水車の上の白梅+ミシシッピアカミミガメ
2014.2.1
蒲田からの帰りに寄りました。
ほぼ満開です。
コンデジですのでパンフォーカス気味。
水車もちゃんと写っています。
蕾の量と勘案すると、九分咲きというべきかな。
花が重なり合うように狙ってみました。
家に帰り、妻に、ほぼ満開だよと知らせたら、私も見てこようと出かけていきまして。
カメも顔を出していた。と撮影してきました。
私はこれには気づかなかった。啓蟄はまだまだ先ですが、暖かさに誘われたのでしょう。
いい写真だ。本当に甲羅干しですね。
★ここに写っているのはミシシッピアカミミガメです。
このカメ、外来種でして、輸入禁止になるようです。
ミドリガメという名で小さいのが売られていて、かわいいから買ってもらって育てるのでしょうが、寿命が長いですからね、持て余してしまうのでしょう。で、近くの水辺に放してしまう。
生き物を飼うなら、死ぬまで。というのが大原則なのですが、守られないな。
動物の側には責任はないのに。
参考
★人気のミドリガメ、輸入禁止へ…生態系を破壊(2014年1月9日19時50分 読売新聞)
ペットとして人気がある外来種のミドリガメについて、環境省は輸入や飼育を禁止する方針を固めた。
野外に放されたミドリガメが、もともと日本にいたイシガメを準絶滅危惧種に追いやるなど生態系を壊しているからだ。
ただ、数十万匹とみられるペットの飼育を禁じるのは初の試みで、混乱も予想される。同省はまず輸入を禁じ、飼育禁止は後回しにする考えだが、カメを処分したい人や飼い続けたい人にどう対応するのか、頭を悩ませている。
◆寿命は40年
ミドリガメは北米原産の外来種で正式名称はミシシッピアカミミガメ。ペット店や露店で1匹500円ほどで売られている。寿命は40年ほど。子ガメは5センチ前後だが、成長すると30センチほどになり、家庭用の小さな水槽で飼うことが難しくなる。多くが川や池に放されて増殖したとみられ、国内のカメで最も多い種類になった。
日本固有種のイシガメに比べ、ミドリガメは一度に2倍の量の卵を産むなど繁殖力が高く、体もひと回り大きいため、イシガメのエサや生息場所を奪った。イシガメは数を減らし、2012年に準絶滅危惧種に指定された。
環境省は昨年9月にまとめた外来種被害防止行動計画案にミドリガメの「規制を検討する」と明記。今後、外来生物法で輸入・販売や飼育が禁じられる「特定外来生物」にミドリガメを指定することにした。
・・・
★奈良公園・猿沢池:外来種ミドリガメ駆除へ 在来種駆逐で(毎日新聞 2014年01月24日 15時00分)
◇「殺生はしのびないのだが……」も
国の名勝「奈良公園」(奈良市)にある猿沢池で、外来種のミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)がニホンイシガメなど在来種の亀を駆逐している。公演を管理する奈良県は2月に護岸点検で池の水を抜くのに合わせて、大規模な駆除に乗り出す。在来種の減少を憂慮した措置だが、猿沢池は毎年、興福寺の僧侶らがコイの稚魚などを放流して命の大切さを考える「放生会(ほうじょうえ)」でも知られる。「殺生はしのびないのだが……」との声も聞かれる。
ミドリガメは北米原産。食欲旺盛で繁殖力が強く、生態系に影響を与える可能性があり、環境省は「要注意外来生物」に指定する。
・・・
猿沢池では毎年4月、殺生を戒め生き物に感謝する「放生会」が催され、僧侶がコイの稚魚や金魚を放つ。興福寺の多川良俊執事は「県に異議は唱えられないが、『駆除すべきだ』とも言えない」と悩む。矢部・愛知学泉大教授(動物生態学)は「駆除はやむを得ない措置。ただ、ミドリガメに罪はない。在来種の多様性を破壊したことを猛省する機会としたい」。
★井の頭公園よみがえれ 水抜き、現れた外来魚・自転車…(朝日新聞 2014年1月31日13時51分)
・・・
外来生物の駆除と水質浄化の目的で水を抜く「かいぼり」が進む井の頭池。水量は推計7万トン。18日から排水が始まり、水位が下がると、様々な物が姿を現した。
自転車、スクーター、買い物カート、ラジカセ……。泥まみれのママチャリなど約200台が公園の隅にうずたかく積まれた。まだ50台ほどが池に残る。不法投棄されたり、酔った人に投げ込まれたりしたらしい。「これほどとは」と、都西部公園緑地事務所の担当者はあきれた。
水深が数十センチになった25、26両日、市民ボランティアらが池に入り、網で約8700匹を捕まえた。北米原産のブルーギル約5300匹、ブラックバス約270匹、ミシシッピアカミミガメ、体長1メートル超の中国原産のソウギョなど外来種が大半を占めた。在来種のモツゴは約200匹にとどまった。
・・・
情けないことです。
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