ツマグロヒョウモン
2013.9.12
前の記事は家の中で飼育中の幼虫でしたが、これは庭に産卵場所を探しに来たツマグロヒョウモンのメス。
昔、火鉢として使って、今は水槽になっている陶器です。
今じゃ珍しいでしょうね。
私共の世代だと、炭を熾して火鉢に入れて、鉄瓶をかけて湯を沸かし・・・というような、火を扱う技はみんな持っています。子どもの時から火の管理は生活の基本でしたからね。
上の火鉢=水槽からモノサシトンボが羽化して翅を伸ばしていったときの記事も書きましたっけ。トンボ水槽になってたりします。
下へ降りて。
草をチェックして。
ちょっとスミレがあると、5個6個とまとめて産みつけてしまうんですよね。
お母さん、子どもたちの食料が足りなくなるでしょ、少しずつ産んだ方がいいですよ。
などとぼやきながら、幼虫を見つけると連れてくるんだからな、我らは。
私らのような介入がなかった場合、おそらく食料不足になって、幼虫は歩いて餌を探すことになるのだろうと思います。
アゲハなどだと、周囲に葉はいっぱいあるのが普通で、終齢幼虫が歩き回る(ウォンダリングする)のは、蛹になる直前だけです。
ところが、ツマグロヒョウモンの場合、ウォンダリングじゃないような感じなのに歩いているところを見かけて捕まえることがあります。
蝶の幼虫は、最初に口にした種の植物の葉しか食べないことも多いのですが、ツマグロヒョウモンはスミレの仲間ならなんでも大丈夫。途中で種が変化しても食べます。
スミレ自体何種類かありますね、それにパンジー、ヴィオラなど、何でもいいんです。
そうでないと生き抜けない、成長できないというような事情もあるのでしょうね。
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