ヒガンバナ
2013.9.17
今日は彼岸の入りですが、私がヒガンバナの開花に気づいたのは9月17日でした。
見事なタイミングで咲くものですね。
ぽっと赤くなったつぼみ。
さあ咲くぞ、というつぼみ。
炎のような花。
忌み嫌われることも多いようですが、私にはそういうことは無縁。
彼岸会という仏教行事も変でしょ、お釈迦様はそんな事とは無縁でしょ、と原則的に思考する私。
ただ、この花を見ていると、ある種の哀しさというのか、はかなさというのか、寂しいだろうね、という気はするのです。
実を結ぶことができない。
何百年か前に、中国から日本に渡ってきた「株」が、その後、種も結ばず、少しずつ繁殖してきて今に至る。
生物としての基本の「生殖」ができない。
寂しいだろうな。
ヒトという生物種が絶滅した後には、どうなっちゃうのかな。
遺伝子の多様性を自力では生み出せない生物の行く末は、やはり絶滅なのかな。
そういうタイプの、「はかなさ」に思いがいってしまうのです。
★この「火炎のごとき花」のこの後の咲き方については、また後ほど書きます。
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