気象庁のレーダー・ナウキャスト
★連日のように、気象災害(竜巻、豪雨)が続きます。
私がこのブログですでにご紹介した気象庁のレーダー・ナウキャストが新聞でも紹介されました。
9月4日の朝日新聞です。
竜巻予測、活用に温度差 精度低く悩む自治体
正確な予測が難しい竜巻に、どう備えればよいのか。気象庁は「竜巻注意情報」に加え、より詳細な危険度が予測できる「ナウキャスト」情報の活用を呼びかけている。ただ、確実な予測は難しいため、今回も自治体によって受け止め方や対応に温度差があった。
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より詳細な情報を提供するため、気象庁が導入したのがナウキャストだ。レーダーを使い、10キロ四方ごとに竜巻が起きる危険度を示す。自治体の防災担当者に活用を呼びかけている。
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■ナウキャスト、10分ごと更新
ナウキャストは、全国を10キロ四方のマス目に区切り、竜巻などの発生確率を色分けして示す。黄色は発生確率1~5%、赤色は5~10%だ。気象庁のホームページ(http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/)で公開しており、10分ごとに更新される。
危険度が高い赤色が表示された時には既に竜巻が発生している時もあるが、気象庁は「竜巻は一つ起きたら終わるものではなく、危険な状況は続く。最初の発生に間に合わなかったとしても、その後の備えに活用できる」と話す。
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★そうしたら
気象庁サイトにアクセス100倍 閲覧困難に(朝日新聞 2013年9月4日13時27分)
4日午前9時過ぎから約2時間、気象庁のホームページが閲覧しにくくなった。台風17号の九州への上陸に、関東などで最大震度4を観測した地震の発生が重なり、アクセスが殺到したためという。
気象庁によると、ふだんホームページを同時に見ているのは2千人程度だが、この日は約100倍に膨らみ、サーバーやシステムに大きな負荷がかかったという。
あらら、パンクしちゃった。
多摩川の水位を台風の最中にチェックしようとしたらパンクしてアクセスできなかったということはあるのですが、いろんなことが重なりますから。天変地異、ですねぇ。
竜巻・豪雨・地震。
で、この記事が朝日のサイトにアップされた時にはまたまた栃木県で竜巻。
ちょっと何だか、いろいろあり過ぎですね。
昔からある出来事が、最近「過激」になっているような気がしてならない。
なんかあると「災害」になってしまう。
気象現象が「不安定」になってませんか?
ブレーキがかからずに暴走する。
これが「地球温暖化」の一つの側面だという話もあります。
次世代が心配です。
私共「高齢者」の持ち時間は少ないですから、ま、何とかしのぐとして、次の世代はどのような状況になるのでしょうね。
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