私の思想は障害とともにあるのです。
ところが、パラリンピックに出る方の多くは、途中障害者。
健常者だった方が、何かの原因で障害者になった。
それを「挫折」ととらえていらっしゃる。
健常者として生きるはずだったのが「何にもできない障害者」に自分がなってしまった。
何で自分だけが。というのを経験したでしょうね。
その上で、スポーツを見出し、「障害を乗り越えて」打ち込んだ。
何にもできなくなっちゃった、と思い込んでいたのが、今度は、やれば何でもできるんだにひっくり返ってしまう。
で「金メダルを目指して」闘ってしまうんだなぁ。
国を背負って代理戦争なんかしない方がいいですよ。
本物の戦争では、障害者なんかいともあっさりと「非国民」にされちゃうんだから。
戦争は究極の「効率」追及なのです。効率の悪い障害者なんかお荷物にされちゃうんだから。

せっかく障害者になれたんだから、せっかく「競争・効率」という原理から遠い位置でものを見ることができるようになったのですから、それを生かしましょうよ。

★ここまで書いてきて、そうだ、前にもパラリンピックについて書いたことがある、と思い出しました。
↓「案山子庵雑記」にありました。2006年の記事です。

http://homepage3.nifty.com/kuebiko/essay/disablty.htm
パラリンピックはキライです(2006.03.06)

その終わりの方を引用します。

●脊髄損傷の方々は、健常だった時代を経験してから障害者になられた方も多いのでしょうね。「何で自分だけが」「障害さえなければ」というような思いはとても強いのだと思います。私のように、記憶などない満1歳でポリオに罹患した者は、障害者であることが当たり前で、その上に自分の自己形成を行なったのですから、ちょっと脊髄損傷の方々の思い入れとは違ってしまうのでしょう。
●ですから、障害者にはなったけれど、色々なことができるんだ、「やればできる」という感覚が強いのかな。でもね、肉体的なDisabilityを抱えたことは事実なんだし、できないことはいくらがんばったってできはしないのです。それはあたりまえ。
 「自分の能力を超えることができた」なんてのは嘘っぱち。能力の限界と決め込んでいた線を踏み出してみただけでしょ。人間は、できることしかできない、というのは、これも当たり前なのですよ。
 競うべきは「他者」ではないのです。自分自身の能力をどこまで推し進めていけるか、自分はここまで、と決めつけてしまうのは楽なことなので、そういう楽したい自分だけが競うべき相手です。スポーツのこういう性格がよりはっきり出るのが障害者スポーツではないでしょうか。体を動かせるということは最高に楽しいことです。スポーツの原点って、体を動かして楽しむっていうことなのではないでしょうか。
●スポーツをするということは、自分自身を突き詰めていく作業でもあるのです。
●障害者であることを隠すことはないし、卑下することもないし、かといって優越感に浸るのも逆差別だし、自分が自分であることをありのまま生きればいいんでしょ。そこまでいってみれば、それって、健常者だって同じじゃないですか。
●「障害を超えて」ではないのです、「障害と共に」「障害があるからこそ」の生き方を健常者の方々に提示して、健常者が囚われている競争原理への強い執着を解き放つ一助になりたいな、と思うのです。

こんなのもありました↓

http://homepage3.nifty.com/kuebiko/essay/IsItFair.htm
それって、フェアですか?(2006.04.25)

ぜひお読みください。

★なんだ、何にも変わってないじゃないか。進歩ねぇなぁ。
というのが自分自身の感想。
何か新たな視点を開発しないと、単なる「傷のついたレコード」になってしまいそうだ。
考えなくっちゃ。

河津桜

0315_2kawadu 2014.3.15
駅前です。
ご近所の河津桜は今年は花が少なくて、一挙に葉が茂りました。
ここの河津桜は花がいっぱい。
木の「調子」というものもあるのですね。

河津桜が園芸種として広まり始めたのは最近じゃないのかな。
以前はニュースで見るだけでしたのに。
いろいろな桜を次々に見ていくのは楽しいことです。

見做(な)し

0315_1kao 2014.3.15
外出しようとしたら足元の枯葉。
私には、魚に見えるんですが、いかがでしょうか?

0315_6kao
水車のところの藤棚の足元。
水関係のメンテナンス用の蓋。
ロボットの笑顔、みたいに見えるんですけど。

こういうのシミュラクラ現象っていうんですか?
「書きかけウィキ」です。

シミュラクラ現象(英:Simulacra)とは、人間の目には3つの点が集まった図形を人の顔と見るようにプログラムされている脳の働き。和訳は類像現象。
人は他人や動物に出会った場合、敵味方を判断したり、相手の行動、感情などを予測したりする目的で本能的にまず、相手の目を見る習性がある。人や動物の目と口は逆三角形に配置されていることから、点や線などが三角形に配置されたものを見ると、脳は顔と判断してしまう。

人間は「顔を見る」動物なんですね。
他者との関係性が生き延びることに大切な動物なのでしょう。
顔が見えないのに関係を結んだような気になるネット上の「人間関係」って、やっぱり動物としては不自然さを伴っているのでしょうね。

ハコベ

0314_11midorihakobe1 2014.3.14
これはミドリハコベ。
0314_11midorihakobe2
花と茎を同時に鮮明に写すのは難しくって。
0314_11midorihakobe3
茎が緑色。

0314_12kohakobe
これはコハコベ。
茎が赤味を帯びていますでしょ。
その違いくらいしかないなぁ。
コハコベの方が「地を這う」という感じがするようでもあります。

「ハコベ」でいいですねぇ。
ちなみに、ハコベはナデシコ科です。

オオイヌノフグリのつぼみ

0314_10ooinunohuguri 2014.3.14
ちょっとぼやけてしまったのが悔しいのですが。
オオイヌノフグリのつぼみを見るのは珍しい。
地面近くの小さな花で、撮影は腰に来る。
もちょっと伸びてほしい、なんて無理だよなぁ。

ツバキ

0314_9tubaki 2014.3.14
庭の中からの撮影。
今のところ足元が比較的すかすかで、「またぐ」という動作なしで入り込めます。
私は「またぐ」ことは全くできないので。
で、ツバキの木に庭の中から接近できます。
開花に勢いがついたので、つぼみのうちに傷んでしまうことなく咲けるようになっています。

0314_13tubaki
これは外へ出て道路からの撮影。
傷んだところを撮影するのは花に申し訳ない気がして。
こういう具合に、ほぼ完全な状態を撮影できるとこちらもうれしい。
しばらくは最盛期が楽しめます。
その次には稔りの時期がやってきます。
{できればチャドクガの季節はパスしたいけど。今年はどうなるか}

レンギョウ

0314_6rengyou 2014.3.14
レンギョウ。枝の黒っぽい粒状のものがつぼみ。
0317_7rengyou 3.17
飛行機ぶーん、みたいな。

0319_3rengyou1 3.19
一輪、開き始めました。
0319_3rengyou2
縮んでいたのがぐ~んと伸びたというのがわかります。
0319_3rengyou3
つぼみも変化しています。
0319_3rengyou4
連れてきて初めての花ですので、妻はどのくらい咲くのだろうと心配していましたが、これならかなり咲いてくれそうです。ありがとう。

ジンチョウゲ

0313_2jintyouge 2014.3.12
庭に出まして、このあたりに佇みますと、芳香がふわっと漂うんですよ。思わず息を深く吸ってしまう。
強すぎもせず、上品です。
花の期間も長いようですね。
我が家の庭は今「春が炸裂」してますから、気持ちいいんですよ。
玄関前に座り込んで日向ぼっこしてますと、春にくるまれている、という気分になります。

イヌコハコベ

0312_30inukohakobe1 2014.3.12
「萼の基部に紫の斑紋」があるようですね。
これで花なのです。
0312_30inukohakobe2
初めて内部の撮影に成功。
オシベとメシベが写っているのだと思います。
地味でしょ。とても花とは思えない。

0314_14inukohakobe 3.14
確認の一枚。
雑草図鑑から

イヌコハコベ
1年草。1970年代に帰化が確認された。街なかの空き地や道ばたなどに生育。形はハコベに似るがより小形で株も小さい。
花期3~5月。がくの基部に紫の斑紋。花弁はない。

1970年代といったら、私もう大人ですね。子どもの頃にこの草はなかったのか。ふ~ん。
知りませんでした。

2014年3月26日 (水)

桜開花宣言:枝垂れ桜

0326sidare1 2014.3.26
わぁ!水車の方から帰ってきて密蔵院前。
なんと、枝垂れ桜が2~3分咲き。
0326sidare2
ご近所の方とすれ違ったのですが、その方によると、夕べ一晩でこんなになったみたい、とのこと。
暖かかったんですねぇ。
0326sidare3
つぼみもいっぱい。わくわくします。
0326sidare4
ちょっと先の、水路にかかるところでも、もうこんなになっていました。
密蔵院境内の枝垂れ桜はまだ開花していない様子でした。
お葬式やってましたので、中に入るのは遠慮しまして、外から様子をうかがっただけです。
0326sidare5
美しいピンクをお楽しみください。
また撮影に行きます。それはまたその時。

桜開花宣言:ソメイヨシノ

午前中の「桜坂下」の記事で3月22日の状況をお目にかけたソメイヨシノですが。
所用があって、昼前にまた行ってきましたら。
0326somei12014.3.26
咲いてました。
0326somei2
5,6輪は咲いていましたから
開花宣言!
ができますね。
桜坂下、水車のそばのソメイヨシノが本日、3月26日、開花しました。
0326somei3
水車のところに立って、向こうを見ると、白く見える花がかなりあります。
これもソメイヨシノだと思います。
5,6輪なんていうものじゃない。
明らかに開花ですね。

まずはお知らせまで。

チューリップ

0312_29tulip 2014.3.12
我が家のチューリップも成長してきました。
写真左端にハコベがぼんやり写っていますので、それをスケールにしてください。
ずいぶん大きくなったでしょ。
いろいろな野草と混然一体。実に我が家らしい光景です。

0317_3tulip1 3.17
チューリップ幼稚園、というような雰囲気がありますね。
とにかく全力で伸びてますね。
0317_3tulip2
全部でいくつ?
わかりません、20くらい。

ホトケノザ

0312_27hotokenoza 2014.3.12
いち、に、さん・・・いっぱい!
{君は猫かね?かかしくん}
何があったのか、今年はホトケノザが豊作。
お迎えが近いかもね。なんたって、「彼岸」を見ちゃったからなぁ。
どこに座ってもいいようにしておくからね、と。
ありがたいことです。
Do not stand at my grave and weep. I sit on a leaf of henbit(HOTOKENOZA).

{あのぅ。「千の風になって」という歌、秋川さんが朗々と歌うのは何だか、どうも、そぐわない気がしてなぁ。翳りの「か」もありゃしない。小沢昭一的「ハーモニカ」とか、この世の枠組みから漂い出しかねない危うさを秘めた一青窈さんとか、なんかこう、やっぱりどこかに引っかかりがあって翳っている方がいいと思うんだけどなぁ。}

ペンキ塗りたて

0312_26penki 2014.3.12
東急電鉄が、線路の柵の下の境界杭を新しく赤いペンキで塗りなおしていきました。
管財部かな。あいまいさが生じているのでしょう。こんなこと今まで見たことなかったものな。

さて、最近この「ペンキ塗りたて」という表示、あまり見なくなったような気がしませんか?
昔はよく見た、という気がして。
ペンキが速乾性になったせいかな。
で、子どもの頃、こういう張り紙を見ると、つい大声で「てたりぬきんぺ」と叫んだものでしたが。
そういう記憶ってありません?
団塊のガキだけかな、そういうのって。
妻は似たような経験があるようなことを言ってましたよ。団塊の妻です。

ペンキ【番瀝青】
(pek オランダの訛)ペイントのこと。特に、油ペイント。
広辞苑第六版より引用

ふと辞書を引いたら。オランダ語からなのか。知らなかった。

ホソヒラタアブ

0312_25hosohirata1 2014.3.12
ホソヒラタアブやクロヒラタアブを見かける頻度が高くなってきました。
で、ホソヒラタアブの方がフォトジェニックですね。
目の前でこうやってホバリングしてくれる。
葉に映ったアブの影を見てください。
かわいいですね。角が生えているみたいだ。
0312_25hosohirata2
一瞬とまって、また飛んでいく。
私の存在をあまり気にせず近くをちょんちょん飛び回ってくれます。
ありがたいことです。

ミツバツツジ

0312_20mitubatutuji 2014.3.12
土佐のミツバツツジですが。
どうでしょう、今年は3月中に咲けるかどうか。
つぼみはずいぶん膨らんだのですが。
ご近所なので毎日見に行っています。
マンションの間の「冷風通路」ですし、東から南側が遮られていて、ちょっと条件が悪いのがかわいそう。

ジャノメエリカ・トキワマンサク

0312_18janome 2014.3.12
近所のマンション下のジャノメエリカ。
今年は花が多い。
株の表面がピンクでうっすらと覆われた感じになりました。
モンパル目線でこんな感じ。
0312_19tokiwamansaku
ジャノメエリカとほぼ隣り合う位置関係。
トキワマンサクに赤いものが見えまして、これがおそらく花芽なのだろうと思います。
あのリボン状の花、面白いですね、好きだな。このマンションの植え込みで初めて知った花です。
楽しみに待ちましょう。

アセビ

0312_17asebi1 2014.3.12
これは六郷用水の散策路での撮影。
0312_17asebi2
白い花。

0322_6asebi 3.22
こちらは東光院へ行く途中の植え込み。
ピンクの花。
東光院にもアセビはあるのですが、今年は花をちゃんと見ていません。

http://www.hana300.com/asebi03.html
季節の花300のサイトです。アセビの実の写真があります。
私は乾燥しきった実しか見ていませんで、途中経過をちゃんと見てない。
意識に保持しておくって、むずかしいものですね。

桜坂下

0322_3sakura1 2014.3.22
蒲田の本屋さんからの帰りがけ。
ピンクではないのですがソメイヨシノのつぼみが膨らんでいました。
水車のある場所のソメイヨシノです。
0322_3sakura2
両側がつぼみで中央が葉芽でしょうね。
0322_3sakura3
見上げるとこうです。

昨日、東京のソメイヨシノの開花宣言が出ましたね。
0322_3sakura4
平年より1日早く、昨年より9日遅かったそうです。
4月6日はちょうどいい時期でしょうね。
去年はタイミングがずれて「後の(桜)まつり」だったような気もします。

あと‐の‐まつり【後の祭】
①祭のすんだ翌日。神饌を下して宴会をする。
②(祭のすんだ後の山車だしの意から)時機におくれてどうにも仕様のないこと。手おくれ。
広辞苑第六版より引用

2014年3月25日 (火)

モンシロチョウ初見

0322_24monsirotyou 2013.3.22(土)
今朝、ラジオの気象予報士さんが、昨日の暖かさで全国でいろいろな「初」が発表された、といっていました。で、その中に、モンシロチョウの初見も入っていました。
あ、そうだ!私はこの間モンシロチョウを見たぞ、と思い出しまして。
3月22日。この日の昼の散歩、ぶらぶらしていましたら、影が視界をよぎりました。
ん?と思って影の本体を探したら、モンシロチョウ。
撮りたい!と思ったのですが、ひらひらと飛び去ってしまいました。
散歩を終えて、玄関前にどっこいしょ、と腰を下ろし、日向ぼっこしながら周囲を見ていましたら、白いチョウが視界に飛び込んできました。
わ!というので、レンズを向けてシャッターボタンを押しまして。
ファインダーをのぞく暇もなし、写ってないよなぁ、とあきらめながらパソコンに取り込んだら、冒頭の写真のような具合だったのでした。
白い三角っぽいのがモンシロチョウです。
写ったというべきか否か。
ま、私の眼を信用していただくとして、モンシロチョウの初見でした。

不作為

★サッカーには全く関心がない私です。
「無観客試合」が行われたようですね。
この件で、私が着目したのは、Jリーグの村井チェアマンの発言。
リクルートの出身の方のようですね。民間企業の出身の方にもいろいろいらっしゃいます。
村井さんは、人権感覚の鋭い方とお見受けしました。

「放置は、クラブが差別行為に加担したと受け止められても仕方ない」
「差別的掲示をそのまま放置したのは、差別的な行為に加担したと受け止められてもしかたがない」
「掲示の放置は、クラブが差別行為に加担したと受け止められても仕方ない」

不作為の加担
これ大事な概念だと思うんですよ。
これを、はっきりと発言されたことはよかった。
「暗黙の裡に(implicit)」というのは嫌いでね。「明示的に(explicit)」いきましょうよ。

★大方の人は、自分は差別なんかしていない、と思っています。
それはそれで、間違いではないでしょうけれど。
積極的に差別的な行為や言動をする人は多くはない。(いるけど)
で、何かあっても、見て見ぬふりをする。
こわいから、トラブルに巻き込まれたくないから、自分が何かしても大きな変化なんか起きないから・・・

見て見ぬふりは「加担」なのです。
偉そうなこと言って、私も不作為の加担から逃れられはしない。
「おせっかい」もいいものです。
ちょっと声をかける、それだけで事態が変わることもある。
私にできることはそんなこと。

「いじめ」でもそうでしょ。
不作為は加担、ですね。
見て見ぬふりはいけません。
誰かが大鉈ふるって事態を画然と変えてくれる、などということに期待なんかしちゃいけません。
それって、とっても危ない。
小さい声でいいから、みんなが声を出せば、ちょっとは事態が改善するかもしれない。
変なことは変だと言いましょう。

★「人生はニャンとかなる!」から
「小声なら愚痴、大声ならロック」
いいんです、愚痴で。
ロックと称する音楽で、道徳説教くらうよりは、愚痴の方がいい、なんだか変だぜいいのかよ、という声を挙げましょう。
不作為の加担をいつも頭に置いておきます。

★フック・ブック・ローのもくじいが歌う「なにがなんだかロックンロール」

なんかこのごろ よのなか ヘンだよ
それにつけても よのなか ヘンだよ

こいういう歌を幼いころに聞いて育った子は、きっと「変なことは変だ」という大人になってくれるかな、と楽しみです。
{大人のロックがないんだよなぁ。}

ヤツデ

0312_16yatude 2014.3.12
我が家の庭のヤツデはちょっと大きくなりすぎまして、いじめちゃって、小さくしてしまいました。
で今は、この写真のような状態にはない。
地味だけどいい眺めですね。
ヤツデの花も地味ですが、季節的に花の少ない時期に咲きますから、アブやハエに大人気。花粉も運んでもらえます。
植物、それぞれの繁殖戦略を考えながら花を楽しんでください。そして、実も。

ボケ:2

0312_15boke1 2014.3.12
遊歩道のボケの生垣。
0312_15boke2
ちょっと前にもご紹介しましたので、今回はあっさり。
ボケであって、クサボケではありません。

なんだか、意地になってませんか?かかしさん。
いや、ちょっと知識が増えたものだから、うれしくってね。
「人の命は短くて、知るべきことのみ多かりき」楽しくって仕方ない。

ヒヨドリ・シジュウカラ(訂正あり)

0312_14hiyo 2014.3.12
これ、ヒヨドリの後ろ姿でしょうか。
鳥には全く知識がない。
横顔が見えると多分もう少しわかりやすいのですが。
0312_14siju2
これはシジュウカラですよね。
庭では、シジュウカラの鳴き声は確認していますが、姿と一致していません、ワタシ。
ツツピー、ツツピー。とかいう声。

★訂正:kankikoh さんからコメントを頂きました。ありがとうございます。
「これはムクドリです。」
お恥ずかしい。物識らずです。識別できていないんだものなぁ。
反省して、ちゃんと調べてから書くように心がけます。
返す返すも有難うございました。(3/26記)

ドウダンツツジ

0312_13doudantutuji 2014.3.12
モンパルに乗って走っていますので、視点が低い。
きれいに刈り込まれたドウダンツツジの上面が浅い角度でみえるんですね。
まだ開いてはいないけれど、色づいた芽が密度高く目に入ってきました。
なかなかのものです。

ここは六郷用水の遊歩道ですが、この場所は幅が広くて、モンパルで走れます。
人やベビーカー、自転車、車いすなどと対向しても互いに気にせずすれ違える。
狭いところもありましてね。というか狭いところの方が多いというべきか。
そういうところでは、すれ違いが怖くて、遊歩道にはあがれません。
途中で道路に下りようとしても、段差がね。バリアなんです。下りられないんです。
直角に段差に向かえるなら、上がるのも下りるのも10cm位の段差は大丈夫なんですが。
もともと狭い道で、段差を下りようとすると、斜めに下りることになる。危険なんですよ。
ベビーカーや自転車、普通の車いすとは重さが全然違うし。
電動車いすにも、いろいろバリアは多いので、あらかじめ避けるように気配りしなければなりません。
狭い一方通行路で、両側に歩道があっても、その歩道に乗り上げて荷物の積み下ろしをしているトラックも多い。
お手あげ。ターンもできない。
ガードレールで仕切られた歩道、も入っちゃいけない。すれ違えないし出られない。
なかなか。いろいろ。あるんです。

チューリップ

0312_11tulip1 2014.3.12
私共夫婦の間では「チューリップのお家」で、この場所を特定できます。
今年も整列していますね。
いろいろ園芸品種を植えておられます。
ストレートな地味な花しか知らない私は、これチューリップなの?と驚きます。
0312_11tulip2
あれま。
スミレが咲いていますよ。
これは「人為」じゃないですね、きっと。
スミレがここへやってきた。
自力で来たか、アリが運んで来たか、わかりませんが。
こういうの好きだな。
「乱れ」のあるほうがいい。
なんとなくゆとりが出ます。
窮屈なのは苦手です。

ヒヤシンス+

0312_8hyacinth 2014.3.12
ヒヤシンスがもうこんなに咲いていました。
個人的な記憶のせいで、地面からヒヤシンスが生えて咲いていると、安定感があっていいな。
小学生の頃、ヒヤシンスの水栽培をしたことがあるのです。
元気よく成長しまして、ガラス瓶の中の根がものすごく「繁茂」した。
あの印象が強くて。
ちゃんと花も咲いたのですが、背が高く伸びて大きな花をつけたものだから「転んだ」。
どうも、ヒヤシンスに不安定感を覚えてしまう私なのです。

0312_9humei
なんだろう?不明
一瞬ツルニチニチソウかと思いましたが、違いますね。
「きれいな花」です。

フキ

0312_7huki1 2014.3.12
線路沿いです。
先日、妻が別の場所でフキの花を撮影してきました。
今年は、ツワブキじゃないフキを見た。
今まで気づかなかっただけでしょうけれど、私にとっては珍しい。
0312_7huki2
あまり近寄れませんでしたので、このくらいが限度。
フキの花が咲くということは、蕗の薹も出るんでしょうね、多分。
私の「おなか」は山菜に弱い。
あまり食したいとは思いません。
腹はガキなんだよなぁ、ワタシ。

ボケ:1

0312_6boke1 2014.3.12
ターザン公園をでて、六郷用水跡の散策路へ向かう途中。
ボケの鉢。
0312_6boke2
これはボケです。
棘がありません。
そういうように見分ければいいんだな。
少し賢くなりました。

2014年3月24日 (月)

彼岸

0321_25mukougawa 2014.3.21
私が立っているのは「此岸(しがん)」です。
あちらに見えるのが「彼岸(ひがん)」です。
なんと、彼岸を見てしまった。彼岸の中日に。

ひ‐がん【彼岸】〔仏〕
①河の向う岸。生死の海を渡って到達する終局・理想・悟りの世界。涅槃ねはん。此岸しがん。 →波羅蜜はらみつ。
②彼岸会の略。
③春分・秋分の日を中日として、その前後7日間。俳諧では特に春の彼岸をいう。春。 →秋彼岸。

し‐がん【此岸】〔仏〕
涅槃ねはんの世界を彼岸ひがんというのに対し、こちらの岸。生死を繰り返す迷いのこの世界。
広辞苑第六版より引用

★全く何の気もなしに、すごいマンション群になったよなぁ、とパチリ。
パソコンに取り込んで整理。この写真はフォルダ名を「向こう側」として収納。
そこから連想が走ってしまったわけです。
ああ、あれが「向こう側」というものか。
彼岸だものなぁ。向こうの岸も見えようってもんだなぁ。
「現在過去未来・・・ ・・・迷い道くねくね♪」という人生を送っております。

ツクシ採り

0321_3ooinunohuguri1 2014.3.21
春分のお散歩。
多摩川の土手へツクシ採りに。
オオイヌノフグリがいっぱい。
0321_3ooinunohuguri2
何だか我が家の前で咲いているのよりも、色が濃い感じがします。
花びらに花粉が散っている姿は、ポリネーターの存在を想像させます。なんだかうれしいですね。
0321_3tukusi1
オオイヌノフグリをバックに写し込んで「ツクシ」。
0321_3tukusi2
典型的な姿。
0321_3tukusi3
寝転がるようにしてほぼ真横から。
前日雨でしたので、草が湿っぽい。
でも立ち上がた状態では乾燥しやすかったのでしょう。
全面的に開いて、胞子をまき散らしています。
0321_3tukusi4
こちらは頭を出したばっかりの幼いツクシ。
これから伸びるんだもん。

0321_13tukusi
はい、これが収穫。
当然夕飯のおかずに卵とじ。
苦味もなく、おいしかったですよ。

ターザン公園

0312_5koubai1 2014.3.12
ここが目的地。
ちょっと梅がさびしい。
0312_5koubai2
時機を失しましたか。
もっと頻繁に見に来なくっちゃいけなかったな。

「ターザン」の由来の遊具が更新されました。
ロープが張ってあって、ぶら下がる滑車のようなのがあって、するするっと滑り渡るんです。
幼い子を連れたお父さんがいて、子を滑車につかまらせて、お父さんが抱っこして走ってました。
ターザンって、今の子は知ってるのかなぁ。
密林の王者ターザン。
雑誌のタイトルが有名ですね、むしろ。
私がぶら下がって「ああ あ~」とか叫びながら滑ったら、「じいさん気は確かか」と心配されるのが落ちでしょうね。ターザンじいさんの妻の名はジェーン。アハ。
0312_5koubai3
公園から出ようとしたら、木の下にオオイヌノフグリ。
公園でこの花を見るのはうれしい。
整備されすぎた公園が多くって。
いわゆる「雑草」も生えてる方が子らにもいいんじゃないかなぁ。

ユキヤナギ

0312_4yukiyanagi1 2014.3.12
白い滝。
0312_4yukiyanagi2
視界いっぱいの白い花。
こんな風に咲かせるには、何かポイントがあるんでしょうね。
全体が圧倒的なもので、個々の花はちょっと存在感が薄くなります。
0312_4yukiyanagi3
つぼみもまだこんなにあるんですよ。
この先ものすごいことになりそうですね。

ローズマリー

0312_3rosemary 2014.3.12
最近やっとローズマリーという名前が頭の中に常駐するようになりました。
葉の形も一緒に覚えなきゃいけないんだな。

私はハーブというようなのが苦手なたちでして。
シソをシソとして食べるのは嫌いじゃないけれど、冷奴にシソなんか乗っけたくない。
豆腐の豆くささが消えちゃうじゃないか。
という嗜好なんですね。
食材を食材の味や癖そのまま味わいたいんですね。
だもんで、ハーブ類は苦手だ。

ハナニラ

0312_2hananira1 2014.3.12
妻の、あらもう咲いてる、という声がする。
なんだ、なんだ、とツバキの下から移動するとハナニラ。
今年の初見です。
0312_2hananira2
この花の雰囲気が好きです。
形容詞がうまくでませんが、清楚というのかなぁ。
薄紫がまたいい。
もっと紫の濃いのもありますね。
佳人というべきか。
我が家の前でも咲くはずですが。そのうちね。

ツバキ

0312_1tubaki1 2014.3.12
暖かさに誘われてモンパルで散歩。妻と。
以前、寒い時に我慢してモンパルで出たら、お腹冷やして特急列車になってしまったことがあって、以来、暖かいときしかモンパル出してません。
おみごと。
0312_1tubaki2
ご近所でこういうのがあったことに気づいていませんでした。
このタイプは東光院で見る、というつもりだったので、ビックリ。
東光院の紅白のツバキの方はまだつぼみが硬いようです。

カランコエ

0311_14kalanchoe 2014.3.11
このペースだと、開花は4月かもしれません。
確かに変化を続けているようなのですが、決定的な開花にはまだ到達していません。
ゆっくり。ゆっくり。
君のペースでいいよ。

オオイヌノフグリ

0311_12ooinunohuguri 2014.3.11
咲いてから2,3日たつと、やはり平らになってしまうようですね。
花弁に粉がついています。おそらく花粉でしょう。
ということは、アブが来たんですね。
こんな小さな花でも、ちゃんとアブは見つけて訪れている。
ポリネーターというとハチばっかりが思い浮かべられますが、アブの働きはすごいですよ。
季節的に今はハチもチョウもほとんどいない。この時期のポリネーターの主役はアブです。
アブをかわいがってあげてくださいね。

ホトケノザ

0311_11hotokenoza 2014.3.11
これはセクステットの合唱隊。はるがきた♪

1:モノ、ユニ
2:ジ、ビ、
3:トリ
4:テトラ、クワッド
5:ペンタ、クイント
6:ヘキサ、セクス
7:ヘプタ
8:オクタ
9:ノナ
10:デカ
有機化学のところでやりましたね。参照↓
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/biology/chptr_1/1-1-3/num_word.htm
数詞

ソロ(ユニゾン)、デュオ、トリオ、カルテット、クインテット、セクステット、セプテット、オクテット、ノネット、デクテット
こんなところかな。音楽関係だと。
言葉としては知っていますが、クインテット以上はもう「いっぱい」だよなぁ。

2014年3月20日 (木)

アスベスト

★高校の化学教諭が中皮腫で亡くなったことについて、公務上災害と認められたという記事が出ていました。NHK,朝日、毎日など。毎日の記事を部分引用します。

石綿:化学教諭の労災認定 大阪・中皮腫で死亡(毎日新聞 2014年03月18日 07時45分)
 2007年に大阪府立高校の化学教諭が中皮腫で死亡したのは「理科の実験で使用したアスベスト(石綿)との関連が認められる」として、地方公務員災害補償基金大阪府支部審査会が死亡を公務上災害と認定したことが分かった。公立小中高校教諭の理科実験での石綿労災が認定されたのは初めて。
 ・・・
 教諭は1975年以来、府立5校で勤務。在職中の06年に中皮腫と診断され、翌年57歳で死亡した。審査会の裁決書によると、教諭は78〜84年ごろ、化学の授業で金属イオン溶液を石綿のひもにしみ込ませて燃やし、金属の種類によって炎の色が異なるのを確認する「炎色反応実験」を繰り返し行った。審査会は、教諭がこの実験で石綿製のひもをはさみで切断する際に高濃度の石綿を吸った可能性があると判断。中皮腫の主な要因は学校での業務にあったと認定した。
 関係者によると、炎色反応実験で石綿を使う方法は、教諭が勤めていた高校で他の教諭も採用していた。また、教員用の実験手引書に記載されており、他校でも広く実施されていた可能性があるという。
 ・・・
 今回の教諭の妻(63)は「夫は理科の実験には石綿が付き物だと言っていた。同様の実験をした教員のことが心配だ」と話す。支援した関西労働者安全センターの片岡明彦事務局次長は「授業の身近に石綿の危険があったことが公式に認められた意義は大きい。子どもたち以上に教職員が石綿と接したことに着目し、調査すべきだ」と話している。

なるほど。
私が教員になって何年かたったころでした、アスベストが問題になったのでした。
教室の天井がアスベスト吹き付けでしたね。
冬場、天井にストローを貼り付けるいたずらがはやって、入試前に、モップで天井をこすって落としたりもしたなぁ。
きっと相当アスベストを吸い込んでいる。
ある夏休み、アスベストをはがして取り除く工事がありました。
教諭でしたから出勤していて、工事の進捗状況なんか見に行ったなぁ。吸い込んだでしょう。
当時は喫煙者でしたし。私が中皮腫になっても不思議はありません。
たまたま、現時点ではなっていませんが。
ま、そんなものだと、私自身については、中皮腫になってもならなくてもどっちでもいいです。
統計的にはアスベストは確実にリスクが高い。
個別にはどうなるかはわからない。
これが健康被害の厄介なところですね。

★炎色反応の実験は私もやりました。
生徒実験では、白金線を使うのが標準的なのですが、保持できる液量が少ない。高価で、管理が面倒。
●で、私の方法は。ペーパークロマトグラフィー用の細長いろ紙を購入しておきます。
それを4分の1の長さにちぎらせます。
で、ちぎったろ紙を、縦方向に半分に折り断面がV字型になるようにします。
●リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、バリウム、ストロンチウム、銅などの塩化物の適当に濃い水溶液を用意しておき、各班に試験管で配布します。
●生徒は、V字型に折ったろ紙を試験管に入れて水溶液を吸わせて、その濡れた先端で、ガスバーナーの青い炎に「触れる」ようにすると、炎にきれいな色が付きます。要領がわかると、炎を長くして派手にしたり、いろいろやってくれます。
繰り返せるし、保持水量が多いので、楽しい実験です。
●一通り生徒の実験が終わった後。
色の標準的な呼び方を確認するためにデモンストレーション実験を行います。
生徒と同じ方法で行って、それぞれの色を何と呼ぶか、板書してノートを取らせます。
生徒個人が主観的に記録した色名も大事なので、消すなよ、書き加えるだけだと注意。
色の名前でコミュニケーションするのですから、共通にしておく必要があります。
でも、第一印象の主観的な色の名前も大事にしましょう。
●最後に。
Candle
机に磁器のるつぼを7つ伏せて並べます。
脱脂綿を切って、るつぼの底に乗せます。
生徒が使った塩類溶液に、エタノールをほぼ等量か少し多い目に加えます。
このアルコール入りの塩類溶液を、脱脂綿に吸い込ませます。
で、7種類の塩類溶液がそろったら。
マッチで脱脂綿に火をつけますと・・・
わぁ、クリスマスだ、パーティーだ、キャンドル・サービスだと大喜びになります。
脱脂綿を芯にして、美しい炎がかなり長い時間持続しますので、じっくりと楽しめるという趣向です。

カフェ・ロワイアルにヒントを得て作った実験です。
角砂糖にしみこませたブランデーが燃えるんだから、ブランデーくらいのアルコール濃度にしてやれば、塩類溶液も燃えるだろうという発想。
実にうまくいきました。私の炎色反応デモンストレーションの定番(じょうばん)実験です。
お試しください。

グルーミング行動

★現代化学という雑誌を読んでいましたら、実に面白い話に出会いました。
↓こういう記事です。
「接着と剥離」――材料開発のヒントを生物に求めて――  細田奈麻絵(現代化学 2014年1月号 東京化学同人)

強力な接着剤はありますが、接着してしまうと今度は剥がすのが大変。破壊的なことになりがちです。
ですから、古い文化財の修復でも、後の世の修復技術でまた修復できるように、単に強力な接着剤を使えばいいというものではない、というのは常識です。

ハエを思い浮かべてください。
垂直なガラス窓を平気で歩いていたり、天井を逆さまになって歩いている。
脚は面にくっついて、体を支える十分強い接着をしている。しかも、簡単にはがれるので、すたすた歩ける。
ハエが脚を引きはがすのに、よっこいしょ、と努力している姿なんて見たことない。
すぐれた接着性と剥離性ですね。

で、細田さんの研究材料はハムシだったそうですが。

 紅葉した葉はやがて地面に落ちる。「剥離」という現象は自然界でよく見かける現象だ。ハエやヤモリが壁を伝うのも、接着と剥離の繰返しと考えることができる。材料に「剥がす」という視点を入れたとき、自然界にヒントがあると考えた無機材料研究者が、実際に生物学とコラボレーションした様子を紹介。
(前略)
・・・
ハエやハムシ、ヤモリなどの身近な生き物は、壁や天井など自由に歩き回っている。この見慣れた風景の中に、素晴らしい接着のヒントがある。壁や天井などを「歩く」という行為は、足の裏の「接着と剥離」の繰返しなのだ。しかも、彼らは汚れた表面や複雑な形状の表面でも平然と歩いている。
・・・
 ハムシの足の接着性が高いのはガラスのように平らな表面である。ナノスケールの表面凹凸を用意して接着限界を調査すると、表面粗さが大きくなるにしたがい接着性が下がり、100nm程度の表面粗さですべって歩けなくなることを発見した。表面粗さが大きくなると、表面とムシの足の摩擦が下がるのだ。
・・・
 この実験の最中にハムシの奇妙な行動が気になった。特定の試験基板の上でいつも足を擦り始めるのだ。それは、すべってしまう表面の試験基板だった。そこで、すべての条件の試験基板にハムシを置いて、足を擦り始めるかを観察した。統計を取ると、すべりにくい表面ではほとんど足を擦らないのに対し、滑りやすい表面では足を擦る頻度が高くなった。
 この観察をゴルブ博士に話すと彼は目を丸くして驚いていた。この行動はグルーミングとよばれ、足が汚れたときに足の汚れを落とす行為としてよく知られていたのだという。しかし、昆虫がどのように足の汚れを知るのか、行為を始めるトリガーが何かはこれまで知られていなかったのだ。上述の観察は、虫が足の汚れを摩擦の変化で判断していることと、ナノサイズの表面粗さの違いについても違いを判断していることを明らかにした。材料学者の成果が生物学者を驚かせたのだ。・・・
(後略)

やれ打つな蠅が手を摺足をする (小林一茶)

この句の意味は
おっとぉ、脚が滑りやすくなったぞ、きれいにしなくっちゃ。
だったんですね。

カマキリは食後に複眼や触角や鎌の掃除をします。これは汚れ取り。
ミツバチは体についた花粉を集めて団子にするために体を櫛状の毛で漉き取ります。

今度ハエやアブが脚を擦っていたら、滑らないようにね、と声をかけてあげてください。
きっと「ありがと、だいじょうぶだよ」と返事をしてくれるでしょう。

★参考

細田 奈麻絵 氏(物質・材料研究機構 環境・エネルギー材料部門 ハイブリッド材料ユニット インターコネクト・デザイングループ グループリーダー)
バイオミメティクス・市民セミナー「虫・ヤモリ・植物から学ぶ:接合技術」
(2012年6月2日、北海道大学総合博物館・バイオミメティクス研究会共催)から

・・・
 人工的な接着では表面を平坦にしたが、生物の場合は、どうしても表面に凹凸がある。むしろ接触面の分割によって表面積が拡大することで、弱い力でも総体的に結合力が増す。これを「ファンデルワールス力」という。いま、ヤモリやクモのような生き物の足に着目して研究開発をしている。天井や壁を自在に歩ける機能は、付いたり外したりを繰り返す能力ともいえる。現代はさまざまな機器が小型化、軽量化の一途であり、接着部分は非常に細密になっている。そこでサイズ的にも参考になる。
 ニホンヤモリの足を電子顕微鏡で拡大すると、先がピラピラと枝分かれした毛が密生している。毛の素材は「ベーターケラチン」という、蟹の甲羅のような非常に硬い物質だ。ところが毛が傾いていて、先端がピラピラ薄いので、柔軟でしなやか、変形しやすい。つまり先端の精密な構造によって接着面が増え、さらに毛の角度を変えることで、巧みに密着性を制御している。
 ・・・
 ハムシ類は足の裏にある分泌液を介して接着する。8ミリメートルほどの甲虫で、日本ではスカンポという野草にいる。オスだけ足の裏の毛が吸盤風の形で、メスと見分けられる。大事なことは、葉の表面は凸凹しているので、接触する足の毛の方が葉の形状よりも細密であることだ。技術的な興味から、歩く面の粗さが変わるとどうなるか、テストした。
 アルミニウムを真空中で蒸発させて温度を変え、数十から300ナノメートルくらいまで、葉の表面のサンプルをたくさん作った。ハムシの体に、虫自身の力を測ることのできるセンサーを人間の金髪で結んで、引かせた。さまざまな糸で試したが、虫が引ける力は弱くて、金髪だけが軽くて適していた。結果として、表面の凸凹が低ければ虫が引く力は非常に強い。凹凸を100ナノメートルくらいに拡大すると、足の毛がフィットできず滑って歩けなくなってしまった。将来、殺虫剤を使わない虫除けに応用できればと思う。
 餌を食べるために葉の表面を歩くには、足がきれいなことも重要なので、汚れに対する反応も実験で調べた。塵(ちり)の代わりに1-100マイクロメートルくらいの大きさのガラスビーズを用意して、虫の足を汚してみた。ビーズがなくて足がきれいだと吸着力が強く、ビーズが付着していると弱まる。そしてハムシの足には櫛(くし)のような構造があり、足をこすって塵を落とす。すると元のように歩けた。どうして、足が汚れていると気づくのだろう。摩擦が関係すると思って、滑りやすい表面で試した。するとグルーミングの頻度が非常に高い。この実験から、ハムシは摩擦の違いで足の汚れを認識していることが証明できた。・・・

http://sc-smn.jst.go.jp/playprg/index/5642
↑ここに細田さんご自身が語る動画があります。(リンクは切れてないはずですが。)
4分50秒ほどの動画です。
虫が滑ってしまう表面粗さの基盤をシリコーンにうつしとって、そこではテントウムシが滑ってしまうシーンもあります。
テントウムシさんかわいそう。
この技術で、精密機器の中に踏み込む虫の防除ができるという応用もあるそうです。

アジサイ

0311_10ajisai 2014.3.11
アジサイもぐんぐん変化しているのですが、あまり見てあげなくって、申し訳ないことです。
真上ショット。
「開く」という動きが感じられるのではないでしょうか。
植物にも「動き」があり、「意志」があるということを、ぜひ感得してください。

イラガの繭

0311_9mayu 2014.3.11
カエデの幹に発見。
ヒロヘリアオイラガの羽化後の繭じゃないでしょうか。
何年か前にこの木でヒロヘリアオイラガがかなりたくさん発生してしまって、接触しないように注意しながら駆除しました。
去年は、「今年は発生しないな」と思っていたのですが、何匹かいたのかもしれませんね。
イラガの繭の実物は見たことがないのですが、有名なので写真知識で知っていました。
で一瞬、これって、やばいんじゃない?
もう羽化した後ですからいいけど。
しかし、以前この木で見かけたのはヒロヘリアオイラガだよなぁ、と調べて見ましたら、間違っていないようです。
http://www.jpmoth.org/Limacodidae/Limacodinae/Parasa_lepida_lepida.html
ここで確認しました。
きれいな幼虫なんですけどね。うっかり触ってはいけません。
毒々しさがないんで、つい手を出しそうですがご注意を。

調べている過程で、「すずめのしょんべんたご」という表現に出会いました。
広辞苑では

すずめ‐の‐たご【雀の田子・雀の甕】
ガの一種のイラガの繭。卵球形で白く黒斑があり、非常に固く、繭とは思えないのでいろいろな名がある。長径15ミリメートル内外で、樹枝に付着し、中に幼虫または蛹さなぎが入っている。冬、川釣の餌とする。雀のしょうべんたご。雀のさかおけ。たまむし。

しょうべん‐たご【小便担桶】セウ‥
小便を入れて担ぐ桶。
   広辞苑第六版より引用

「すずめの」というのは「小さな」というような含意があるでしょう。
カラスノエンドウより細かいからスズメノエンドウ、というようなのもありますし。
スズメノカタビラとかスズメノテッポウというのもありますね。

で、イラガの繭だけでなく、ヒロヘリアオイラガの繭も「スズメの小便たご」と呼ばれるような話もありました。
しっかしなぁ、想像してしまいましたよ。
スズメちゃんが、この小さな「桶」に小便を溜める。
昔の人の命名は「ゆとり」というか、ユーモアというか、おもしろいですねぇ。
オオイヌノフグリだってそうでしょ。花からは絶対わからない。
実が熟すと、ああそうか、犬の男の子なんだ、というのがすぐわかりますけど。
妙な命名をする。
現代人より心の幅が広いようでもあります。

ツツジ

0311_7tosamituba 2014.3.11
ご近所。
土佐のミツバツツジ。
0311_8kiyosumitutuji
清澄ツツジ。

去年よりは開花が遅れているようです。
去年は比較対象にはならないのですけどね。実は。
3月1日に春一番が吹き荒れ、3月中に2回も最高気温が25℃以上の夏日があったのです。
今年は今年。季節の進行とともにやがて必ず咲きます。

タネツケバナ

0311_5tanetukebana 2014.3.11
今年はタネツケバナがたくさん咲いています。
とはいえ、知らない方の目には、映らないだろうな。
ものすごく小さな白い花です。
ぜひ顔を近づけてみてください。ハコベも白い小さい花ですね。
地面近くでわいわいとにぎやかに咲いています。
妻は今年はタネツケバナがちょっと多すぎる。ぺんぺん草がちゃんと生えてくるかしら、と心配というか、期待しています。
去年、雨水貯留タンクを据え付けたあたりがぺんぺん草(ナズナ)の生えてくる場所なんですよね。
ワタクシ見るに、多分大丈夫だろうと思っています。
ちぇ、邪魔なものができた、とぼやきながら、そばに生えてきますよ、きっと。
{雨水貯留タンクは大いに活用しています。庭があるお家ならぜひお薦めします。}

ヒキガエルの卵

0311_4tamago 2014.3.11
これは池の卵。
ここで発生状況を観察するのはつらい。
で、拾ってきた方の卵を入れた水槽を毎日見ています。
水温など条件が違うとは思いますが、ほぼ並行的に発生が進んでいると考えます。
水槽の方は、記事を書いている今、オタマジャクシ状態になりつつあって、泳ぎ始めています。
池の方は少し遅れるかもしれませんね。

桜桃

0311_2outou1 2014.3.11
桜桃の花は、記事を書いている今、ピークを過ぎようとしています。
それはそれとして、可憐なつぼみをお楽しみください。
つぼみはこんな風にピンクなのですよね。
開花するとほぼ白。
以前から時々書いていますが、つぼみは色が濃縮されています。
花を楽しむなら、その前段階の「濃い」つぼみも鑑賞してください。
濃縮された美。です。命が濃い、です。

クサボケ

0311_1boke 2014.3.11
なぜか、ハエがいました。
謎の蝿。

ところで、これまで私がボケと言っていた我が家の植物。
そのつぼみが冒頭の写真ですけど。
クサボケということにします。
棘の有無で、ボケとクサボケの識別できるらしい。
我が家のは明らかに棘がありますので。クサボケですね。
ぼんやりかかしでスミマセン。{ボケてました}

2014年3月19日 (水)

ヒメギフチョウ

「春の女神」ギフチョウ羽化(2014年3月17日(月)20時28分配信 共同通信)
 「春の女神」と呼ばれ、羽化して1週間ほどで一生を終えてしまうギフチョウ。大阪市東住吉区の愛好家阪本さんの自宅では、ここ数日の陽気に誘われて二十数匹が次々と舞い、近所の人たちの目を楽しませている。
 羽の特徴は、黒い縁とアゲハチョウに似た黄色い線の紋様。雄は太陽の光を浴びると、交尾する雌を求めてゆったりと飛び、阪本さんは「短い生を懸命に生きる姿が美しい」と話した。
 ギフチョウは日本の固有種で、本州の里山に生息。毎年4月前後に卵からかえった幼虫は、1カ月後にさなぎになると、その後10カ月間も“冬眠”し、春の訪れを待つという。

いいですねぇ。実は私はギフチョウは標本でしか知りません。
飛翔しているところを見たことはないのです。

★で、思い出したんですが。

[対談]無知こそ科学の原動力 茂木健一郎・佐倉統(現代化学 2014年2月)
・・・
茂木:僕は日本鱗翅学会ってチョウやガの研究をしている学会に入っていたんですけど、大学院の入試で和田先生ってゲノム・プロジェクトをやった先生に訊かれたんですよ、「おお、君、チョウ好きだったんだね。ギフチョウとヒメギフチョウの違いを言ってみなさい」って。あれ言えたから入れたんですよ(笑)。
・・・

「ギフチョウとヒメギフチョウの違い」などというマニアックな話は私にはわかりません。

ここを見てください↓
http://insects.life.coocan.jp/Specimens/Agehachou/Gifuchou_Himegifuchou.htm
思わず「おお」と叫びたくなるような、マニアックな差があるんですねぇ。知りませんでした。
私は茂木さんと同じ大学院には入れないな。

★マニアックと言えば。
朝日新聞の土曜のBEにやましな・けいすけさんの「らいふいずびうちふる」という漫画が連載されていまして。
その1月18日のが恐ろしい。

・・・
2コマ目:今回のプロジェクトと前回のそれとの違いは・・・・
  極端な話でいうと・・・・
3コマ目:オオクロクシコメツキとクシヒゲミゾコメツキダマシだ。そこをしっかり頭に入れとけ!
・・・

http://www.insects.jp/kon-komeookurokusi.htm
オオクロクシコメツキ

http://syunnkasyuutousyasinnkann.web.fc2.com/koutyuu2.html
クシヒゲミゾコメツキダマシ

写真で見ると、触角で識別できそうです。
しっかしまぁ。漫画家ではやく・みつるさんが日本昆虫協会理事だったりして、虫好きなのは知っていますが、やましな・けいすけさんは知らなかった。「クシヒゲミゾコメツキダマシ」などという名前を知っているだけでもスゴイよなぁ。
驚きました。

★やく・みつるさんの名前が出てきたところで。
これまた、朝日新聞の土曜のBEの連載。

(いわせてもらお)(2014年3月1日)
 およその数:算数の授業で「約、およそ」の使い方を習った小学4年生の妹。新聞記事を見て、「この人ってどれくらい『みつる』なの?」。(やくみつるさん教えて下さい)

これはスゴイ。私も知らないぞ。どのくらい「みつる」なんだろう?

★わたくしごと。
大学院の入試で、面接に呼ばれて部屋にはいったら、教養時代にとった俳句ゼミの先生が大学院の教官でいらして。「おお、君か、最近俳句はつくっているかね」と訊かれて、少々俳句談義など。私の場合、俳句で大学院に入れたのかもしれません。「人間万事塞翁が馬」。
人生は偶然。
この先生の「古文書解読」講座をとりまして、江戸時代の変体仮名の解読などにいそしみましたっけね。変体仮名に苦闘した後だと、蘭学の「解体新書」の漢字などはすらすら読めちゃいますね。ものすごい経験をしましたっけね。

コハコベ&チューリップ

0310_5kohakobe 2014.3.10
コハコベの確認。茎が確かに赤い。
0310_6tulip
下向きついでにチューリップ。
20個くらい植えたそうです。
ちゃんと咲くかな。
保育園児が「さいた、さいた、チューリップのはなが♪」と歌ってくれるかもしれないなぁ。
などと、じじばばは楽しみにしています。

ホトケノザ

0310_4hotokenoza1 2014.3.10
つぼみの濃い紫色をお楽しみください。
今年は目の前ですごくたくさん咲いてくれて、うれしい。
雪に覆われていたのですけれど、負けませんね。

散歩

0310_1asebi 2014.3.10
妻の散歩です。ついでに雑誌の年間購読の申し込みもしてきてもらいました。
まずはアセビ。

0310_1esadai
これ、正月から気づいてはいたのですが。
鳥の餌台になっているのかな。みかんが乗っています。

0310_1huki
六郷用水の向こう側の土手。
フキの花。
私はどうもツワブキの黄色い花ばかり見てきたので、この白い花が何か、戸惑ってしまいました。
葉からしてフキに違いないのにね。
ところで、フキもツワブキもキク科です。そういえばキク科の花ですよね。

0310_1ume1
水車の上。
右の白梅はもう終わり。
その左隣にピンクの梅がありまして。
0310_1ume2
満開。
東光院の塀を背景にする以外のアングルがないのですね、この木の位置は。
花を際立たせるのが難しい位置です。

東光院の紅白ツバキや、シャクナゲなどはまだということでした。
コンデジを持ち歩く楽しさを覚えたようです。
時々使わせてもらうことにします。

0309_sanagi 2014.3.9
線路の柵の下にいろいろ植えて楽しんでいる妻。
世話をしていて、地面すぐ下から掘り出してきた蛹。
いわゆる「ガ」の蛹ですが、種類はわかりません。
ケースに入れて眺めています。
ドクガでもない限りは、なんでもかまわないのですが。
何が羽化してきますやら。

イワレンゲ

0308_20iwarenge 2014.3.8
どんどん子が増えてます。
すごく「勢い」を感じるようになりました。今年は変化の年かもしれません。
頂いてきたときは小さかったんですけどね。

ハハコグサ

0308_18hahakogusa 2014.3.8
このところ、マクロレンズを以前のF3.5の1:1マクロに付け替えて使っています。
強い日差しの下、植物を撮るチャンスが多いのだから、多少暗いレンズでも差支えないな、という判断。
このレンズ、最接近の時に内蔵フラッシュを使うと、レンズの影が被写体にかかってしまい、しくじるんです。
ですから、虫をたくさん撮るようになったら、また1:2マクロに戻すかもしれません。
これだと最接近時にフラッシュを使っても影がかぶさらない。

もっとレンズを楽しまなくっちゃいけないな、と思っています。

クロヒラタアブ

0308_16kurohirataabu 2014.3.8
クロヒラタアブやホソヒラタアブの姿が、少しずつ増えています。
春の最初の授粉者はアブですね。ハチの姿はまだない。
翅の傷みもないようだし、せっせと働いてください。
頼りにしています。

ジンチョウゲ

0308_5jintyouge 2014.3.8
コメントなし。
輝いていました。

2014年3月18日 (火)

魔鏡

★平等院の鳳凰の話から、青銅鏡の話と続けました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-15d7.html
2014年3月13日 (木)「平等院の鳳凰について」
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-2f33.html
2014年3月13日 (木)「青銅鏡」

★そうしたら今度は魔鏡の報道がありました。

「卑弥呼の鏡」は「魔鏡」 3Dプリンターで復元(日経 2014/1/29)
 3次元(3D)プリンターを使って「卑弥呼の鏡」との説がある古代の青銅鏡「三角縁神獣鏡」の精巧な金属製レプリカを製作したところ、壁に投影した反射光の中に鏡の背面に刻んだ文様が浮かび上がる「魔鏡」と呼ばれる現象が起きることが分かり、調査した京都国立博物館の村上学芸部長が29日発表した。
 鏡は古代の祭祀(さいし)で用いたと考えられているが、具体的役割は不明だった。この現象は太陽光線など平行光で特に顕著で、人心を掌握するのに用いた可能性や、太陽信仰との関連を指摘する意見もあり、古代鏡の研究に新局面をもたらしそうだ。
 こうした現象を起こす鏡は古代中国の漢代に登場。日本では江戸時代に隠れキリシタンが用いたものなどが知られるが、国内の古代鏡で確認されたのは初めてという。
 レプリカは、愛知県犬山市の東之宮古墳から完全な形で出土した鏡2面(直径はそれぞれ約24センチ、約21センチ)を復元したもの。三角縁神獣鏡の平均的な組成と同じ比率の銅、スズ、鉛の金属粉を材料にレーザー積層造形法で製作した。
 この現象は背面に凹凸があり、厚みが不均一な鏡を研磨する際、鏡本体にひずみが生じて厚い部分がかすかに凹面に、薄い部分が凸面になって反射光にムラが出ることが原因。全体が薄く、背面に彫りが深い突出した文様があるなど厚みに幅がある鏡だと現れるという。
 復元した三角縁神獣鏡は背面の中央や三角形の縁部、神獣像などが厚く、中央の最厚部は約2センチあるのに対し最も薄い部分は1ミリ以下。
 村上部長は「他の古代鏡でも同じ現象が起きる可能性はあるが、この三角縁神獣鏡は特に条件がそろっている。なぜこんなに薄く仕上げたのか謎だったが、現象が起きるまで研磨した可能性もある」と指摘。「古代鏡の役割を考え直す手掛かりになれば」と話している。

もちろん三角縁神獣鏡は青銅鏡です。
毎日新聞では組成が書いてありました。

京都国立博物館:「卑弥呼の鏡は魔鏡」再現実験で仮説(毎日新聞 2014年01月29日)
・・・
 3世紀ごろ築造の東之宮古墳(愛知県犬山市)から出土した三角縁神獣鏡(直径23.8〜21.4センチ、重要文化財)のレプリカを使って実験した。本物をレーザー測定したデータを基に3Dプリンターで復元。材料も本物の組成に近い銅75%、スズ25%の合金(青銅)にした。
・・・
・・・鏡面を研磨する際、薄い部分には力がかかって本体がたわんで削りにくく、厚い部分は削りやすい。その結果、鏡面に、裏面の文様に対応する形で僅かな凹凸ができる。光を当てるとこれらがレンズの働きをして凹部は光を集約して明るく、凸部は散乱して暗くなり、文様が浮かび上がる。
・・・

★お読みいただければ、ほぼ十分な情報量があると思いますが。
蛇足を。
鏡の研磨という作業は、「なでる」というような作業ではありません。
鋳型から取り出した鏡はまるっきり鏡面じゃないですから、「研ぐ」わけですね。
全体重をかけてすごい力で、粗い棒やすりのようなもので、まずは削るんですね。
そのあと、研磨材を段階的に細かくしながら磨いていくわけです。
鏡面を上にして、磨きます、強い力で押しながら、です。
すると、裏に文様があって厚い部分はたわまないけれど、厚い部分の間は押されてたわみます。
たわんだ部分は削られにくい。厚い部分が削られる。
で、力を取り除くと、弾性によってたわみが回復します。
そうすると、相対的に厚い部分が削られてくぼみ、薄い部分が盛り上がります。
これが、魔鏡の原理です。
{毎日の記事で凹凸が「レンズの働き」というのは、いただけません。レンズというのは基本的に透明なもののことで、透過光を議論するものです。}

1:こういう風に裏に文様があり、鏡面に太陽光を当てると、裏の文様が壁面に現れる、というのが基本的な魔鏡。
2:魔鏡状態にしてから、裏面を蓋のようなもので覆ってしまい、裏には何も特別なものは見えない。なのに、太陽光を当てると裏面にも存在しない文様が現れる、というタイプの魔鏡もあります。

三角縁神獣鏡は1のタイプですね。
発掘時、錆びて緑青をふいていたものを、復元した、というのがうれしい。
私もそんな提案をしました。

★日経の記事で
「他の古代鏡でも同じ現象が起きる可能性はあるが、この三角縁神獣鏡は特に条件がそろっている。なぜこんなに薄く仕上げたのか謎だったが、現象が起きるまで研磨した可能性もある」
という点について。

推測にすぎませんけど。
魔鏡というものは。青銅鏡を研磨して使っているうちに、だんだん薄くなり、魔鏡現象が現れることに、いつの時代かに気づいた。
で、それが研磨のせいだ、と気づいた人たちが、意図的に薄く研磨して、意図的に魔鏡現象を現わすことができるようになったのではないですかね。
あるいは、鋳造する時点から、かなり薄く鋳造しておくとかね。

今回魔鏡現象がわかった三角縁神獣鏡についてはどうだったのでしょう。
最初から魔鏡として作られたのか、使い続けているうちに魔鏡になったのか。
それは私には判断できません。

★ところで、私、科学史の大学院にいたんです、経歴上は。
そのときの指導教官が物理学史の渡辺正雄先生という方で、お世話になりました。
先生は、理科教育に科学史を導入しよう、という主張も強くなさっていました。
そして、魔鏡現象の研究でも先駆者でした。
弟子の私が教師になったころ、魔鏡の制作過程を映画にして公開なさったり、現代の鏡師が研ぎあげた魔鏡の実物を講演会で実演したりもしておられました。
私も、映画や魔鏡の実物を中学校の生徒に見せたことがありましたっけ。
というわけで、魔鏡とは40年も前から関わりがありました。
このかかしさんの窓でも、魔鏡を扱ったことがあります。↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_58be.html
2007年10月19日 (金)「魔鏡」
ぜひお読みください。
青銅鏡の記事で私が私費で買った青銅鏡を載せてありますが、あれ、実は魔鏡なんです。
上の2007年の記事にその写真があります。どうぞ。

★今回、再度写真を撮ってみました。
0317makyo1
下に鏡が置いてあります。そこに太陽光が当たって、立てた白い紙に像が写っています。
0317makyo2
こんな像です。
この鏡の裏面は
0317makyo3
像とは無関係。
ですから、上に書いた、2番目のタイプの魔鏡ですね。分解すれば中に像があるはずです。
0317makyo4
これが箱。複製品です。

★参考
http://dspace.lib.kanazawa-u.ac.jp/dspace/bitstream/2297/2162/1/AN10580469-5-1.pdf
金沢大学のページです。4ページほどのpdfファイルで、魔鏡を正確に知りたい方はぜひどうぞ。

http://www.shinise.ne.jp/receive/highgrade/yamamoto/
山本合金製作所のHP。
確か、渡辺先生がつくった魔鏡づくりの映画に登場する鏡師がこの山本合金製作所の三代目の山本真治氏だったはず。

1974年、その魔鏡の復元を発表したのが当・山本合金製作所の三代目である山本真治です。反射光によって初めて生まれる阿弥陀如来の姿。その神秘的な像をお楽しみください。

阿弥陀如来の像の写真もあります。
1974年というのは、ちょうど私が教師になったころですね。

http://www.rakuten.ne.jp/gold/kyoutodentousangyou/interview/vol-08/
山本晃久さんのお話。鏡の研磨にも詳しい。

ハナミズキ

0308_3hanamizuki 2014.3.8
帰り道。スーパーに寄ってちょっと買い物。
スパーの駐車場のハナミズキです。
つぼみがいっぱい。
もう一か月、かな。
ここはかなり近よって、ゆっくり撮影できるので好きな観察ポイントです。
時々覗きに来て状況を見ることにしましょう。

河津桜

0308_2kawadu1 2014.3.8
梅の里は高台にあります。
その高台を下りてきて、六郷用水跡の散策路にある河津桜へ。
満開でした。
0308_2kawadu2
暖かそうな色ですね。
0308_2kawadu3
青空、葉と一緒にしてみました。
葉と花が混在するのは自然な雰囲気がします。
ソメイヨシノみたいに、花だけがわっと咲き誇ってしまうのは、ちょっと異様な気もしてしまう。

通りかかったご婦人方と立ち話。
この木は、区が植えたのではなく、ご近所の方がここに植えたものだそうです。
{自慢ですが(→註)}私は多分、めんどくさい爺さんには見えないらしい。
めんどくさい爺さんというのも多いからなぁ。ご婦人には敬遠されます。
どうも、好好爺が滲んでしまって、「老人会話」にも慣れてきました。
前の記事で、テニスコートができる前は梅の里はもっとすごかったという話を伺ったのも、実はこの時。
私共は、梅の里から下りてきたところなんですよ。あら、どうでした?盛りは過ぎはじめましたがまだまだすごいです。じゃ私たちもこれから行ってみよう。
というわけで、お別れしました。一期一会、です。
0308_2kawadu4
これはヒヨドリですか。
梅の里では鳥が全然いませんでした。メジロくらいいてもよさそうなのにね。
ここで、しきりに蜜を吸っていたのは、この鳥。
鳥って敏感ですね、カメラを向けると逃げちゃう。
一瞬のチャンスに写った一枚でした。

{註:「自慢じゃないけど」というのは、ほぼ100%自慢話の枕詞みたいなものです。ならば、端(はな)から「これは自慢話だよ~」と宣言しておく方が正直でいいじゃないか、という皮肉でした。}

梅の里にて:2

0308_1umenosato5 2014.3.8
これ、前の記事で枝が折れたといった、その折れた枝の花です。
折れたために、目の前の高さに来てしまったのです。
0308_1umenosato6
枝は折れたのですが、一部つながっていますので、そこから栄養をもらえるのでしょう。
とにかく、生きられる限りは生きる、といっています。
植物の生き方というものは、ある意味で壮絶ですね。
動物ではこうはいかないだろうな。

0308_1umenosato7
シェットランド・シープドッグ(シェルティー)のお散歩。
コリーじゃないですよね。実はこれもよくわからない。
「名犬ラッシー」の世代なので、コリーの方がなじみがあります。
コリーよりは小型だと思います。
こっち見てます。この老夫婦は無害だ、フレンドリーだ、と判断してくれたように思います。
殺気がないんだよなぁ。好好爺・好好婆になったんでしょうね。
虫好き、動物好きの雰囲気がきっとにじみ出ちゃうんだな。

梅の里にて:1

暖かければモンパルで、と思いましたが、今年は去年よりは寒い。
で、自動車で梅の里を妻と二人で見に行きました。
0308_1umenosato1 2014.3.8
ピークを過ぎていくところでしたが、つぼみもまだまだある、という状況。
0308_1umenosato2
雪が重たかった。
1回目の雪は積もった割には軽かったのですが、2回目の雪が重たかった。
古木の大きな枝が折れていました。
他にもあちらこちら、枝が折れたようでした。
0308_1umenosato3
これは枝垂れ梅。
頭の上にかぶさってきます。
0308_1umenosato4
煙るような景色。
みごとです。ため息が出る。

このそばに、テニスのコートがあるのですが、昔をご存知の方によると、テニスコートができる前は、そこも梅林だったらしく、すごかったのよ、とおっしゃっていました。

コハコベ

0307_7hakobe1 2014.3.7
コハコベだろうなぁ、と思っています。
柱頭が3なので、ウシハコベ(5)ではない。

コハコベのオシベは1~7、ミドリハコベのオシベは5~10とありました。
0307_7hakobe2
さて、オシベが7を超えてますね。ミドリハコベかな?

茎が赤っぽいのがコハコベ、緑なのがミドリハコベ。
0307_7hakobe3
赤いようですね。
ということで、コハコベということにしましょう。
よくわからないんですよ、正直なところ。
単に「ハコベ」でもいいですね

ブルーベリー

0307_4blueberry 2014.3.7
もうすぐなんだけどなぁ。気をもたせますね。

0314_8blueberry 3.14
うわぁ。解(ほど)けはじめたぞ。
春なんだなぁ。

スズメのねぐら入り

0306_16suzume 2014.3.6
妻が散歩に行って、たくさんのスズメが集合しているのを見て撮ってきた写真です。
4時少し前、ちょっと「ねぐら入り」というには早いかな。
また「ねぐら入り」というのは、季節的に今じゃない気もするけど。
でもまぁ、たくさんのスズメが集合して、チュンチュン、チュンチュン、うるさいくらいに騒いでいたということ自体は事実です。

0306_18hiiraginanten
これも妻の撮影。
ヒイラギナンテンですね。
ずいぶん昔、我が家にもあったのですが。
日当たりが良くなかったか、消えてしまった。
門の陰、「邪鬼」を防ぐとかいう、縁起物でしたが。
妻は、これを連れてこようと算段しているようですよ。
剪定などしているときに、枝をもらってきたりしますね。
うまくいくといいですね。

2014年3月17日 (月)

生まれちゃったんだもん

0311_15tamago1 2014.3.11
ヒキガエルの卵。3月11日。
だるまさんの形になっていました。
0311_15tamago2
透明な膜の中にいます。
受精卵だったんだな、よかった、よかった。
と思っていましたら、だるま形に尻尾が見えはじめまして。
↓3月14日
0314_4otama 2014.3.14
卵から出てきちゃった。
孵化です。
りっぱでしょ。
背骨があって。尻尾があって。外鰓があって。
しばらくはじっとしていますが、そのうち泳ぎ始めて。
「食べ」はじめますね。
食事も用意いしてあげなくっちゃね。

生まれいづる悩み、ってのは文学作品ですが。
こうやって生き物と生活していますと
「生まれ出づる歓び」を感じますね。
生きるということの絶対的肯定。
生きる力のある限り、生きられる限りを生きる。
それでいいんです。

William Blake
Infant Joy

'I have no name;
I am but two days old.'
What shall I call thee?
'I happy am,
Joy is my name.'
Sweet joy befall thee!

Pretty joy!
Sweet joy, but two days old.
Sweet Joy I call thee:
Thou dost smile,
I sing the while;
Sweet joy befall thee!

ホソヒラタアブ

0315_14hosohirataabu 2014.3.15
玄関前のテラスに腰を下ろした私の前にホソヒラタアブ。
イヌコハコベの花に関心を示しているようでした。
反射的にレンズを向けたら、ラッキー!一枚写った。
私が見ている間はこのあたりを飛んでいましたが、きっと桜桃にも訪れたのではないかな。
予想は外れてないと思いますよ。
アブたちは働き者ですね。

クロヒラタアブ

0315_15kurohirata0 2014.3.15
妻が桜桃の花を筆でなでていました。
暖かくさえなれば、多分アブが来るよ、と私。
3月15日の昼。
やっぱりねぇ。来ていました、クロヒラタアブ。
0315_15kurohirata1
これ状況がよくわかります。
後脚と中脚で体を支えています。
前脚でオシベを引き寄せて固定して、口を伸ばして舐めています。
0315_15kurohirata2
頭部付近だけトリミング。
この動作が実にかわいい。
0315_15kurohirata3
これも。
体は毛だらけ。花粉がつきます。
で、ポリネーター、なのですね。(妻も)
複眼の後、人間でいえば「首」みたいな部分に毛がマフラーみたいに生えています。
ここまでは知っていましたが。
複眼の下部を見て下さい。ここにもう一段、毛の列があるんですね。
0315_15kurohirata4
この毛の列には今回初めて気づきました。
あったかそうですね。
存分に花をとび回ってください。

桜桃の花自体は、15日で、9分咲きくらいかな。
間もなく満開になります。

桜桃を見上げて

散歩を一周して戻ってきて、玄関前に腰を下ろしてふと見上げると。
0314_15outou1 2014.3.14
ベランダの下面を背景に一枚。
どんよりした曇り空で、そう明るくはないつもりでしたが、花が輝きました。
きれいだねぇ、と思わずつぶやいてしまった。
0314_15outou2
空を背景にしたらどうなるんだろう?という一枚。
曇り空ですから青くはありません。
なかなか面白い雰囲気になりましたのでお目にかけます。
美しい。

外では

0314_2kaben 2014.3.14
道路に白い花弁。
これは線路向かいの白梅。
全部散ったわけではないですが、全体としてピークにあるということは、個々の花ではピークを過ぎたものもたくさんある。
それが風に散ったのですね。
0314_3pansy
パンジーは背が低いこともあるけれど、一切影響なし。
びくともせずに笑っていました。

桜桃:3月14日

0314_1outou1 2014.3.14
夕べの嵐、大丈夫だったかなと玄関ドアを開けて思わず、わぁ!と叫びました。
なんと、6~7分咲きになっているではないですか。
0314_1outou2
どさっと咲いています。
0314_1outou3
次々、咲くぞ!といっています。
0314_1outou4
なんとうれしい姿でしょう。
こういうの好きだなぁ。

大丈夫とか何とかいう問題じゃなく、ひたすらに咲き続けていました。
咲きはじめる花のパワーは春の嵐など問題にしていない。
時至らざれば散らず。
花は決して「儚い」ものではないのです。
しぶといですよ。
0314_5outou
激しさを感じませんか?
今まさに命をつなごうとしている姿です。

桜桃:3月13日

0313_1outou1 2014.3.13
12日に一輪だったのが、翌日から勢いがつきはじめました。
0313_1outou2
開き始め
0313_1outou3
すごいことになりそうという予感。
ここまで、鉢は庭に出してあったのですが。午後から大荒れ、暴風雨の予報。
昼まで天気がもつかどうか、ということで、8時頃に出て撮影しました。
妻も庭に出してあった鉢を、玄関前に引っ込めました。少しでも風の当たりが弱まるように。
そうしたらすぐ、9時前からかな、雨が降り始めました。
荒れたのは午後からですが、朝のうちに写真撮っといてよかった。

2014年3月14日 (金)

桜桃が咲きました

0312_21outou 2014.3.12
暖かさに誘われて、モンパルに乗って小さめに一回りして帰ってきたら。
11時20分頃でしょうか。
桜桃が一輪咲いていました。
下にはもう咲くよ、というつぼみも二つ。
わぁ、わぁ。です。

で、昼食をとって、昼の散歩。
0312_22outou
12時20分頃です。
1時間で、こんなに開きました。
すごいですね。
つぼみはうっすらピンクなのですが、咲くとほとんど白です。
うっとり眺めていました。

その後のことは、来週また書きます。
まだ写真の整理もついてないし。
春はどんどん進みます。

寒冷前線通過

★東京は昨日13日、大荒れでした。
2014_0313_14
表をご覧ください。
この場合はグラフ化するよりも表で見た方がかえって分かりやすいと思います。
低気圧が一つじゃないので、複雑になっています。

13日の昼12時頃から見てください。
21時頃まで、ずっと南の風ですね。
温暖前線へ向かって吹いていく南風です。
暖かい空気ですから、気温も大体15~16℃で推移しています。
21時のところで乱れがありますが、片目をつぶっていただいて。
22時以降、風向は北より、気温は10~12℃くらいになりました。
寒冷前線の通過ですね。
寒冷前線の北側に入り、風向は北風になり、冷たい空気なので気温がカクンと下がる。

気象情報でよく聞く言葉ではありますが、こうやって一覧にしてみると、よくわかりますね。

寒冷前線は温暖前線に比べると「幅」がせまく、急激に変化します。
また、冷たい空気が暖かい空気を押し上げていますので、積乱雲が発達したりして、激しい雨、竜巻、などいわゆる「激しい気象現象」が起きやすいのです。

天気図を見て、あらかたの予想は自分でおこなって、さらに詳しい分析は気象庁発表のもので知る。
気象現象をおおざっぱにでも自力で読めるようになっておくといいですね。
この内容は、昔、中学理科の第2分野で教えた内容とほぼ同じです。

付帯情報

★前の記事で三日月やら逆三日月の話をしましたが。
そこからまたさらに脱線します。

★昔々、中野に「クレッセント」というジャズ喫茶がありましたとさ。
{渋谷には「オスカー」というジャズ喫茶もありましたとさ。}
大学生だったかかしは、土曜日の午後というと、渋谷のオスカーか中野のクレッセントに入り浸りっぱなし。4時間も、5時間も。

(論壇時評)「物語」に囲まれて 浸りきってもいいのかな 作家・高橋源一郎
2014年2月27日05時00分
・・・
 「現代のベートーべン」とされた男の作品の殆(ほとん)どは、別の現代音楽の作曲家の作品だった。その作品がクラシック曲としては異例の売り上げとなったのは、「被爆二世で全聾(ろう)の天才音楽家」という「物語」が付帯していたからだったのかもしれない。
 ピアニストの森下唯はブログで「より正しい物語を得た音楽はより幸せである」と題して、こんなことを書いている。……私は、純粋に(どんな付帯情報もなく)音楽を聴くことは不可能だし、そんなことを目指す必要もないと考えている。
・・・

そうかなぁ?

モダン・ジャズ初心者のかかしは、かかっている曲がジャズであるという付帯情報以外には何にもない状態で、曲を聴き、背筋にゾクッと来るものがある曲、演奏を求めていました。そういうのがあると、スタジオの窓に出ているその曲のジャケットを見て、演奏者の名前や曲名を覚えたのでした。
付帯情報なしで作品に向かい合うことは不可能ではないし、そういう聴き方もよいものだということを、主張します。
巨大なスピーカーの前に陣取って、暗い店内でジャズに耽る、かかしの暗い青春物語でした。とっぴんぱらりのぷぅ。

★今のNHKホールのこけら落とし公演だったと思います。
パイプオルガンの演奏会。演奏者が誰だったか、記憶があいまいです。
バッハの曲はまあ普通に聞いた。
好きなんですよ、バッハのオルガン曲。
巨大な構築物が立ち上がっていくように感じられる。教会の前に立って、見上げた気分というのかな。
時間の中を音が流れていくときに、脳内では空間的な構築物が建っていくような感じが好きなんです。
最後に確か「さくら変奏曲」というのを弾いた。
「さくら さくら やよいの空は♪」というあのメロディーを主題とする変奏曲。気取ってヴァリアシオンとかいってみましょうか。
出だしは確かにあのメロディーで出たのですが。
その後、10分か15分か、演奏中にあのメロディが出てくることはなかった。
完全に「展開」され、変奏された。
インプロヴィゼーションですね。
展開が展開を呼び、とどまることを知らずにはるか彼方へ連れていかれるという気分。
妻と二人で聞いていたのですが、二人とも完全にノックアウト。本気で殴り倒された気分でしたっけ。
終わった後で、あれはいったい何だったんだ?と茫然としましたっけ。
1973年ですか。あれには参った。
音楽と正面衝突するとはこういうことか、と悟ったのでしたっけ。

★結構ありえるんですよ、付帯情報なしに音楽に衝突してしまうという出来事。
WOWOWで、ミッシェル・カミロの「カリベ」の演奏に衝突したときもそうだよなぁ。
20分くらい。ピアノとウッドベースとドラムス。
茫然としてましたっけねぇ。
私が聞いた演奏ではないですが短いバージョンがここにあります↓
http://www.youtube.com/watch?v=7mkLoSqqvq8

ミッシェル・ペトルッチアーニの「Take the 'A' Train」もショックだったな。
古典的な曲を俺たちがやると、こうなるんだぜ。という感じ。
全くの話、列車に乗って走る「疾走感」にしびれまくりましたねぇ。

ツトム・ヤマシタの演奏を、「FM東海」(今の東京FMの前身。東海大学の実験局だった時代)で聞いたのですが。
音が時間を「充満」しようとはしない。
西洋音楽って「充満」ですよね。「間(ま)」はない。
ツトム・ヤマシタの演奏は、音と無音が時間と空間を構築していく。
FM聞いている間に、部屋の外でカラスが鳴いたり、風の音が入ったり。それが演奏と一体化してしまう不思議。
これも妻と二人でひっくり返りながら聞いていたのですが、二人して、あれはなんだったんだ?と茫然としました。

作品と衝突するということは、ある、のです。

★高校生の時にね。絵の展覧会に行って。
墨絵で渓流の中の岩にカワセミが佇んでいる絵があった。
題名を見ることも拒否して、そのカワセミに見入って、カワセミが見ている情景に入り込もうとしてたんですね。
美大生らしき女性に、何を見ているのか、と問われて、カワセミの見ている情景を見ようとしています、と答えたら、そういう鑑賞法もありうるのか、と驚かれましたっけ。
付帯情報なしで、絵画表現に衝突することだってありうるんです。

↓「物語」の話。ついこの間のブログ記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-a28f.html

(逆)三日月

★気象予報士の伊藤みゆきさんのブログを読んでいたら
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20140225/174364/

来月は19年ぶりに「新月パワー」アップ!?(2014年2月26日)
「“ひと月に2度の新月”が2回ある年」、次回は2033年に
・・・
 ひと月に2度の新月がやってくる…というのは2~3年に1度あって、それほど珍しいものではないそうですが、今年は3月も「新月が2度やってくる月」になります。
 国立天文台によると「“ひと月に2度の新月”が2回ある年」というのは、19年に1度しか巡ってこないのだそう。前回が1995年で次が2033年だそうです。
 ともに1月と3月の、それぞれ1日と31日で今年と同じパターンです。
 逆に、今年や1995年と2033年は2月に“新月”がありません。
・・・

なるほど。今年は1月1日と1月31日が朔。3月1日と3月31日が朔です。
今年は、新年の出だしが、新暦と旧暦が一緒だ、ということは意識していましたが、ひと月に朔が2回、という風には見ていなかったので、な~るほど、と納得。
2033年なんて私が生きている可能性は極端に低いからな。珍しい年に出会えたと喜ぶことにしましょう。

・・・
 ラジオで伝えにくいのが「三日月ではない細い月」です。私自身も、空に浮かんでいる細い月はすべて三日月とよんでいた時期がありました。
 三日月は旧暦3日の月…新月から2日くらい経った月で、「日の入り後の西の空」に見えるのです。このため早朝のラジオ番組で三日月が見えることはありません
 同じくらいの細さで「日の出前の東の空」に輝く月は“二十六~二十七日月”で、新月へと欠けていく途中の月なのです。三日月とは対称の弧が輝いています。
  {かかし注:2月26日のブログ記事ですから}
 2月中に見える薄い月は「三日月」ではなく、次の「三日月」は3月3日の月です。ひなまつりの夕方に西の空に薄い月が見えたらいいですね。と同時に、対称側が光る細い月にも名前があって浸透するといいな、とラジオで伝える側としてのささやかな願いです。
・・・

2月の25日か26日か、の頃に、テレビの早朝の気象情報で、予報士さんが「空に三日月がかかっている」と言っているのを聞いて、ちょっとなぁ、と思ったのでした。
早朝に見えるのは三日月ではないんだよなぁ。
今年は新暦と旧暦がほぼ一致していることを意識していれば、2月の下旬に細い(あるいは薄い)月が出ていても、三日月ではないと、すぐにわかるのにね。

●調べてみたら、日付が変わってしばらくして出てくる、(逆)三日月には「二十六夜」という名前があるようですね。
参考

にじゅうろくや‐まち【二十六夜待】‥ジフ‥
陰暦の正月と7月との26日の夜半に月の出るのを待って拝すること。月光に阿弥陀仏・観音・勢至せいしの三尊が姿を現すといい伝えられ、特に江戸では7月に高輪たかなわ・品川などで盛んに行われた。月待。秋
広辞苑第六版より引用

★さて、さらに調べていると。
英語では「三日月」も「二十六夜」も”crescent”と表現できるらしい。
あるいは、new crescent と old crescent で識別することもできるようです。
「三日月形の月」なのでしょうね。
そういう意味では、テレビの気象予報士さんも、間違いとも言い切れないわけですね。

フランス語の三日月= croissant
英語の三日月 =    crescent
この二つの語は、おそらく同じ語源というのか、語根でしょうね。
そうなると
イタリア語のcrescendo(音楽で使うクレッシェンド)も同じ語源でしょう、見るからに似てるもんな。
「だんだん大きくなる、成長していく」というような古い語があって、そこから派生したのだろうと想像しますが、言語学者じゃありませんので、あくまで「逞しき想像」に過ぎません。

●ムム、私その昔、ラテン語の論文読んだ経験があるんだっけ。その時首っ引きで引いた「羅英辞書」がある。
THE NEW COLLEGE LATIN & ENGLISH DICTIONARY(1971年版)ですね。

cresco crescere crevi cretum
  (vi) to come into being, arise;
       to grow, grow up;
       to increase, swell;
       to prosper, thrive;
       to become great, attain honor

ラテン語の母音は英語と同じじゃないんですけど、英語のアルファベットで表記してしまいました。正確性を欠いています。ごめんなさい。
このあたりが、おそらく語源でしょうね。ヨーロッパの人たちはラテン語の分かる人が多いですから、きっとあっさりと語源を知りながら使っているのかもしれません。
英羅の方をみたら、crescent は「luna crescens」だそうです。

http://whatsinaname.wiki.fc2.com/wiki/%E4%B8%89%E6%97%A5%E6%9C%88
↑ここに、いろんな言語での三日月がありました。同じ語源だろうというものを並べてみます。

英語     :crescent
フランス語 :croissant
イタリア語  :crescente
スペイン語 :luna creciente
ポルトガル語:crescente

★ちょっと調べていたら
<上弦>7・8・9・10日月。  HALF MOON ・ FIRST QUARTER MOON
<下弦>21・22・23日月。 HALF MOON ・  LAST QUARTER MOON

こういう言い方があるらしいです。わかりやすくていいですね。
「上旬」「下旬」が、月の初めの10日間、月の終わりの10日間という時の「上・下」と同じ感覚でいい。
初めの「1/4月」
後の  「1/4月」
ナットク。

広辞苑では

じょう‐げん【上弦】ジヤウ‥
新月から満月に至る間の半月。日没時に南中し、月の右半分が輝く。真夜中に弦を上にして月の入となる。太陰暦で毎月7日・8日頃に当たる。初弦。かみのゆみはり。かみつゆみはり。

か‐げん【下弦】
満月から次の新月に至る間の半月。日の出時に南中し、月の左半分が輝く。太陰暦で毎月22~23日頃に当たる。弦を下にして月の入となる。しもつゆみはり。
広辞苑第六版より引用

なるほど。FIRST QUARTER MOONとLAST QUARTER MOONの意もちゃんとあるんだ。
ただ、私自身は、「月の入りの時の弦の向き」という教わり方をしていて、さて、沈むときにはどっちかな、と考えなくちゃならない人なのです。
上旬下旬と同じ考え方でいいというのは、とっても楽です。

★月の後半全部でよければ「有明の月」というのもありますね。

ありあけ‐の‐つき【有明の月】
夜明けになお空に残る月。八雲御抄「―は十五日以後を云ふ由匡房往生伝に在り」
広辞苑第六版より引用

百人一首にも「有明の月」はいくつかあったと思いますが。すぐ浮かぶのは

今来むと 言ひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな

私が百人一首を教えられたのはもう60年も前か。意味も分からず熱中しましたっけね。
結局、上の歌、実は正確な意味は今もって分かってませんけど。

★なんだか、逆の三日月から話がどんどん飛び回ってしまいました。
昔からすぐ脱線する教師でした。
ある時
「私の授業はすぐ脱線するからなぁ」といったら、ある男子生徒が「先生の授業は『脱線命』」などと言ってくれて、笑いながらうれしかったことを思い出します。高校生って面白いんだよなぁ。

ハエとアリ

0306_10hae 2014.3.6
地面に大型のハエ。
少し翅が傷んでいます。越冬してきたのでしょう。
ハエの左、イチョウの枯葉の上にアリが見えます。オオヤマアリかな。
少しずつアリも姿を見せ始めました。
3月6日は、なんと「啓蟄」だったんですねぇ。

けい‐ちつ【啓蟄】(蟄虫、すなわち冬ごもりの虫がはい出る意)
二十四節気の一つ。太陽の黄経が345度の時で、2月の節せつ。太陽暦の3月5日頃に当たる。驚蟄。<季語:春>
広辞苑第六版より引用

ごりっぱ。そろそろ蟄居を啓いてでましょうかね、と虫さんがおっしゃってます。えらいなぁ。

太陽の位置が立春から30度進んで、春分まであと15度、いい時期になりましたねぇ、かかしさん。
さようさよう、まったくですなぁ、アリさん。
{と、年寄語で。}

イヌコハコベ

0306_8inukohakobe1 2014.3.6
イヌコハコベだと思いますが。
妙な花でして。
花弁がないように思えるんですね。
で、萼の先端がきゅっと外側に曲がって、そこが輝いて見えるのです。
で、妙に目につく。
0306_8inukohakobe2
この緑色の部分は萼でしょ、そうですよね。
雑草図鑑では、「萼の基部に紫の斑紋」とあるのですが、それがないような感じもするし。
どうも、不安定な気分なんですよね。
わからない。

白梅

0306_4hakubai1 2014.3.6
門を出たら、路面に落ちていました。白梅ですね。
どこから?家の周辺には梅はないんだけど。
そうか
0306_4hakubai2
線路向こうからですね。
風に飛ばされてきたのか。
鳥が運んでくることはないよな。
線路を渡ってくる猫の背に乗って。
いや、やはり風ですね。
梅の香りを運ぶ薫風(季語的にいうと夏、初夏の風のことですが、ごカンベンを)ではなくて。
梅を運ぶ春風、だったのではないでしょうか。

タネツケバナの全貌

0306_3tanetukebana1 2014.3.6
いつも小さな花のクローズアップばかりですが。
全体はこうです。
こんな姿、小さなアブラナ科の四弁花、花の大きさの割に大きな太い実。
そんなところで見分けてください。
結構あちこちにあると思います。

ハボタン

0304_12habotan 2014.3.4
大分、立ち上がってきました。
花が咲くところまで行けるかな?
あの黄色い花好きなんですけどね。
「長けてしまった」として、花を咲かせないで終わりにするお家も多いしなぁ。
期待しています。

ユキヤナギが咲きました

0304_11yukiyanagi1_2 2014.3.4
ご近所のユキヤナギが咲きはじめました。
まだ、ぽつん、ぽつん。
0304_11yukiyanagi2_2
白い滝のような姿になるのはもう少し先ですね。

季節の花300のサイトを見ていたら
別名「小米花(こごめばな)」というのだそうです。
なるほど、ぽつんぽつんと「一粒」ずつ見ていると、米に見立てるのもいいですね。
ナットク。


ホトケノザ

0304_9hotokenoza2 2014.3.4
丸顔のウサギ。に見えませんか。横顔で。
0304_13hotokenoza
いっぱい咲いています。
なかなか咲かないな、と思っていて、咲きはじめたらどんどん咲きます。
うれしいですね。
実や種を意識したことがないのですが、どうかな、ちゃんと見られるかな。
もうちょっと目の前で咲いてくれると、花の後までフォローしやすいのですが。
結構難しい。
ガンバロ。

2014年3月13日 (木)

青銅鏡

★青銅という合金を見たこと、ありますか?
青銅鏡とか銅鐸とか、青銅のものが発掘されるとみんな錆びて緑青を噴いているので、青銅とはあのような緑青色のものだと思っていませんか?

ちがうんだなぁ。
オリンピックの「銅メダル」は青銅(ブロンズ)製です。
銅に加えるスズの量で色は変わります。
10円玉も青銅。スズが少ない。
スズを増やすと、黄色くなります。ほとんど金色。
ですから、出来立ての銅鐸はおそらく金色に輝いていた。
それって、まるで本物の金みたいで、すごく「威光」があったんじゃないでしょうか。
スズがもっと増えると「銀白色」になります。

古代の鏡はこの白銀色の青銅製でしょう。
赤っぽい青銅で鏡を作って、研磨し、表面を水銀処理して「銀白色」の鏡にする技術もあります。

0227_kagami1
これ、以前に私が作った青銅鏡です。
鏡面は光がかえってこないので真っ暗。
縁を見てください、銀白色ですね。
もう、30何年か前に作ったのかな。
ルツボでスズをとかし、そこへ銅片をとかしこんでいって、耐熱ガラス板に流して固め、研磨したものです。
銅:スズ=2:1(重量比)
だったはず。
0227_kagami2
一番右のものが、鏡面が一番きれいになっています。
写っているのは私の左手。指紋まで識別できるでしょ。
昔の製法だとぼんやりしか映らないなんてことはないのです。
「銀白色の青銅鏡」の実物です。

Kagami
これは教材屋さんから私費で購入した青銅鏡。
白い表紙のハチの本が映っています。ということは、この青銅鏡はうっすらと黄色いんですね。

江戸では、市中を鏡研ぎ職人が回っていたという話もあります。研磨して水銀塗布する。そのような仕事で生業が立つくらいに鏡は普及していたのでしょう。

★↓わたしのHPから引用
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/6th/sci_6.htm
 ・以前、Uおじさんが先生をしていた頃に教材屋さんから買った、昔の鏡を復元したものをU君には見せてあげました。黄色っぽい合金です。普通、古墳から発掘された鏡などは、青くさびているし、裏の文様が文化的に大事なものですから、そちらを展示したあることが多いと思います。でも、鏡の「表」も展示して欲しいですね。同じ成分で復元したものでいいですから。なんだか、時代が古くなると、なんでもかんでも「遅れていて」、現代こそ「最も進んだ」時代なのだ、という通念があるようです。でも、青銅は古代に作られようと現代に作ろうと、物質の性質に変わりがあるわけではありません。磨き上げれば、同じように鏡として反射し、ものを映すのです。そういうことをぜひ、博物館は見せてほしいですね。古代の鏡は、あまり映りが良くない、なんて思うのはまったくの間違いなのですから。

 ・Uおじさんが自分で作った青銅鏡もU君に見せてあげました。スズをルツボに入れて、バーナーで強熱してどろどろに融かし、そこへ銅の小さな板を溶かしこむのです。銅は融点が約1000℃ですが、200℃強で溶けたスズに溶かし込むと、合金は約700℃くらいで溶けるようになるのです。夏休みにやったのですが、熱いこと暑いこと。汗だくでしたが、融けたスズに、銅片がスルスルっと溶け込んでいくのはとても面白いものでした。この作業は数十分。
 合金が出来上がったら、耐熱ガラス板に流して固め、砥石からはじめて、少しずつ細かい研磨剤を使って丹念に研磨していきます。この作業は数時間。疲れますが、だんだん鏡面ができてくるとうれしいものです。
 ごく小さな鏡で、片目くらいしか映らない大きさなのですが、Uおじさんは、化学の授業で「金属の性質」の「金属光沢」のところで、この自作の青銅鏡を10数年間教材として生徒に見せてきました。結構うけましたよ。

平等院の鳳凰について

★新聞報道から

鳳凰、金色の輝きまとい帰還 京都・宇治の平等院(朝日 2014年2月25日)
 世界遺産・平等院(京都府宇治市)で、鳳凰(ほうおう)堂の修理のため一昨年11月に屋根から取り外されていた一対の鳳凰(複製)が、金色の輝きをまとって戻ってきた。24日、帰還を祝う法要が開かれた。修理は3月でほぼ終わり、平等院は4月3日、鳳凰堂の拝観を1年半ぶりに再開する。
 鳳凰堂創建時(1053年)に作られたとされる実物の鳳凰(国宝)は金色だった。しかし、年月を経て青銅色となり、傷みを防ぐため1968年に銅でできた複製に替えられていた。
 今回の修理で鳳凰堂の柱などを平安時代の色に塗り直すのにあわせ、複製に金箔が施された。高さは約1メートル。本物は、平等院内のミュージアム鳳翔館で展示している。
 ・・・

読み取れることは
●初代の鳳凰(1053年)は金色だった。
●年月を経て青銅色になった。
●1968年に2代目の銅製の鳳凰を作った。
●今回、2代目鳳凰を修復して金箔を貼った。
という経過だと思うのですが。

私が落ち着かないのは、2点ありまして。
:初代の鳳凰が金色だったのは、どのようにしてなのか?
:青銅色って何なのさ。
ということです。


いろいろな報道機関のニュースを見たら。

◆平等院の鳳凰像 創建時の姿に(NHK 2月24日 19時44分)
・・・
青銅製のこの像は、1羽の像が高さおよそ1メートル、重さ60キロあり、およそ1000年前の平安時代後期に創建された当時、金色に塗られていましたが、長い年月で剥がれ、昭和に入って複製された2代目の今の像も、当初から青銅の色でした。
今回の修復では、およそ半年をかけて合わせて600枚の金ぱくが貼られたということで、24日、営まれた法要で輝きを取り戻した姿が披露されました。
・・・

◆鳳凰の「金」復活…平等院の1対に金箔600枚(読売新聞 2014年2月25日)
・・・
 像は青銅製で高さ約1メートル、重さ約60キロ。堂の創建時(1053年)には金箔が施されていたが、経年劣化で剥がれ落ち、1968年、現在の像に取り換えられた。
 今回の大修理では、柱などを創建時の赤褐色に塗り直し、像も再現するため、1年4か月かけて、11センチ四方の金箔約600枚を二重に施した。
 ・・・

◆京都新聞(2014年02月24日)
平等院の「鳳凰」金色にきらめく 金箔施し往時の姿に
 ・・・
 現在の像は1053年建立時の鳳凰像(国宝)を元に1968年に複製した2代目。今回の修理前は青銅製の地色だったが、調査で判明した建立時の色に戻すこととした。当時は金メッキが施されていたが、今回は像の表面の状態から金箔で再現した。 昨年9月から京都市内の職人らが傷んだ部分を修理し、金箔を貼った。輝きを増すため二重にし、約11センチ四方の金箔を600~700枚使った。
 ・・・

◆河北新報
宇治・平等院、鳳凰の金色再び 報道陣に公開
 ・・・
 平等院によると、像は高さ約90センチの青銅製で、2体1組。金メッキが施された初代の国宝の像に代わり、1968年に棟上げした2代目。
 ・・・

●金色に塗られていました
●創建時(1053年)には金箔が施されていた
●当時は金メッキが施されていた
●金メッキが施された初代

金箔説と金メッキ説があります。
・大仏が金メッキされていたことを考えると、金メッキの方がありそうな気がしますが。いかがでしょう。
当時の金メッキは、金を水銀に溶解してアマルガムとし、それを像に塗布してから、温度を上げて水銀を揮発させ金だけを表面に残す、という方法だったはず。
水銀の毒性の問題は脇に置いて、技術的にはかなり完成された技術だったと思います。
それと、耐久性の問題ですね。
今回、金箔を貼るには、何か接着剤を使ったと思いますが、雨風にさらされても長持ちする技術ができているのだろうと想像します。金閣も金箔を貼って、屋外に建ってますからね。{漆かなぁ}
11世紀の時点で、金箔を貼ったものを屋外に置いたら、劣化が激しかったのではないかと想像しますが、どうなんだろう。

私としては、金メッキの方がまだしも長持ちしそうな気がする。

★で、900年も風雨にさらされまして。
「青銅色」になったというのですが。
それって、緑青を生じて緑色になっていた、ということじゃないんですか?
日本画の岩絵の具で「岩緑青」というのがありますね。マラカイトを粉砕して、灰色がかった緑の絵の具を作る。
あの色のことを「青銅色」と言ってるんじゃないですか?
多分そうなんですよ。
青銅そのもののいろを知らなくって、「青」銅なんだから青いんだろう、というイメージで語っていないかな?
この件については、次の記事に書きます。

★一応の結論として
●初代の鳳凰は多分、金メッキによって金色に輝いていた。
●二代目の鳳凰が錆びて緑青を吹いて緑色になってしまったので、修復して金箔を貼って金色にした。

こういう風に解釈しています。間違っていたらごめんなさい。

クロッカス

0304_8crocu2 2014.3.4
向こうから日に照らされるクロッカス。
0304_8crocus1
もうそろそろクロッカスの時期がピークを超えます。
0304_10crocus
保育園の園児がつまんでみたりもしたようです。
よいことです。
切り花や、丹精込めた園芸の花だと、手は出しにくい。
先生も多分、ダメよ、と止めてしまう。
我が家のはその点、野性的。
路傍の野草みたいなものですから、つまんだり摘んだりしてみた方がいい。
指先で味わう花の感触。そういうものを知らないで育つというのはなんとなく悲しいものなぁ。
私共は草むらで転げまわった子でしたからね。草の香りにまみれたものです。

ジンチョウゲ

0304_7jintyouge 2014.3.4
木としては小さいのです。
でも40年くらいは付き合っているのかな。
以前住んでいたところから連れてきたのだし。
植物でも付き合いが長くなると愛着がわきます。
一緒に年齢を重ねているのですから。
キンモクセイほど派手派手しくは香りませんが、おだやかな春の香りを楽しませてくれます。

青色申告

0304_1oomori 2014.3.4
第二京浜沿いのパソコンショップへ買い物に。
こんな看板が立っていました。
「青色申告会」というもの自体は別に珍しくもないのですが。
何でカメラを向けたかというと。
イラストです。
前掛けして魚を持ってますね。
なんでだ?
大森というと、山王の方しか知らない方も多いと思うのですが。
思うに、おそらく、昔の「大森漁協」のイメージがあるのではないかな。
海苔漁協だったんですけどね。
それにしても、東京の大森で漁業協同組合があったんです。
昭和40年に解散してしまいましたから、もう知らない人も多いでしょう。
大森には「海」のイメージがあるんですよ。
父の知人で、海苔養殖をしている方がいまして、時々生海苔を頂戴しました。
それを、火鉢の火で、2枚合わせて両面を焼くんですね。これ子どもだった私の仕事。
私、焼き海苔を焼く「手の技」を持っているんですね。なんとも、古い話だ。
焼くと黒っぽかった海苔がきれいな緑色に変わるんです。
その日の料理に合わせて、母の注文で、焼き方や切り方を変えたものです。
ま、そういう「漁業」のイメージを持った町だということなんですが。
ちがうかなぁ。申告会の脇で魚ぶら下げてるお兄さんに聞いてみたいものです。

年金デビューを果たしたかかしさん。妻の手ほどきで、ネットで申告書を書きまして、プリントアウトして最寄りの税務署へ提出してきました。
CMじゃないけど、簡単。ただ提出するだけ。楽でした。

ツバキ

0303_5tubaki1 2014.3.3
ずいぶんにぎやかになってきました。
0303_5tubaki2
足元に落ちた花。
こういう落ち方を嫌ったのでしょ。
どうでもいいことだと思いますけどね。
0303_5tubaki3
落ちていた花とペアだったとは思いませんが、花弁とオシベが落ちた後の姿。
萼が閉じて、メシベの花柱が出ています。子房はこの中。
植物が生きていく姿の一部を見て、擬人化して、首が落ちるようで嫌だ、というのは人間の身勝手。
命を育んでいる姿を愛でてください。
0303_5tubaki4
いつものように、青空を背景に赤い花、というつもりで撮影しましたら。
左上の方、何か虫が飛んでいますね。
全くの偶然です。シャッターが開いた640分の1秒の間、ここを通って行った虫です。
アブですかね。
世界は偶然で構成されているのです。
640分の1秒の出会いでした。

ヒキガエル:2

0304_6hikigaeru 2014.3.4
池に産卵してありました。
ピント合わせが難しい。
AFだと水面に映った上の方の木などにピントが行ってしまう。
MFでは水中のぼんやりした卵にピントが合っているのかどうか、なかなかわからない。
やっと、一応、卵が見える写真が撮れました。
0304_14hikigaeru
こちらは、午前中に妻が拾ってきた卵。
池の外の地面に落ちていたものです。
大人カエルが水から上がる時に引っかかって外へ運び出してしまったのでしょうか。
受精卵かどうかわからないのですが、とにかく水槽に入れておくことにします。
{水は雨水貯留槽の水です。}

0307_3hikigaeru 3.7
カエルたちは引き上げたようです。
卵がうにょうにょです。
ちゃんと孵化してくれるといいな。
敵も多いのですけどね。
カナヘビやトカゲが子ガエルを狙うと思います。
でもまぁ、何匹かが成長してまたこの池に来てくれる。
楽しいですねぇ。

ヒキガエル:1

0301_1hikigaeru1 2014.3.1
今年もヒキガエルさんたちの産卵時期。
幼いカエルたちが上陸する頃には季節もよくなっているように、と冬眠を一時中断して産卵します。
{その後また寝ちゃうんですけどね。春眠か。}
地面から近づくとさすがに警戒して水の中や物陰に隠れますので、ベランダからの撮影。
0301_1hikigaeru2
のどかな生活とこの哲学的な顔つきの両方が好き。
0301_2hikigaeru
抱き付いていますが、この日は産卵は確認できませんでした。

0302_2hikigaeru 3.2
プールへ泳ぎに行こうと車を出したら車の下にヒキガエルがいました。
びっくり。危ないじゃないか!轢いちゃうぞ。
箕に乗せて池のそばへ運んで放しました。
0303_1hikigaeru 3.3
税務署へ確定申告に行こうとして車を出したらまたいました!
なんだよ、おまえ。アブねぇなぁ。
今度は、このカエル、さっさと自分でガレージの物陰に潜り込んでしまいました。
こんなの初めてです。
毎晩、カエルたちの鳴き声が響きます。

2014年3月12日 (水)

合唱隊:春が来た♪

0304pansy 2014.3.4
合唱隊の指揮者、にこにこパンジーおじさん。
0304_9hotokenoza1_2 3.4
大きく口を開いたホトケノザ。
顔に見立てたいですね。
帽子をかぶっているみたい。
0306_3tanetukebana2 3.6
タネツケバナ。
いろいろなステージの花たちが一緒になって歌います。
0308_11ooinunohuguri 3.8
オオイヌノフグリちゃん。
0308_12hotokenoza1 3.8
これだと完全に口に見えるでしょ。
シソ科の花の特徴ですね。口、唇という構造。
0308_12hotokenoza2 3.8
オシベが上に立ち上がっていましてね。葯が見えます。
昆虫が来た場合は背中に花粉をつけようというわけです。
昆虫が来ない場合でも、自家受粉する閉鎖花があるから大丈夫。
0308_13hakobe 3.8
コハコベかな。
パラボラアンテナみたいですよ。
0310_4hotokenoza2 3.10
クインテットですね。五重唱。
豪華だな。

で、保育園や幼稚園の子どもたちの歌を、頭に耳に思い浮かべてください。
大声で、全力で歌うものだから、音程はかなりはずれるんだけど、にぎやかでうれしい歌声。
あの歌声で
野の草たちが歌います。
   春が来た春が来たどこに来た♪
どこに来たの?
ここにきたんだよ。おじいちゃん。
そうなんだ。うれしいな。うれしいね。

ジンチョウゲ

0228_11jintyouge 2014.2.28
もう花は咲きはじめましたが、これは、2月の終わりの「お日様」の写真、ということにしましょう。

光がなければ物は見えない。でも、光そのものは見えない。
不思議なもので。
輝くつぼみを見て、照らす陽ざしの明るさと暖かさが見える。
お楽しみください。

ホトトギス

0228_9hototogisu 2014.2.28
ホトトギスっぽくなってきました。
もう誰かがかじりましたね。
昆虫なんだろうなぁ。鳥じゃないと思う。
かじった主に会いたいな。
迫害なんかしないからさ、顔出しなよ。

レンギョウ

0228_8rengyou 2014.2.28
これまでだと、黄色い花が咲いて、あレンギョウが咲いたか、と認識した来たわけですが。
今年は庭にあるもですから、芽の出方なども、毎日見ています。
やっぱりともに生きるものとして、その姿を見るのは楽しい。
何でもかんでも連れてきてしまうものですから、我が家の庭は「密」林ですね。
命が濃い。

桜桃

0228_7outou 2014.2.28
もう開きそうなものですが、まだ気温が低いかな。

去年の3月、東京では観測史上初めて、「3月の夏日」があったのです、それも2回も。
25℃を超えたんですね。
今年は、どう推移していくでしょう。
201314_2_3
去年のグラフと今年のグラフの同じ部分を切り出して並べてみました。
去年の3月は異様に暖かだった。
今年は?
まだわかりませんが、去年ほどではないでしょう。

0304_4outou 3.4
まだまだ
0307_2outou 3.7
もうちょい
0310_3outou 3.10
春さんがやってきて、ふっと息を吹きかけたら、わぁ春さんがきた!って開くでしょうね。
つぼみが「わぁ~い」と口を開くことを、開花というのでしょう。

クロヒラタアブ

0228_4kurohirataabu1 2014.2.28
ハエ目昆虫はタフだよなぁ。
と書き始めて、あ、いかん、前の記事のユスリカだってハエ目じゃん。
そうなんですよねぇ。ハエ・アブ・カがハエ目昆虫なのです。
みんなタフだなぁ。
葉っぱの先につかまっていたものですから
0228_4kurohirataabu2
こういうアングルを得ました。
アブのお腹なんか普通は見ないよな。
後足を擦って、きれいにしています。
ハエもアブもきれい好きなんですよ。
{いや、ハチやカマキリやみんな体の掃除しますね。虫はきれい好き、と言っておきましょう}

ホトケノザ

0228_3hotokenoza 2014.2.28
ホトケノザのつぼみの濃い赤紫色を撮ろうとした写真です。鮮明さに欠けていて、それだけだったら使わない写真。
ところが、パソコン上でよく見ると、多分ユスリカだろうという昆虫がいた。
偶然です。でも、虫に遭ったら載せてあげたい、特に今の季節は。
はかなげなユスリカが冬の間も時々姿を見せる。
どっこいちゃんと生きてるぜ。
大したもんだ。

クロッカス

0228_2crocus 2014.2.28
門の内側、カエデの木の下のクロッカスです。
奥の暗い方の花にフォーカシングポイントを持って行ったら、日の当たっていた右の花が露出オーバー。
こういう時に全体をうまく撮る方法がよくわからない素人なのです。
このあたりはスイセン、クロッカスと、春を先駆ける花の場所。
ツツジもつぼみを膨らませています。
ユキノシタもこの辺で咲きます。あれは5月くらいですか。
そうだ、カエデの花も咲くんですよね。上の方で。
狭い空間にびっしりです。

2014年3月11日 (火)

食べ歩き

0226_13keijiban2 2014.2.26
町会の掲示板から。
スタンプラリーなのだそうですが、見れば、これは食べ歩きですね。
お寺でイタリアの方が作るピザ。神社で豚汁やお餅。出張所でクッキー。自治会会館で駄菓子。
全部頂いたら、結構お腹がくちくなりそうですよ。

3月9日(日)。泳いで帰ってきて、いつものようにスーパーへ買い物に。
なんだか、人がまとまって歩いている。
六郷用水の歴史散歩みたいなのもよくあるので、それかなぁ。
あ、そうだ、スタンプラリーだ!
13時過ぎでしたから、もうそろそろ終了の頃だったんですね。
歩いて食べて。健康的な日曜日でしたでしょう。

次は、桜坂の下で、桜まつり、かな。

ポスター

0226_13keijiban1 2014.2.26
町会の掲示板に貼ってありました。
小学生が描いたのでしょう。
この歩行者用信号、メロディのならないタイプですね。
目の不自由な方は、「音景色」のようなものを頭の中に描いていらっしゃいます。
反射音によってものの遠近なども把握できます。
普段と違う音の情景には戸惑います。
ちょっとしたことでいいです。一声かけてあげてください。
想像力がバリアを低くします。
想像力の翼を強く鍛えてほしいですね。
絵の作者に感謝します。

私のHPから↓
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/essay/profile.htm
☆7 私の世界地図
  行動の不可逆性や、右と左の非対称性を意識しながら、行動。「あの歩道の段に右足からかかるにはあと何歩か」「この階段は登るのはいいとして降りられるのか」「歩道橋はいやだ。回り道でも横断歩道にしよう」・・・。バスの走行中に立ったり座ったりはまず不可能というべきかな。電車の方がその点では楽だな。つまり、障害があると世界の見え方が違って来るのですね。君達の気づかない構造を読み取りながら行動しているのです。世界や人間や生命をより深く見てしまう。「障害があるのに」ではないのです。障害があるからこそ 私は豊かになりえた。障害に感謝こそすれ、厭(いと)うことはありません。「障害を乗り超えて」というのがマスコミや世間は大好きだけど、「障害があるからこそ」「障害と共に」と読みかえてみましょう。また違った真実が見えてきますよ。それを可能にするのが想像力です。
たくましい想像力の翼を養って下さい。
「ひとり想像力のみが我々をして他人の苦しみを感じさせる。」(ルソー、「エミール」)

ボケ

0226_11boke 2014.2.26
我が家のボケ。
つぼみが目立ち始めてからが長いですね。
この間に、葉芽がどんどん出てきています。
0304_3boke1 3.4
3月4日の姿。
まだだなぁ。
0304_3boke2
棘を意識しながら撮ってみました。
結構鋭い棘です。あなどるべからず。
クサボケとかいうのと違うのか同じなのか、わかっていません。

紅梅・白梅

0226_9koubai 2014.2.26
八重の紅梅。
ジンチョウゲの隣にある木です。
もうピークですね。

0226_10hakubai
つぼみから咲き終わりかけた花までが共存しています。
種によって、木によって、咲き方が異なる、それが当たり前なのですが。
ソメイヨシノはそろいすぎなんですよね。
日本中全部がクローンでそろっているからでしょう。
ですから、木による個性が消えてしまって、寒さを経験した後の気温の上昇で一斉に開花する。で「桜前線」というものがくっきりとあらわれてくるのですね。
そろいすぎるのはちょっと変だ、という感性を大事にしたいな。

ジンチョウゲ

0226_8jintyouge1 2014.2.26
咲き始め。
0226_8jintyouge2
開くと内側の白が目立ってくるんですよね。

0310_1jintyouge 3.10
ね。白いジンチョウゲみたいに写っています。
肉眼的には間違えるようなことはないのですけど。
これだけ咲くと香ります。
いい香り。

結び

0226_7musubi 2014.2.26
正月の頃に、このバランの葉を結んであるのを見ました。
その後何回かここを通っているのですが、結んでなかったと思うのですが・・・。
この日、また結んであるのに気づきました。
何か、縁起を担ぐというようなことがあるのですか?
魔除けとか。厄払いとか。何か。
なんだかよくわかりません。

ベニカナメモチ

0226_6benikanamemoti 2014.3.26
みごとに赤い葉でした。
大田区が立てた表示が確かレッドロビンではなく、ベニカナメモチでした。
生垣全体が赤くなるのもきれいですが、こうやって緑の葉の間に真っ赤な葉、というのも、コントラストが際立って、美しいですね。
このあたりで確か、ベニカナメモチの花というのを認識したはずです。
またその時期には撮影しましょう。

甲羅干し

ミシシッピアカミミガメです。
外来種で生態系を乱すということで話題になっているあのカメです。
カメに罪はないんですけどね。
0226_3kame1 2014.2.26
腹を石にのせた、不安定なこの姿勢が好きなようで、よく見かけます。
体の前の方が乾いています。まだ上がってきてから時間がそう経っていない。
0226_3kame2
子ガメが泳いでいました。
手足の動きが速い。一瞬、カメが溺れるなんて、まさか、と思ったのですが、子ガメがじたばたと泳いでいたのでした。たくさん動く割に泳ぎの効率は悪いようでした。
0226_3kame3
左3匹はもう乾いています。ぬくぬく。
一番右のは上がったばかり。甲羅が完全に水面から出ていないし。
甲羅の表面の水が蒸発すると冷えるんじゃないか。
0226_3kame4
さっきの子ガメが大人のカメと衝突しました。というか、わざとぶつかりに行った、という感じもしましたが。
まるで、ハグをしているような感じ。
 おじちゃ~ん。 お~よしよし。大丈夫だよ。
かなぁ。
0226_3kame5
今度は、後脚を水に浸して甲羅干ししている大人のカメの後脚にちょっかいを出しに行った。
なんだかなぁ、カメにも「子どもっぽい動作」というのがあるんですねぇ。
ちょこまかちょこまかと動き回って、これなんだ?あれなんだ?とちょっかいだしている。
好奇心といえるのかどうかわかりませんが、カメの子はやっぱり子どもなんですねぇ。

2014年3月10日 (月)

へそ曲がり:2

チェアスキー、技術の結晶 「最強」日本支える軽量化・強度 ソチパラリンピック(朝日新聞 2014年3月8日)
↑こういうタイトル見て、なんだか変だなぁ、って思いませんか?

自国に技術がなかったら、チェアスキーができなかったり、値段の関係で購入できなかったりしたら。どうなっちゃうんですか?
それって「バリア」じゃないんですか?
全然バリアフリーじゃないじゃないですか。
「日本の技術はすごい」「すごい技術がメダルを支えている」なんていうのは、高い高いバリア物語なんじゃないですか?
IOCなりIPCなりが、一定以上の性能を持つ道具を買い上げてプールするなり、制作技術情報をプールして自由にアクセスできるようにしたりして。
多少の価格幅はあっても、誰にでも提供できる、というような態勢を作りませんか?
あるいは、IPCの紹介で誰にでも低価格で道具が提供できるとか。

必要な道具に自由にアクセスできなくっちゃ、バリアフリーとは言えませんねぇ。
そうすれば、選手の肉体的な能力の「競争」としてのスポーツが成立するんじゃないですか?

選手の能力より、技術力がクローズアップされるというのは、異様な状況なのではないかと思うんです。
障害者にとって、望ましい状況とはとても言えないと思うのです。

へそ曲がりじいさんの「繰言」です。聞き流してください。
なにせ、オリンピックにも無関心でしたが、パラリンピックには全く関心がない「障害者」なんですよ、ワタシ。
どうでもいいです。
闘争心がまるっきり欠如してますんで、スミマセンネエ。
競う相手がいるとすれば、それは自分自身以外にはあり得ないでしょう。
努力を否定するものではないんです、でも他者と競う気はまるっきりありません。
メダルなんてどうでもいいんじゃない?
参加者全員が金メダルなんですよ、実はね。
それを忘れちゃいけない。

へそ曲がり:1

私は極端にへそが曲がっていますので、以下の文章、バカなやっちゃなと、笑って見過ごしてください。
★3月8日のスカパーの広告に
   何ひとつあきらめない。
   だからその人は強い。

そうなの?固執してあきらめないというのは、実は案外もろくて弱いんだよね。
固執するものなんか何一つない、だからあきらめるなんてことも最初っからない。
その方がタフでしなやかで「強靭」で。いいと思いますがね。
恰好いい人はすぐ疑うのが私の習い性でして。
要するに私は「あきらめる」とかなんとかいうのとは全然違うところで生きています、ということです。

★同じく3月8日のJA共済の広告。
   共に、進もう
  互いに励まし合う。
  互いに助け合う。
  互いに高め合う。
  だから、前に進める。

そうなの?
共に進むなんて、鬱陶しいじゃない?
私の場合は歩く速度が遅い、という肉体的なところから発して、「独行する者」という生き方へ抽象化していったんですけど。
人のテンポに合わせるのはきつい。励まされるなんて真っ平だ。
人がこっちのテンポに合わせてくれたりしたら気疲れしてしまいすよ。ヤダ。
高いも低いもありゃしない。みんなが、それぞれ、ただひたすらにきちっと生きる、それでいいじゃないですか。気張りなさんな、って。
独り、自分のペースで、進む。
だから前に進める。

「ブッダのことば スッタニパータ」中村 元 訳、岩波文庫 青301-1 から
40:仲間のなかにおれば、休むにも、立つにも、行くにも、旅するにも、つねにひとに呼びかけられる。他人に従属しない独立自由をめざして、犀の角のようにただ独り歩め。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-83b0.html
2013年11月21日 (木)「犀の角のようにただ独り歩め」

★どうもねぇ。少年時代の私に親が付けたあだ名が「万年社会党」。
なんでもかんでもすぐ「反対!!」て叫ぶせいでね。
いったん、「そうだね」と引き取ってから、「でも僕は」といいなさい、とずいぶん説教食らったっけなぁ。
60年を経て、社会党はなくなってしまっていますが、「万年社会党」のじいさんは生きてます。
{ちなみに私の兄貴には「融通機関長=融通というものの一切きかない頑固者」というあだ名をつけてましたっけね。}
どうもねぇ、私には競争心とか、闘争心というものが基本的に欠如してるような気がするんですよね。
囲碁将棋麻雀、勝ちたいという気持ちがまるっきりないものだから、ルールは知っているけれど、まったく上達しないし、やる気もない。
賭け事も一切したことなし。
「賭ける」なんて「偶然」よりも、よっぽど人生の方が全部偶然なんだから面白いじゃない、それでいいじゃない。
という思考の仕方なんですねぇ。

私は、ひとりで、とぼとぼと行きます。

梅など

0226_2ume 2014.2.26
水車の上の白梅。
もうつぼみはなし。今の花で終わります。
0226_4koubai
白梅の隣なのですが、紅梅の木が赤くなってきました。
これから咲くんだぞ、と言っています。

そのまた何mか先
0226_5hanamizuki
ハナミズキもみごとなつぼみを膨らませています。
季節が進行していくという「時の流れ」が、六郷用水沿いの「位置」として表現されています。
そしてあるとき、一斉に「爆発」しちゃうんですよね。
楽しみだな。

河津桜

0226_1kawadu_eki 2014.2.26
これは駅前通りの河津桜。
もう弾けそうですね。
この木は小さいですからあまり感じませんが、大きな桜の木で、つぼみがこんな状態になってくると、木がピンクのかすみに包まれたような感じになってきます。
昨日、プールへの行き帰りで、桜坂と六郷用水のソメイヨシノを眺めたのですが、景色がピンクっぽくなってきたように思います。
0304_2sakurazaka 3.4
これは3月4日の桜坂上。
肉眼的にはピンクっぽくなったような気がする、とコンデジで撮影したのですが、カメラ画像としてはピンクは感じられませんね。
今しばらく、お待ちください。

シソ(かな)

0225_9siso 2014.2.25
これ、色の具合からすると、シソの芽生えかな?
シソには申し訳ないんですが、オンブバッタに好かれて食べられても、殺虫剤も撒けないし、ゴメン。
それでも種ができて撒布されたらしい。
頑張るねぇ。
嬉しいことです。

ハコベ(かな)

0225_9hakobe 2014.2.25
ワタクシ、混乱していまして。
コハコベ、ミドリハコベ、ウシハコベ、オランダミミナグサ。
頭の中がごちゃごちゃ。
花が咲いても収拾がつかないかもしれない。
オランダミミナグサはきっと識別できると思うのですが。他の3つがなぁ。
いいんです。
春の野草がわ~ぃと咲くんですから、楽しんでしまえばいいんですよね。

河津桜

0225_7kawadu1 2014.2.25
ご近所の河津桜です。
0225_7kawadu2
今年はつぼみが少ないようです。
0225_7kawadu3
葉の芽はたくさん。
今年は花は少しお休みかな。
年によって、いろいろ栄養状態とか変化するのでしょうね。
ゆっくり、たくさん、パワーを蓄えてください。

カーネーション

0225_6carnation 2014.2.25
豪華な雰囲気に咲いています。
0306_7carnation1 3.6
上と同じ花ですが、ピークを過ぎてきました。
0306_7carnation2
こちらではつぼみが弾けたところ。
内圧が高くなった、という感じが感じられますね。
花が咲くということは、こういうパワフルな出来事なんですね。

キイチゴ

0225_5kiitigo 2014.2.25
「新緑」が目立ちます。
0304_5kiitigo 3.4
色濃いでしょ。
0308_8kiitigo 3.8
ちょっとだけ凝った撮り方をしてみました。
勢いがあるので、見ていてつい撮りたくなる。
花はまだ先のようですけどね。

2014年3月 7日 (金)

オオイヌノフグリが咲きました

0307ooinu1 2014.3.7
我が家の前の線路の柵際に一輪、オオイヌノフグリが咲きました。
昼の散歩で見つけたのですが、撮影しにくいことこの上ない。
道路側からは柱の陰。
膝をついて、かがみこんで撮影。
この淡い青がいいですね。
「青い瞳」とかいう名前にしてあげたい。
0307ooinu2
肘までついて横から。
オシベの葯の裏表が写って面白い。こんななんだ。
間にまっすぐ立っているのがメシベです。
0307ooinu3
なんだか、すっごくうれしい。
多摩川の土手で咲いていたので、そろそろ、とは思っていましたが、今日とはね。
春の足音がどんどん迫ってきましたね。
とはいうものの、今、7日4時前、気象情報通りに雪がちらちらしている東京です。
光はもう春。
寒暖、繰り返すことが春そのもの。
小さな花たちが、大声で、春だよぉ、といっています。

春ですよぉ ツクシが出てましたよぉ

0306_murasakihanana 2014.3.6
雨に降り込められた一日の翌日は晴れ。
午後、妻は「そうだツクシ見てこよう!」と宣言して、多摩川の土手へ。
新しいコンデジを持って、撮影の練習を兼ねて。
もう、ムラサキハナナが咲いていました。
ムラサキハナナ、ショカツサイ、オオアラセイトウ。多分どれも同じものを指していると思います。
で、名前と花が一致するムラサキハナナを使っています。

0306_ooinunohuguri
画面中の青い花はオオイヌノフグリ。
いっぱい咲いています。
右上の花を拡大すると
0306_ooinunohuguri2
こうなります。
立った姿勢からこう写れば、かなりの描写力ですね。
我が家の近くでもオオイヌノフグリは咲くはずですが、今年はまだ。
去年に比べると寒いからなぁ。
ホトケノザに続いてオオイヌノフグリを待っているところです。

本命!
0306_tukusi1
一叢(ひとむら)の土筆。
まだ数は少なかったそうです。
やっと見つけた一握り。
0306_tukusi2
春の香りがするでしょ。
まだ食べてません。今晩食べよう!
二人で一口ずつ。
春を頬ばるつもりです。

にゃっぽり:2

0225_1nyappori11 {}2014.2.25
由来書き。
0225_1nyappori6
由来の終わりの方にある、ふくろうさんの像です。
私、フクロウ好きですから、こういうのうれしい。
0225_1nyappori7
「親切正直」の記念碑。
親切とか正直とかいう「道徳観」を、立場が上の者が押し付けることは危険なことだと思います。
力をふるう側にとって好都合な価値観になりがちですから。
でも、その感覚を個人が自己の内部に自己の規律として持つことは一向に構わない。
「自分には正直であれ」これは私自身も保持する規律です。
自分に対してウソをついちゃあいけないよ。
内部に抱え込んだウソは自己をむしばみます。
0225_1nyappori8
鳥居には「諏方神社」、向かって左の石柱には「諏訪神社」となっていますね。
検索してみました。

http://www.tesshow.jp/arakawa/shrine_wnippori_suwa.shtml

諏方神社の概要
諏方神社は、荒川区西日暮里にある神社です。諏方神社は、元久2年(1202)豊島左衛門尉経泰が信州諏訪神社より勧請して創建したといいます。江戸期には慶安2年(1649)には社領5石の御朱印状を拝領、日暮里(新堀)村・谷中町の総鎮守として崇敬を集めただけでなく、日暮の里<ひぐらしの里>として江戸有数の景勝地としても有名だったといいます。
・・・
なお「諏訪」とせず、「諏方」と使っているのは古来の表記であり、かつては神社名には、この方が多かった。現在は全国で一万有余あるうち、三~四社のみになったとのこと。本社では所有する元禄時代の軸に、「諏方大明神」と記されている。よって、「諏方神社」の社名を続けている。・・・
(文京区史跡さんぽ実施報告書より)

そういうものだそうです。「諏方」は知りませんでした。

0225_1nyappori9
これが「夕やけだんだん」という階段だそうです。
私はこういう階段は苦手だなぁ。足がすくみます。

0225_1nyappori10
で、おみやげ。
てぬぐい、と、はんかち。

もう、猫尽くしでした。

追記:「駅北口コンコースの2カ所に隠れにゃっぽり」は見つからなかったようです。残念でした。

にゃっぽり:1

★2月18日に朝日新聞夕刊「ひとえきがたり」というシリーズ
http://www.asahi-mullion.com/column/article/station/459

ひとえきがたり
    日暮里(にっぽり)駅(東京都、JR山手線ほか)
ようこそ にゃっぽり駅へ
北口の改札を出ると「にゃっぽり」がお出迎え。散歩に人気の谷中をはじめ駅周辺をガイドしてくれる
 吾輩は、いちおう猫である。名前は「にゃっぽり」――。生まれたのは2011年6月のこと。駅周辺の観光情報をまとめた「おさんぽMAP」を駅員たちが作ったのがきっかけだった。近くの台東区谷中にネコが多いことから、若手の女性駅員がマップのワンポイントにネコのイラストを何げなくつけたという。
 イラストがかわいいと、マップは千部刷っても1カ月でなくなるほどの好評。そこでこのネコ、駅員の手作りポスターにも活躍の場を広げ、至福の表情で温泉につかったり、ケガをして包帯でぐるぐる巻きになったり……。
 「誰が描いたのかと問い合わせがくるようになりましたね」と副駅長の菊地さん。インターネットでも話題になり、駅員たちの間で「名前はどうしようか」との声があがり始めたころ、作者が「にゃっぽり」とぽつり。昨年2月に作者は異動で駅を去ったが、「にゃっぽり」はすっかり駅の顔となった。
(後略)
沿線ぶらり
 ・・・
 駅北口コンコースの2カ所に隠れにゃっぽりが潜む。駅員のアイデアから生まれた。見つけるといいことがあるかも。
 ・・・

という記事が載ったのですね。
「ひぐれざと」じゃないです。「にっぽり」です。{昔は「日暮しの里」といったそうですが。}
この記事が、以前から谷中の猫街を気にしていた妻の気持ちの引き金を引いた。
で、出かけていきましたね。
0225_1nyappori1 2014.2.25
駅の掲示板です。
このネコ・キャラクターが「にゃっぽり」。
0225_1nyappori2
蒲田から京浜東北線でストレートに行けます。
0225_1nyappori3
周辺の名所案内。
0225_1nyappori4
谷中銀座の有名なお店。
リアルな白猫。
0225_1nyappori5
「めぐりん」。コミュニティーバスというのかな。
小型のバスです。
{蒲田から下丸子をまわる「たまちゃんバス」というのがうちの方にはありますが。}
妻のコンデジの腕も上達しました。
続きは次の記事で。

リュウノヒゲ

0224_6ryu 2014.2.24
きれい。
これ、リュウノヒゲ?ヤブミョウガ?
なんとなく、実の付き方が、こうだったっけ?という気分。
きれい。
というだけにしておきましょう。


わぁ

0224_5outou 2014.2.24
ただただ、わぁ。
コメントなし。
待ってま~す。

誘惑のひとみ

0224_1yuwaku1 2014.2.24
資源ごみ回収の日に、新聞紙を出しに行って、見かけました。
くらくらっと、誘惑に負けてください。
かかしじいさんの瞳じゃなくって。
段ボール箱でした。
0224_1yuwaku2
JA北つくばの「黒こだま西瓜」だそうです。
実物は知らなくって、箱に誘惑されて撮影してきました。

検索してみたら、こんな記事に出会いました。

桜川市・JA北つくばこだまスイカ部会が「誘惑のひとみ」を県庁でPR [販売流通課]
 7月22日(水)、桜川市の市長、JA北つくばこだま西瓜部会の生産者ほか関係者のみなさんが、県庁を訪れ、橋本知事に「黒こだまスイカ:誘惑のひとみ」PRしました。
 黒こだまスイカ「誘惑のひとみ」は、黒い皮の中にシャリ感と甘さのある赤い果肉が詰まったスイカです。表面がきれいに黒く色づくよう、まんべんなく陽をあてています。7月から10月上旬までの約3ヶ月間出荷されます。是非ご賞味ください。

そうなんだ。
老夫婦二人の生活では西瓜はあまり食べなくなりました。
一シーズンに一回くらい食べておけばいいか、というペース。
{夕食後に食べると、夜中にトイレにたつことが確実に一回増えますんで、たべるならおやつ時しかないですね。変な話でスミマセン。}
あまり真剣に西瓜を見なくなってしまったからなぁ。
今夏、もし覚えていたら、「見つめて」みましょう。誘惑に負けるかもしれない。

チューリップ

0223_5tulip1 2014.2.23
真ん中が被写体、ではないのです。
両側の芽。
チューリップです。
0223_5tulip2
線路際の柵の下。
妻が球根を植えました。
当然、保育園児のお散歩を意識しています。
ちゃんと花が咲いたらきっと
   さいた、さいたチューリップのはなが♪
と歌を歌ってくれるんじゃないか。
幼い子の歌っておもしろいですよね。
全力で歌って、音程がはずれちゃうんですが、それがまたかわいいんだ。
楽しみにしています。

0223_4ga 2014.2.23
なんとまあ、玄関ドアの板と枠の隙間、3mm位でしょうか、そこにいました。
ドアの開閉でつぶれたのか?とよく見れば、生きてます。
そっと写真を撮って、息を吹きかけて外へ出てもらいました。
ちょっとでも位置がずれたら確実につぶしちゃいますから。

で、名前は?
ワカリマセン。
シャクガかな、とか思いつつ、調べる気力なし。
無事に春を迎えてね。

警戒色

0223_3pool 2014.2.23
別に、どうという写真ではないのです。
プールの駐車場のポール。
車がぶつからないようにということで、目立つように黄色と黒のテープを巻いたのだと思うのですが。
なぜカメラを向けたか。
妙に遠近感を感じませんか。
黄色と黒のタイル張りの床みたいな。
あれ?と思って。ただそれだけです。


ジュウニヒトエ

0222_5juunihitoe 2014.2.22
枯葉が積もった中から、ジュウニヒトエ(だと思っているのですが)が盛り上がって姿を見せつつあります。
独特の色です。
生息範囲を広げようとはしませんが、放置に耐えて毎年咲いてくれます。
シソ科の花です、確実に。
で、ジュウニヒトエとか、アジュガとか、キランソウとか。
実はよく分かっていません。
名を名乗れ。

2014年3月 6日 (木)

ジンチョウゲが咲きました

0304_15jintyouge 2014.3.4
ジンチョウゲの花をどのように数えたらいいのかわからなくて、夫婦間の了解として、写真のような状態を「ジンチョウゲの花が一粒咲き始めたね」といって笑い合っていました。

翌3月5日、東京は一日中雨。引き籠っていました。

今日、昼の散歩に出たら、玄関を出るや「わ、咲いたねぇ」「そう、咲いてるのよ」
0306_1jintyouge1 3.6
あっちでも
0306_1jintyouge2
こっちでも。
うわぁ。ですね。
待ったかいがありました。
真っ白な清楚な花。
陽射しは強くて暖か。
輝いていました。
0306_1jintyouge3
香ってくるようでしょ。
撮影している私には実際香ってきているのですが。

風はひどく冷たいです。
3月は変動が大きい。
御自愛ください。
まずは開花のご一報をお届けします。

西班牙

★新聞一面の下にある本の広告。「三八(さんやつ)」{下、三段を八つに分割した広告}に小学館の「和西辞典」という辞典の広告がありました。国名のカタカナ表記は全くなし。

Q:さて、読めますか?「西」って、なんという国でしょう。
A:スペイン

スペイン【Spain・西班牙】
南ヨーロッパ、イベリア半島の大部分を占める立憲君主国。15世紀末に統一王国が成立して栄え、長らく広大な植民地をもった。日本との修交は安土桃山時代にさかのぼる。1936~39年の内戦を経て、47~75年フランコ政権。75年にファン-カルロス1世が即位し王制に復す。面積50万6千平方キロメートル。人口4269万2千(2004)。首都マドリード。イスパニア。
広辞苑第六版より引用

じいさんは昔、国名を漢字の当て字でどう表記するか、面白がって調べたことがありますので知っているのですが、皆さんはいかがでしょうか。

英吉利
亜米利加
独逸
仏蘭西
伊太利
和蘭・阿蘭陀
瑞西
墨西哥
伯剌西爾
・・・

{メンドクサ(面倒臭)}
★「国名 漢字」でグーグル検索してください。いろいろなサイトがありました。

クロッカス:2

0223_1crocus1140 2014.2.23
日曜日。大雪で2回プールを休みましたので、久しぶりに泳ぎに行こうと車を出した時。
11時40分くらいでしょうか。

0223_6crocus1415
2時15分ころ。
ずぶん開閉運動をするものでしょ。
植物は動かない、なんて思いこまないで。
動物とはペースは違うけれど、植物もいろいろな運動をするのです。
見つけてください。

クロッカス:1

0221_9crocus2 2014.2.21
21日に咲いたクロッカス、一輪。
0222_4crocus1 2.22
クロッカスが2輪。同じ場所です。
さて、どちらが前日に咲いた花でしょう?
0222_4crocus2
つぼみもいっぱい。

今日咲いた花は、どっち?
2輪一緒に写すと、どうも、肉眼で見ている色の感覚とずれがあります。
0222_4crocus5
1輪ずつ撮影して、色の感じがより自然に撮れた2枚を並べてみました。
色の薄い方が、昨日開花した花です。右ですね。
で、よく見ると、右の花の方が、花弁や萼が長めになっています。
クロッカスは、午後3時過ぎかな、花を閉じるのですが、おそらく、花弁や萼の外側が成長して、閉じる。
翌日、開くときには内側が成長して開く。
ですから、開閉を行った花は「伸びる」のです。
おそらく、花の色素は新たには合成されない。
色素量が変わらないのに成長すれば、色は薄くなる。

こういう出来事だろうと思います。
咲きたての濃い色から、時を経験してやや薄い色へと変化していく。
花の生活の「時間の流れ」を見てあげてください。
ただ「きれい」だけではなくね。花も私たちと時間を共有して生きているのですから。

キンモクセイ

0222_3kinmokusei 2014.2.22
ちょっと前にご紹介したキンモクセイの新芽が伸びてきましたよ。
足元が今はすかすかなので近づきやすい。
そのうち茂ってくると、踏み分け道のようなものを作らないと、「またぐ」ことのできない私には接近が難しくなってしまいます。
やがて茂ってくるのはホトトギス。ルリタテハさんをお待ちしております。

桜桃

0222_2outou1 2014.2.22
こちらは我が家の桜桃。
毎日、わぁ、とつぶやいております。
0222_2outou2
わぁ。
赤い色が見えてきていますよ。
去年の3月は、夏日が2回もあって、早目に咲いたと記憶しますが、今年はどうかなぁ。
なんにせよ、もうすぐ、ではあります。

河津桜

0222_1kawadu1 2014.2.22(土)
「土」と書き込んだのは、恒例、本屋散歩の途中ということです。
駅前。まだ開花には至っていませんでした。
0222_1kawadu2
微妙なところですね。
ぎりぎり。
ゆっくりどうぞ。お待ち申し上げます。

ハボタン

0221_14habotan 2014.2.21
桜坂の途中。ちょっと前に発見したハボタン。
この日は、後ろから来る車をやり過ごして、ほんの一瞬のすきを狙って撮影してきました。
ご覧のとおり、「ど根性」ハボタンなのです。
種がここへ落ちたのでしょうね。で発芽して成長した。
さっすがぁ。
と喜んでいたのですが、次にここを通りかかった時にはもうなくなっていました。
そうなのか、お気に召さなかったのかな。
せっかくだから放置して、もうすぐシーズンが到来するモンシロチョウの幼虫の餌にでもしてあげればよかったのにな。

カメムシ

0221_10kamemusi 2014.2.21
地面をカメムシが走っていきました。
ピンぼけ写真が一枚きり。
ツマキヘリカメムシかなぁ、と思うのですが、自信なし。
走っていった先は枯葉の下。
こういうのがいますから、ハトなんかにほじくり返されたくないんですよね。
静かにしておいてあげてほしいのです。

★こんな記事がありました。

バニラ?青リンゴ?かぎたくなるカメムシ 兵庫で企画展(朝日新聞 2014年3月5日)
 「くさい」と嫌われ者のカメムシ。でも、鮮やかな色や甘い香りを出す種類もある。そんな奥深さに魅せられた若手研究者が、徹底的にカメムシにこだわった企画展を兵庫県の伊丹市昆虫館で開催中だ。その名も「あなたの知らないカメムシの世界 カメムシだらけにしたろかー!」。
 会場に並ぶ約250種の標本と13種200匹以上の虫はすべてカメムシ。「夢がかないました」。学芸研究員の長島さん(34)は感慨深そうだ。
 昔はカメムシが大嫌いだった。・・・東京農大に進学し、絶滅させる方法を本気で探ろうとした。
 「敵」を知るため、採集から始めた。国内で約1300種、世界中には約4万種もいる。水面を泳ぐアメンボも、子どもに人気のタガメもカメムシの仲間だ。
 ところが、「いつのまにか多様性に引き込まれちゃって」。減らす研究どころか新種探しに夢中になった。これまでに4種が新種と認められ、約40種の新種候補を発表する予定だ。
 カメムシのにおいは外敵から身を守ったり、メスを誘ったりするためとされる。研究を続けるうち、利き酒ならぬ「利きカメムシ」が特技になった。においをかげば、だいたいの種類がわかる。
 特技をいかし、企画展では「におい体験コーナー」をつくった。くさいカメムシの代表格「クサギカメムシ」はコリアンダーリーフの精油で再現。甘い香りの「オオトビサシガメ」はバニラエッセンスで、「オオクモヘリカメムシ」は青リンゴ味のソフトキャンディーでにおいを表した。・・・
 長島さんがかつて母校の高校で実施したカメムシのアンケートでは、396人のうち「好き」は1人だけだった。・・・
     ◇
 〈カメムシ〉カメムシ目のうち、セミやアブラムシなどを除いたカメムシ亜目に分類される昆虫の総称。呼び名は外観がカメの甲羅に似ていることにちなむ。独特の臭いは刺激性の強い有機化合物の一種「アルデヒド」が主成分。体の側面に1対ある「臭腺」という穴から液体で放出し、すぐ蒸発する。

まあね、「カメムシ?臭いでしょ」というのが普通の印象でしょうね。
私、カメムシもたくさん撮影し、手に取ったこともあるのですが、ほとんどもその「強いアルデヒド臭」を嗅いだ記憶はない。
{化学屋としては、アルデヒドはくさいよな、という感覚はわかります。}
興奮させないようにしているからでしょうね。適度な距離を置いて付き合っています。
既成の「物語」で対象を見ないようにしましょう。

バラ・カーネーション

0221_6rose 2014.2.21
「バラのような」ではなく、まさしく「バラ」です。
バラというと、花ばかりですが、つぼみや実(み)も楽しい。
何気なく撮ってきて、パソコン画面で眺めていたら、一番手前の萼が、両手を上げたペンギンというか、そんなものに見えてきました。
私って、両手を挙げて「わ~ぃ」というのが好きですね。
0221_7carnation
カーネーションがだんだん開いてきました。
赤い蕾の時は、自信がありませんでしたが、ここまでくれば、カーネーション。
これからは多分、葉を見て、認識できると思います。

2014年3月 5日 (水)

ハト

0221_4hato 2014.2.21
線路の柵の内側をハトが歩いています。
しきりと足元をひっくり返します。
こういう場合、食べられる実とか、追い出されてくる虫を探して食べていると思います。
六郷用水の水車のところで、人から食べ物をもらうことを期待しているハトはまあいいとして、こういう場所で餌探しをやられるのは私としては気分がよくない。
冬眠中の昆虫を食べるなよ!
と言いたいけれど、追い立てるのもそれはそれでかわいそうだし。
むっとしながら、眺めるのです。
愛鳥家にはなれない愛虫家なのです。

ブラックベリー

0221_3blackberry 2014.2.20
ブラックベリー、始動。
なんだかまるっきり地味で、目立たずにいましたが、緑色が見えるようになってきました。
ゆっくりスタートを切って、これからペースを上げていくのでしょう。

ブラックベリーはバラ科キイチゴ属
ブルーベリーはツツジ科コケモモ属
キイチゴもあって、カジイチゴもあって、オランダイチゴもあります。
にぎやかでしょ。

南殿の鉢にて

0220_12hakobe 2014.2.20
これ、ハコベでしたっけ。
0220_15miminagusa
こっちはミミナグサ?
なんだか、頭の中がごちゃごちゃでよくわかっていませんが。
そういう季節ではあります。
ホトケノザは咲きはじめたし、オオイヌノフグリもそう遠くはないと思います。あの青い花かわいいですよね。
で、ハコベなんかの小さな白い花。
春が来ますよ、もうすぐ。
0220_14tanetukebana
これはタネツケバナ。
花のサイズの割に実が大きい。
咲いている花では子房は見えませんよね。
左側の、咲き終わったところでは、花弁が散り残っていて、子房が急激に大きくなってきています。
そして、右のような、大きな実になります。
ごく小さな世界の出来事ですが、なかなか面白い。
準備中のつぼみがまた、実にかわいい。肉眼ではほとんどわかりませんけどね。

カランコエ

0220_11kalanchoe 2014.2.20
もともとゆっくりな植物であることは知っていましたが。
いや、みごとに「ゆっくり」です。
このペースだと、3月も末でしょうかね、咲くのは。
いろんなのがいてみんな違うから、それでいい。

カエデ

0220_10kaede1 2014.2.20
最後の一葉、ガンバル。
0220_10kaede2
実もガンバル。
2度の雪が分厚く積もったのに、めげずにくっついています。
受験生はこの写真見てから行ってください。
「落ちない」ですよ。
将来「芽が出ます」よ。
「芽出度」いでしょ。

めでた・い
[形]めでた・し(ク)
(メデ(愛)イタシ(甚)の約。「目出度い」「芽出度い」は当て字)
広辞苑第六版より引用

(普通「お」を付けて用いる)人がよすぎて他人に欺かれやすい。「お―・い人」
広辞苑第六版より引用

私のようなおめでたい人が言うんだからゼッタイ。だ。

ヒヨドリジョウゴ

0220_9hiyodorijougo 2014.2.20
もうこのまま張りがなくなって、褐色になって、乾燥してしまいます。
多年生だと聞いていますので、来期もまた伸びてくるのかな。
前回、ドウダンツツジのところに現れたヒヨドリジョウゴは一回で消えてしまったのですが。
今回はどうでしょう?
それにしても、私共の全く関与しないところでやってくるというのは、やっぱり、鳥のせいですかね。勝手に種まきして楽しんでいる鳥がいるな。
私はこの控えめな赤い実、好きですね。

ヤエムグラ

0220_8yaemuugura 2014.2.20
いかにもセーターに貼り付きそうな葉ですね。
茎もくっつきます。
子どもは他愛のないことでも面白がります。
服にくっつく草だ、ということで遊んでみてください。
オナモミとか、実がくっつくのは知られているかと思いますが、葉がくっつくのも面白いですよ。

ユスリカ

0220_6yusurika 2014.2.20
はかなげな昆虫ですが、タフですね。
ユスリカの中の何という種かはわかりません。
オスです。
ときどき、視界をふわ~っと横切る昆虫がいます。
ユスリカか、アブラムシだろうと思います。
まだちょっと寒いよなぁ。
配偶相手がいるといいのですが。

2014年3月 4日 (火)

八幡

朝日新聞の書評欄を読んでいましたら「なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか」 島田裕巳 著、幻冬舎新書 という本の書評がありました。(2014年3月2日)
一部引用します。

 ・・・ 
たとえば八幡神は、もともと新羅から渡来した外来の神がルーツであるという。神仏習合によって弥勒菩薩(ぼさつ)と合体し八幡大菩薩となり、さらに応神天皇と習合して皇祖神の地位も獲得、武神として武家の信仰を集めながら庶民層にも浸透し、日本の宗教世界の基軸となっていく。この“全部入り”めいたお得感こそが、八幡様を一番人気の神にしたのだ。
 ・・・

へえ、神も仏もあったもんじゃないんだ。すごい世界だな。と思っていましたら思い出した。
那須与一の扇の的の話。

「南無八幡大菩薩、我が国の神明、日光の権現、宇都宮、那須の湯泉大明神、願はくは、あの扇の真ん中射させてたばせたまへ。これを射損ずるものならば、弓切り折り自害して、人に二度面を向かふべからず。いま一度本国へ迎へんとおぼしめさば、この矢はづさせたまふな。」

そうだよ。「南無八幡大菩薩」だよなぁ。
妻に、那須与一のさぁ、と尋ねたら、やはり「南無八幡大菩薩」よね、と覚えておりました。
そうだったのか、源平のあの頃、南無八幡大菩薩だったんだ。気づいていなかったなぁ。
そういえば「八幡船」というのもあったっけ。

ばはん‐せん【八幡船】
室町末期から安土桃山時代にかけて、中国・朝鮮の沿岸を掠奪した海賊船を、明人などが称した語。江戸時代には密貿易船の称。はちまんぶね。
広辞苑第六版より引用

船の旗印に八幡様かなんか描いてあったんでしょ、確か。
日本の神様は無茶苦茶だなぁ。

私自身は、神と仏がごっちゃまぜ、という状況は極めて不快で理解できない者ですが。
原始仏教をなんとなく自分の芯に保持する者として。

ホトケノザ

0220_4hotokenoza1 2014.2.20
家の前の線路際。
咲きました、うれしいですねぇ。
0220_4hotokenoza2
先日、袋小路へ入ってこられたご婦人がいらしたので、行き止まりですよ、と声をかけようとしたら、そのことには気づいていらして、クロッカスなど見ておられました。
ちょっと立ち話をして、ホトケノザももうすぐでしょう、と言ったら、ホトケノザをご存知なかった。
地味な野草の花は見かけることが少なくなってしまった、ということでしょう。

私は仏様になってこの丸い葉っぱの上で日向ぼっこをすることが夢です。夢は必ずかなうんだ!
そのためには、自然葬にしてもらわなくっちゃな。遺言しよう。

キイチゴ&ホトトギス

0220_1kiitigo 2014.2.20
イチゴ類の先頭走者。
カエデの新芽の展開も面白いですが、キイチゴも劣らずすごいです。
小さくたたまれてあったのが、成長しながら展開してくる。
見事なものだなぁと、つくづく感心します。
花を咲かせてくれるでしょうか、期待しています。

0220_2hototogisu
去年、大分遅くなってから全面的に刈り取ったホトトギスの新芽がいっぱい立ち上がってきました。私共としましては、ルリタテハさんに来てほしいのですが・・・。
御来訪をお待ちしております、ぜひどうぞ。

クロッカス

0219_16crocus 2014.2.19
真上ショット。
これも面白いでしょ。
交互に重なっています。
妻は紫が消えちゃったのが惜しい、といいますが、この濃い黄色は明るくっていい。
周囲を照らすようです。
カドミウムイエローに近いと表現していいのかなぁ。
色名には疎いです。
物質としての「硫化カドミウム」の黄色は知っていますが。

0219_17crocus
こちらは門の中、カエデの木の下のクロッカス。
つぼみが控えています。
もうすぐのようです。

白梅

0219_15hakubai1 2019.2.19
「滝」の前の梅の木。
この木は今年あたりから花が増えてきたように思います。
建売住宅の建設地の前なので、なんとなくゆっくりしていることが憚られる。
0219_15hakubai2
私は梅を撮っているのだよ、建築作業を撮ったりしてないよ、と動作でアピールしてしまいます。
で、上の方を撮ったり。
木によって、開花の時期にずれがありますので、長く楽しめます。
住宅が完成すると「梅のお家」とか呼ばれそうですね、風流でいいな。

紅梅

0219_14ume1
一瞬、小型のオトメツバキかと思ってしまいましたが、梅ですね。
まだすごく小さな木です。
0219_14ume2
私が楽々と歩ける範囲で紅梅は少ない。
白梅の方が多いのです。
この木、もっと育つといいですね。
品のいい花だ。

ツバキ

0219_13tubaki1 2014.2.19
まるでバラのような、(多分)ツバキ。
0219_13tubaki2
つぼみの後ろの葉に白い点が二つ。
これだけで、「目」のような気がして、顔パターンが見えちゃうんですね。
人間って本当に、他者の「顔」を意識しながら集団を形成する、動物のようですね。

スイカズラ

0219_11suikazura 2014.2.19
これスイカズラの新芽です。
場所の記憶によるものです。
花でその植物を認識し、ここにくればこの季節この花が見られる、という記憶ができます。
そうすると花はなくても、場所の記憶によって、ああこれがスイカズラの新芽か、と認識できるようになるわけです。
というわけで、同じ場所に同じ花が咲く、ということは結構重要です。
鉢植えで、きれいな花をどんどん入れ替えられてしまうと、もう記憶ができません。
散歩していても、この辺に確かあの花があるはず、というような記憶をたどっていくのも楽しい。
そんな園芸もいいですよ。

2014年3月 3日 (月)

だらだらと。メリハリのない。

201402280303_ ←くっきりしませんがここにグラフがあります。クリックしてみてください。
変なタイトルです。
東京で、2月28日に平年より7.4℃高い18.6℃がでてから、今朝3月3日の午前5時ころまででしょうか、だらだらと気温は下がりっぱなし。
これはちょっと珍しいかなと、ご紹介します。
普通、未明に最低気温が出て、午後に最高気温が出るんですが。
3月1日も2日も、日付が変わった時が最高気温で、夜中の24時くらいに最低気温が出ている。
なんだかなぁ、メリハリのない日でした。
グラフはもっと見やすく、白地に黒い線で描けばいいのですが、面倒くさくってね。
さっと作ってさっと掲載しないと、結局使わないことになってしまう。それももったいないし、見づらいまま掲載しました。ごめんなさい、ものぐさで。
{なんでこんな見づらいグラフがデフォールト設定なんだろう。理解不能なんですが。}

花雛

0303_4crocus1 2014.3.3
一対のクロッカス。
一対のおひな様。
二人でデュエットしているようですね。
0303_4crocus2
仲良く寄り添う二輪なのでした。

猫雛

0302_1nekobina1 2014.3.2
毎年、同じようなものです。
0302_1nekobina2
ネコ関係ばかり。

スーパーで「雛かまぼこ」というものがあったので、何だろう?と手に取ってみたら、菱餅のような三段重ねのひし形のかまぼこでした。
いろいろ工夫するもんだ。

子育て中の楽しい思い出になります。華美にならない程度で、存分にお楽しみください。

★去年、「うれしいひなまつり」という歌を作詞者のサトウハチローさん自身が「しくじった」と嫌っていたという話を載せました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-70ee.html
2013年2月22日 (金)「おぼこ雛」
↑ここです。

「おびなさまとめびなさま、ふたりならんですましがお♪」
のほうがいいんですけど、戻しようはないだろうなぁ。

東光院で:白梅

0219_10hakubai1 2014.2.19
塀一枚向こうの水車上の白梅はピークに達していましたが、ここ東光院の白梅はこれから。
五角形ではなく、四角いね、キミは。
0219_10hakubai2
つぼみがいっぱいというのがボケて写っていますね。

門の外に、お父さんと5,6歳の坊やが来ているのを、視野の端にとらえていたのですが。
この写真を撮っていたら、坊やが小走りにやってきまして
「なにしてんの?」
ん?カメラで花の写真を撮っているんだよ。
「どうして?」
とってもきれいだから。

「これなぁに?」
と、私の右手のステッキを握ってみます。
おじいちゃんはね、足が弱くなっちゃったから杖がいるの。
「ふ~ん」
というような会話をして、お父さんの所へ戻っていきました。
お父さんと会釈をして、さようなら。

大人がケータイやスマホで写真を撮っている姿はきっと知っているんじゃないでしょうかね。
ところが私は、黒い箱を顔に当てて、何かやっている。
ファインダーを使って撮影するところって、きっと知らなかったのじゃないかな、と想像しました。

それにしてもまぁ、きっと私って「無害オーラ」を発する爺さんになったらしい。
嬉しいことですね。
にこにこ顔で、穏やかな雰囲気なんでしょう。
いろいろ子どもだけじゃなく、年齢が私の上下を含めた女性とも、立ち話になることもあるし。
危なっかしい感じを漂わせない、無害な人です。

東光院で:蝋梅

0219_9roubai 2014.2.19
今年はあまりたくさん咲かなかったように思います。
もう終わりのようですね。
蝋梅の実というものを見たことがなくって。
去年は花は見たけれど、その後、忘れてしまって見られませんでした。
今年はぜひ忘れずに頻繁に来ようと、「今は」思っています。
年のせいか、すぐ忘れる。
物忘れは健康に良い、とかぶつぶつ言いながら、行ったり来たりしている日々ですからね。

東光院で:シャクナゲつぼみ

0219_8shakunage 2014.2.19
大型のつぼみが、丸くなっていますが、まだのようですね。
写真左の方にぼんやり黄色いものが写っていますが、これは蝋梅。
東光院へは、紅白咲きのツバキはまだか、と見に行くのですが、まだだなぁ。

ハト

0219_7hato 2014.2.19
白梅を撮っていたら足元にハト。
このあたりで人から食べ物をもらえるチャンスも大きいようで、人馴れしています。
このじいさんはくれそうにないな、と見切られていますね。
子ども連れなんかは喜んでくれるんですよね。
ちゃんと相手を見ています。

水車の上の白梅

0219_6hakubai1 2014.2.19
満開でした。もう。つぼみはありません。
今開いている花で終わり。
0219_6hakubai2
「うめ」尽くされています。
次の花たちへ舞台を譲ることになります。

桜坂下の桜

0219_5sakura 2014.2.19
桜坂の下、六郷用水跡の水車のそばです。
ソメイヨシノ。
これはまだ硬い。
この写真は2月19日ですが、昨日3月2日、桜坂を車で走ったのですが、なんとなく頭上がピンクっぽい感じになっていていました。
つぼみが丸くなってきたのではないかな。
去年の3月は2回も夏日が来るという妙な3月でしたが、今年はどうなりますか。
もう一回くらい雪が降るのではないか、と心配しています。


駅前の河津桜

0219_3kawadu1 2014.2.19
駅前のお店にある河津桜。
もうすぐ咲きますね。
0219_3kawadu2
どうも私はこういう姿を見ると擬人化したくなるたちです。
わ~い、もう咲くんだもん。
と。

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