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2013年9月 6日 (金)

藤田(F)スケール

★竜巻災害が続けて発生し「藤田(F)スケール」という言葉をよく耳にするようになりました。
気象庁のサイトから引用しますが。
科学の世界では、風速はm/sですが、一般的に秒速はあまり感覚的にピンとこない。
自動車や新幹線はポピュラーな乗り物なので、km/h(時速)だと何となく分かりやすいかな、と思いまして。
そこで、気象庁の表に、時速の値を付け加えてみました。太字で表記したのがそれです。有効数字2桁に丸めた概数です。(計算は簡単で、m/sの値に3.6をかけた値です。)

http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/toppuu/tornado1-5.html
藤田(F)スケールとは
竜巻などの激しい突風をもたらす現象は水平規模が小さく、既存の風速計から風速の実測値を得ることは困難です。このため、1971年にシカゴ大学の藤田哲也博士により、竜巻やダウンバーストなどの突風により発生した被害の状況から風速を大まかに推定する藤田スケール(Fスケール)が考案されました。
被害が大きいほどFの値が大きく、風速が大きかったことを示します。日本ではこれまでF4以上の竜巻は観測されていません。

F0 17~32m/s(約15秒間の平均) 61~120
 テレビのアンテナなどの弱い構造物が倒れる。小枝が折れ、根の浅い木が傾くことがある。非住家が壊れるかもしれない。

F1 33~49m/s(約10秒間の平均) 120~180
 屋根瓦が飛び、ガラス窓が割れる。ビニールハウスの被害甚大。根の弱い木は倒れ、強い木は幹が折れたりする。走っている自動車が横風を受けると、道から吹き落とされる。

F2 50~69m/s(約7秒間の平均) 180~250
 住家の屋根がはぎとられ、弱い非住家は倒壊する。大木が倒れたり、ねじ切られる。自動車が道から吹き飛ばされ、汽車が脱線することがある。

F3 70~92m/s(約5秒間の平均) 250~330
 壁が押し倒され住家が倒壊する。非住家はバラバラになって飛散し、鉄骨づくりでもつぶれる。汽車は転覆し、自動車はもち上げられて飛ばされる。森林の大木でも、大半折れるか倒れるかし、引き抜かれることもある。

F4 93~116m/s(約4秒間の平均) 340~420
 住家がバラバラになって辺りに飛散し、弱い非住家は跡形なく吹き飛ばされてしまう。鉄骨づくりでもペシャンコ。列車が吹き飛ばされ、自動車は何十メートルも空中飛行する。1トン以上ある物体が降ってきて、危険この上もない。

F5 117~142m/s(約3秒間の平均) 420~510
 住家は跡形もなく吹き飛ばされるし、立木の皮がはぎとられてしまったりする。自動車、列車などがもち上げられて飛行し、とんでもないところまで飛ばされる。数トンもある物体がどこからともなく降ってくる。

●ものすごいでしょ。
F5になるとリニア新幹線ですよ。「数トンもある物体がどこからともなく降ってくる」んですって。ヤだよ、勘弁してほしい。
新幹線が時速300kmくらいですか。新幹線の屋根にしがみついているとF3級の風になるわけですね。
高速道路はまぁ、時速100km。ということはF1程度ですね。

●2013年9月2日14時過ぎに、埼玉県越谷市,松伏町,千葉県野田市などを襲った竜巻はF2と考えられています。時速180km~250kmくらいの風速ということになりますね。
テレビ報道などご覧になったと思いますが、風速がこのくらいだとあのような被害が出るのですね。
ご自分の感覚で捉え直してみてください。

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