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2013年10月 9日 (水)

ツマグロヒョウモン

0923_10tumaguro1 2013.9.23
ツマグロヒョウモン羽化。
オスです。
写真右の少し上のあたりに見える真っ赤なものは「蛹便」です。
以前にも書いたことがありますが、チョウは羽化すると、畳んであった翅を展開するために体液に圧力をかけて翅脈に送り込みます。翅脈は管ですので、液体が入ってくると真っ直ぐに伸びますね、それで翅を展開する。でも、人間の動脈のような「脈動」はしません。翅の脈に体液を送り込むだけです。翅が開いたら、余分な体液は捨てます。それが蛹便。
で、翅を乾燥させて、翅脈の中の体液も乾燥させて、空っぽにします。
同じ太さで同じ材質の丸棒とパイプがあったとすると、パイプの方が軽量でしかも曲げに強いんです、棒よりも。
チョウの翅は空洞になった翅脈が支えますので軽くて丈夫でしなやか。力学的に非常に合理的にできているのです。

ツマグロヒョウモンや、同じタテハチョウ科のルリタテハなどは、蛹便が真っ赤なので、初めて見る人は、血を流したのではないかとびっくりしますが、大丈夫です。

0923_10tumaguro2
ケースの壁を登ってきて
0923_10tumaguro3
縁につかまり。
やがておもむろに飛び去っていきました。
また、我が家周辺の「チョウ密度」が上がったぞ。
11月近くまで、ツマグロヒョウモンの羽化は続くはずです。
南方から北上してきたチョウですが、秋深くまで活動は続きます。

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