ウラナミシジミ
2013.10.3
イヌタデの花にとまっていました。
翅に傷みもなく、元気そう。
写真上のほう、後翅の「触角までついた目玉模様」のようなものは「偽眼模様」というのだそうです。
http://homepage3.nifty.com/ueyama/shubetsu/shijimi/uranami/uranami.html
ウラナミシジミ
後翅の偽眼模様は、片側に2個あり、片側だけで顔の模様になっています。黒い紋だけでなく、構造色で光る眉のような模様があり、アニメチックな雰囲気でかわいらしく見えてしまいます。この模様は天敵を欺くためと思われていますが、天敵に襲われてうまく逃げるシーンを一度見てみたいものです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%8A%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%B8%E3%83%9F
ウラナミシジミ:後翅の後端には黒い斑点が2つあり、2つの斑点の間には細い尾状突起が突き出ている。この黒い斑点と尾状突起は複眼と触角に似ていて、頭部に似た模様をもつことで身体の方向や頭部の位置について敵の目をあざむいていると考えられている。
私自身もブログに書いています。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-ecfb.html
2012年12月17日 (月)「ウラナミシジミ」
記事は12月ですが、写真は「11.21」です。もう生存可能な時期の終わりにきて、はねがぼろぼろのチョウでした。
★ところで、前と後ろを「偽装」する昆虫として私が知っているのは「クロスジホソサジヨコバイ」ですね。
http://mushinavi.com/navi-insect/data-yokobai_hososaji_kurosuji.htm
翅の先の1対の黒紋や2対の暗褐色の筋などの模様には意味があり、翅の黒紋をヨコバイの眼に、筋は前脚と中脚,頭部を尖らせることで翅先に擬態しており、天敵からの攻撃で的を外すことができるのである。しかし、幼虫では翅がないので、腹部先端に眼を表現した黒い紋がある。
ぜひご覧ください。
http://wolffia.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_7aa2.html
尊敬するサイトです。ここにこんな記載がありました。
頭の方向を間違え易いので、「マエムキダマシ」の別名を頂戴している様です。
幼虫の腹部先端に黒い紋がある写真もみられます。ご覧ください。
私自身もこのクロスジホソサジヨコバイは何度も掲載していますが、リンクはめんどくさい。
「かかしさんの窓 クロスジホソサジヨコバイ」でグーグルのアンド検索をかけてください。出てきます。
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