カランコエ+子守唄
2014.1.21
ゆりかごの中で眠る、カランコエのつぼみ。
寝る子は育つ、といいますが、カランコエの開花はたっぷり時間をかけます。
ここまでは「カランコエ」というタイトルで、そっちの話を書こうと思っていたのですが。
連想が独り歩きして、頭の中を「子守唄」という単語がよぎっていきました。
で、タイトルに「+子守唄」を追加。
★子守唄
朝日新聞の秋田版の1月21日
むのさん流 幼児との接し方 「絵本とジャーナリズム」を出版 /秋田県
・・・むのたけじさん(99)が、著書「絵本とジャーナリズム」を出版した。
・・・世界中に子守唄があるが、ほとんどは「坊や、よい子だねんねしな」や「眠れ、眠れ」など、大人が楽をするための歌。そうではなく、子どもの成長を本気で考える「坊や、目をよく開けてよく見つめなさい」という子守唄があるべきだと主張。子どもに経験を積ませ、一人の人間として付き合う大事さを訴えている。
・・・
そういう見方があったのか、と。
「大人が楽をするための歌」
う~む。
「坊や、目をよく開けてよく見つめなさい」
という子守唄があるべきだ、とは、ドキッとしました。衝撃的ですね。
昔、マイケルズというグループの歌で「坊や大きくならないで」という歌がありました。
おまえが大きくなると戦争に行かなければならなくなる、だから大きくならないで、そっと眠りなさい。
という意味の歌詞でしたっけ。
1969年、ベトナム戦争の反戦歌でした。
今、どこへ向かおうとしているのか。大人こそ「目をよく開けてよく見つめ」なければいけませんね。
団塊の世代が若かったころ、なんとなく「子守唄」というものに、ある種のこだわりがあったような。
森山良子さんは子守唄のLP出してたよなぁ。
こきりこの歌、とか。
PPMも子守唄を歌っていましたね。
赤ちゃんの純粋なまなざしにお前は耐えられるのか、応えられるのか、などと自問していた高校時代。
今はなんだか、にぎやかだなぁ。
にぎやかに浮かれてばかりで、いいですか?
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