12月6日(金):1
2013.12.6
飛行機雲です。上空が過冷却状態なのでしょうね。で、種(たね)がまかれると、それを核にして氷晶ができるのです。
そして、上空に風があるのでしょう、かなりの速さで拡がってしまいました。
雲は上空の状態を可視化してくれます。
地上にいながらにして上空の様子がわかるのは面白い。
雲を眺めて楽しんでください。
スイセンです。
こちらはちょっと離れたところのスイセン。
これもまた、ゆっくりゆっくりと、開花へ向けて伸びていきます。
生きるということは「化学反応」ですから、温度が低ければ反応速度は遅い=生きるということもゆっくり、になります。冬の寒さに耐えて成長しますが、低温のもと、おのずとゆっくりゆっくりになります。
私たち恒温動物は体温を高く保つことによって、常に化学反応の速度を保ち、活動を高め維持しているわけです。
爬虫類などは、低温でも死にませんけれど、化学反応としての生命活動がゆっくりになってしまうので、安全な場所で冬眠しているのですね。
生命といえども、化学から独立してしまうことはできません。
そんな見方もしてみてください。
ハエですが、何か舐めていますね。糖分があるのかもしれません。
ハエの体は小さい、冷えやすい。
日にあたって体温を上げたり、体を震わせて体温を上げて、飛んでくるわけです。
そして、活動のエネルギー源を探す。
日が暮れて気温が下がらないうちにまた安全なところに隠れなくっちゃね。
ハエ目昆虫はかなりしぶといです。
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