雪の名残
2014.2.12
池の雪です。
久しぶりに庭に入れました。
雪かきできないわけではないけれど、そうするといろんな「芽」たちを削ってしまいそう。
土の上の雪は消えにくいですが、待っていました。
去年は今頃、ヒキガエルたちが産卵のために姿を見せ始めました。
こんな池に入ったら「ひゃっけぇ!」と叫ぶかもね。
ヒキガエルたちは今頃に現れて、産卵して、で、また寝てしまうんですね。
春眠。
のんびりヒキガエルらしい生き方です。
体が凍らなければ生きていけるさ。
★雪の下の上の雪
2.11
ふと頭の中を言葉が自転してこんなじいさんギャグを思いつきました。
今までは「この雪の下には「雪の下」があります」というのをやっていましたけど。
区切れば
「「雪の下」の上」の雪
こうです。
★言語を獲得中の子がよくやる(とても論理的な)勘違い。
「上のどうぶつえん」に行ったんだから、今度は「下のどうぶつえん」へ行こうよ。
上があれば下がある。これは論理的ですよね。
実は、すっごく混乱する名前がありました。
「上野下アパート」
上なのかい下なのかい、と尋ねたくなりませんか。
「上の下」って「中」かいね。{じゃぁ、きっと「下の上」も「中」なんだろうなぁ。}
朝日新聞(2013年6月17日22時0分)
最後の同潤会アパート取り壊し 2年後にはマンションに
同潤会アパートとして唯一現存していた「上野下アパート」(東京都台東区)の本格的な解体工事が17日、始まった。8月上旬ごろ解体を終え、跡地には再来年夏に14階建てのマンションが完成する予定。日本の集合住宅の先駆けとなった同潤会アパートは、これで16棟すべてが姿を消す。
上野下アパートは1929(昭和4)年に完成。昨春に解体が決まり、敷地には5月に囲いが造られた。この日は重機が外壁を取り壊していった。
同潤会アパートは関東大震災後集まった義援金で、大正後期から昭和初期にかけて東京と横浜で建てられた。いずれも鉄筋コンクリート造りで、当時は珍しかった水洗トイレやエレベーターも採り入れられた。老朽化により、1980年代から解体が進んでいた。
こういうお話なのでした。
★「上を下へ」の脱線ついでに。
泉を「上」から覗いて水鏡に写った自分に見とれていれば「ナルシシズム」。勝手にどうぞ。
泉の「下」が近いなぁ、と思う、かかし。めでたいなぁ。
せんか【泉下】{文章語}冥土(めいど)。
パーソナル現代国語辞典より引用せん‐か【泉下】 黄泉(こうせん) の下。死後の世界。あの世。太平記[10]「―に恩を報ずる人」
広辞苑第六版より引用いずみ‐の‐した【泉の下】イヅミ‥ 冥土。よみの国。
広辞苑第六版より引用めいど‐の‐みやげ【冥土の土産】老い先短い老人がいい思いをしたという喜びをいう語。よみづと。
広辞苑第六版より引用よみ‐づと【黄泉苞苴】冥土へのみやげ。栄華物語[音楽]「―にし侍らむずるなり」
広辞苑第六版より引用
「人事」カテゴリの記事
- クリスマスの足袋(2022.12.25)
- 日食月食(2022.11.21)
- 朝日川柳欄から(2022.11.21)
- 北前船(2022.10.25)
- 人は生きることがその人の最大の役割(2022.10.24)
コメント