オンブバッタ羽化
2013.8.24
昼の散歩に出たら、チロリアンランプの葉陰で動きが見えました。緑色。
ハラビロカマキリがオンブバッタを捕まえて食べているのかな、と初めは思いました。
ちょっとしたら、何か白っぽいものが落ちた。カマキリが何かを食べているにしては変だな、と腰をかがめてみると。
↑オンブバッタが羽化しているところです。12:23。
翅を展開している最中ですね。途中まで開いて、先の方はまだちりちり。
初めて見ました。きれいだぁ。
12:24。
見る間に翅が伸びていきます。すごいなぁ。
葉の裏なので、腰がきつい。
さっき何かが落ちたのは脱け殻なんだな、とちょっと腰を伸ばして覗いてみると
チロリアンランプのプランターとプランター入れの間に落ちていました。
確かに脱け殻です。
脱け殻を単独で見つけることは時々あるのですが、こうやって、羽化の瞬間を見るのは初めて。
庭を先の方へ歩いていって、ランタナ、キンカンなどの方へ行き、いつもの観察をして戻ってきたら、翅はもう伸びていました。12:38。
体の色が薄くて、初々しい。
無事羽化が済んでよかったね、と声をかけて、今度は道路の方へ、昼の散歩、継続。
12:51。
戻ってきたら、体の色が濃くなってきていました。
さっきまで葉の裏にいたのが、今は表側に移動しています。
危険な時間帯を抜けて、体を乾燥させる時間に入ったのでしょう、むしろ日のあたる方がいいのかもしれない。
感動ですね。
カマキリの羽化もため息の出るほど美しいものですが、オンブバッタもきれいだなぁ。
いや、虫たちの羽化はすべて美しいんだな。差をつける必要なんかないんだ。
素敵な時間をもらいました。ありがとう。
ちょっとだけ離れたところに、先に羽化した小柄なオスが待ち構えています。
メスの羽化を待って、交尾を求めることになるのでしょう。
そしておなじみ「オンブ」姿になる。
葉っぱは穴だらけになるけど、生きてるんだもんね。それで、よし。
なんだか嬉しくって、オンブバッタに親しみが湧いてしまいました。
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