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2013年9月25日 (水)

アブラゼミ

0909_16aburazemi1 2013.9.9
もうセミの季節はほとんど終わりました。
たまに声が聞こえることもあるようですが。
「初鳴き」は気をつけていれば記録できますけれど、「鳴き終わり」は無理だよなぁ。
いつのまにか、聞えなくなっていますよね。
さて、コンクリートの電柱にアブラゼミがとまっていました。
0909_16aburazemi2
一枚撮ってから、もう少し近づきたいと頑張ったのがこの写真。
それでも、セミの体の後ろから斜め上への角度で撮っています。
パソコン画面で見て、あれ?
単眼が光ってる。

アブラゼミの単眼はルビーのような赤い色で、3つ。
非常に分かりやすいものですから、当然知ってはいるんですが。

後ろからフラッシュを浴びせても光って写る、というのは不思議だ。

写真に光って写るということは、当然、単眼からカメラへ向かってフラッシュ光が反射して戻ってきた、ということです。
それって、普通の反射の法則と違いますね。
体の後ろから光を浴びせたのですから、普通の反射だったら、体の前の方へ反射光は進むでしょ。
すると、体の後ろで構えているカメラには光は戻ってこないはずですよね。

★身近なところでこういう光を浴びせた方向へ光を戻す装置があります。
自転車やなにかに使われている「反射板」
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-4445.html
2012年2月28日 (火)「反射板(リフレクター)」
↑ここでいろいろ議論していますし、リンクも張ってありますので、ご覧ください。
「理科おじさんの部屋」へのリンクをたどると、月面に置いてきた反射板の話も書いてあります。

★光を送ってきた方向へ光を送り返す、というのが反射板の性質。
セミの単眼って、丸っこいポチですが、反射板としての性能があるのか!とびっくりしたわけです。
0910_11aburazemi 9.10
たまたま、翌10日、線路の柵の柱にまたアブラゼミがとまっていました。もう弱っているのかもしれません。
フラッシュを浴びせたら、やっぱり単眼が光りますね。
ふ~ん、そうだったんだぁ。と感激ですね。知らなかったことを知るのは大いなる喜びです。

昆虫の複眼で偽瞳孔というものがよく観察されます。
カマキリの複眼とか、ツマグロヒョウモンの複眼とか。
観察者の方を向いている個眼が光を吸収して光が孵ってきませんので、黒く見えます。
そのため、あたかも瞳がこちらを向いているように見える、というものです。

それとは逆に、単眼が反射板の作用をして光を送り返してくる、というのもあったんですねぇ。
おそらく、単眼がドーム状に盛り上がっていて、どちらから見ても、その視線にほぼ垂直な面があってそこから反射してくるのではないでしょうか。そう想像します。
そういえば、単眼が赤く見える、ということは、白色光から赤の抜けた緑か青っぽい色をセミ自体は見ているのでしょうね。
単眼は空と地平の境を見て、空中姿勢を保つのに必要だ、と(トンボでだったかな)聞いたことがあります。

勉強しちゃった、うれしいな。

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