焼氷
朝日新聞の記事
(はてなTV)実在のお菓子?(2014年1月7日05時00分)
Q NHKの朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」に登場した「焼氷(やきごおり)」や「ハモニカ」は、本当にあったお菓子ですか。
A ・・・
一方の「焼氷」は、昔の喫茶店の看板の写真にその名があり、それをヒントに考案したかき氷だそうですよ。
・・・
私の記憶では以前に「焼氷」の記事があったはず。
私の個人的データベースを検索したら、ありました。
2012年6月の記事でした。
「焼氷」って何やねん 大阪・新世界で100年経て復活(2012年6月24日8時17分)
「焼氷(やきこおり)」ってどんな食べ物――。大阪・新世界(大阪市浪速区)の2人の商店主が、地元の幻のメニューを自分たちなりに復活させた。手がかりは、約100年前の写真につく簡単な説明文だけ。味も形もわからないが、「だからこそ夢がある」。7月上旬にはお客さんに出すつもりだ。
「焼氷は一種特別の製作に係(かか)り頗(すこぶ)る珍味なるものにして評判殊(こと)に宜(よろ)し」
新世界が街開きした1912年、初代通天閣とともに誕生した遊園地ルナパークにあった喫茶店「白雨(はくう)亭」の写真にある説明文だ。店内には「焼氷 一五銭」と書かれた看板も見える。ルナパークの入場料が5銭。それなりに高価だ。
写真を見つけたのは、「上杉酒店」を経営する上杉さん。13年に発行された『大阪新名所 新世界写真帖』にあった。ちょうど、ご近所の喫茶・洋食店の店主の和田さんから「100周年に向けて特別メニューを考えてるんや」と声をかけられた。「焼氷っていうのがあるねんけど」と上杉さん。レシピも実物の写真も見つからないなか、2人の挑戦が始まった。
・・・
「いっそのこと、お客さんの前で燃やそうか」。度数の強い酒をかき氷にかけ、火をつければ不可能ではない。・・・
6月15日夜。2人はカップに入れたかき氷にカラメルソースをかけ、刻んだイチゴを乗せ、山盛りのバニラアイスでふたをした。その上に白糖をかけ、酒を注いで火をつけると、カップごとしばらく青い炎に包まれた。
炎が消えてからスプーンでアイスをすくって食べると、酒の香りとカラメルのほろ苦さ、イチゴの甘酸っぱさが絶妙にマッチした、大人の味だった。2人は「実物を食べたことがある人は、ぜひ情報を」と呼びかけている。
・・・
なるほど。氷に酒がしみ込んで薄まってしまわないようにアイスでふたをしたのですね。
★昔の思い出ですが、「アイスクリームの天ぷら」がありましたね。アイス最中(もなか)みたいなのに衣をつけて揚げて、すぐ食べる。断熱性の強い素材で包み込めば、天ぷらができるのでした。
これは食べたことはない。
ティースプーンに角砂糖をのせ、ブランデーをしみこませて火をつけ、青い炎が揺らめいているのを紅茶に入れて飲む。「カフェ・ロワイヤル」とかいいますね。これは何度かやったことがあります。
★これの応用で、炎色反応をやったな。
陶器製のるつぼを伏せます。その上に脱脂綿を切って置きます。
金属イオン溶液を濃い目に作って、エタノールを入れます。
これを脱脂綿にしみこませて火をつけると、とってもきれい。
リチウム、ナトリウム、銅、カルシウム、など並べて火をつけると、クリスマスの雰囲気。
生徒は大喜び。るつぼを伏せて台にする、というのがイメージ戦略として大成功でした。
で、生徒にカフェ・ロワイヤルの話をする。うける。「お酒は二十歳になってから」と必ず付け加えて。
思い出話でした。
★改めてグーグルで「新世界 焼氷」とアンド検索をかけて見ましたら、いろいろありました。
↓読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/cooking/20131216-OYT8T00173.htm
大正時代に販売「焼氷」、大阪・新世界で再現
大阪市浪速区の新世界の喫茶店で、大正時代に販売されていた「焼氷(やきごおり)」が人気メニューとなっている。
製法が伝わっていない幻のスイーツで、新世界開業100周年を迎えた昨年、商店主らが当時の資料などを基に現代風に再現。細々と販売していたが、今年に入ってNHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」で取り上げられ、注目を集めた。
・・・
(2013年12月16日 読売新聞)
続けて販売していたんですね。
その他、実際に食べに行った話などもヒットしましたが、リンクしません。
関心がおありでしたらご自分で検索してください。
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