日向ぼっこ
2013.10.18
ヤマトシジミが日向ぼっこをしていました。
影を見てください。
太陽の方に背中を向けていることが分かりますね。
翅脈には液体が循環しているわけではなく、中空の管ですので、翅をあたためてもその熱を体に取り込むことはできません。人間的な感覚だと、翅を思い切り広げて太陽の熱をいっぱいに受けている、と思いがちですが、そうではないのです。
逆に、多少低温でも、翅から体温を失うこともないわけですね。
日向ぼっこで体を温めるには、直接体を日の光にさらさなければなりません。
あるいは、翅の開きをすぼめて、翅の反射で体に当たる日光の量を増やす、というやり方もあります。
なんにせよ、こういう光景を見たら、ぽかぽか気持ちいいねぇ、と声でもかけてそっとしておいてあげてくださいね。
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