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2013年9月

2013年9月30日 (月)

アゲハ羽化

0912_14ageha1 2013.9.12
どんどん羽化しますので、同じような写真をお目に掛けることになります。
育てている側としては、全員かわいいので。
0912_14ageha2
今回はですね
0912_14ageha3
触角をご覧ください。
模様が入っているんですね。

アゲハの複眼は黒いので、偽瞳孔が生じません。
ですからツマグロヒョウモンのような「目があった」という感覚はないのですが、それでも間近に接していると、「見つめ合った」気分にはなるのです。
卵から幼虫、蛹へ、と一緒に生活してきた者が味わう「至福の時」なのです。
いいでしょ。

ヒヨドリジョウゴ

0912_13hiyodorijougo 2013.9.12
赤い実を期待して毎日見ています。
左側の花が新しい花で、そっくりかえっているのが時間を経た花だと思います。
花はいっぱい咲いていますので、実がなることを期待してもいいんじゃないかなぁ。
タマサンゴの赤い実も好きです。このヒヨドリジョウゴはどんな実かな。

アカトンボ

0912_11akatonbo 2013.9.12
こんな写真をお目に掛けて申し訳ないです。
じっととまって接写の被写体になってくれるような状態には、今年はまだ至っていません。
アキアカネでしょう。
飛んでる姿はよく見かけるのですが。とまってくれないなぁ。
「集会」もまだです。
少し遅いような気もしますが。
ぜひ、我が家の小さな池に産卵してください。
待ってま~す。

セイヨウミツバチ

0912_10seiyoumitubati1 2013.9.12
養蜂家が近くにいるわけではないと思いますので、自然に巣を営んでいるセイヨウミツバチが比較的近い範囲に住んでいるのでしょう。よく見かけます。
0912_10seiyoumitubati2
体重に比して、この花粉団子、結構重いのではないでしょうか。
蜜でねってあるはずですよね。
翅が2枚にしか見えませんね。4枚あるはずなのに。
野外で出会った時に、ハチ目かハエ目かを識別するには「顔」を見ればいいのです。
普通に出会うものなら、ほぼ確実に見分けられます。(例外的なのもいますけどね)
0912_10seiyoumitubati3
ほら、重そうですね。
がんばってね。

クスノキ

0912_9kusunoki1 2013.9.12
ふと見上げたら、クスノキの葉が輝いていました。
空がものすごく明るい。
葉の縁と脈が輝くんですね。
0912_9kusunoki2
背景が明るすぎると写真としてはどうなるんだろう?と不安を感じながら撮ってみましたら、意外と肉眼で見たイメージに近いものが撮れました。

手を伸ばして、明るい空や蛍光灯などの光源にかざしてみてください。
指は黒い影になり、その先端で爪が輝くことがあります。
ちょっと面白いですよ。

ヒメハラナガツチバチ

0912_8himeharanaga1 2013.9.12
キバナコスモスの常連。
0912_8himeharanaga2
今回は、この「毛」の感じを味わっていただきましょう。
0912_8himeharanaga3
ほら。
こんな風に下からのアングルで撮れるのは珍しい。
0912_8himeharanaga4
標準形といいましょうか。
すごいでしょ、もうむちゃくちゃに毛だらけ。
0912_8himeharanaga5
フウセンカズラに移動しました。
へぇやっぱり「蜂腰」なんだねぇ、と。
花が小さいので、長い脚が余ってますね。

クロアゲハ

0912_6kuroageha1 2013.9.12
今年は比較的たくさんクロアゲハを見ます。
ランタナの花にやってきたクロアゲハ。
ピントは向こうの方へ吹っ飛んでますが、ご容赦を、わっクロアゲハだ、とあわててとりあえずシャッターを切った結果です。その後ゆっくり接近しまして
0912_6kuroageha2
青い輝きをとらえましたよ~。
ウレシイナ。
肉眼では見えているのですが、カメラでとらえるのはなかなか大変。
0912_6kuroageha3
尾状突起がすごく大きくて長いです。
翅をはばたいていますが、脚を全部花につけています。やはりオオスカシバの吸蜜とは全然違いますね。
0912_6kuroageha4
はばたきの原動力は前翅です。前翅を打ち下ろすと、後翅は押し下げられることになります。
こうやって写真を撮った場合、後翅が鮮明に写っていて、前翅が動いている、ということがよくあります。能動的に激しくはばたく前翅と、受動的にはばたく後翅の違いです。
そして飛び去っていきました。

時間の経つのを忘れて撮影に熱中していました。
飛び去った後、はぁ、と息を深く吐くのでした。

ツマグロヒョウモン

0912_4tumaguro2 2013.9.12
勝手口を出た目の前にコンクリートの割れ目から生えているスミレ。
オンブバッタもかじりますので、雑多な食痕があります。
0912_4tumaguro1
ピンボケですが、卵。
どうも、葉ではなく茎によく産卵しますね。
ここの株からは、9月末で、全部で10個くらいの卵を見つけて取り入れました。
今は葉がほとんどありません。
幼虫が何匹いるのか、正確な数を把握してません。20匹くらいいるかなぁ。
「いっぱい」です。
楽しい大騒ぎをやっております。

オオスカシバ

0912_3oosukasiba1 2013.9.12
オオスカシバがランタナの花、私の目の高さより少し上で蜜を吸いました。
他のガではどうか分かりませんが、オオスカシバは前脚を対象の花に掛けた状態でホバリングして体を浮かせて蜜を吸うことが多いように見受けます。
0912_3oosukasiba2
露出としてはふっとんでいるのですが、複眼を見てください。
六角形が見えますね。ボルト・ナットのナットみたいです。
私のオリンパスの一眼レフは、光のスポットに対しては7角形が写ります。絞りの羽のせいです。
ですから、六角形が写るというのはカメラ側の特性に基づくものではなく、ガの複眼の方にその原因があるはずです。
当然、個眼が六角形に配列しているということの反映ですね。
それがこういう「大きな現象」として六角形を生成しているのでしょう。
0912_3oosukasiba3
静止した体とはばたく翅。
最初の写真では、前脚を花にかけているのは見えましたけれど、他の脚は見えませんでした。
ここでは、中脚、後脚を腹の下に畳んでいることが見えます。
0912_3oosukasiba4
そして飛び去る瞬間。
口吻に花粉か何かがついているのですが、直上の写真でのその位置と、この写真での位置を比較していただくと、花の中に口吻がどのくらい入っていたのかが分かります。
ランタナの花って、意外と深いのだ、ということがお分かり頂けると思います。

ヒガンバナ

0918_5higanbana3 2013.9.18
ヒガンバナはどうしてちゃんと彼岸のころに咲けるんだろう。
0919_8higanbana2 9.19
年によって暑い秋もあるし、寒い秋もあるし。
0922_4higanbana 9.22
それでもちゃんと彼岸の頃に咲く。
温度よりは日長の方がきっと大事なんじゃないか。短日植物なんだろうな。
ん?それにしては、日射を受ける葉がないんですよね。
葉がないのに、季節が来ると、茎がすっくと立ち上がってきて花が咲く。
土の中で感じられるものといえば地熱ですが。
困ったな。

検索してみたら
日本植物生理学会「みんなのひろば」というところに質問と回答がありました↓
http://www.jspp.org/cgi-bin/17hiroba/question_search.cgi?stage=temp_search_ques_detail&an_id=257&category=mokuji

質問:彼岸花はどうやって季節を知るのですか?

回答:
 『 彼岸花はどうやって季節を知るのですか?』について私の考えを述べさせて頂きます。
1.ヒガンバナは普通9月中・下旬に開花し、開花後に葉を地上に展開させ、翌年の5月中・下旬に葉が枯死し、夏を越します。一方、球根内での花芽の分化・発達についてみますと、花芽分化は葉が生育中の4月下旬に始まります。葉が枯れた後の6月中旬に雌ずい形成期、8月下旬に花粉形成期と発達して、9月中・旬に開花します。
2.冬期、最低20℃程度の加温室で栽培すると夏にも葉を展開させて常緑性になります。しかし、このような条件下では、花芽は分化しません。このことから、ヒガンバナの花芽分化には低温遭遇を必要とし、低温はバーナリゼーション(春化処理)として作用しているようです
3.花芽分化および雌ずい形成までの発育適温は25~30℃付近にありますが、分化・発育の可能な温度範囲は10~30℃で広いことから、自然条件下では温度が上昇に向かう4月下旬から花芽分化が始まるようです
4.雌ずい形成期に達すると、それまでの発育を促した高温(25~30℃)ではかかえって発育が抑制され、適温は20℃付近に低下します。自然環境下での開花が9月中・下旬になることや関東での開花が関西より10日ほど早くなるのは、この発育適温の低下によるものといえます。
5.以上のように、ヒガンバナは温度(特に地温)を感じて花芽の分化および発達が進行しているようです。また、花芽分化に対して低温はバーナリゼーションとして作用しているようです。

森 源治郎(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科)
2006-11-22

なるほど
「ヒガンバナは温度(特に地温)を感じて花芽の分化および発達が進行しているようです。」
そうなのか。
年による変動の大きい「気温」ではなくて、日射を受けて蓄熱、放熱する「地熱」を感じているというのです。
そうならば、毎年、ほぼ同じ彼岸の頃に咲く、という規則正しさが納得されます。
こんなことを妻に話したら、ものすごく寒かった夏、ヒガンバナが1カ月近く早く咲いてしまったことがあったわ、と申しておりました。

0924_14higanbana1 9.24
3枚の写真でパノラマ化してあります。
なんにも手を加えずにいますが、ずいぶん生息範囲が拡大してきました。
縦の柱が3本写っていますが、初めの頃は、一番右の柱の右に少し生えているだけだったのです。
今は3本の柱の両側にまで生えていますから、ゆっくりゆっくりですが、ずいぶん広くなりました。
毎年、楽しみに見ています。

2013年9月27日 (金)

ツマグロヒョウモン

0912_2tumaguro1 2013.9.12
前の記事は家の中で飼育中の幼虫でしたが、これは庭に産卵場所を探しに来たツマグロヒョウモンのメス。
昔、火鉢として使って、今は水槽になっている陶器です。
今じゃ珍しいでしょうね。
私共の世代だと、炭を熾して火鉢に入れて、鉄瓶をかけて湯を沸かし・・・というような、火を扱う技はみんな持っています。子どもの時から火の管理は生活の基本でしたからね。
上の火鉢=水槽からモノサシトンボが羽化して翅を伸ばしていったときの記事も書きましたっけ。トンボ水槽になってたりします。
0912_2tumaguro2
下へ降りて。
0912_2tumaguro3
草をチェックして。
ちょっとスミレがあると、5個6個とまとめて産みつけてしまうんですよね。
お母さん、子どもたちの食料が足りなくなるでしょ、少しずつ産んだ方がいいですよ。
などとぼやきながら、幼虫を見つけると連れてくるんだからな、我らは。

私らのような介入がなかった場合、おそらく食料不足になって、幼虫は歩いて餌を探すことになるのだろうと思います。
アゲハなどだと、周囲に葉はいっぱいあるのが普通で、終齢幼虫が歩き回る(ウォンダリングする)のは、蛹になる直前だけです。
ところが、ツマグロヒョウモンの場合、ウォンダリングじゃないような感じなのに歩いているところを見かけて捕まえることがあります。
蝶の幼虫は、最初に口にした種の植物の葉しか食べないことも多いのですが、ツマグロヒョウモンはスミレの仲間ならなんでも大丈夫。途中で種が変化しても食べます。
スミレ自体何種類かありますね、それにパンジー、ヴィオラなど、何でもいいんです。
そうでないと生き抜けない、成長できないというような事情もあるのでしょうね。

ツマグロヒョウモン幼虫

0911_11tumaguro1 2013.9.11
ツマグロヒョウモンがにぎやか。いっぱい。
このサイズの幼虫は、葉を食べるという生易しい表現では追いつかなくって、葉を消滅させる、というのが適当ですね。
0911_11tumaguro2
標準的な姿。

ご近所で、園芸としてスミレを育てているのではなく、雑草と混じった状態で野生的にスミレの生えている場所をチェックしておいて、ツマグロヒョウモン幼虫の餌として採取してきます。庭にもスミレはあるのですが、非常食。
で、妻は目がいい。スミレの葉を採りに行くたんびに、幼虫がいたわ、と連れて帰ってくる。
アゲハについてもそうでして、終齢幼虫の大食いの食欲を満たすべく葉を採りに行くと、新しいのを連れてくる。今、20匹は超えてるでしょうね。ツマグロヒョウモンとアゲハで。

虫と暮らす日々、というのは比喩的表現ではなく、我が家の実態の正確な表現なのです。
すごいっすヨ。

マツバボタン

0912_1matubabotan 2013.9.12
マツバボタンの黄色、一重咲き、なんですが。
きれいだな、と。
花が終わって実が熟すところも写ってますね。

時は過ぎ
0924_21matubabotan 9.24
もちろん上と同じ花ではないですが、同じ咲き方の花。
羽化したチョウを放そうと、妻と二人で飼育ケースを置いたら、脇の鉢で、こんな花。
こんな咲き方するんだっけ?と一瞬、妻が戸惑う。
こりゃオンブの仕業だろ、と私。
そうだわねぇ。

しっかしまぁ、なんで、きれいにピンクのポイントを残して食べるんでしょうね。
ざくっと花が半分消滅していた、という方が自然な食べ方じゃないですか?
そもそも、オンブバッタめ、花なんかむしゃくしゃ食いやがって、なんですけど、それはまあ置いといて。
なんでだろう?
ピンクの部分は何か「おいしくない」味がするのか?
「危険な味」なのか。
わっかりませんねぇ。
しかし、事実ではあります。
黄色い部分をぐるっと食べて、ピンクの部分は食べ残しました。

オンブバッタの気持ちは分からない。

ムラサキシキブ

0911_10murasakisikibu 2013.9.11
もう多言は要しませんね。
時間経過を写し込みました。
植物の花や実の変化の過程を眺めていると、「時の流れ」「季節の進行(うつろい)」が見えてきます。
ゆっくりと。確実に。

アオオビハエトリ

0911_8aoobihaetori 2013.9.11
散歩中。なんだか左腕が「こぞばい」ゾ。
見ればアオオビハエトリがくっついていました。
どこかに手をついて体を支えて写真撮っていた時に乗ってしまったんでしょうね。
おかげで至近距離から撮影できましたが。
このハエトリグモはアリを襲ってエサにします。
アリを襲うというのはかなりの大技ですね。
草むらへ返してやりました。

クモにまで好かれるようになったか、と苦笑い。
枯れたじいさんだなぁ、ってホントかな?

ルリシジミ

0911_7sijimi1 2013.9.11
フウセンカズラにいました。
撮影しているときは、ヤマトシジミと似てるんだけど、白っぽくて少しだけ大型だな、と思っていました。
0911_7sijimi2
「性格的に」というのも妙ですが、落ち着いている、という感じも受けました。
ヤマトシジミは細かく動き回る。
このチョウは、なんとなく「泰然」。
とはいえ、ヤマトシジミのつもりでいましたから、翅を開くまで待つ、ということもせず、立ち去ってしまったのですが・・・。

調べてみたらルリシジミでした。
翅の表面の色が名前になっているわけですから、頑張ればよかったな、と先には立たぬ後悔。

http://www.j-nature.jp/butterfly/zukan/yokunita/sijimi1.html
「蝶の図鑑」から引用しますと

ヤマトシジミよりも白っぽく大きく見えます。

ということでした。ナットク。
このサイト、シジミの見分け方も載っていますので、必要ならご覧ください。

私としては、もう少し追及すべきでしたね。

ハチ

0911_6hati1 2013.9.11
よく見かけるのはヒメハラナガツチバチですが、このハチは違うでしょう。
0911_6hati2
ミツバチでもないような気がするし。
花粉だらけの脚は、花粉集めに関わるのか?
花の側からすれば効率の良いポリネーターですね。

なんだろな。

テントウムシ幼虫

0911_4tentou 2013.9.11
アブラムシたちに迫る「危機」。
おいしそうなエサの匂いを感じるテントウムシの幼虫。
どっちに思い入れします?

テントウムシの幼虫の種はよく分かりません。
ダンダラテントウかな?とも思うのですが。背中側がよく分からないしなぁ。
艶のある黒さに見えているような気がして、ナミテントウやナナホシテントウではないように思うのですが。
正直、全く分かりません。


タマスダレ

0910_21tama1 2013.9.10
2階の部屋の雨戸を閉めようとすると、目の前に。
開き切っていない、こういう姿を見せられると、わたし弱いなぁ。
うっとりしてしまいます。
0910_21tama2
オシベの方が大きくて、メシベはまだ短い。
そのうちメシベがぐんとながくなるでしょう。
メシベの根元の子房の膨らみも。

0910_21tama3
淡い色がいいですね。
この花はメシベが大分伸びています。
開花してからの時間経過が分かります。
開閉運動によって、丸っこかった花びらが、長くなってくるというのでも、花が経験した時間の長さが推測できます。


そうさ花が散るのは  種を結ぶため
明日っていう花  また咲かせるため

花だけを愛でずに、種も愛でてくださいね。

チャコちゃん

0910_19chako 2013.9.10
殺人的な暑さの夏にはとてもではないけれど、モンパルで散歩する気にはなれません。
秋めいてきましたから、いつでも出かけられるように、と夏の間放置してきたモンパルを充電。
ふと覗いたら、チャコちゃんが運転席にいる。
電動車いすの事故が多いから、運転マナーを教えるわ。
と、おっしゃってますね。
ははぁ。よろしく。

2013年9月26日 (木)

ゼニアオイ

0910_18zeniaoi 2013.9.10
今はルコウソウの仲間やフウセンカズラなどに押されて、下の方で頑張っているゼニアオイです。やがて緑の茂みがまばらになってくる頃には、また盛り返すのではないでしょうか。
かなり秋が深まるまでまた花を咲かせ続けるでしょう。

涼しいですね。
暑さ寒さも彼岸まで、とはよくいったものです。
昼と夜の長さが入れ替わる頃には地面もずいぶん放熱したということでしょう。
台風という気象現象も「エポックメイキング」ですね。「画期的」という言葉の字義通りの出来事。
期を画すような現象です。
秋に南北の性質の異なる空気がせめぎ合っているところへ、巨大な渦巻きが通り過ぎて空気を掻きまわしてしまう。海水温だって台風が通過すると下がります。なんたって、台風のエネルギーは海から蒸発する水蒸気が供給しているんですから。
夏の圧倒的な太平洋高気圧が後退してきて、その縁を回って台風が進む。
そして季節を大きく進める。

今回の20号は東の海上を進みますから、北の空気を引きこんでいく。
冷えますよ。
体調を崩されませんように。

ツマグロヒョウモン

0910_17tumaguro1 2013.9.10
色がうまくマッチしています。
0910_17tumaguro2
落ち着いて蜜を吸っています。
ミツバチなんかだと、気づいてカメラを向けるともう次の花へ移動、というようなせわしなさですが、ツマグロヒョウモンは追いやすいです。
0910_17tumaguro3
光の浴びせ方の具合で、色調も変わります。
0910_17tumaguro4
シャッタースピードを上げて絞りを開いて。
ちょっと明るすぎましたが、口吻が伸びているのと、偽瞳孔がこっち向いて見ているのとがおもしろいかな、と。
ん、見られてるな、と言っているようでしょ。

アキアカネ

0910_16akatonbo 2013.9.10
背景は線路の礫。
今年は「トンボの集会」は、まだないようです。
ときどき、5,6匹線路わきの電線に並んでたりはしますが。

庭の池のそばで止まっていることもあります。
是非産卵してほしいですね。

アワダチソウグンバイ

0910_15awadatisougunbai 2013.9.10
また震えていました。
「また」というのは以前に同じことを書いたことがあるからです↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-0d80.html
2011年9月 1日 (木)「アワダチソウグンバイ」
「ぷるぷる震えながら歩くんですね。見てると面白いですよ。」

検索しても、アワダチソウグンバイが「震えながら歩く」という話は見つかりませんでした。
「アワダチソウグンバイ 震える」とグーグルでアンド検索をすると、「かかしさんの窓」がトップで引っかかる、という状態です。
どうか、みなさん、よく観察してください。ホント面白いから。
なんで、歩くのに、震えるんだろう?

バッタ

0910_14batta1 2013.9.10
バッタとカメムシが一緒に目に入ってきました。
カメムシの方はホウズキカメムシです。
バッタがね、なんだろ。
0910_14batta2
オンブバッタにしてはほっそりしているような気がするんですね。
体の大きさとしては
ショウリョウバッタならオス
オンブバッタならメス

オンブバッタのメスはもっとずんぐりしてると思うのです。
でも、ショウリョウバッタは最近ほとんど見ていませんから、やっぱり細身のオンブバッタのメスかな。
よく分からないのでした。

アオドウガネ

0910_13aodougane 2013.9.10
2匹のアオドウガネ。当然、雌雄でしょう。
この時は、交尾の状態ではありませんでした。
オスが迫っているのかな。
それとも交尾後なのか。

幼虫は根切り虫などと呼ばれて土の中で成長しますが、それでもツチバチに狙われたりもします。
カブトムシの幼虫を飼ったことがあればわかりますが、あれのごく小さな姿の幼虫です。

アオドウガネは毎年見かけますから、定常的に繁殖しているのでしょうが、大発生にもならないし、絶滅もしない。生態系のバランスの中で安定しているようです。

(また)タケノホソクロバ

0910_10takenohosokuroba1 2013.9.10
また見てしまいました。成虫がいても害はないのですけれどね。
そのバックには、多数の幼虫がいたはず。
幼虫は毒毛があるので要注意。
刺された人いないだろうなぁ。
笹の葉が直線的にかじられていたらタケノホソクロバの幼虫の食痕です。注意して探して下さい。
0910_10takenohosokuroba2
櫛のような触角が印象的。
お目にかかりたいガではないですね。
成虫はドクガではないということは確実ですので、びっくりはしないでください。

ヒヨドリジョウゴ

0910_8hiyodorijougo1 2013.9.10
アロエなんかのプランターから、蔓性の植物が出てきてなんだろなぁ、と思っていたら、花が咲きました。
ナス科だ!
そうか、一度見たことがある。
調べてみたらヒヨドリジョウゴ。
0910_8hiyodorijougo2
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/solanaceae/hiyodorijyougo/hiyodorijyougo.htm
ここから引用します。

8月から9月にかけ、白い花を咲かせる。花冠は5裂し、裂片は次第に反り返る。花筒の入り口には緑色の斑紋がある。

反り返ってますね。
メシベを包むオシベの付け根あたりの花弁を見てください。「緑色の斑紋」もあります。
0910_8hiyodorijougo3
特徴的な姿の葉です。
触るとやわらか、ザラザラではありません。

真っ赤な実がなるということです。
前回見た時は、ドウダンツツジの枝に絡んで成長していましたっけ。
花は一つくらいしか咲かなくって、実はつきませんでした。
今回はどうでしょう。赤い実を見たいな。

ところで、どこからやってきたんだ?
私共が蒔いたということはないんです。
やっぱり鳥ですか?
わかりません

ルリマルノミハムシ

0910_7rurimarunomihamusi1 2013.9.10
ランタナの花の中に黒い虫が見えます。
0910_7rurimarunomihamusi2
腰を落ち着けて座りこみました。
後脚のはみ出し具合がルリマルノミハムシ。
真っ黒な後ろ姿しか見えませんが、多分間違いないと思います。
そのくらい、この後脚のはみ出したスタイルは特徴的です。

アブラムシとテントウムシ

0910_5aburamusi1 2013.9.10
キョウチクトウです。
アブラムシがいっぱいいるところにテントウムシの姿が見えます。
0910_5aburamusi2
これは今、口のところにアブラムシがくっついているような気がしますが。
0910_5aburamusi3
アリと遭遇しました。
闘いが起こるのか。
アリが前進して、テントウムシとぶつかりました。別に襲いかかったというような勢いではなく。
ただ、歩いていたらぶつかった、という感じ。
テントウムシは左へ曲がって降りて行きました。
これって、テントウムシが追い払われた、というのかなぁ。
かなり疑問。

カメムシ

0910_3kamemusi 2013.9.10
玄関ドアを出たら、脇にいました。
ヘリカメムシの仲間ではないかと思うのですが、特定できません。
ワンポイント、これ!という特徴があればなぁ。
見たことがあるような気もするんだがなぁ。

2013年9月25日 (水)

サルスベリで思い出したこと

★昔、私共が独立した頃、両親が小さな家を建てたのですが、その家の大黒柱がサルスベリの材木でした。
母は、大工さんから、余った材をもらい受けて、私にそのサルスベリの材を板に切ってくれ、と言いました。
裁縫をする人でしたから、何か印をつけるときの「台」にするのに手頃だと思ったようです。
いいよ、っと引き受けて、のこぎりで引いたのですけれど・・・。
サルスベリがあれほど堅い木だということを知りませんでした。
腕力のある私ですから、板をのこぎりで引くのはそう下手じゃないのですけれど。
いくらやっても、切り進めない。
まいったなぁ、頑張って、やっと、2枚の板を切りだしたのですが、のこぎりが一丁ダメになったのでした。
いや、サルスベリというものが、あれほど堅いものだとは知りませんでした。
ちとやそっとじゃ切れませんから、ご注意を。

★当時、私は喫煙者でした。
で、残ったサルスベリのブロックを、何にしようと考えて、灰皿作ろう、と思ったんですね。
のこぎりで切るのはもうやめにして。
鑿と金づちで、コンコン掘ること半日。やっと深さ2cmくらいのくぼみを掘りまして、世界に一つの自分専用灰皿にしたのです。
煙草の火を押し付けたりすれば焦げるだろう、焦げたらまた削り落して穴を深くしよう、と考えていたのですが、甘かった。
全く穴は深くならなかったのです。2,3本の吸い殻で満杯になる、小さな小さな灰皿でした。
そのうち、禁煙しちゃったので、用済みになったまま、どこかにあるはずですが・・・。

昔話でした。

散歩にて

0910_1sanpo1 2013.9.10
郵便局へぷらぷらと。歩いて。
で、帰りがけに何枚か写真を撮りながら帰ってきました。
わからないものは、もう敢えて調べません。
こんなの見たよ、にとどめます。
0910_1sanpo2
こんなのも。
これは萼が5枚、花弁が5枚、ですね。
0910_1sanpo3
いくら物識らずの私でも、これは分かる。
サルスベリだぁ。

どこかの公園か何かで、サルスベリを何千本か何万本か、低く刈り込んで咲かせているようすをテレビで見たと記憶します。
不自然で、ヤだ。
単一種をものすごい数集めて咲かせて「きれいだ」という感覚には私はついて行けません。
不自然です。
いろんなのが、ごっちゃごちゃになっているのが美しい。
生態系って、多種多様な種や個体が織りなすネットワークですよね。
人為的に「一色」に揃えられた花って、気持ち悪いです。

オンブバッタ

0909_22onbubatta1 2013.9.9
左の後脚にくっついているのはウンチですかね。
オンブバッタは、自分の糞を蹴飛ばします。
ウンチ攻撃を受けることもありますが、この写真の場合は、蹴飛ばし損ねて脚にくっついたのでしょうか。
確証はないのですが、そんな想像をしました。
0909_22onbubatta2
このオンブバッタの右後脚はどうなっていますでしょう。
失ってしまったようにも見えますが。
よくわかりません。
攻撃を受けて逃げ出しおおせたのでしょうか。
昆虫ってタフですねぇ。

マルバルコウ

0909_19marubarukou1 2013.9.9
青い実。かわいいですね。
0909_19marubarukou2
花と、花弁が落ちた後の姿を並べて撮ることができました。
花柱の部分が切れて、子房が少し大きくなると、冒頭の写真の姿になるわけです。

0909_20momijibarukou
モミジバルコウでも同様の姿がたくさん見られます。
命をつないでいく姿って、植物でも動物でも、美しいですね。

スズバチ

0909_18suzubati1 2013.9.9
デュランタの葉の上です。
花に来たというよりは、狩猟モードなのではないでしょうか。
ガの幼虫などを麻酔して巣に運び、生まれてくる幼虫のエサにします。
単独行動性のハチで、集団で営巣する社会性のハチとは違います。
0909_18suzubati2
鮮明ではないので恥ずかしいですが、出会いがしらのショット。
顎が大きいですね。
独特の顔つきです。よく見かけるアシナガバチとは顔の雰囲気がずいぶん違います。
それと、腹部が面白い。
いい表現が見当たらないのですが、大きなうろこが重なっているような、独特の雰囲気です。

大型のハチですので、ドキッとするかもしれませんが、興奮させなければ大丈夫ですので、静かに見守って下さい。

クロウリハムシ

0909_17kurourihamusi 2013.9.9
クルミの葉の上にクロウリハムシ。
ミスマッチ。かな。
で、失礼しました、真後ろから撮影してしまいました。
ハムシ君の体の後半部だけぼんやり眺めていると、黒い大きなサングラスをかけた顔に何となく擬人化されてきます。
勝手に遊んでしまってゴメンナ。

アブラゼミ

0909_16aburazemi1 2013.9.9
もうセミの季節はほとんど終わりました。
たまに声が聞こえることもあるようですが。
「初鳴き」は気をつけていれば記録できますけれど、「鳴き終わり」は無理だよなぁ。
いつのまにか、聞えなくなっていますよね。
さて、コンクリートの電柱にアブラゼミがとまっていました。
0909_16aburazemi2
一枚撮ってから、もう少し近づきたいと頑張ったのがこの写真。
それでも、セミの体の後ろから斜め上への角度で撮っています。
パソコン画面で見て、あれ?
単眼が光ってる。

アブラゼミの単眼はルビーのような赤い色で、3つ。
非常に分かりやすいものですから、当然知ってはいるんですが。

後ろからフラッシュを浴びせても光って写る、というのは不思議だ。

写真に光って写るということは、当然、単眼からカメラへ向かってフラッシュ光が反射して戻ってきた、ということです。
それって、普通の反射の法則と違いますね。
体の後ろから光を浴びせたのですから、普通の反射だったら、体の前の方へ反射光は進むでしょ。
すると、体の後ろで構えているカメラには光は戻ってこないはずですよね。

★身近なところでこういう光を浴びせた方向へ光を戻す装置があります。
自転車やなにかに使われている「反射板」
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-4445.html
2012年2月28日 (火)「反射板(リフレクター)」
↑ここでいろいろ議論していますし、リンクも張ってありますので、ご覧ください。
「理科おじさんの部屋」へのリンクをたどると、月面に置いてきた反射板の話も書いてあります。

★光を送ってきた方向へ光を送り返す、というのが反射板の性質。
セミの単眼って、丸っこいポチですが、反射板としての性能があるのか!とびっくりしたわけです。
0910_11aburazemi 9.10
たまたま、翌10日、線路の柵の柱にまたアブラゼミがとまっていました。もう弱っているのかもしれません。
フラッシュを浴びせたら、やっぱり単眼が光りますね。
ふ~ん、そうだったんだぁ。と感激ですね。知らなかったことを知るのは大いなる喜びです。

昆虫の複眼で偽瞳孔というものがよく観察されます。
カマキリの複眼とか、ツマグロヒョウモンの複眼とか。
観察者の方を向いている個眼が光を吸収して光が孵ってきませんので、黒く見えます。
そのため、あたかも瞳がこちらを向いているように見える、というものです。

それとは逆に、単眼が反射板の作用をして光を送り返してくる、というのもあったんですねぇ。
おそらく、単眼がドーム状に盛り上がっていて、どちらから見ても、その視線にほぼ垂直な面があってそこから反射してくるのではないでしょうか。そう想像します。
そういえば、単眼が赤く見える、ということは、白色光から赤の抜けた緑か青っぽい色をセミ自体は見ているのでしょうね。
単眼は空と地平の境を見て、空中姿勢を保つのに必要だ、と(トンボでだったかな)聞いたことがあります。

勉強しちゃった、うれしいな。

ブチヒゲカメムシ

0909_14butihigekamemusi 2013.9.9
妻が、このカメムシは何というのか、と訊くので、ヒゲを見て欲しい、ブチになってるだろ、だからブチヒゲカメムシだ。と教えたのですが。
背中の模様がきれいでかわいい、といいます。
確かにね、このカメムシ見た時に、触角を見る人はほとんどいないでしょうね。
背中の模様で見分けますね。弓を引いているような感じもあって、独特の模様。これで確実に見分けがつきますね。

ジョロウグモ

0909_13jorougumo 2013.9.9
この後も、このままのサイズでここにいたのですが、台風の風の時かな、以来姿が見えません。
今のところ家の周囲でジョロウグモを見かけていないのですが、無事だといいな。

カナヘビ

0909_12kanahebi 2013.9.9
大人より子どものほうが警戒心が強いですね。
チョロチョロっと隠れてしまいます。
0916_1kanahebi 9.16
この時も一瞬。
一期一会というのはこのことです。

とにかく、全ては偶然。その時カメラを持っていたかどうかも偶然。
一枚でもいいからボケていてもいいから、一瞬を記録たいという意志と願望が、このブログを構成しているわけです。
偶然はまた因果関係の中で次の偶然を生んでいきます。
その偶然の網目の中で、「今」目の前の偶然にどう向き合うか、それが「生き方」というものです。

2013年9月24日 (火)

イノコズチ

0909_11inokozuti1 2013.9.9
正式にはヒナタイノコズチだと思いますが、あんまり区別してません。
イノコズチというと、花のイメージが少なくて、トゲトゲした穂の感じや、実の特徴的なひっつき虫が思い浮かぶと思います。
0909_11inokozuti2
でも、よく見ると、結構素敵な花が咲いているのです。
この写真だと、実になった時のトゲや、オシベしか見えていません。

0910_12inokozuti 9.10
小さいので、頑張りました。
で、何とか花の姿をお目に掛けられます。
ちゃんと「花」でしょ。
目立たないのですが、もし見かけましたら、手元に引き寄せて花を観賞して下さい。
なかなかのものだ、と私は思います。

オオケタデ

0917_4ooketade1 2013.9.17
花の房が短いな、と思っていたら、少し伸びましたね。
そうなんだ。
アリがこの花を好みます。
上の写真でも3,4匹見えますね。
0917_4ooketade2
まだ開花していないつぼみのあたりでも、アリが顔をのぞかせていました。
何がアリを誘引するのかはよく分かりません。

ところで、このオオケタデの茎なんですけどね。
0909_7ooketade3 9.9
最初にこの植物をみつけて、なんだろうなぁ、と書いた時、托葉が茎を抱くというのですか、これがすごく特徴的だ、ということを書きました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-efb6.html
その後なくなったかなと思っていましたが、下の葉をバッタなどに食べられて、上へ伸び始めるとまた、托葉が目立つようになりました。
オオケタデを見かけましたら、茎のあたりの様子にもぜひ目を配ってみてください。

(いわゆる)シーオニオン

0909_10seaonion1 2013.9.9
ちょっと季節が違ってしまった気もするのですが、ちゃんと正しく、きれいな花を咲かせ続けています。
0909_10seaonion2
凝った撮り方をしてみました。
f5でこのくらいの被写界深度です。
メシベ・オシベの頭にしかピントがあっていません。
ぼけ味をお楽しみください。

ツマグロヒョウモン

0909_8tumaguro1 2013.9.9
これですね、チョウの体の背中が写っているのです。
ですから、翅を打ち下ろしたところが写っています。
なんとなくふわふわと、産卵できる葉を探しながら飛んでいるようなのです。
0909_8tumaguro2
お、さすが、スミレの葉を見つけましたね。
産卵したかどうか視認できません。
0909_8tumaguro3
それは違うよ、そんなところで腹曲げちゃだめだよ。
0909_8tumaguro4
ちょっと休憩。
なんだかもう、持ち時間との関係で、とにかく産めるだけ産んでしまいたい、という意志を感じるような行動です。
少しせつない気分。
で、後からスミレの葉をひっくり返してみたりして、卵があったら育てるわけです。
家の中は飼育ケースだらけです。
苦手な人、清潔好きな人は逃げ出すだろうな。
人間だってそう清潔な生き物じゃないんだけどなぁ。
虫と暮らす日々は楽しいですよ。

ササグモ幼体

0909_6sasagumo 2013.9.9
ずいぶん大きくなりました。
2齢の終わりか、3齢かな。
ただ何となく青みがかっていて、ころんとしているのが子どもっぽい。
でも、脚のトゲトゲは立派ですね。
無事成体になれますように。

白髭咲き朝顔

0909_4sirohige1 2013.9.9
こちらの白髭咲きの方はたくさん咲いてくれました。
こんなふうに花弁が割れたり
0909_4sirohige2
髭が生えたり。
でも、種は2,3個しか採れなかったんですよ。
ちょっと来年は無理かもしれないな。
変化朝顔に入れ込むほどの「数寄者」ではないものですから。
とても風流にはなれない。
無粋者でいいです。無粋者のほうがいいです。

ねじれ朝顔→訂正:獅子咲き

★コメントを頂き「獅子咲き」という咲き方であることが分かりました。それを踏まえて、「変化朝顔 獅子咲き」という記事を1,2,3と3本書きました。「1」にリンクしますので、よろしかったらお読みください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-bd84.html
2013年10月 3日 (木)「変化朝顔 獅子咲き:1」

★ 2013.9.9
不思議なものを見ました、不思議なことを経験しました。
花の概念にがたがきますね。
0909_2asagao2
どうなっっちゃったんだろう?
0909_2asagao3
不思議な姿ではありますが、きれいです。
咲いてくれてよかった、と感謝します。
種を頂いて、咲かせることができなかったら、下さった方にも、植物にも、両方に申し訳ない。
こういう朝顔もあるものなんだなぁと、つくづく、不思議感にうたれます。

タマスダレの実と種

0909_1tamasudare3 2013.9.9
2階の部屋の雨戸を開けたら、プランターのタマスダレに実ができています。
あれ!?タマスダレに実がなるのか、っ。
0909_1tamasudare4
真ん中がメシベの花柱の落ちた跡ですね。
メシベの柱頭は3裂していましたから、それと3つの実が対応しているのでしょう。
ふ~ん、実がなるんだ。
と妻に報告しましたら
あら知らなかったの、庭のタマスダレにも実がなってるわよ。
0909_5tamasudare
えっ、そうなんだ。と昼の散歩で眺むれば。
なるほど、確かに実がなっている。
わたくし、実は、タマスダレの実、という概念枠をもっていなかったのですね。
球根で増えるもの、増やすもの、としか考えていなくて。
概念の枠組がないと、見えていても気づかないものなのですね。
まいった。偉そうに「ひたすら見る」なんていってて、何にも見てなかったじゃないか。

0910_21tama4 9.10
お、色づいて来たぞ。
もうすぐ熟すな。

0913_1tane1 9.13
わ、もう弾けそうだ、いかん!
妻に、もう弾けそうだ、弾けてしまったら種がどこへ行ってしまったか分からなくなる!
と報告しましたら、いそいそと収穫に。ちゃんと剪定鋏を携えて。
0913_1tane2
種は何個あるんでしょう?3個以上はありますね。
0913_1tane3
手は、妻の手。
一つの実を分解して何個種が入っているか調べようとしています。
0913_1tane4
さあ、何個入っていたでしょう。
0913_1tane5
6個入っていました!
そうすると、全部で18個くらいあるのかな?
0913_1tane6
部屋へ持ち帰ってティッシュペーパーの上に並べてみました。
17個ありました。
1個成熟できなかったのでしょうね。
0913_1tane7
これが種を育んだ、ゆりかごというか、ベビーベッドというか。
お仕事ご苦労さんでした。ちゃんと種は預かって、蒔きますよ。安心してね。
封筒に、種を入れて、タマスダレ種、と書いて、来春に備えました。

楽しみが増えますね。
なんというかもう、老夫婦の生活は「遊び」の境地に入っております。
人生は遊び。
もう夕方よ、遊びをおしまいにして帰ってらっしゃい、と呼ばれたら
は~い、と人生におさらばして「生命のおうち」へ帰ることにしましょう。
命の循環とつながると、人生が楽しくなりますよ。

アゲハ羽化

0908_2ageha1 2013.9.8
元気のいいアゲハでした。
出たいよ、と騒ぎまして。
とにかく一枚は記念写真を、とケースの外からパチリ。
0908_2ageha2
蓋を開けたとたんに、勢いよく飛び立っていってしまいました。
こういうこともあるんですよね。
で、手元に残った写真はこの2枚だけ。
うわぁ、と叫びながら、飛び去った方向を眺める夫婦でした。

セイヨウミツバチ

0907_16mitubati1 2013.9.7
キバナコスモスの花を訪れてまわっているミツバチ。
口のあたりに花粉。花粉団子もコロン。
0907_16mitubati2
フレンドリーなミツバチさんでして、目の前でホバリングしてくれます。
0907_16mitubati3
こんなショットは初めてのような気がする。
空中にいて、体についた花粉が見えますね。
0907_16mitubati4
花を移りま~す。
ハイハイ。
0907_16mitubati5
行った先で、またコンニチハ。
わぁい、すてきな顔が撮れました。
傑作の部類だな、と自画自賛。
ありがとうね。
みんな優しいなぁ。

2013年9月20日 (金)

ヒガンバナ

0917_6higanbana1 2013.9.17
今日は彼岸の入りですが、私がヒガンバナの開花に気づいたのは9月17日でした。
見事なタイミングで咲くものですね。
0917_6higanbana2
ぽっと赤くなったつぼみ。
0917_6higanbana3
さあ咲くぞ、というつぼみ。
0917_6higanbana4
炎のような花。

忌み嫌われることも多いようですが、私にはそういうことは無縁。
彼岸会という仏教行事も変でしょ、お釈迦様はそんな事とは無縁でしょ、と原則的に思考する私。
ただ、この花を見ていると、ある種の哀しさというのか、はかなさというのか、寂しいだろうね、という気はするのです。
実を結ぶことができない。
何百年か前に、中国から日本に渡ってきた「株」が、その後、種も結ばず、少しずつ繁殖してきて今に至る。
生物としての基本の「生殖」ができない。
寂しいだろうな。
ヒトという生物種が絶滅した後には、どうなっちゃうのかな。
遺伝子の多様性を自力では生み出せない生物の行く末は、やはり絶滅なのかな。
そういうタイプの、「はかなさ」に思いがいってしまうのです。

★この「火炎のごとき花」のこの後の咲き方については、また後ほど書きます。

オシロイバナ

0907_12osiroibana1 2013.9.7
夕方に庭に出ましたので、オシロイバナを撮らなくっちゃ。
この黄色いオシロイバナ、妻のお気に入りです。
そして、線路際で咲いている赤や白のオシロイバナと交雑させたくないのだそうです。
庭で咲かせています。
0907_12osiroibana2
きれいでしょ。
オシベの葯は二つになっていますので、それとは異なる姿のメシベは簡単に判別できると思います。
少し長めのもの。
0907_12osiroibana3
私の午後の活動時間は大体3時ころまで。
4時過ぎには「体はほどけて」います。
体力が「減って」しまった。
0907_14osiroibana
トランスポゾンの活動が例年より少なめだ、と感じていました。
赤白混合の花が少ない、という意味です。
この鮮烈さも好きです。

オンブバッタ褐色型

0907_11onbubatta1 2013.9.7
比較的珍しいですね、褐色型のオンブバッタ。
環境のせい?でもやっぱり緑の草に乗って草食べてたんでしょ。周辺環境が完全に褐色というのは無理っぽいなぁ。
0907_11onbubatta2
大きさからしてこれはメスです。
普段、緑色のばかり見ていますから、一瞬これオンブバッタでいいんだよなぁ、という戸惑いはありました。

時が経ち(ったって1週間ですが)
0914_12onbubatta
上の写真を撮った場所の近くです。
オスも褐色型だ。
メスは多分上の個体と同一個体ではないかなぁ。
で、たまたま褐色型のオスと出会いましたか。
これは珍しいなぁ。
雌雄が褐色型と緑色型で、色の異なるペアでも交尾は成立します。

今回はたまたま同一色のペア。
どういう子孫ができるのかな?

花畑

0907_9hanabatake1 2013.9.7
きれいですよ。
0907_9hanabatake2
オシロイバナが開いている時間ではないのがちょっと残念。
0907_15hanabatake
4時半ころ。
これでどうだぁ。
オシロイバナは「4時花」ともいうくらいですから、咲いてました。
見事でしょ。
こういう雑然とした花畑、好きだなぁ。
一種類の花が何万本とか咲き誇る花畑は、嫌いです。
それって「不自然」だから。
いろんなのが渾然と一体になっているのがいいなあ。
虫も渾然一体。でね。

オンブバッタ

0907_5onbubatta1 2013.9.7
神出鬼没のオンブバッタ。
ランタナの花に口をつけているのかと思いましたが。
0907_5onbubatta2
口はついていないようです。
ま、葉っぱだけにしときなよ。

0913_9onbubatta 9.13
食べるためではなく休息のためでしょうか、ここにいるのは。
花の上より葉の上の方が保護色でいいのではないか、と思いますが。
花をむしゃむしゃやらないで。
と、内心呟いたら、
ヒトだってエディブルフラワーとかいって、花食ってるじゃんかよ。
と、内心まぜっかえしてしまった。
バッタだってエディブルフラワー食べてもいいよ。

たまには間違うことだってあるさ

0907_3rukousou 2013.9.7
まあね。1つ足んないこともあるさ。
0911_9rukousou1 9.11
1つ多いことだってあるさ。

去年もこんなことありましたね。
花弁形成時に、なんかミスをやらかすと、こうなってしまうのでしょう。
0911_9rukousou2 9.11
これが標準形。

「変化ルコウソウ」とかいって、好事家が喜んだりしないかな。
見ていると、なんとなくニヤニヤしたくなるんですよ。見ちゃったゾ。と。

タマスダレ

0907_1tamasudare 2013.9.7
タマスダレのつぼみ。
0908_1tamasudare 9.8
これ、いいですね。
これは玄関ドアを出たところ。

0909_1tamasudare1 9.9
こちらはベランダのプランターで。
0909_1tamasudare2
雨滴に濡れた姿。
佳い姿。

シンプルなのが私の好みですね。
こってりしたのは苦手だぁ。

イチモンジセセリ

0906_16itimonji1 2013.9.6
虹色に輝くイチモンジセセリ。
0906_16itimonji2
翅を開いたり閉じたり、何をやっているのかは知りませんが。
今、ものすごくいっぱい庭を飛びまわっています。
幼虫も蛹も見たことがなくって。
腰を低くしてネコジャラシを観察しなければなりませんかねぇ。
ちょと私には難しいか。

タケノホソクロバ

0906_15takenohosokuroba 2013.9.6
この間も見ましたね。
幼虫は笹の葉を食べます。
で、毒毛を持っているので、要注意。
殺虫剤で殺しても、直接手で触ってはいけません。
成虫は触っても大丈夫。
ただ、成虫がここに今一匹いるということは、その何十倍かの幼虫がいたということでしょうね。
我が家には笹はないのですけれど、どこか近くにあるのでしょう。

モンシロチョウ

0906_14monsirotyou 2013.9.6
今の季節もモンシロチョウは飛んでます。
でもまったく目の前で止まってくれません。
この時は、たまたま目の前のフウセンカズラにとまったので、あわてて一枚だけ撮影できたものです。
露出がなってない。翅が真っ白にとんでしまいました。
恥ずかしいけれど、お目にかけます。
ゆっくり考えながら撮影させてほしいなぁ。

おいしい!

0906_12itimonji 2013.9.6
花はブルーサルビア。
おいしそうな顔ですね。
でも、口吻の先、少し外れてないか?
0906_17itimonji1
まぁるいお顔に、まぁるい目。
たまりませんね。
ちゃんと蜜を吸ってるよ。
おいしいんだからぁ。
見ている私もなんだか嬉しくなってきますね。
0906_17itimonji2
後で蜂蜜入りのミルクティーでも飲もうかな。
花の蜜って、おいしんだよネ。

2013年9月19日 (木)

中秋の名月と仲秋の名月

★ややこしいことに気づいてしまいました。
本日、2013年9月19日は、旧暦の8月15日です。
旧暦の8月15日を「中秋」というのだそうです。
ですから今晩の月は「中秋の名月」ですが、その月が満月であるかどうかは必ずしも保証されないのです。
今日の場合は満月ですけど。

気象予報士の 戸田よしか さんの文章です。
http://www.tenki.jp/forecaster/diary/yosh_ika/2013/09/19/1171.html

満月の中秋の名月 次は8年後
   2013年9月19日 13時46分
今日は旧暦の8月15日。今夜の月は「中秋の名月」。中秋の名月は必ずしも満月とは限りません。一昨年、昨年、今年は3年連続で満月ですが、来年以降はしばらく「少しだけ欠けた名月」の年が続きます。次に満月と重なるのは、8年後。東京オリンピック開催予定の年の、さらに1年後です。
・・・中略・・・
★次の「中秋の満月」は8年後
冒頭にもありますが、中秋の名月は、毎年満月と重なるわけではありません。
月の満ち欠けのサイクルが、ピッタリ1か月、ではないことなどから、年によって多少ズレます。

一昨年、昨年、今年は、3年連続で「満月」。
ただ、この時期は、台風が襲来したり、本州付近に前線が停滞することが多く、なかなか広い範囲でお月見日和とはなりません。
昨年の十五夜(9月30日)は、台風の接近、上陸で全国的に荒れた天気でした。
今年は比較的珍しく、広い範囲で穏やかな晴天。

来年から2020年までの7年間は完全な満月ではなく、少~~しだけ欠けた名月の年が続きます。
ということで、今夜は、かなり貴重な満月、と言えます。

こんなこと御存知でしたか?
ぐちゃぐちゃ文句の多いくせに、私はよく理解していませんでした。お恥ずかしい。

2013年の中秋の名月は、9月19日でした。
2012年の中秋の名月は、9月30日でした。
2011年の中秋の名月は、9月12日でした。
2010年の中秋の名月は、9月22日でした。
2009年の中秋の名月は、10月3日でした。
2008年の中秋の名月は、9月14日でした。
2007年の中秋の名月は、9月25日でした。
2006年の中秋の名月は、10月6日でした。
2005年の中秋の名月は、9月18日でした。
2004年の中秋の名月は、9月28日でした。
2003年の中秋の名月は、9月11日でした。
2002年の中秋の名月は、9月21日でした。

そもそも「中秋の名月」というのがこんなにばらついていることにも注意を払っていませんでした。
旧暦は「月」の暦ですから、季節感とは連動しないんですねぇ。

★仲秋の名月
「仲秋」というのは、旧暦8月を示す言葉なのだそうです。
仲春は2月、仲夏は5月、仲冬は11月。
ですから、「仲秋の名月」を原則的な意味で使うと、今年の場合

太陽暦の 9月5日が旧暦8月 1日
太陽暦の10月4日が旧暦8月30日

ですので、この間に見られた「名月」なら「仲秋の名月」と呼べますね。
中秋=旧暦8月15日が満月でなかった場合は、仲秋の満月を愛でた方がいいのかな。

ややこしいなぁ。

★理科年表オフィシャルサイト から
http://www.rikanenpyo.jp/kaisetsu/koyomi/koyomi_008.html

月齢とは
月齢とは、直前の朔 ( 新月 ) の瞬間を “ 0 ” として、そこからの経過日数をあらわした数値です。
  理科年表には、その日の正午における月齢が「正午月齢」として掲載されています。  

月齢と満ち欠けの関係
地球の中心から見たときに、太陽と月の黄経が一致した瞬間を「朔 ( 新月 ) 」、月が太陽より 90 度東にきた瞬間を「上弦」、月と太陽が 180 度離れた瞬間を「望 ( 満月 ) 」、月が太陽より 90 度西にきた瞬間を「下弦」と呼びます。
  月は平均約 29.5 日の周期で満ち欠け ( 新月 → 上弦 → 満月 → 下弦 → 新月 )を繰り返します。それぞれほぼ等間隔ですので、月齢 7 前後で上弦、15 前後で満月、 22 前後で下弦、 29.5 前後で次の新月となります。月が移動する速さは一定でないため、必ずしもぴったり決まった月齢にはなりませんが、月齢を月の満ち欠けの目安にすることができます。

  たとえば、「中秋の名月」は、現在は使われていない暦である「旧暦」の 8 月 15 日の月をいいます。旧暦では、新月を含む日を 1 日目として日付を振っていました。この数え方では、毎月 15 日の月齢は 14 前後になりますので、 8 月 15 日の月は必ず満月に近い形になります。ただし、中秋の名月の日の月齢が、 15 ではなく、それより 1 小さい 14 前後になるうえに、月の動きがそれぞれの年で一定でないために、中秋の名月の日に必ず満月になるとは限りません。
【石崎昌春  国立天文台天文情報センター(2006年11月)】

ま、今年の場合は、今日の中秋の名月は満月ですから安心してください。
私共夫婦は、おやつに、草団子を手作りしまして食べました。
おいしかったです。

★オマケ
理科年表から
2013年9月19日の正午の月齢は13.6でした。

書き忘れ:「イプシロン打ち上げ:2」で

★自分で自分のブログを読み直していて、書き忘れに気づいてしまいました。
「イプシロン打ち上げ:2」で、2件。

1:「はやぶさ」は人工惑星になって、小惑星に到達し、地球に帰還したわけですが、はやぶさもスイングバイを使って加速しました。
いったん地球軌道とほぼ同じ軌道の人工惑星になってから、地球を利用したスイングバイを行って加速し小惑星へ向かいました。

http://www.isas.ac.jp/j/snews/2004/0420.shtml
はやぶさの現状と今後の予定

http://spaceinfo.jaxa.jp/hayabusa/about/principle1.html
スウィングバイの原理

http://www.isas.jaxa.jp/j/forefront/2008/kawakatsu/index.shtml
宇宙(そら)に航路を拓く

日本では、1987年に「さきがけ」探査機が初めての地球スイングバイに成功しました。その後「ひてん」「GEOTAIL」「のぞみ」「はやぶさ」の探査機ミッションで、月・地球によるスイングバイに成功しました。実は、スイングバイについてこれだけの実績を持つ国は、日本を除けば米国しかありません。旧ソ連、ヨーロッパでもスイングバイを用いた実績はあまりないのです。スイングバイは、日本のお家芸といってもよい技術なのです。

ぜひお読みください。

2:日経の記事の引用で

「JAXAは今回、一辺が1メートルの立方体の標準機体を開発。ひさきに利用した。今後、標準機体にさまざまな装置を組み合わせ、セミオーダー型で安く小型衛星を製造する。」

この部分を引用の中に含めたのに、書き忘れました。
ISOとかJASとかご存じですよね。工業規格。
規格に一致した物なら互換性がある。

人工衛星の「標準機体」をつくり、標準機能を持たせる。
この規格に一致していて、重量なども制限範囲で、ユーザーの利用したい機能をオプションで追加する。
この発想いいですね。
「安く」であると同時に、全てを新たに開発しなくていいというメリットも大きい。
実現したい機能だけに集中して開発すればいいのです。
広く利用されるといいですね。

イワレンゲ

0906_18iwarenge 2013.9.6
2株頂いたのでした。
1つは小さい株のまま花を咲かせて終わりになってしまったのですが。
残りの1つが大きくなってきました。
また、葉というのか、落ちたらしく、思いがけない所に生えてきたのがあります。
厚肉植物の特性でしょうか。
十分に育ってから、あのかわいい花を咲かせてくれると嬉しいな、と思っています。

イプシロン打ち上げ:2

★イプシロンで打ち上げた人工衛星に名前が付きましたね。

惑星観測衛星の愛称は「ひさき」 JAXA発表(朝日 2013年9月14日17時27分)
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日、イプシロンロケットで打ち上げた惑星観測衛星「スプリントA」の太陽電池パネルが開いたことを確認した。衛星の状態は正常という。
 また、衛星の愛称を「ひさき」と名付けたと発表。鹿児島県肝付町にある岬の「火崎(ひさき)」と、観測対象の惑星が「太陽(ひ)の先」であることが由来だという。
 (後略)

さてその「ひさき」について。
日経のサイトで読んだ記事の一部。

ひさき、順調に飛行 11月に惑星観測開始(2013/9/15 18:48)
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は15日、新型ロケット「イプシロン」1号機で打ち上げた宇宙望遠鏡「ひさき」が正常な軌道で順調に飛行を続けていると発表した。約2カ月かけ、姿勢制御の機能などを確認し、11月以降に惑星観測を開始する。
 JAXAによると、ひさきは、地球の高度約950~1160キロの軌道を106分で1周しており、計画通りに飛行している。
 ・・・
 JAXAは今回、一辺が1メートルの立方体の標準機体を開発。ひさきに利用した。今後、標準機体にさまざまな装置を組み合わせ、セミオーダー型で安く小型衛星を製造する。〔共同〕

大雑把な話をしましょう。
軌道高度は約1000kmとしましょう。(地球の半径は6400kmとします)
その円周を106分で一周。すると
(2×π×(1000+6400)km/(106×60)秒=7.3km/秒
いい値が出ました。

少し前の「イプシロン打ち上げ:1」の記事で写真から読み取った最後のデータは

●725秒後、高度843.6km、対地速度6997.5m/s

でしたから
この後、PBSで高度を約200km上げ、速度をわずかに上げたのですね。

★宇宙速度という概念があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E9%80%9F%E5%BA%A6
↑ここから引用

宇宙速度とは、宇宙で各種慣性飛行を行うために必要な最小初速度の大きさを言う。第一、第二、第三に分けられる。通常は地球・太陽を対象としているが、他の星(恒星、惑星、衛星等)に対して使う場合もある。

第一宇宙速度
地球の地表すれすれに衛星として存在するために必要な速さで約 7.9 km/s(時速28,400km)。これ未満の速度を弾道軌道速度 (suborbital)、これを超える速度を超軌道速度 (superorbital) と言う。・・・

第二宇宙速度(脱出速度)
地球の重力を振り切るために必要な最小初速度の大きさ。第一宇宙速度の√2倍となり、約 11.2 km/s(時速40,300km)。太陽を回る人工惑星になるためには第二宇宙速度が必要である。地球の重力圏を脱出するという意味で脱出速度とも呼ばれる。

地表すれすれで衛星になるには7.9km/sが必要なのですね。
1000km上空ですから、約7.3km/sでいい、と。
地球一周は約4万km。{なにせ、古い定義でメートルの定義は、赤道と北極点の間の子午線の長さの1千万分の1が1mでしたからね。}

40000/7.9=5000秒 →約83分
このくらいで一周してくるんですね。
スーパーマンが富士山のてっぺん辺りで、7.9km/sで水平にボールを投げると、83分後に戻ってきたボールが背中を直撃するんですね。
人工衛星の速度を考えるときには、大体この程度の早さだと思っていただいていいですね。
{ある種の常識として身につけておいて無駄でもないと思うんだけどなぁ、元理科教師としては。}

静止衛星がありますね。赤道上空3万6000kmの高度を、ジャスト1日で回る。
ですから、地上から見ると、いつも同じ位置にあるのですね。
(2×π×(36000+6400)km/(60×60×24)秒=3.1km/秒
こんなところですね。

と言うわけで、今回のイプシロン打ち上げは地球周回衛星を打ち上げていますので、第一宇宙速度程度でいいわけです。

★8月27日でしたか、イプシロンの打ち上げが直前で中止になりました。
その後の、8月29日付の朝日新聞天声人語。

イプシロン打ち上げ中止
 ・・・
 地球の重力を振り切るには、計算上は秒速11・2キロもの「脱出速度」が要る。煙を引いて天に昇る姿は、昔の人なら竜と見るだろう。人工衛星などを宇宙へ届けて自分は短時間で燃え尽きる、けなげな縁の下の力持ちでもある。
・・・

なんとなくね、引っかかるんですね。
ボールドフェイスにした部分、この部分自体は間違ってません。
人工惑星レベルなら第二宇宙速度が必要ですから。それは約 11.2km/s。「脱出速度」ともいいます。「地球の重力を振り切る」のです。{重力自体は無限遠まで届きますけどね}
ただねぇ、イプシロンの打ち上げという話題の文章中でこのように表現すると、あたかも「イプシロンが秒速11.2km/s」を目指したように受け取れませんか?
ちょっと誤解を招きそうな気がするのですね。第一、第二宇宙速度の概念を知らない人の方がおそらく多いですから、そうかイプシロンは11.2km/hの速度を出すんだな、と感じてもおかしくはない。
朝日新聞の天声人語としては、やや正確性を欠いた文章だったと思うのです。

★山崎直子さんが、いいことをおっしゃってました。
大切なことは
「何か異常を検知した時に、事故に至る前に打ち上げを中止する、という安全措置をとれること」
この点でイプシロンは評価されるべきだ
と。
技術のタフさというかロバストネス(堅牢性)というか、きちんと対処できることが大事。
決して失敗なんかじゃなかったわけなのです。
何かあったら、安全側で停止する、これ大事なことなんですよ。
{日本の原子力発電技術にはどうもこのロバストネスが欠けてるよなぁ。
あらまぁ、危険な方へ暴走して「いっちゃったぁ」。で、安全側に帰ってきません。
技術として基本的なことなんですけどね。}

★ところで、9月13日の記事で「探査機ボイジャー、太陽系脱出 地球発35年、人工物で初」という記事が載りました。
私30歳のころの打ち上げです。木星の大赤斑をみました、土星の輪をみました、太陽系を振り返った画像も見ました。
「つくづくいい時代に生まれ生きてるよなぁ」と妻と話します。

ボイジャーは最終的に太陽系を去るのですが、もし、打ち上げ以降慣性飛行をしながら太陽系を脱出できるだけの速度を、打ち上げ時に与える、としたら、その速度を「第三宇宙速度」といいます。約16.7km/sです。この速度を打ち上げ時に与えることはものすごく大変なんです。
でも、ボイジャーは「スイングバイ」という手法で、途中で惑星のそばを惑星の進行方向の後ろから前へかすめて飛ぶことによって、エネルギーを惑星から分けてもらうという形で加速しました。ですから、第三宇宙速度で打ち上げたわけではありません。

★いろんなことをごちゃごちゃ書きました。
適当にかいつまんでお読み下されば幸いです。

モモレンジャー

0906_13huusennkazura 2013.9.6
久しぶりに「お散歩隊」登場。
無敵のお散歩隊、と私共はにこにこしておりますが、保育園児のお散歩。
歩いてくる子もいるし、カートに乗ってくる子もいるし。にぎやかでいいですねぇ。
お、来たな、と思っていましたら、どうやら、フウセンカズラの「風船」に気づいたらしい。
わいわい、いじくっている様子。どんどんいじって割ってみてください、そのために咲かせてるんですから。
そうしたら、女性保育士さんの声が聞こえてきました。
「モモレンジャーがいる! こんなところにモモレンジャーがいたんだ! モモレンジャーってこんな顔してるのよ!」
なるほど。家の中で聞いてしまった私はにこにこ笑ってしまった。

普通、このフウセンカズラの種、ハート型とかいって、女性が好むんですね。
私は個人的にはおサルさんの顔かな、などとも思っていますが。
そうしたら、モモレンジャーなんだ!
私は詳細は知りません。ゴレンジャーという「戦隊もの」の先がけがありましたっけ、あの中の女性隊員がモモレンジャーでしょ。
ウィキペディアでも検索してみてください。
確かになぁ、そっくりです。
モモレンジャー・ファンの方は、フウセンカズラの種をお守りに持つといいとおもうなぁ。
ドウゾ。

ルコウソウの仲間

0906_9rukousourui22013.9.6
3種類を集めてみました。
色の鮮烈さとか、星型と丸型とか。
いろいろ好みがあると思います。
手間のかからない花です。
フウセンカズラほどにはハチなどが訪れていないようですから、虫がちょっと苦手な方にもいいかもしれません。
お勧めします。


フタホシヒラタアブ

0906_8hutahosihirataabu1 2013.9.6
アブが交尾していました。
黒っぽいのですがクロヒラタアブではない。
小さいんです。1cmないでしょう。
コロンとした感じのアブです。
なにせ、交尾中ですから邪魔しちゃいけない。
ひと(他人or他虫)の恋路を邪魔する者に災いあれ。
0906_8hutahosihirataabu2
腹部背面の模様がきれいに撮れなくって、判然としませんが、フタホシヒラタアブではないかと思います。
検索すると、くっきりとした模様の写真を見られます。
「顔」がね。
0906_8hutahosihirataabu3
違うようなのですね。
よく、複眼の間が狭いのがオス、といいます。
上の個体の複眼の間は確かに狭い。
そのほかに、複眼の間の黄色い部分が上の個体では大きい。
これが現場で見ている分には目立ちました。
「黄色い顔」に見えました。

これ以上のアングル、なし。
さっと離れて後は知りません。
増えてくれていいですよ。

ツマグロオオヨコバイ幼虫

0906_6tumaguroooyokobai1 2013.9.6
ホント、昆虫にも「赤ちゃん体型」というのがあるんですよね。
見てやってください。頭でっかちなんだから。
0906_6tumaguroooyokobai2
もう一匹そばにいましたが。
頭部と胸部で体長の半分を占めてますよね。

こんな「赤ちゃん」なんですが、見つかっちゃった、と逃げようとするときは、「ヨコバイ」の名の通り、横につつっと動くんですよ。
正直、チョーカワイイです。

タマスダレ

0906_4tamasudare 2013.9.6
先日の仮説であってると思います。
開き始めの花の花弁は短くて丸っこい感じ。
開閉運動に際して、花弁の内側外側を成長させるので、何日かすると花弁は幅はそう変わらないものの、長くなってくるので、細長い、という感じになってくるのでしょう。

そしておそらく、メシベ・オシベの成熟に時間差をつけている。
開花して間もなくはオシベが優勢で、そののちに、メシベが伸びて花粉を受け取る態勢になる。
花は、じっとしているもののようでいて、結構動いて変化しているようですよ。

ヨツボシヒョウタンナガカメムシ

0906_3yotubosihyoutannagakamemusi 2013.9.6
ネコジャラシの穂。
もうちょっと特徴をとらえた写真がとりたかったのですけれど。
「ヨツボシ」もはっきりしないしなぁ。
イヌタデ(アカマンマ)などでもたまに見かけます。
最近はご無沙汰でしたが。
実の「毛」というのか「トゲ」というのか、これをかき分けて潜り込み、成熟中の実から汁を吸うようですね。種を熟させるために栄養が送られてくるのでしょうから、きっとおいしいのでしょう。


ねじれ朝顔

0906_1asagao1 2013.9.6
勝手に「ねじれ朝顔」などと呼んでおります。
0906_1asagao2
こうなんですもの。

で、葉や茎の形成も素直じゃない。
そして、花の形成も素直じゃない。
通常のまとまった花弁などが形成できないのではないでしょうか。
ですから、最初の写真、これで「一輪」なのではないでしょうか。
花びらがうまく膜状に形成できなくって、バラバラなのではないか。

とにかくよく分からない花です。
そして何より、結実する気配がない。
この朝顔の子孫は作れないみたいです。少なくとも我が家では。
不稔性なのかもしれないな、と思います。
その都度、親の種をかけ合わせて、不稔性の雑種を作って、鑑賞する。
そんな気がします。
なんだか、生殖できない花を見るというのは、いい趣味じゃないような気もするなぁ。

ツマグロヒョウモン幼虫:2

0910_20tumaguro1 2013.9.10
赤くなっちゃった。
大きくなりましたよ。
0910_20tumaguro2
胸部の3節は、脚があり、トゲは黒い。
腹部の体節では、各節ごとに体側と背中にトゲがある。
体側のトゲは全部赤くて、背中のトゲは交互に色に濃淡がある。
0910_20tumaguro3
これがほぼ成熟し切った色かな。
背中の線も赤い。
0910_20tumaguro4
イモムシ嫌いの人が驚く、赤と黒のけばけばしい幼虫のできあがり。
トゲは刺さりませんし毒もない、のですが、赤と黒はやはり警戒色ですね。
派手派手しいものには毒があるんだから気をつけろ、と宣伝しているわけです。
もう猛烈な食欲で葉を消費します。
色彩と食欲と、にぎやかな連中です。

家のスミレが品切れにかかっていて、ご近所の空き地でスミレがたくさん生えている場所をマークしておいて、頂戴しています。
葉を採りに行くたびに、妻はまた幼虫を見つけてくる。
凄いこといになってきています。
今年の秋は忙しいぞ。

ツマグロヒョウモン幼虫:1

0905_1tumagurohyoumon1 2013.9.5
わぁ~い、模様ができちゃったぁ!

2013年9月13日 (金)「ツマグロヒョウモン孵化」↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-bf30.html
ここで生まれたての姿を見ていただきました。
小さくって、目が痛くなるような、糸くずみたいな幼虫でしたが、立派になりました。
背中に白い筋が入っています。
白い筋をはさんで2列、トゲトゲが並んでいます。(軟らかくって刺さりません)
体側にも左右それぞれ1列のトゲ。
0905_1tumagurohyoumon2
体側のトゲは並んで黄色っぽいですが、背中のトゲは一本おきに色がついていたりして、芸が細かい。
0905_1tumagurohyoumon3
模様ができたとはいうものの、まだ小さくって、なかなか鮮明に写ってくれません。

0906_2tumaguro1 9.6
脱皮はしていませんが、模様がくっきりしたように思います。
0906_2tumaguro2
黄色っぽかったトゲが、赤味を帯びてきました。
赤と黒の「ツマグロヒョウモン幼虫模様」に近づきましたね。
0906_2tumaguro3
大人っぽくなったでしょ。
体側のトゲと背中のトゲと、こういう配列だったとは、今まで注意深く見ていませんでした。
0906_2tumaguro4
こういうの「大人の色」気っていうのかな。
0906_2tumaguro5
これは何かと言いますと。
ウンチ。
まだまだ、粉のようなウンチです。
飲み薬で「顆粒」というのがありますが、あそこまでいってません、やはり粗目の粉末ですねぇ。
いいウンチを見ると、うれしくなります。それが飼育者。ですね。

2013年9月18日 (水)

ジャン・ベルナール・レオン・フーコー

★ブログ記事を書きながらよく検索します。知っているつもりのことが間違っていたら申し訳ないことなので、確認するためです。

今日、9月18日、グーグルで検索しようとしたら「振り子が振れて」いました。
なんだ?とマウスカーソルを乗せてみると、「レオン フーコー 生誕 194周年」だそうです。
194というのが「記念」かどうかは知りませんが、誕生日なんですね。
「1819年9月18日 - 1868年2月11日」だそうですから。

Huriko
こんな感じの絵です。縮小してあります。ここから引用しないでください。
右下のアイコンをいじると、緯度を変更したりできます。
地球の自転の証明になっているということを、実験してみてください。

さて、振り子が振れていると、周期を測りたくなる。物理教師根性が抜けない。
ストップウォッチで測ってみると、振り子の周期(往復に要する時間)はおよそ16.5秒前後。

T=2π√(L/g)
という式を使って、Lを計算すると
L=67.7m
くらいかな。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%8C%AF%E3%82%8A%E5%AD%90
フーコーの振り子

フーコーの時代、地球の自転は常識となりつつあったが、それを物理的に証明する方法は開発されていなかった。フーコーは、振り子を振れさせると、赤道以外の場所では、地球の自転によって振り子の振動方向がみかけ上少しずつ回転するようにずれていく(北半球では右回りに、南半球では左回りに)はずだと考えた。1851年にまず自宅地下室で2mの振り子を用いて実験を行い、同年2月パリ天文台にて公開実験を行って、成功を収めた。さらにナポレオン3世の厚意により、同年3月から12月にかけてパンテオンにて公開実験が行われた。このとき用いた振り子は、パンテオンの大ドームから全長67mのワイヤーで28kgのおもりを吊るしたものであった。この振り子のオリジナルは、パリのメチエ博物館に保存されている。また公開実験が行われたパンテオン内でも振り子の展示を見ることができる。

これですね。
グーグルの検索画面の向こうに、理工系の人の顔が浮かぶ。
せっかくフーコーの振り子を描くんだったら、公開実験のスケールに合わせよう、というこだわりがありますね。
文系の人は気づかないだろうなぁ。

理工系人間の、ちょっとしたこだわりでした。

イプシロン打ち上げ:1

★イプシロン打ち上げをJAXAのライブ中継で見ていました。パソコン上で。
0914_14epsiron_2
カウント「+1」くらい。
これは多くの人が見た映像。

★しばらく見ていたら、ロケット本体はカメラではとらえきれなくなり、現在の飛行状況を示す画像になりました。
0914_15e1
メインの画像では予定の軌道と、現在どこまでいっているか、現在はどういう状況にあるかが示されています。
左上の窓に、打ち上げ後の経過時刻、対地速度、高度、緯度、経度などが表示されています。
上の写真では、打ち上げ後259秒、対地速度4694.8m/s、高度302.6kmなどが表示されています。
0914_15e2
ぼんやり見ていたら、あれ?速度が落ちてる。高度は上がっている。
あわてて撮影したのが503秒後の画面。
対地速度3222.0m/s、高度732.1km。

あ、そうか、運動エネルギーが失われた分が、位置エネルギーになっているのか。
第2段燃焼終了の状態ですから、慣性飛行なんだ。
推力のない状態ですから、エネルギー保存法則がそのまんまに見えるんだ。
{後で分かったことですが、第2段燃焼終了は264秒の時点でした。燃焼停止の直前だったんですね。}
これは「授業に使える!」{ったって、教壇に立つわけじゃないのにね。}
このデータで
   失った運動エネルギー=獲得した位置エネルギー
という計算をちょこっとやってみましたら、「オーダーがあっている(桁があっている)」くらいの結果しか出ませんでした。第2段の切り離しはまだですから、ロケットの質量は変化していないはずなんですが、重力加速度が変化することも無視できないかな。
早目に気づいて、もっと時間感覚を短く撮影出来ていたらよかったなぁ、と反省しています。{次の時にはちゃんと撮ろう、って、それはいつなんだろう?}
甘くはなかったですが、定性的には充分使えますね。

第2段を切り離すのは、第3段の燃焼開始の直前です。
慣性飛行中に切り離すと、せっかくの運動エネルギーのかなりの部分を捨ててしまうことになるからなのかな、とも思います。

それにしても、ボールを投げあげた時に、ボールの速度が落ちて行きながら高さは上がっていって頂点に達する、というような出来事が、ロケットの打ち上げの中にあったとは、うかつにも知りませんでした。びっくりしました、本気で。

★意識的にちゃんとデータを集めてはいないのですが、時々シャッターを切って何枚か写真を撮りました。その写真から読み取ったデータを下に示します。
Utiage1 表1

更にJAXAのサイトから、プレスリリースで「打ち上げシーケンス(速報)」を入手しました。
Data 表2
これで、燃焼開始、終了などの時刻が特定できます。
264秒後から623秒までが慣性飛行ですね。
627秒から716秒までが第3段の燃焼時間です。
その後に「PBS」というのがありますが、「ポスト・ブースト・ステージ」というヒドラジンを燃料とする一液式の液体エンジンだそうです。
固体燃料はいったん点火すると、燃え尽きるまで止められません。で、途中で精密な制御をしたくても難しい。そこで、液体式エンジンを使って最終的に精密な制御をすることになったようです。

ヒドラジンはHN-NHというような分子で、可燃性ですが、「一液式」といっていますから、タンクから触媒のある部分へ導入して、触媒の作用で分解・気化させて、噴出速度を上げるのではないかと想像します。{この行の内容は元化学教師の「推測」ですので全く信用しないでください。}

★さて、パソコン画面の写真から得たデータを可視化してみようと思い立ちました。
Utiage2
赤い点が速度で右目盛り。黒い点は高度で左目盛りです。
横軸は打ち上げ後の時刻で、単位は秒です。

データ点を結んでありません。
写真から読み取ったデータ自体は信用できると思いますが、その「間」に何があったか、きちんと特定できませんので、点を結ばず、点としてだけで示す方が信頼度の高いグラフになると考えました。
それから、論理的に、時刻0で、速度0、高度0ですが、書き込んではありません。

・260~500秒:ここでエネルギー保存が見えています。
速度を落としながら高度を稼ぐ、という飛行をしているのですね。
なるほど、そういう技術が合ったんだなぁ、と「机上の空論」派{私}は感心するばかりです。

・640~730秒くらいの間、速度がぐんぐん増しています。
これは第3段の燃焼中。
この間、高度はあまり稼いでいませんが、目標高度は約1000kmですので、後で調整する、と。
速度の方はほぼ7km/sに近づきました。
第一宇宙速度は7.9km/sですから、これも後で調整する、と。

「後で調整する」というのがPBSという液体エンジンの仕事。
JAXAの打ち上げシーケンス(速報)では、PBSを2回に分けて使ったようです。

ちょっと好奇心を起こしまして、640~730秒の間の平均の加速度を計算してみました。
それが、表1の下に書き込んである計算でして、
平均加速度=36.5 m/(s・s)
です。
地表での重力加速度9.8で割りますと
「3.7G」
ということになりますか。
{生身の人間でも耐えられない加速度ではないようですね}

★JAXAのプレスリリースは下のURLで閲覧できます。
http://www.jaxa.jp/press/2013/09/20130914_epsilon_j.html

★以前、ロケットの打ち上げを同じようにライブ中継で見ていて、上昇中のロケットが音速をこえるときに、ロケットが白い帽子をかぶり、輪になって、「音速の壁」を抜けていくところを見ました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_82b8.html
2007年10月 1日 (月)「かぐや」打ち上げ
↑ここにソオ記事があります。
2007年9月14日に月探査衛星「かぐや」をH2Aロケットで打ち上げた時に私が観察した出来事です。

ロケット打ち上げを見ると、いろいろ面白いことが起こっていますね。
元物理教師ですから、原理と技術のギャップなどを味わうのも楽しいことです。
へぇ、そんな風なんだぁ、ということがいっぱいです。

{そもそも、ロケットの原理自体は高校物理で扱えるのですけれど。「運動量保存」。でもねぇ、ロケットエンジンが燃焼中は、ロケット自体が軽くなっていく、なんてことは、高校物理で扱うのは難しいなぁ。}

アシダカグモ

0904_2asidakagumo1 2013.9.4
家の中の2,3カ所でアシダカグモを見ます。
まだ成体ではない。
0904_2asidakagumo2
既に普通のハエトリグモなどより圧倒的に大きい。
もう1,2回脱皮するのでしょう。
妻も全然気にする人じゃないもので、家の中を走っています。
ゴキブリなど食べてるんでしょう。
人と遭遇すればクモは逃げます。そういうものですから、過剰な反応はやめにしましょ。
住みかを提供してやって、バチはあたりませんよ。

ミツバチ

0904_1mitubati 2013.9.4
写真に撮ったらあまり雰囲気が出ていないのですが・・・。
現場で見ていた私には、なんだか妙に浮き浮きした雰囲気に見えたんです。
花粉団子のおみやげも持ってないし、ただ飛んでるだけなのですけれど。
{古い言葉で}ルンルン。というような雰囲気を漂わせていた。
ま、思い込みですけどね。
小まめに花を訪れています。

タチアオイとゼニアオイ

0903_10tatiaoi 2013.9.3
タチアオイが咲き続けています。
0903_11zeniaoi
ゼニアオイも。

タチアオイの激しい雰囲気に対して、ゼニアオイの穏やかな紫を好む人も多いみたいですよ。
せっかくだから、「ゼニ」はやめてほしかったなぁ。

モミジバルコウ

0903_9momijibarukou1 2013.9.3
モミジバルコウが元気で嬉しい。
0903_9momijibarukou2
花がしぼむとそのまま実の準備姿勢になります。
メシベの花柱にしぼんだ花が「釣り下げ」られた格好。
すぐ子房の成熟が始まります。

一昨年でしたか、モミジバルコウが咲いたのに、そして実が撒き散らされたはずなのに、去年はだめだった。
今度は、ちゃんと種を採取して来年蒔くことにしましょう。
なかなか思い通りにはいかないことも多いものです。

ヒゲナガカメムシ幼虫

0903_8higenagakamemusi1 2013.9.3
ネコジャラシの穂にいました。
0903_8higenagakamemusi2
このカメムシはやっぱり、「髭長」より「ポパイの腕」の方が見分けやすい。
前脚を見てください。ポパイの力瘤、です。
{わたくしは極私的に「ポパイカメムシ」と呼んでおります。ナイショ}
成虫は確かに、おお、ヒゲが長いなぁ、となります。
ネコジャラシの実から汁を吸うのが好きなようです。おいしいんだろうな。

ヒロヘリアオイラガ幼虫

0903_7hiroheriaoiraga1 2013.9.3
オニグルミの木で見てしまいました。
あちゃぁ、見つけちまったい。駆除しなきゃ。
突き当りの真上。人の頭の上ですからこれは排除します。
0903_7hiroheriaoiraga2
色はきれいなんですよ。
0903_7hiroheriaoiraga3
これで計15匹でしょうか。
葉を切り取り、重ねて、別の大きな葉で包むようにして、踏みつぶしました。ゴメンナ。
チャドクガの幼虫だと毛が飛びますが、ヒロヘリアオイラガでは毛が飛ぶということはないので、触らなければ大丈夫です。
「庭のイモムシ・ケムシ」という本では

ふれると激しい痛みを感じる。繭も有毒。

とありました。
きれいだからとうっかり手を出さないようにしてください。
上の幼虫は若齢です。もう少し大きくなると外見も変わるし、単独で発見することが多くなります。
毒のあるのはいくら私でも苦手です。



オオスカシバ

0903_6oosukasiba 2013.9.3
ヒメクチナシの前でオオスカシバがホバリング。
成虫がヒメクチナシのあたりを飛ぶのはかなりよく見るのですが、幼虫を見かけません。
どうしたのだろう?
アシナガバチなど狩人バチに狩られた。
カナヘビに食べられた。
現場を見ていないからなぁ。
妻が一回、アシナガバチの肉団子づくりを見ちゃった、と興奮してましたけど。
私は全然。
幼虫を見かけたのも一回くらいでしょうか。
生態系のバランスが「揺れて」いるんでしょうね。
そのうち、オオスカシバがいっぱい発生することもあるでしょう。

ジョロウグモ

0903_5jorougumo 2013.9.3
ジョウロウグモですが、大きくなってくれないなぁ。
写真上の方にクモ本体がいて、食べ殻だろうというものが並べてあって、下の方に脱け殻かなぁ、というものがあります。
ゴミグモは食べ殻などを並べて隠れ帯をつくりますが、ジョウロウグモってこんな風にゴミを並べるんでしたっけ。
いつ成体になるのでしょうか。
秋ももう少し深まってからかな。

2013年9月17日 (火)

台風18号

★今日の東京は台風一過の晴天、朝は肌寒いほどでした。

台風お見舞い申し上げます。
皆様には如何お過ごしでしょうか。被害などなかったでしょうか。

{昔の誤解「台風一家」。どんな家族構成なのだろう?などと幼い頃は思っていました。 「鉄道がふつう」とラジオから聞こえてきて「普通」なら問題ないじゃないかとも。
洞爺丸台風の時、6歳。小学校に上がる前の年。2階の一部屋の借間暮らし。長押の上の3尺四方を風圧で吹きぬかれて恐ろしい思いをしたという記憶があります。}

さて、話を戻して。私の住んでいるあたりでは、15日(日)の朝からの何時間かの雨が猛烈でした。多摩川の水位も普段よりは上昇して、「水防団待機水位」に近づいていました。
16日(月)は、雨は15日ほどには激しくなかったのですが、風がすごくて

1       6.1     南南東
2       8.4     南南東
3       8.2     南南東
4       9.7     南南東
5       12.5    南東
6       13.5    南南東
7       17.0    南南東
8       20.4    南南東
9       19.5    南南東
10      18.9    南
11      18.4    南
12      20.5    南
13      15.6    南西
14      8.6     南西

16日の羽田での、午前1時から午後2時までの平均風速と風向です。
7時ごろから昼過ぎにかけて、すごかったです。
その風に乗って雨が雨戸に吹き付けまして、雨量の割に緊張を強いられました。
13時を過ぎる頃からは、嘘のように穏やかになりました。
外へ出てみて、被害はなかったか、と一回り。
被害はなし。ただ、オーシャンブルーのグリーンカーテンが風で乱れて垂れていました。

★豊橋での気象データを見に行きましたら、気圧の観測はしていないアメダス・ポイントのようでしたので、風向と風速のデータをコピーしてきました。
Toyohasihuusoku
平均風速のグラフです。
データをエクセルに貼り付けて、グラフを指定して、エクセルが描いたグラフに何の手も加えずに掲載します。(加工するのが面倒だという、単なるものぐさです。)
8時過ぎのところで、一瞬風が弱まっていますね。この辺りが台風の目の通過のころでしょうか。
Toyohasihuko
6時から9時50分までの平均風速と風向の表です。
東南東→南東→南南西→南西 と風が回りました。
いわゆる「吹き返しの風」です。
強い風が一瞬弱まって、次いで逆方向の強い風に変わるというのが、台風の目が通過するときのパターンです。
日本中、いつ自分の頭の上を台風が通過するかもしれませんから、防災知識として知っておいてください。

★豊橋のデータには、気圧がありませんでしたので、名古屋のデータを使って、気圧変化を見てみましょう。{エクセルが自動的に描いたもの、そのままです。}
Nagoyakiatu
ここでの「気圧」は「現地」での気圧で、海面気圧に補正したものではありません。念の為。
8:10に972hPaまで下がりました。
やはりこの頃が台風上陸のようです。

このグラフ、ある意味で、台風の気圧構造の断面図になっています。
観測者が台風の中を突っ切りながら気圧測定をするのではなく、固定観測者の頭上を台風が通過していくことによって、相対的に台風を突っ切るわけです。
昔、伊勢湾台風の時のこういう気圧変化のグラフを地学の教科書だったかな、で見て、非常に深く驚いたのでした。
今は、インターネットがあるので、私のような「固定人間」も、あちこちのデータをとってくることができます、おかげで、こんなグラフを自分で描いて観察することができるようになりました。

★理科おじさんの部屋の第62回で、2006年9月の台風13号について、やはり気圧構造の断面図など作っています。
石垣島を通過した時には930hPaくらいでした。
佐世保市のあたりを通過した時は960hPaくらいでした。
いろいろ工夫したグラフも載せています。関心がおありでしたら是非読んでみてください。
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/62th/sci_62.htm
↑ここです。

★もういっちょ。
台風が例えば時速36kmで進んだとしますよね。それは秒速10m。
台風の周囲の風が秒速30mとか40mで吹いていて、台風の移動速度が加わると、
台風の進路の右側では風速が足し算の形になって(単純じゃないですけどね、おおざっぱには)風台風の様相が強まります。
台風の進路の左側では、風速は多少弱まるのですが、雨台風の様相が強まります。

もちろんこれは単なる目安に過ぎません。絶対そうなるなんて信じ込まないでくださいね。
テレビなどで、正しい情報を入手して、対処して下さい。
台風は一様ではない、ということを知っておいた方がよい、という意味合いです。

今回の場合は、上陸前に、台風の前面左側で豪雨災害が起こっています。
湿った空気を送り込んだからですね。
台風ごとに性格が違いますので、正しい情報に基づいて行動してください。

昔の人の言い伝え
「台風の風を背に受けるように立ったとき、左手を斜め前に伸ばした方向に台風の中心がある」
これも目安です。この目安で、台風がこれから来るのか、もう通過したのかの、おおまかなめどを立てて、対処したのでしょう。台風の中心へ吹きこんでいく風を考えれば確かにおおよそこんなふうになります。ただし、風は地形などによって大きく変わりますから、ご注意ください。
今は、テレビの情報がリアルタイムで入りますから、正しい位置情報で判断して下さい。

アリとアブラムシ

0903_4aburamusi1 2013.9.3
キョウチクトウの葉の裏。
アリにとってアブラムシからもらう甘い汁は「利」ですが。
0903_4aburamusi2
アブラムシは本当に守ってもらっているのかなぁ。「利」は薄いような気もしますが。
白いものが見えますが、おそらくアブラムシの脱け殻でしょう。
テントウムシがアブラムシの体液を吸うとやはり殻が残りますけど、これは多分違うと思うな。
秋のテントウムシたちも姿を見せ始めています。

ササグモ

0903_3sasagumo 2013.9.3
ランタナの実のところにいたササグモ。
もう成体だと思うのですが、お腹がぺったんこ。
これからたくさん食べて太るのでしょう。
個人的に、どういうわけか、アズチグモよりササグモの方が好きでして、思い入れが強い。
小さな虫をいっぱい食べて大きくなってね、などと思ってしまう。
身勝手なものですね。

カナヘビ

0903_1kanahebi1 2013.9.3
今、庭では、大人のカナヘビと子どものカナヘビと、両方見かけます。
子どもを見かけると、卵を思い出します。あれを見られてよかったなぁ。
0903_1kanahebi2
地面を歩いていることもありますが、大人は結構、樹上にもいます。
木の葉が揺れたりして、なにかな?と覗くと奥の方でカナヘビが歩いていたりします。
虫に比べれば体重がものすごく大きいですから、枝を渡るとかなり揺れます。
樹上でも虫か何か食べるものがいるのでしょうか。
トカゲよりも被写体として寛容なので、ありがたい。
またね。

ニホンミツバチ(かな)

0902_10mitubati1 2012.9.2
セイヨウミツバチではないです。
0902_10mitubati2
奥の方が気になるらしくて出てきてくれません。
0902_10mitubati3
後ろ脚の形はミツバチですね、多分、花粉のバスケットになっている。
ニホンミツバチだと思うのですが。
自信喪失状態でして。悩んじゃっています。

キバナコスモス

0902_9kibanacosmos1 2013.9.2
私の好きな状態。
花の終わり、実の始まり。
0902_9kibanacosmos2
虫たちが好む花です。
花粉を媒介してもらって、受精させて、これから「花の赤ちゃん」を育てるところ。
一世代で移動できる距離はそう長いものではない。
でも、世代を重ねて、少しずつ少しずつ生息範囲を広げていく。
動物とは異なる、植物たちの戦略。
また一歩。
遠くへ行こう。
それが植物の意志です。

オオケタデ

0910_6ooketade1 2013.9.10
面白いことに、オオケタデの花を見ると、いつもアリが潜り込んでいます。
他の昆虫はあまり見ていません。
0910_6ooketade2 9.10
花の穂が短いのはあいかわらず。
穂の下から上へ咲き上がっていって、真ん中の穂はほぼ満開。

0914_5ooketade1 9.14
短い方の穂。
0914_5ooketade2 9.14
下に次のつぼみたちが控えています。
楽しくなってきました。

0909_9mizuhiki 9.9
近くにミズヒキが咲いています。
タデ科ということで、パチリ。
0910_4inutade 9.10
これもタデ科。イヌタデ。
別名アカマンマ。

3種のタデ科に集合してもらいました。
雑多な庭で、素敵です。

オオケタデ かなぁ

★7月23日の記事で「これ何ですか?」と書いた植物↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-efb6.html
個人的にはオオケタデじゃないかなぁ、そうだといいなぁ、と思っていました。

0902_8ooketade1 2013.9.2
花芽が出てきましたね。
0902_8ooketade2 9.2
例の托葉が茎を抱いている特徴的な姿もぼんやりですが写し込んでおきました。

0903_2ooketade 9.3
ピンクの部分が大きくなってきました。

0906_5ooketade 9.6
ピンクのつぼみが現れてきました。

0907_4ooketade 9.7
花の穂の下の方で一つ咲き始めましたよ。カワイイ。
花が穂になるものは、ほぼ必ず下から上へ咲き上がっていきますね。
0907_13ooketade 9.7
夕方、ちょっと庭へ出たので、接写しました。
昼より少し開いたかな。

0909_7ooketade1 9.9
わぁわぁですね。咲きました。きれい。
0909_7ooketade2 9.9
花の細部はこんな具合。
メシベは柱頭のようなものが見えないなぁ。
オシベは葯もピンクです。
個々の花もかわいいし、集合した穂もきれい。

オオケタデでいいと思います。
オオケタデの写真を見ると花の穂がもっと長~く伸びて垂れている姿をよく見ます。
うちのは、そこまで穂が伸びていませんが、ほぼ間違いないと思います。
妻がこの花を大好きで、何度か庭へ導入を試みたのですが、うまくいっていなかったのです。今年は、特に何もしなかったのですが、生えてきて咲きました。
ひょっとすると、以前に蒔いた種が休眠していて、今年何かのきっかけで発芽したのかもしれません。
何にせよ、嬉しくってたまらないのです。
よかった、よかった。


アズチグモ

0902_7azutigumo1 2013.9.2
アズチグモがイチモンジセセリを捕獲しているところを、つい先日書きました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-6f23.html
2013年9月 5日 (木)「アズチグモ」

またアズチグモが何かを捕えたようです。前回と同じランタナの花で。
ハチですね。
0902_7azutigumo2
ミツバチかな、よく分かりませんが。
で「アズチグモがハチを餌として捕獲した」という事実はそれはそれで、そうなんだぁ、なのですが。
変です!
よく見てください、ハチにハエがたかっています!
0902_7azutigumo3
うじゃうじゃという感じで、同一種の小さな黒いハエがたかっています。
捕えたばかりのハチから「腐臭」が漂うということはないと思うのですが。
なんだあ?
0902_7azutigumo4
アズチグモの腹部背面にも乗っていますが、クモは気にしていない様子です。
なんだ?なにが起こってるんだ?
わっかんねぇ。
想像するしかないのですが。

獲物がミツバチだとして。
ミツバチは花の蜜を吸うと、胃に貯えて巣に持ち帰ります。
胃に蜜が入った状態のミツバチをアズチグモが捕獲した。
クモは胃の内容物には関心がない。
胃の中は構造的には「体外と続く管」なので、体内じゃないのですね。
クモは消化液をハチの「体内」に注入して、消化された液体を飲む。
クモがそういう食事をしている時に、ひょっとして胃の内容物が口から外に吐き出された。
それを目ざとく発見した(あるいは嗅ぎつけた)ハエたちが、吐き出された蜜を目当てにたかっている。

そんなところしか思い浮かびませんが。
真相は分かりません。

なんだか妙なものを見てしまったなぁ、という感覚が残りました。
なんとなく、心にざらつきを覚えた、という感じかなぁ。
目には見えるけれど、その見えているものの意味が分からない、という出来事もあるものなのです。
マイッタ。

タマスダレ

0902_6zephy 2013.9.2
庭の池の向こうに咲いた白のタマスダレ。
池の向こうなので、私には接近できません。遠くからの撮影。

さて、時が経ちまして
0913_6tamasudare 9.13
なんだか花の姿が違いますね、左右で。
左の2輪は花弁が細長い、右の2輪は花弁の形がころんとしている。
そう長く咲く花でもないですが、開閉運動を行うときに、花弁の外側が伸びると閉じて、内側が伸びると開く、ということをやっているのではないでしょうか。
開花から日を経ると花弁が縦方向に伸びるんじゃないか、と想像しますが、いかがでしょうか。
最初の写真の2輪は開花直後で花弁が短いのではないかなぁ。

あくまでも想像です、毎日開閉運動を見てサイズを測ればいいのでしょうが、そこまでは私の手というか体がついていきませんので、「書斎の人」の想像をお話ししました。

元気な人!調べて!

ホシホウジャク

★下の記事で「なんという名前か分からない」と書いたガは「ホシホウジャク」のようです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-e835.html
2013年9月 9日 (月)「スズメガ」

写真も再掲します。
0827_3suzumega 2013.8.27

「みんなで作る日本産蛾類図鑑」のサイトで、スズメガのところを、ひたすら順番に眺めていったら「コレだ!」に出会いました。
http://www.jpmoth.org/Sphingidae/Macroglossinae/Macroglossum_pyrrhosticta.html
ホシホウジャク
【幼虫食餌植物】 アカネ科:ヘクソカズラ(※KD)、アカネ科:アカネ(※GG-240)

実はホシホウジャクには何度も出会っていまして、記事もたくさん書いています。
「かかしさんの窓 ホシホウジャク」でアンド検索しますといろいろ出てきます。
お~、お恥ずかしい。
一部を下にリンクします。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-734a.html
2010年10月14日 (木)

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-734a-1.html
2011年10月27日 (木)

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-734a-3.html
2011年11月15日 (火)

★言い訳し致しますと、ホシホウジャクを見るときは大抵「飛んでいる時」「ホバリングしている時」なんですね。停止して翅を閉じている状態はあまりちゃんと見たことがない。

翅を開くと黄色が目立つガなのですが、止まって翅を閉じてしまうとものすごく地味になってしまう。
それを背中側からちゃんと見たことがなかった、という次第です。

分かってよかった。そして、おお恥ずかし。

2013年9月13日 (金)

キバナコスモス(畑)

0902_5kibanacosmos 2013.9.2
写真の左上隅にちょこっとレールが写っていまして、右下に線路のコンクリート柵が写っている、という状況でお分かり頂けると思います。柵の内側。
そのうち刈り取られてしまうでしょうけれど、それまでは、花畑状態を楽しみます。
チョウやハチなどいろいろな昆虫が花を訪れるので、楽しいですよ。
オシロイバナやルコウソウ類、フウセンカズラなどがひしめいて、保育園の園児も喜んでくれます。お花だぁ。

モミジバルコウ

0902_4momijibarukou1 2013.9.2
お寺さんから頂いてきたモミジバルコウもどんどん咲きます。
花粉が花弁に散らばっています。虫が来たんですね。
よかった。この線路際にあったはずなのに、どういうわけか今年は全く芽が出なくて、なんとか手に入れてきたものです。7月の末ごろに30cmあるかないかで連れてきたのがぐんぐん伸びて花に至りました。
0902_4momijibarukou2
葉といっしょに写しましたので、特徴が分かりやすいと思います。
0902_4momijibarukou3
絞りを開いて、被写界深度をすごく浅くして撮ってみました。
これをして「ボケ味」というか「ボケっぱなし」というか、判断はお任せします。

マルバルコウ

0902_2marubarukou1 2013.9.2
マルバルコウが咲き始めました。
ルコウソウやモミジバルコウが深紅なのに対して、マルバルコウはオレンジっぽい色です。
0902_2marubarukou2
花の形や大きさはほぼ同じ。
0902_2marubarukou3
去年、家の前にはなかったので、種を採ってきて今年蒔いたものです。
アサガオよりちょっとタフですね。同じ仲間なのですが。

ふと気づくと茂った緑の間に
0902_3murasakituyukusa
ムラサキツユクサが咲いていました。
ちょっと季節がずれてしまったけれど、赤や黄色の花が盛りの中で、紫もいいものですね。
ありがと。

ツマグロヒョウモン孵化

★9月11日付で書いた「ツマグロヒョウモン卵」↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-a552.html
ここに載せた「8月28日に見つけた卵」が孵化しました。


0901_2tumagurohyoumon1 2013.9.1
肉眼で見ていると、なんだか眼が痛くなるような小さな幼虫。
まるで糸くずか何かのよう。
写真も粗い画面で申し訳ないです。
0901_2tumagurohyoumon2
これで、4匹、見えています。
あんまり引っ張り出して、明るく照明して撮ろうという気にはならなくて、そっと覗かせてもらいました。
成虫は中型とはいってもかなり大きなチョウですが、この1齢幼虫の小さいことにはびっくりです。
これからむしゃむしゃとスミレの葉を食べまくります。
ワクワクしますね。

ラッキョウ

0831_9rakkyou1 2013.8.31
これ、ラッキョウの花芽だと思うんですけどね。
0831_9rakkyou2
根付きのラッキョウを植えたので、それが花開こうとしている、のだと「信じたい」。

去年か一昨年か、その前年に花が咲いたラッキョウの鉢に、夫婦ともに手をくわえていないのに、ニラが咲いてしまった、という出来事がありました。
つぼみがついたので、今年も咲くんだな、と思っていたら、咲いたのはニラ。
ラッキョウが枯れて、代わりにニラの種が飛んできた、という偶然だったのでしょうね。
ガクッという気分でしたね。

今年は大丈夫だと思うんですけどねぇ。
100円の遊びをしよう、とスーパーで買ってきたラッキョウを植えたのがこの鉢。
ぜひ、ラッキョウさんに花開いてほしいなぁ。

ブチヒゲカメムシ

0831_8butihigekamemusi1 2013.8.31
キバナコスモスのつぼみにブチヒゲカメムシ。
サイズから考えると、ブチヒゲカメムシの針状の口が、蜜に届くかどうか、無理っぽいかな。
となると、花弁などに針を刺して植物の液を吸っているのかな、とも思います。
それとも、ただ、たまたまここにとまっているだけで、食事とは関係ないのかな。
なんだか、たまたま止まっているだけというのが正解のような気がしますね。

0831_8butihigekamemusi2 2013.8.31
これはタチアオイの花にくっついたブチヒゲカメムシ。
萼の外から花の中の液を吸っていると思います。
それが蜜かどうかは分かりません。
カメムシはそう蜜を求めるという感じはしないですね。
濃い液を求めている、という感じはします。

ホウズキカメムシ

0831_7houzukikamemusi 2013.8.31
ホウズキカメムシなのですが、宙ぶらりん。
虫の左側に糸が上下に走ってますね、これヒメグモの巣につながる糸です。
飛んできたカメムシが、クモの巣にかかった、のかなと思って眺めるんですが。
巣の主のヒメグモはまるっきり反応していない。
カメムシはゆっくりと脚を動かして何とかしようとしている。
状況ははっきりとは理解できません。
クモは餌がかかったとは認識していないのかもしれないですね。
しばらく見ていても変化がないので、この場を離れ、散歩を継続して回って戻ってくると。
写真の場所のほぼ真下にホウズキカメムシがいました。
脱出したようです。
ホウズキカメムシは助かり、ヒメグモは餌を逃した。
結果的にはね。
出来事の全体像はいまいち把握できませんでした。

0831_5ga 2013.8.31
葉の陰にいてこれしか撮りようがありませんでした。
右が頭です。腹端部を持ち上げているので、なんとなく頭っぽく見えますが違います。
さて、これは何というガかな。
ノメイガの仲間ではないかと思うのですが、該当するものが見当たらずにいます。
自分でわかんないもの載せるなよな、ですよね。
我ながらそう思いつつ、撮っちゃったんだもん、見て欲しい、というわけです。

キバナルコウソウ

0831_2kibana1 2013.8.31
キバナルコウソウが元気。
0831_2kibana2
ルコウソウやマルバルコウ、モミジバルコウに比べると小ぶりな花です。
種が採れそうですから、来年はうまくいけばルコウソウの仲間4種類を並べて咲かせることができるかもしれません。
楽しみにしています。


イチモンジセセリ

0830_10itimonjiseseri1 2013.8.30
ヤブガラシの地味な花にイチモンジセセリが来ていました。
ヒトの目には、これが花か?というくらいに目立たない花ですが、チョウにとってはここに蜜があるということが分かるのでしょうね。
よく花びらに紫外線で見える「ハニ―・ガイド」というものがあって、「ここに蜜があるよ」と招いているということを聞きます。
ヤブガラシでは、花びらがほとんどないしなぁ。
花自体が魅力的に見える仕掛けがあるのでしょうね。

口のあたりをトリミングしますと
0830_10itimonjiseseri2
こんなです。私などの年齢だと、見事にゼンマイ状だ、と思うわけですが。
今の若い人には「ゼンマイ」って伝わるだろうか?
私の子どもの頃のおもちゃはゼンマイを巻いて走らせるものが多かった。
柱時計は時々ゼンマイを巻いたものです。
腕時計の裏蓋を開けると、ゼンマイが巻いたり開いたりしていて、その力で時計を動かしているのが目で見えた。
ですから、ゼンマイというものはとても身近だったのですが。
現在、ゼンマイを動力に利用したものって、ほとんどないですね。
ということは、「チョウの口吻はゼンマイ状に巻いている」と表現すると意味が伝わらない可能性があるのでしょうね。
何と表現したらよいでしょう。
「渦巻状蚊取り線香」のようなしなやかなもの、かな?
何が適切かよくわかりません。

2013年9月12日 (木)

シオカラトンボ

0830_5siokara1 2013.8.30
メスですね。
また脚が4本しか見えない。
0830_5siokara2
近づいて接写。
前脚を大きな複眼の脇あたりにピタッと引いているのですが、ちょとみづらいかな。
0830_7siokara1
今度はオスですね。いろいろ目の前に出現する。
頭部付近をトリミングしますと
0830_7siokara2
前脚を複眼の脇に引いているのがはっきり見えます。
餌を捕獲する時などに使うのかな。

0830_8siokara
また別のオスが来た。
にぎやかですね。
この頃はまだシオカラトンボが優勢に姿を見せていました。

8月27日(火)かな、アカトンボが群飛していました。数十匹、飛び回るばかりで、あまり止まってはくれません。一緒にいた妻は指を立ててみて止まらないかな、とやっていましたが無理。
秋の「アカトンボの集会」{私の勝手な名付けですが}の時は、線路の柵の縦棒のてっぺんに止まっては浮かび、また止まり、を繰り返すので、指を出すと、止まってくれるわけです。

今年のアカトンボの集会はまだだなぁ。
空気の澄んだ、からっと気持ちのよい秋の日に集合してくるはずです。

キチョウ

0830_6kityou 2013.8.30
色が薄く写ってしまいましたが、これはキチョウです。
モンシロチョウも一時よりずいぶん少ないですが今も飛んでいます。
キチョウはモンシロチョウより少ない。
アブラナ科の植物が今は我が家にはほとんどないと思うな。
大変でしょうけれど、越冬蛹に向かって、繁殖しなくっちゃね。

アオスジアゲハ羽化

0830_4aosuji1 2013.8.30
アオスジアゲハが羽化しました。
下のころころはもちろん終齢幼虫だった時のウンチです。
0830_4aosuji2
アゲハとは顔の感じがまたちがうんだなぁ。
愛嬌がある。

アオスジアゲハの場合、寄生者がハエであることが多いです。
ハエは幼虫の体に産卵するのではなく、アオスジアゲハの幼虫が食べそうな若い葉に卵をうみつけておきます。アオスジアゲハの幼虫が葉と一緒に卵を食べ、卵が破壊されずに体内に入った場合、寄生が成立する。極めてまれな偶然に頼る、といえますね。
寄生される側の方に思い入れしがちですが、寄生する側だってそうそう楽々と寄生が成立するわけではないのです。
「生存」をかけて、双方ともにシビアな生き方をしているのです。
寄生というのも、シビアな一つの生き方ではあるのです。

★今年に入ってから8月いっぱいまでのチョウの羽化数は61匹でした。
ツマグロヒョウモン、モンシロチョウ、アオスジアゲハ、アゲハ、クロアゲハ、ナガサキアゲハの6種類です。
何匹羽化していきますかね。賑やかな秋が来ます。

クロアゲハ

0830_3kuroageha1 2013.8.30
ミカンの木の上の方の枝を少し払って、下に新芽を出させようとしていた妻が、連れてきました。危うくハサミで切っちゃうところだったわ、と。
0830_3kuroageha2
左の方に、本当の頭が出てきました。
幼虫になれていないと、ちょっとなんだか変な感じがするかもしれません。
0830_3kuroageha3
頭部の拡大。頭の後ろのところに、臭角をだすすき間が見えています。
ちいさなぷちぷちが単眼です。
外でここまで育ってきた幼虫は、寄生されている可能性がかなり高い、というのが事実です。
0901_1kuroageha 9.1
前蛹になり、一応このあと蛹までいきました。
寄生されていなくて、羽化までたどりつけた場合だけ、続報を出します。
寄生されていたら、ちょっと悲しいから写真撮りません。

★卵や若齢幼虫から室内で飼育すると、寄生されることは非常に少なくなります。
チョウを飼育してみたい方は、できれば卵からがいいです。
最初のトライアルで寄生されていて羽化失敗となると、その後育てるのが辛くなりますからね。
私共は、結婚してしばらくして、アゲハの終齢幼虫を見つけて飼育し、無事、羽化してくれて、嬉しくなっちゃって、以来40年を超えて飼育しているわけです。あれが寄生されていたら、ここまで熱心に飼育してきたかどうか分からないね、と今も二人で話すことがあります。
最初はハッピーな方がいいと思います。

オクラ

0830_1okra 2013.8.30
真っ白ではなく、淡い色を帯びているのが実にいい。
鑑賞用に咲かせてもいいのではないですか。
上品で心安らぐ花だと思います。

さて、そろそろ来年のための種を稔らせなくっちゃね。
F1雑種で買ってきたのを「初代」とすると、この花は3代目かな。
来年もまたこの花の種から育ててみましょう。
採れる実の多少は別にして、味は全く問題ない、ぬめりもあっておいしかったです。
水洗いして、皿に乗せ、電子レンジでちょっとチン。
パクッ。
おいしいのです。

{カボチャやジャガイモ、枝豆を電子レンジでチンして食べると簡単でおいしいという話はしたことがあると思うのですが。茹でるのではないので、味が濃い。で、トウモロコシもね、ラップで包んでチンすると、味が濃くって最高。おいしいですよぉ。}

アゲハ幼虫

0829_12ageha 2013.8.29
おや、珍しい、三つの齢の幼虫が並んでいる。
驚かさないように、ケースの外から撮影。
「アゲハ三『縦』士」とかね。
のどかな光景です。
どんどん育っていきます。

ゼフィランサス

0829_11zephi 2013.8.29
ゼフィランサスという名前で買ってきたもの。
タマスダレでもいいと思うんですけどね。
「ゼフィランサス」自体は属名です。
その中に、種があるわけですが。
0830_2zephi 8.30
翌日には完全に開きました。
メシベの柱頭が3つに分かれていますね。
で、果実も3つできるようです。
0829_11zephiransus1 8.29
白も。

結構長いこと、白とピンクのタマスダレを育ててきたのですが、何だか勢いがなくなってしまって、寂しくなってしまったのです。あるんですけど、勢いがね、落ちたというかなぁ。
で、ゼフィランサスを買ってきて、育てているという次第です。

★ゼフィランサスの「ゼフィール」というところは多分「西の、西風の」という意味だと思うよ、と妻に話したら、ふ~んそうなんだ。
季節の花300のサイトで確認。
http://www.hana300.com/tamasu.html
玉簾 (たますだれ)
(「珠簾」とも書く)(ゼフィランサス、カンジダ、レインリリー)

学名
  Zephyranthes candida
   Zephyranthes :  ゼフィランサス属
   candida :  純白の、輝きのある

 Zephyranthes(ゼフィランサス)は、ギリシャ語の 「zephyros(西、西風)+ anthos(花)」が語源。西インド諸島が原産地であることから。

なんでもいいんですけど。清楚でいい花ですね。

ツマグロヒョウモンF

0829_10tumagurohyoumon1 2013.8.29
線路の柵の中のキバナコスモスにツマグロヒョウモンのメスが来ました。
ちょっと遠いんだよなぁ、こっちに来ないかなぁ。
0829_10tumagurohyoumon2
来ました。何歩か先。
近づきながら一枚。
0829_10tumagurohyoumon3
これが2枚目の写真の全体像。
もうちょっと近づきたいな。
0829_10tumagurohyoumon4
だめでした。ふわっと舞い上がって飛び去りました。

ツマグロヒョウモンの季節ですね。スミレの葉を注意深く観察しなければ。
去年は餌不足に陥って、スーパーの花屋さんにスミレを買いに行ったっけ。
スミレの仲間ならなんでも食べてくれますので、その点は楽なんですけど。
いっぱい食べるからなぁ。楽しい悩みです。

ヒメクチナシ

0829_7himekutinasi 2013.8.29
タイミングのずれたヒメクチナシの花ですが、きれいに咲いています。
白い花としては意外ときれいに撮れたかなぁ、とお目にかけます。
たまたまこのように撮れましたが、意図して撮れるわけではない。
そこが素人のかなしさですね。

0831_6himekutinasi 8.31
これは軟らかい雰囲気で写りました。
コントロールはできません。撮ってみて、あ、いいかな、だけです。

2013年9月11日 (水)

11日のキク科

0910_9kikuka 2013.9.10
タイトルと違って、写真は「十日のキク科」です。
うすいピンクで、可愛い花です。
0909_15kikuka1 9.9
これが「重陽の節句のキク科」です。
0909_15kikuka2
花だけじゃなくって、実も結んでいる。
重ねがさね「めでたい」なぁ。
花も実もある人生だ。ウム。

さて、この花、なんだろう?
ホウキギクかなぁ、と考えているのですが、あってますか?
{個人的には「ハキダメギク」の写真が撮れたらよかったんだが、と内心思ってます。我が人生に最適だからなぁ、と。}

回文

★「スバらしきバス」 平田俊子 著、幻戯書房 刊
という本の書評が新聞に載っていました。
私はこの本を読む気はないのですが、タイトルが気になって。
「スバ・・・バス」としてあるのは、視覚的に回文感覚を刺激しますよね。
著者の意図は知りませんが。

さて、回文作れるかなぁ。
私にできたのは
すばらしきシラバス
くらい。
元教員ですから、大雑把なシラバスくらいは必ず作りました。実験教科ですから、実験計画の骨組みがきちんとしてないといけませんしね。

なんかもっといい回文できませんかねぇ。

★NHKの「すすめ!キッチン戦隊クックルン」という番組の、「クミンちゃん」のファンです。
ふっくらかわいいし、性格がいい。
大胆無敵というのはあの子のことだな。

で、この番組で回文の話がちらっと出て、クミンちゃんが、できた!と叫んだのが
冷凍トイレ
じいちゃんはしびれたゾ。

このトイレはいい。
絶対にやけくそになりえないからなぁ。

調べてみたら、「博士の愛した数式」に出ていたそうですね。

★昔のあいまいな記憶。
トイレの内容物を乾燥して焼却して灰にして、環境負荷を減らす
やけくそトイレ
というのが考案されたことがあったような気がするのですが・・・。

クモ2種

0829_4himegumo 2013.8.29
今年はまだヒメグモの卵のう守りは見ていません。
花殻のようなものを屋根にしてしっかりはりついています。
オスがいっぱい訪れていた巣のメスは、今その場所にいないし。
卵のうを保護する姿は見られるかな。

0829_6sasagumo
多分メス、成体一歩前か、成体になったけれどまだ成熟していないか、そういう状態かなと思います。お腹がペタンコですから。

いろんなクモが見られて楽しい。
{家の中にもね}

0829_5tamago 2013.8.29
ブドウ(巨峰)の葉に、昆虫の卵発見。
かなり大型の卵です。
アゲハの卵より大きい。
ナガサキアゲハの卵と同じくらいか。
ということは、この卵を生んだ昆虫も大きいはずです。
ブドウの葉に来る大型の昆虫というと、スズメガの仲間でしょうか。

0831_4tamago 8.31
卵がへこんでいます。
これがどういう意味があるのか、よくわかりません。
自然な発生過程でこうなるのか、なにか異常があるのか。

雨が降ったりなんだかんだしているうちに、卵は見えなくなりました。
もし孵化して成長するのならそれは構わない。
いつかお目にかかれるかもしれない、と散歩のたびにこの辺りを眺めまわしています。

オンブバッタ

0829_3onbubatta 2013.8.29
おやまあ、ランタナの花にオンブバッタがとまっていましたよ。
花も食べる気でしょうか。
蜜を求めているということはない。
やっぱり花を食べるのかなぁ。何でも食うやつですね。
しぶとい、というべきでしょうか。
チョウやクモの他に、オンブバッタもくる、素敵な花です、ランタナは。

(偽)シーオニオン

0829_2hati 2013.8.29
シーオニオンの花に小さなハチが潜り込んでいました。
ハチの種類は最初から同定する気なし。
ただ、この花に虫が来ているのを見るのは珍しいようなので撮影しました。
一応、蜜は出ているんでしょうね、きっと。

昆虫たちに好まれる花と、あまり来ない花があります。
それは植物の生殖戦略でもあるのでしょう。

カナヘビ

0829_1kanahebi1 2013.8.29
カナヘビの子ども。
卵から孵化したのを庭に放しましたが、あれかなぁ。
頭でっかちで、しかも目の上が目立ちました。
0829_1kanahebi2
トリミングしてみるとこんな具合。
成体ではこんなに目立っていないはず。
これから頭蓋骨が発達するのでしょうか。
「第三の目」の頭頂眼の「ぽち」はちゃんとあります。
トカゲより撮影しやすいので、うれしい。
時々姿を見せてね。

カネタタキM

0828_12kanetataki1 2013.8.28
夜の8時過ぎ。洗面所にカネタタキのオスがいました。
翅が短いのですが、これで成虫です。
0828_12kanetataki2
体の部分だけトリミングしました。
0828_12kanetataki3
壁に移動したので、もうちょっと接写させてよ
0828_12kanetataki4
と、ケースの中に入ってもらいました。
腹側
0828_12kanetataki5
そして顔。
愛嬌のある顔です。
この短い翅を立てて、こすりあわせ、ちっちっ、と鳴くわけです。
家の中にいてもらっても全く構わないのですが、エサが少ないような気がして、庭に放しました。
樹上性の昆虫です、そう高いところではないですが。
庭に出た時に、鳴き声が聞こえますが、こいつかなぁ。

ツマグロヒョウモン卵

0828_11tumagurohyoumon1_2 2013.8.28
買い物にでかけた妻が、途中道の脇でツマグロヒョウモンがスミレに産卵しているのを見たのだそうです。
買い物をしての帰りがけ、確かこの辺のスミレだった、と調べて、卵を発見。
持ち帰ってきました。
上の写真に4個写っています。
0828_11tumagurohyoumon2
アゲハの卵に比べて非常に小さいので、なかなかうまく写りませんが、凹凸の模様があります。
0828_11tumagurohyoumon3
鮮明な写真はついに撮れませんでした。
しっかしまあ、ツマグロヒョウモンのメスは、どうやってこういう表面の構造をつくるんでしょうね。不思議だなぁ。
そのうちにぎやかになるでしょう、楽しみです。

ジョロウグモ

0828_10jorougumo 2013.8.28
ボウガシの枝の間に網を張ったジョロウグモ。
獲物がかかったようです。
ただ、ずっと同じ大きさで、まだ成体になっていないと思います。
どうなるのかなぁ、と毎日眺めています。


ハチ

0828_9hati1 2013.8.28
キバナコスモスに来ていたハチなのですが。
0828_9hati2
ミツバチじゃないという気がします。
0828_9hati3
ツチバチでもないし。
なんだろか。
ハナバチ、ハキリバチ・・・
きれいな写真が撮れたのですが、なんというハチかよく分からない。
情けないことです。
どなたか分かりませんか?

2013年9月10日 (火)

モルモット

記事を引用します。

[動物園だより]モルモット:全部かわいい人気者(朝日新聞 2013/9/6)
 ・・・
 板橋区の区立こども動物園本園ではモルモットを抱っこできるコーナーが人気を集めている。
 体長約30cm、体重は1kg前後で、テンジクネズミ属の一種。・・・
 全身が毛むくじゃらのモルモットは水をたくさん飲み、40度前後のおしっこをして熱を外に逃がす。抱っこしている時におしっこをかけられたしまうのでは、と飼育員の大木奈月さん(29)に聞くと、「ここではしちゃいけない、というのがわかるようで、人に抱っこされている時はほとんどしません。安心してください」。
 今年の夏は、うだるような猛暑が続いた。大木さんら飼育員は、飼育ケージの上に扇風機を設置したり、凍らせたペットボトルを置いたりして暑さ対策をしてきた。飼育ケージの中で細い管から水をちゅうちゅうと吸い、凍ったペットボトルに身を寄せ合って暑さをしのごうとする。
 ・・・


昔々、あるところに「魔法瓶」という名前の生き物がいました。
いつもお腹に90℃くらいのお湯をためていました。
あるとき、ヒトという動物がやってきて、魔法瓶の頭を押して、カップ一杯分のお湯を押しだして、持っていきました。
魔法瓶は「熱が外に逃げた」ので、体温が下がってしまった、といったそうです。

ホント?
ポットからお湯を出すと、ポット内の温度は下がりますか?
まさかね。
お湯の量は減るけど、温度は下がりませんね。
モルモットの体温が40℃として、40℃のおしっこをしたら「熱が外へ逃げ」るんですか?
体温が下がるわけはないのですよ。
熱いおしっこをすると、体温が下がって気持ちがいい、というような内容を暗に含んでいませんか?この記述。

よくね、おしっこすると、最後のところで体がぶるぶるっと震えるのはなぜか?という疑問の答えとして、温かいおしっこを出すことによって、体の熱が減って体温が下がり、寒くなるので体が震えるのだ、という答えが、大手を振ってまかり通っているんですけど。
あからさまな大間違いんだけどなぁ。

モルモットは汗はかかないでしょうけど、それでも扇風機から風が来れば、そりゃ気持ちいいですよね。
冷たい水を飲めば、その水を体温まで温めるために熱が奪われるので気持ちいいですね。
凍ったペットボトルにくっつけば、それは体熱が奪われますから涼しいですね。

でも、40℃のおしっこをしても体温は下がりません。
困ったもんだ。ごく初歩的な話なんだけどなぁ。

タチアオイ

0828_8tatiaoi 2013.8.28
枯れてないんだヨ。
まだ咲くんだよ。
右のつぼみは翌日
0829_9tatiaoi
開き始めました。
すごいんです。
今年の花は終わったか、もう実も完全に熟したし、と思ってからまだまだ頑張っています。
花が終わったらチョキチョキ切ってしまう方には味わうことのできない「命のパワー」です。
もうこうなったら、季節の移りゆく中、ひたすらに見続けるしかないですね。

ヤガタアリグモ

0828_6arigumo1 2013.8.28
ヤガタアリグモかな。
一瞬、脚を失った個体かな、と思いましたが、よく見ると右の後脚(4番目の脚)で頭のあたりを何かやっている。
犬や猫が後ろ脚で耳の後ろなんか気持ちよさそうに掻いたりしますが、まさかねぇ。
0828_6arigumo2
今度は左の3番目の脚で何かやっています。
昆虫が、口のあたりとか複眼の表面とかを掃除することはあるのですが。
このクモもそうなのかなぁ。

よく分からない行動を見ました。

アゲハ

0828_4ageha1 2013.8.28
ランタナの前に立っていましたら、目の前の花にアゲハがやってきて蜜を吸います。
0828_4ageha2
軽くはばたいて、ふわっと浮かび上がって
0828_4ageha3
一番上の、てっぺんの花にとまりました。
ダイナミックな飛び方です。
ランタナにはいろんなチョウがやってきますので、チョウ好きな方にはお勧めします。
チョウを間近で見るのは、最高の楽しみですね。
うちの子、かもしれないし。

ニラの花

0828_3nira1 2013.8.28
ニラの花の時期ですね。
0828_3nira2
小さいけれどこの花、好きです。
つぼみ、花、花の終わり、と写し込んでみました。
私お好みの構図。
花だけを愛でるのは、ちょと、片手落ち。
共に生きる生き物、としての植物、その生きる姿を愛でたい、と思っているからです。

脱け殻

0828_2nukegara 2013.8.28
小さな脱け殻です。
ツクツクホウシの脱け殻でしょう。
なんだか、サイズのイメージが一致しないところがありますが、それ以外にあり得ないもんな。
脱け殻同士がまた、微妙に違いますね。
雌雄の差でしょうか。
面白いものです。

9月10日ともなると、セミの声が「薄く」なります。
あの猛烈に「分厚く」重なった、騒々しさは薄らいで、秋のセミという風情になっています。
季節は進行していきます。

ヒメクチナシ

0828_1himekutinasi1 2013.8.28
ヒメクチナシが咲いています。
誰かが花びらをかじったようです。
時期が外れて、たまたま咲いたのか、と思ったら
0828_1himekutinasi2
つぼみも準備されていたりして。
しばらくちゃんと咲く気らしい。
なんだか調子が狂っちゃいましたかねぇ。
オオスカシバもきてはいるのですが、あまり幼虫を見かけないなぁ。
アシナガバチのせいでしょうか。
毎年ずっと見ていると、やはり、毎年少しずつ違うものです。

年年歳歳花同じからずして
歳歳年年人大差なし 只老いるのみ

元の詩はもちろん
年年歳歳花相似
歳歳年年人不同
です。誤解なきよう。

紫のアサガオ

0828_0murasakiasagao1 2013.8.28
斑入りの葉で、赤紫の花を咲かせていたアサガオが終わりました。
このアサガオは結実率は高いのですが
0828_0murasakiasagao2
さて、葉がもうないので、この実、熟すことはできるかな。
暑かった夏、楽しませてくれました。
白髭咲きや、なんだかぐにゃぐにゃなアサガオはまだ終わっていません。
そのうちまた、お目にかけます。

アゲハ

0827_9ageha1 2013.8.27
アゲハが羽化しましたので旅立たせるところ。
0827_9ageha2_2
そばのボウガシの木にとまりました。
0827_9ageha3
回りこんでみたら。
わぁ、ですね。
きれいだ。
迫力あるなぁ。
アゲハの顔、好きです。

{人格的な迫力のある「ヒト」って、会うこと少ないなぁ。}

イチモンジセセリ

0827_8itimonjiseseri 2013.8.27
妻には不思議な特技がありまして。
イチモンジセセリ指つまみの技
イチモンジセセリが止まっているのを見かけると、ひょいと手を伸ばして翅をつまんでしまう。写真の指は妻の指です。
あの反射神経の鋭いイチモンジセセリを何ということもなくつまんじゃう。
私はまだその技は未習得です。
なにすんだよぉ。
とイチモンジセセリが怒ってるでしょ。
翅を固定されてしまったものだから、脚を縮めてしまって、ジタバタもできない。
マイッタナ、勘弁してくれよぉ。

昔ね、カマキリをたくさん飼育していたころ。
エサの確保が一大事。
子らは学校から帰ってくるとランドセル放り出して河原へ虫捕りに飛び出していきます。
バッタ類が手に入るときはそれでまかなうのですが、だんだん数が減ってくる。
ハエも捕ります。
しょうがなくなってくると、モンシロチョウやセセリチョウも餌として与えます。
で、妻が習得したのがこの、イチモンジセセリ指つまみの技。
どういうわけか、ひょいひょいつまんでくるんだなぁ。

線路際の花を見ながら話をしていたら、そばにとまったイチモンジセセリをひょいとつまんで笑ってました。体で覚えた技は忘れるもんじゃないようですね。
私も、チャンスがあればアカトンボ指つまみの技、というのを発揮して遊びますけどね。
もちろん、今はカマキリ飼っているわけでもなし、捕まえたイチモンジセセリは記念写真撮って、放してやりました。

0907_itimonji1 9.7
キバナコスモスに止まっていたイチモンジセセリの写真を撮ろうとフラッシュを使用して撮影。フラッシュが発光し始めた瞬間に反応して飛び上がり、左上に写っています。
蜜を吸っていた時の口吻がしまいきれないままに、飛び上がったようです。
この反射神経のイチモンジセセリを指でつまむんだからなぁ。
恐るべき技だよなぁ。
0907_itimonji2
穏やかに写ってくれるときもあるんです。
びっくりさせてゴメンナ。

2013年9月 9日 (月)

ダウンバースト

★ダウンバーストの解説はいろいろありますので、私があまりちょっかいを出すほどのものでもない。
ここでは、相変化の熱の授業に使えるぞ、というお話を、ちょっと。

水蒸気(気体)→水滴(液体) 熱を放出=凝結熱
水滴(液体)→水蒸気(気体) 熱を吸収=蒸発熱

Netu

積乱雲が発達していく時。
水蒸気が水滴になると「凝結熱」を放出して、それが更に上昇の力を生む。水蒸気から直接氷になることもあると思います。その場合は昇華熱を放出します。
それが激しい上昇の原動力になる。

逆に積乱雲の中で氷の粒や雨粒が落ちることもありますね。
そういう氷粒や雨粒が周囲の空気を引きずって下降気流が生じます。下へ行くと温度が高くなるわけですが、液体の雨が気体の水蒸気に変わって蒸発熱を吸収しますと、一緒に落ちている空気塊は冷やされて、速度が落ちません。
もちろん、氷粒が水滴に、氷粒が直接水蒸気にという変化もあり得るわけで、これも熱を吸収して空気塊を冷やします。
で、下降気流は速度を落とすことなく降りてきて、地面にぶつかります。これがダウンバースト。
自然に落ちてくるだけではなく、加速の原動力があるんですね。それが相変化の熱。
加速しながら落ちてきて地面にあたるのですからものすごい。
もちろん、こんな単純な話だけではなくって、乾燥した空気が絡んできたり、複雑なんですけど、エネルギーの出入りの大づかみな理解としては間違っていません。

★ダウンバーストでも、水という物質の「相変化の熱」が大きく働いているという認識は、私にとって驚きであり、納得でした。残念なことに現役を退いてから知ったことでしたので、授業には使えなかった。
授業の一部に組み込んでみたかったなぁ。
私って、根っからの「授業屋」なんです。
何を見ても授業のネタに見えてしまう。
いまだに、その癖が抜けなくて、しょうもないことです。

止水材って何をするものですか?

★新聞記事

別のタンクで100ミリシーベルト超 福島第一汚染水(朝日新聞 2013年9月3日)
 東京電力福島第一原発でタンクから汚染水が漏れている問題で、東電は2日、新たに別のタンクの底面近くで毎時100ミリシーベルト超の高線量が測定されたと発表した。周囲に漏れの痕跡はないという。東電はボルトの締め込み部の止水材に汚染水が染みこんだ可能性があるとみて調べる。
 高線量が測定されたのは、300トンの汚染水漏れのあったタンクの南側にある「H6」。東電によると、これまで高線量が検出された場所でも締め込み部から止水材が外にはみ出していた。止水材は水を吸って膨らむ仕組み。東電はタンク内の汚染水で止水材が膨張した可能性もあるとみている。

止水材って「水を止めるもの」ですよね。別に、圧力が加わったらはみ出したっていいけど、その止水材に「水が染み込んで」いいんですか?
内側で水が染み込んで、外でその水が蒸発したら、それって「水が染み出した」っていいませんか?それって、水を止めないで、中から外へ輸送してるじゃないですか。

水が染み出す「止水材」って、何だか言語矛盾じゃないんですか?

シリコーン樹脂のような、撥水性のものをはさめば、圧力で「はみ出す」ことはあっても、水が透過して外に染みだすなんてことはないでしょ。

大体ずさんなんだよな。東電のやることは。
技術者として「恥ずかしいだろ」そんな基本的なことを忘れてちゃ、というような出来事が多すぎて、あきれ果てますね。
いちいち枚挙したくもない。
{電気屋さんが何やってんの?ということが多くってなぁ}

★9月2日付の朝日歌壇にこんな歌がありました。
佐佐木幸綱選
 天網は疎にして不漏原発は人工システム密にて可謬:崎田修平
  評:『老子』の「天網恢々疎にして漏らさず」を踏まえて原発事故をうたったアイデア。

私は以前から、この原発事故に関連する想像を絶する「イイカゲンさ」「デタラメさ」について、こう言っておりました。

天網恢々疎にして漏らさず
人網恢々疎にして漏れっぱなし

技術者って、何なのですか?基本に立ち返りなさい。

やっぱりねぇ

梅雨入りを修正したという記事が乗ってました。

関東甲信地方の梅雨入り、実は遅かった 気象庁
 気象庁は2日、平年より10日早い5月29日ごろとしていた関東甲信地方の梅雨入りを、6月10日に修正。発表後に、高気圧に覆われて晴れる日が続いたため。過去3番目の早さとされた梅雨入りは、平年の8日よりもかえって遅くなった。(朝日新聞 2013年9月3日)

やっぱりねぇ。5月29日の私の日記メモには「梅雨前線の姿形もないのに梅雨入りなんて言っちゃっていいのかねぇ」と書いてありました。
梅雨入りの日は後から点検して修正することがあるということは知っていましたから、ゼッタイ、コレ、修正することになるよな、と妻とも話していましたが。

やっぱりねぇ。
何を焦ったんでしょうねぇ。
ちゃんと前線が姿を見せてからでよかったでしょうに、
前線は見えないけれど雨がよく降っていた、というならまだしも、そんなに雨が降っていたわけでもなし。
かなりの勇み足をしてしまいましたねぇ。

セイヨウミツバチ

0827_7seiyoumitubati1 2013.8.27
これはセイヨウミツバチでいいと思います。
フウセンカズラの花を抱えて蜜を吸っています。
花粉団子はまだ作っていないようです。
0827_7seiyoumitubati2
たまたまこんなアングルになってしまったのですが、よく見ると翅がかなり傷んでいますね。
ミツバチは羽化してすぐの若い時は巣の中で幼虫の世話をしたり、その他のハウスキーピング的な仕事をします。成熟すると外回りの仕事に出ます。
この写真の個体は、寿命が近いかもしれませんね。

★新聞広告から

みつばち通信:山田養蜂場広告(2013/3/8)
3月8日はミツバチの日
 ミツバチクイズ
 第1問:ミツバチが一生かけて集める蜂蜜の量はどのくらいでしょうか:答:ティースプーン1杯
 第2問:ローヤルゼリーを食べて女王蜂となったミツバチの大きさは、普通のミツバチの何倍の大きさでしょうか:答:約3倍
 第3問:ローヤルゼリーを食べて女王蜂となったミツバチは毎日何個の卵を産み続けるでしょうか:答:約2000個
 第4問:ひとつの巣箱の中にいるミツバチの数は最盛期にはどのくらいでしょうか。:答:約40000匹

一匹のミツバチが一生かけてティースプーン一杯の蜜ですって。
多いというのか少ないというのか。でも、なんだか、蜂蜜を使う時に、無駄にはできないよなぁ、という気にさせてくれます

山田養蜂場のHPから
http://honey.3838.com/lifestyle/

お母さんは子だくさん
女王バチの仕事は、子供をつくることです。羽化後一週間ほどすると交尾に出かけ、巣に戻ってからは毎日1000個~1500個ほどの卵を産みつづけます。この特別な任務を果たすためか、働きバチの寿命が約1カ月であるのに対し、女王バチの寿命はその40倍の4年ほど。体重も働きバチの約2~3倍もあります。

よく働く娘たち
働きバチの仕事は、掃除や子育て、そして食料を集めることです。羽化してからしばらくの間は巣の掃除を、そのあとに幼虫の子育て、つぎに巣づくりを担当。そして、花粉をつぶしたり蜜を運んだりといった仕事をしたのちに、食料を調達するために巣の外へ出かけるようになります。このように、働きバチが担当する仕事がつぎつぎに変わるのは、巣の構造が原因です。ミツバチたちは女王バチを中心として球状に集まっていて、羽化したばかりの幼虫は中心部近くにいますが、新しい幼虫が産まれるにつれて巣の外側に押し出されていきます。それで、巣の内部の仕事から、巣の外へ出かける仕事へと変化するのです。

翅の傷んだハチを見て、記憶を確認するために検索してみました。

ハエ交尾

0827_6hae 2013.8.27
線路のコンクリート柵で。
ハエの種を同定しようとは思いません。私の手に余る。
でも、先入観なしでじっくり見ていただくと、結構、きれいな昆虫でしょ。
ハエ?汚い!
というラベルを貼り付けないで、まず対象をきちんと見る、ことから始めてみませんか。
身の回りが新鮮に開けてきますよ。
いままでと違った見え方がするかもしれません。

ヒメヒラタアブ

0827_5himehirataabu 2013.8.27
何となく楽しそうな雰囲気で飛び回ってるのを見かけて、パチリ。
案の定ボケてしまいましたが、狭い空間を器用に飛び回る姿がかわいい。
ルンルン{コレ死語かな}の雰囲気でした。
猛烈な暑さにも区切りがついて、虫の姿が増えてきました。見る側も楽しい。

スズメガ

0827_3suzumega 2013.8.27
まいりました。スズメガの仲間だと思うんだけどなぁ。
で、なんという名前か分からない。
ちょっと奥まった場所で、写真はこれ一枚。
引き続き「宿題」として調べてみます。
すぐ分かるつもりで撮影したら、「はまって」しまった。
ガは種類が多いからなぁ。

コミスジ

0827_2komisuji1 2013.8.27
初めて見るチョウです。
いえ、見かけた時はてっきりガだと思いました。
それでも、なんだか普通見かけない飛び方をするガだなぁと思いました。
全然止まってくれない。
翅をまっ平らに開いて、しばらく紙飛行機みたいな飛び方をする。で、またはばたく。
0827_2komisuji2
ちゃんとした写真は撮れませんでした。
0827_2komisuji3
調べてみたら、これはコミスジですね。

http://www.insects.jp/kon-tyokomisuji.htm
昆虫エクスプローラ

濃茶色地に三本の白い帯を持つやや小さめのタテハチョウ。はねを開いてとまることが多い。
林の周辺で見られ、滑空と小さなはばたきを繰り返す独特の飛び方をする。人の気配には敏感。
都市郊外でも普通に見られる。幼虫の食草はクズ、フジなどのマメ科植物。

やっぱり「独特な飛び方」なんですね。

http://mushinavi.com/navi-insect/data-cho_komisuji.htm
虫ナビ

エサ:花の蜜,腐った果実,獣糞
 幼虫はマメ科のクズ,フジ,ハギ,アズキ,タンキリマメなどを食べる。

やや小型のタテハチョウ科の仲間。
本種の特徴はパタパタと飛ばず、グライダーのように翅を開いたままスーッと飛ぶことである。止まる時も翅を開いたまま止まる。

そうなんだ、面白い飛び方だな、と私が思ったのはやはりこのチョウの特徴だったのですね。
ちゃんと静止したところを撮りたかったな。

巨峰

0827_1kyohou1 2013.8.27
巨峰が熟しました。
タグの写真ほど色が濃くないのですが、一つの実にアリがたかってしまったので、こりゃいかん、ヒトが先に食べちゃおう、となりました。
0827_1kyohou2
フラッシュを使って絞りこんで撮影したら、色濃く写りまして、タグの写真に近く写りました。

いやあ、甘かったです。
おいしかった。

元気な株でして、どんどん伸びて、昔マスカットを育てた時の棚に絡み付き始めました。
大きく育ってくれると嬉しいですね。

モミジバルコウ

0826_12momijiba1 2013.8.26
お、これはつぼみだね。
0826_12momijiba2
この、幼さ。頬が緩みますね。
0826_12momijiba3
花とつぼみの、幼芽といいますか。

0829_8momijibarukou1 8.29
咲きましたねぇ。
0829_8momijibarukou2
ほら。鮮烈な赤。
0829_8momijibarukou3
花粉の粒々が花弁に出ています。
もう誰かが訪花したんですね。
0829_8momijibarukou4
絞りをF2.5まで開いてみました。
背景が緑に溶けてしまい、花の奥行き感もなくなって、なんだか赤いUFOみたいになりました。
0829_8momijibarukou5
少し陰影をつけてみました。
嬉しくって、少し露出をいじって楽しんでみました。

2013年9月 6日 (金)

藤田スケールと長崎原爆

★藤田スケールの解説です

(ニュースがわからん!)「藤田スケール」って、なんの尺度じゃ?(朝日新聞 2013年9月4日)
 ◇竜巻の強さを、被害から推定する。日本人が提案したんだ
 ・・・
 ホ 藤田スケールとはなんじゃ? 日本人の名前がついているようじゃな。
 A 米シカゴ大学の教授だった気象学者、藤田哲也博士(1920~98)が71年に提案したんだ。藤田博士はミスター・トルネードとも呼ばれ、もし気象学のノーベル賞があったら、間違いなく受賞していたと言われているよ。
 ホ そんなにすごい尺度なのか?
 A 竜巻は被害を受ける範囲が狭く、あらかじめ設置している観測網で、風の強さを直接観測することはとても難しい。そこで、竜巻が起こった後にどんな被害が発生したかを調べることによって、強さを推定することにしたんだ。
 ホ ホホウ。被害からどうやって竜巻の強さを割り出すんじゃ?
 A 例えば、小枝が折れる程度なら、風速は秒速17~32メートル、大木が倒れるなら、秒速50~69メートルといった具合だね。
 ・・・(後略)

★直接観測することが難しいできごとを、残された「跡」を観察することによって推定するのですね。ダウンバーストという現象の存在を発見したのも藤田氏ですが、やはり「残された跡」の徹底的な追及の賜物なのです。
これで思い出すのが、藤田氏の若い頃の仕事です。

NHKの特集のテキスト版から引用します。
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原爆投下直後の長崎 貴重な写真を新発見(2013年8月9日(金))

「今日、8月9日は長崎原爆の日です。
68年前の今日、長崎は焼け野原となりました。
原爆投下直後の街の様子を捉えた極めて貴重な写真をNHKが独自に入手しました。」

終戦直後の昭和20年8月20日から24日に撮られたものです。
これまで、原爆が投下された後の長崎の写真は、日本政府やアメリカ軍が調査を始めた9月以降のものがほとんどで、8月に撮影された写真が、これだけまとまって見つかるのは異例のことです。」
・・・
写真は全部で33点。
調査のために長崎に入った、ある科学者によってひそかに撮影されていたのです。
私たちは、長崎原爆資料館の学芸員とともに写真が見つかった家を訪ねました。
写真は、戦後、気象学者として世界的に活躍した藤田哲也博士の生家に保管されていたのです。
・・・
終戦当時、今の九州工業大学の助教授だった藤田博士。
終戦直後の8月19日、学校が派遣する調査団の一員として長崎に向かいました。

・・・
当時、終戦後とはいえ、軍の許可なく被害の様子を撮影することはできませんでした。
・・・
「国禁を犯してでも、残しておきたいと。後世の人がそれをどう使うかは、決めるだろうが、今、自分ができることは記録を残すことだと。」

◆写真が語る 科学者の思い
撮影した地点を地図に落とし込むことで、原爆特有の爆風の広がり方が明らかになってきました。
撮影地点が特に集中しているのは、爆心地から南へ500メートルほどの場所です。
・・・
ここでは路面電車の架線を支える柱が、爆風でなぎ倒されていました。
その様子が角度を変えて、何枚も撮影されていました。
爆心地の方向から見て、どういう方向から倒れているのか、ねじ曲がっているのか。それをきちんと記録に残したかった。

一方、爆心地付近では…。
木や電柱が倒れずに、立ったまま残っている
様子が撮影されていました。
爆発が起きたのは、上空およそ500メートル。
爆風は地面に吹きつけた後、放射状に広がります。
このため、木や柱は真下に近い場所では倒れずに残る一方、半径300メートル以上離れたところでは放射状になぎ倒された
のです。
・・・
原子爆弾がどういうふうにさく裂し、風がやってきて物を壊し、人の命を奪ったのか。そういうメカニズムを解き明かそうとした。原爆が投下されてまだ10日余りしかたっていない時期に、これだけの記録群が残された。科学者としてのパッションを感じるところが強い。」

戦後、気象学者となり、アメリカにわたった藤田博士は、この調査の経験をいかしていきます。
1975年にニューヨークの空港で起きた墜落事故。
当初はパイロットの操縦ミスと見られていました。
しかし調査にあたった藤田博士は、積乱雲から地表にぶつかって広がる強い下降気流が飛行機を墜落させたことを突き止めました。
藤田博士は、その時のことを自伝にこう記しています。
“そこで思い出したのは、長崎の原爆被害を調査したときに見た、放射状に倒れていた無数の木。”
藤田博士は、この現象を「ダウンバースト」と名づけました。
長崎での調査は、危険な自然現象を捉え、空の安全を守ることにつながったのです。
原爆投下直後の長崎を克明に記録した33点の写真。
そこには、いち早く現場に駆けつけ、真実に迫ろうとした若き科学者の魂が込められていました。

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いかがでしょう。
直接観測できなくても、そこに残された跡を徹底的に「観る」、そして記録する。
そこから、何がどのように起こったのかをきちんと推測する。
藤田氏の一貫した科学者としての姿勢に、胸を打たれます。

ひたすらに見る、とにかく見る、そこからしか何も始まりはしない。
見たことを過不足なく、きちんと記録すること。
故意にデータを捨ててはいけないし、思い込みによってデータを付加してはいけない。
科学の基本ですね。

いくら素晴らしい仮説を立てたって、ぼんやりとあいまいに眺めていたのでは何も分かりはしません。
科学の根本はひたすらに見ること、なのです。

★おはずかしいこと。
化学教師時代、生徒実験をやらせるときに口を酸っぱくして言ったこと。
実験中、口が動いてもまあ仕方ない。だが、目は実験をひたすらに見ること。見続けること。目を離すようだったら実験に参加したとは認めない。

思うようにはいかないものです。
教師として、力不足でした。

藤田(F)スケール

★竜巻災害が続けて発生し「藤田(F)スケール」という言葉をよく耳にするようになりました。
気象庁のサイトから引用しますが。
科学の世界では、風速はm/sですが、一般的に秒速はあまり感覚的にピンとこない。
自動車や新幹線はポピュラーな乗り物なので、km/h(時速)だと何となく分かりやすいかな、と思いまして。
そこで、気象庁の表に、時速の値を付け加えてみました。太字で表記したのがそれです。有効数字2桁に丸めた概数です。(計算は簡単で、m/sの値に3.6をかけた値です。)

http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/toppuu/tornado1-5.html
藤田(F)スケールとは
竜巻などの激しい突風をもたらす現象は水平規模が小さく、既存の風速計から風速の実測値を得ることは困難です。このため、1971年にシカゴ大学の藤田哲也博士により、竜巻やダウンバーストなどの突風により発生した被害の状況から風速を大まかに推定する藤田スケール(Fスケール)が考案されました。
被害が大きいほどFの値が大きく、風速が大きかったことを示します。日本ではこれまでF4以上の竜巻は観測されていません。

F0 17~32m/s(約15秒間の平均) 61~120
 テレビのアンテナなどの弱い構造物が倒れる。小枝が折れ、根の浅い木が傾くことがある。非住家が壊れるかもしれない。

F1 33~49m/s(約10秒間の平均) 120~180
 屋根瓦が飛び、ガラス窓が割れる。ビニールハウスの被害甚大。根の弱い木は倒れ、強い木は幹が折れたりする。走っている自動車が横風を受けると、道から吹き落とされる。

F2 50~69m/s(約7秒間の平均) 180~250
 住家の屋根がはぎとられ、弱い非住家は倒壊する。大木が倒れたり、ねじ切られる。自動車が道から吹き飛ばされ、汽車が脱線することがある。

F3 70~92m/s(約5秒間の平均) 250~330
 壁が押し倒され住家が倒壊する。非住家はバラバラになって飛散し、鉄骨づくりでもつぶれる。汽車は転覆し、自動車はもち上げられて飛ばされる。森林の大木でも、大半折れるか倒れるかし、引き抜かれることもある。

F4 93~116m/s(約4秒間の平均) 340~420
 住家がバラバラになって辺りに飛散し、弱い非住家は跡形なく吹き飛ばされてしまう。鉄骨づくりでもペシャンコ。列車が吹き飛ばされ、自動車は何十メートルも空中飛行する。1トン以上ある物体が降ってきて、危険この上もない。

F5 117~142m/s(約3秒間の平均) 420~510
 住家は跡形もなく吹き飛ばされるし、立木の皮がはぎとられてしまったりする。自動車、列車などがもち上げられて飛行し、とんでもないところまで飛ばされる。数トンもある物体がどこからともなく降ってくる。

●ものすごいでしょ。
F5になるとリニア新幹線ですよ。「数トンもある物体がどこからともなく降ってくる」んですって。ヤだよ、勘弁してほしい。
新幹線が時速300kmくらいですか。新幹線の屋根にしがみついているとF3級の風になるわけですね。
高速道路はまぁ、時速100km。ということはF1程度ですね。

●2013年9月2日14時過ぎに、埼玉県越谷市,松伏町,千葉県野田市などを襲った竜巻はF2と考えられています。時速180km~250kmくらいの風速ということになりますね。
テレビ報道などご覧になったと思いますが、風速がこのくらいだとあのような被害が出るのですね。
ご自分の感覚で捉え直してみてください。

収れん火災

★イギリスの高層ビルのガラス壁が光を反射して焦点を結び、車の一部が溶けたというよな記事がありました。

英高層ビル、ジャガー溶かした 反ったガラスが凹面鏡(朝日新聞 2013年09月04日11時47分)
 ロンドンで、反射ガラスを多用したデザインで建築中の高層ビルが、巨大な「凹面鏡」と化して太陽光を集め、眼下に駐車した車の一部を溶かしたり、店の外装を焦がしたりする騒ぎを起こし、話題になっている。
 金融街シティーに建てられている37階のビル。直方体の真ん中をすぼめた特異な形が話題を呼び、完成前から「ウオーキートーキー(携帯無線機)」というあだ名を付けられていた。
 ところが最近、午後になると、反ったガラスが陽光を照り返し、反対側の通りに焦点を結ぶようになった。英メディアの報道によると、先週、駐車していた高級車ジャガーのサイドミラーを溶かしたという。
 記者が訪れた3日午後、雲間から日光が差すと、気温が50度を超える「ホットスポット」が出現。ベトナム料理店の入り口付近にある外装の石が焦げて、はがれ落ちていた。隣の理容店のドアマットには焦げ跡が。ビジネスマンたちが次々に見物に訪れ、路面の石で目玉焼きを作るパフォーマンスを繰り広げる人も。
 騒動が拡大する中、ビル建築主のディベロッパー2社は3日、「光を遮断するスクリーンを24時間以内に通りに建てる」と発表した。ディベロッパー側は朝日新聞の取材に対し、「2~3週間すれば日光の向きが変わり、この現象は解消する見通し」と説明した。

NHKでも

ロンドン ビルの反射光で騒動(NHK 9月4日 13時40分)
 イギリス・ロンドンで、建設中の高層ビルに反射した太陽の光が向かいの地区に集中して当たり、場所によっては温度が100度近くにまで上がるなど、地元でちょっとした騒動となっています。
ロンドン中心部のビジネス街近くに建設中の37階建てのビルは、内側にくぼんだ独特のデザインで、壁面はすべてガラス張りになっています。
 ところが、凹型の反射板のような形状になっているため、太陽が上るとビルに反射した光が向かいの地区に集中して当たり、あまりのまぶしさに通りかかったビジネスマンが思わず足を止めて見上げるほどです。
 場所によっては温度が100度近くにまで上がるところもあり、用意したフライパンで目玉焼きを作るパフォーマンスをする人も現れています。
 一方、冗談ではすまないケースも起きていて、ビルからの光が原因で、向かいの美容室のカーペットが焦げたほか、路上に止まっていた高級車の車体が変形するなどの被害も出ています。
美容室の従業員は「焦げ臭いと思って振り返ったら、カーペットから煙が出ているのを見つけ、慌てて消しました」と話していました。
 ビルのオーナーは原因の調査を始めるとともに、建物の壁面に光の反射を抑える特別なコーティングを施すことも検討しているということです。

多少の実害があっても、ほぼ冗談で済ませられる状態だからいいですが、これ、火災を引き起こすこともあるんですよ。
(車が加熱されてガソリンが気化し炎上することだってあり得ないわけじゃない)

★「収斂(れん)火災」といいます。
思わぬものが凸レンズや凹面鏡として働いて、その焦点から発火する火災です。
日差しが低くなる冬場、部屋の奥まで日光が差し込んで、起こることも多いので、日差しの強い夏場のものだとは思わないでください。
車のお守りをぶら下げるプラスチックの吸盤が凸レンズになって車が発火したというのもありました。
私の個人的「データベース」を検索したら
●実験室でボヤ、凹面鏡が犯人{収れん火災、都立北園高校}(1993/2/1)

●凹面壁のビルにご用心{反射光"収れん"バイク燃える}(1994/3/30)
 {これは大田区蒲田でのことです。近場なので印象に残っています}

●[とうきょう火消し図鑑]原因を分析し防火対策{収斂火災,プラグからの出火}(1994/4/8)

●ペットボトルで火事{光線集め、廃材燃やす}(1994/11/9)

●ボヤの犯人 料理用ボウル(1995/2/16)

●水入りボトル火事の元(1999/2/7)

●「火元」はガラスの置物:昨年都内で レンズの役割(2001/3/22)
  収斂火災:ガラス製のリンゴの置物

●ぼや原因はステンレス製ボウル 都内で相次ぐ(2006年02月06日11時39分)
 ベランダに置いていた食器のボウルが突然丸焦げに――東京のマンションで昨年10月、ステンレス製のボウルと、中に入れてあったプラスチック製の植木鉢が焼けるぼやがあった。東京消防庁の調べで、太陽光がボウルの内面に反射し、出火した「収れん火災」と判明。都内では昨年、同様の火事が8件起きた。太陽が低くなる冬場に増えるといい、同庁で注意を呼びかけている。
 「帰宅したら植木は跡形もなく燃えていて、ボウルは真っ黒。たばこも吸わないし心当たりがなく、放火されたのかもと心配だった」。杉並区のマンション2階に住む会社員男性(38)が振り返る。ベランダでぼやがあったのは、昨年10月14日午前11時40分ごろ。その後、東京消防庁からボウルが原因と伝えられた。
 収れん火災は水晶玉やペットボトルなどで太陽光が反射または屈折し、一点に集中して発火する現象。太陽光を虫眼鏡に通して、黒い紙に当て続けると煙が出るのと同じ原理だ。男性方は南向き。ベランダのエアコンの室外機の上にボウルを置いていたという。
 都内では昨年11月にも豊島区の民家で、ベランダに干していた布から出火、17平方メートルが焼ける火事があった。そばに置いてあったボウルが原因と特定された。収れん火災は昨年、都内で8件。ボウルが原因となったのが4件、凹面鏡が3件、ガラス玉が1件あった。
 東京消防庁は「収れん火災は、日差しの角度が浅く室内に長い距離で差し込む冬場に多い。窓際にボウルや水晶玉などを置かないように」と注意を呼びかけている。

●東京新聞(2007年8月21日 07時42分)
猫よけペットボトルに注意 レンズの役目、火事の危険
庭先に「猫よけ」として置かれるペットボトル。専門家は発火の危険性を指摘している=名古屋市内で 名古屋市北消防署は20日、同市北区の住宅の庭に置かれていた猫よけの水入りペットボトルがレンズの役目をして木くずを焼くぼや騒ぎが、17日にあったと発表、注意を呼び掛けている。野良猫よけの水入りペットボトルは、10年以上前に全国で広まったが、専門家も「火事の危険があるだけだ」と警告している。
 ぼや騒ぎは、17日正午ごろに発生、木くずがくすぶっていた。家人が猫よけにペットボトル(4リットル)を置いていた。火事はペットボトルの水で消し止められたが、火の気がなく、晴れて乾燥した猛暑日だったため、同消防署は「水で光が集められ、近くの木くずに着火した」と断定した。
 総務省消防庁によると、化粧で使う拡大鏡など曲面の物体が太陽光を集め、近くの可燃物などに着火する「収れん火災」は全国で年間10件近くある。部屋の奥まで日が差す冬も注意が必要という。

●車ホイール付近の発火に注意(2008/11/9)
 車のタイヤのホイールが凹面鏡のような働きをして太陽光を反射し、近くのものが燃える可能性があることが、国民生活センターのテストで分かった。
 「日差しの強い日に車の近くの散水ホースが焦げた」と、テスト依頼が8月に秋田県の消費生活センターからあった。4銘柄の8製品をテストした。
 日光の反射光が最も集まる距離(約45cm~約130cm)に、新聞紙の束と新聞紙を入れたゴミ袋を置いて実験。めっきがしてある4製品で、5秒~6分後に新聞紙の束から煙が出た。炎は出なかった。ゴミ袋では同じ4製品で32秒~32分後までに発煙、発火した。
 このような「収斂火災」はルーペ、ペットボトルなどでも発生するという。

★ね、冗談ごとじゃないでしょ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8E%E3%82%8C%E3%82%93%E7%81%AB%E7%81%BD
収れん火災

http://www7a.biglobe.ne.jp/~fireschool2/d-A3-03-3.html
収れん火災

1994年(平成6年)3月25日14時25分頃 出火した車両火災。
 大田区蒲田のビル前に駐車していたバイクの座席シートが焼損した。
 原因は北東のビル外壁のガラスによる収れ ん火災である。
 当日の太陽の位置は
  高度 h=41.8度
  方位角 A=233.7度 (理科年表から算出)
 外壁面の1/4円の半径は、4.55mであった。

http://www.isad.or.jp/cgi-bin/hp/index.cgi?ac1=IB17&ac2=94fall&ac3=5443&Page=hpd_view
消防科学総合センターのサイト

★思わぬ火災を引き起こさぬよう、ご注意ください。

null

★こんな記事がありました。

名古屋市、豪雨情報メール誤配信 意味不明の文面(朝日新聞 2013年9月5日8時39分)
 名古屋市が4日夜、豪雨に関する緊急情報を携帯電話に伝えるメールで誤送信をした。午後9時半ごろ「null null (名古屋市)」という意味不明のメールを配信。市災害対策本部によると、本来は「避難勧告や避難準備情報の解除」といった内容が送られるはずだった。
 配信後に問い合わせの電話が十数件あった。約20分後に別のパソコンで送信すると、本来の内容で配信された。メールの文面は担当者がパソコンに手打ちで入力する仕組みだが入力ミスはなかったといい、誤送信の原因を調べている。

変なメールが発信されたのはマズイとして。
個人的に「null」は、なつかしいや。

★プログラムを書いて遊んでいた時代。
Cという言語では「null」というのがいろいろ登場しましたね。
Cでの表記は「\0」です。
「ナル」と読むべきですが、日本語では「ヌル」と読む人が多い。
数(数字ではなくて、数)における「ゼロ」のようなもので、長さのない文字というような概念です、「ゼロ文字」でもいいような。理解しにくいとは思いますが、今さらプログラミング言語講座などやる気はないのでご容赦を。

★面白かったのはAWKという言語。
AWKでのナルは ”” 。ダブルクォーテーションで挟んだその間には何もない、という形で表現されます。
例えば「1234+0」とすると、「1234」は数です。千二百三十四という数(すう)。
ところが「1234 ””」としてやると「1234」は長さ4の文字列として扱われます。
AWKでは変数の型というのが「おおらか」で、数として演算など行っていたものを「””」とアンド演算することで、文字列に変換して出力するというようなことが可能だったんですね。

この言語好きだったな。
ある学校での入試業務のすべてをAWKで書きおろして、LOTUSと手作業と並行させながら検証しつつ、全部処理しましたっけ。願書受付から、入試後の処理までのすべてを書き下ろしましたっけね。
なつかしい。
5インチ・フロッピーの時代です。ウィンドウズもあるようなないような。
MS-DOS上で仕事してましたっけね。
FD と mifes と AWK があれば何でもできる、と意気込んでいましたっけね。

キバナコスモス

0826_11kibana1 2013.8.26
キバナコスモス、八重咲き。
0826_11kibana2
一重咲き。
0826_11kibana3
あら、二段咲き。もちろん八重咲きの一種です。
一重咲きの花だと思っていましたので、びっくりしました。
いろいろあるんですねえ。
萼が変化するんでしょうね。多分。
あでやかでいいですよ。

ダンダラテントウ

0826_10dandaratentou1 2013.8.26
多分ダンダラテントウでいいと思うのですが、テントウムシも難しいものですね。
なんだかナナホシテントウが減ってしまったなぁ。
どうしてでしょう?
ナミテントウとの競り合いに少し弱いとか、何かあるのかなぁ。
ダンダラテントウもアブラムシを食べます。

ヒメハラナガツチバチ

0826_9himeharanaga1 2013.8.26
ヒメハラナガツチバチでしょう。
0826_9himeharanaga2
個体の寿命は知りませんが、種としての活動期間は長いです。
秋も深まるまで、花の蜜を吸いながら地中のイモムシを探しているようです。
キンケハラナガツチバチというのもいるはずですが、もうちょっと秋めいてきてからかなぁ、よく分かりません。毛がもっとふさふさだったと記憶します。


(オオ)アレチノギク(とかいうのかなぁ)

0826_7aretinogiku1 2013.8.26
小さな丸い「綿毛」の実ができて、気づくんですね、これ。
0826_7aretinogiku2
これが花なのでしょう。どう見ても虫がやってくる花じゃない。
向こうに多分ヒメナガカメムシがぼんやり写っていますが、花に来たわけではないですね、カメムシだもんな。。
線路際でいっぱい「咲いて」います。
オオアレチノギクの方がいいのかなぁ。
識別できずにいます。

イチモンジセセリ

0826_6itimonjiseseri 2013.8.26
イチモンジセセリの愛嬌のある顔。
右前脚で、なにかやってますが、何をやっているのかはよく分かりませんでした。
ところで、この場所は門柱のてっぺんでして、中央が高く、四辺へむかって緩やかな傾斜があるのです。
その傾斜面にとまっていて、姿勢は、鉛直方向ではなく、斜面に垂直な方向になってますねぇ。
姿勢が傾いていることを検知していないかのようです。

さてなぁ、前の記事のオンブバッタはたまたまあんな格好していただけなのか。
昆虫の平衡覚はどうも、わかりません。

オンブバッタ

0826_5onbubatta 2013.8.26
今回は、目が合った、とかいう話ではなくって。
斜めの葉の上に乗ったオンブバッタが、脚でバランスを取って体を垂直にしているようだ、という話なんです。

高校生物で「平衡覚」の話が出てきます。
その時よく取り上げられるのは、クラゲ、ホタテガイ、エビ(ザリガニ)などです。
平衡石という小さな石の動きを感覚毛が感じ取って、体の姿勢感覚を得ている、というような話。
ザリガニをつまんで傾けると、あたかも斜面上にいるかのごとくに、脚を傾けるんですね。
ところが、ザリガニの平衡石の入った器官は外部に開いているものですから、中の小さな砂粒を取ってしまうことができる。そうすると、ザリガニは体が傾いたことを検知できなくなって、脚でバランスを取ろうという動作が消えちゃうんですね{かわいそうに}。
あるいは、脱皮の時に平衡石も脱げてしまうので、砂の全くない環境で脱皮させると平衡覚が失われたりもする。脱皮したら砂を入れなくっちゃね。

さて、オンブバッタくん。
葉が斜めなので、脚でバランスを取って体を垂直にしているようですよね。
どうやって、どうやって平衡覚を得ているのか、これ、私知らないんです。
昆虫の平衡器官というのはあるのかないのか。
飛ぶときには単眼が地面と空の明るさの違いを検知して、姿勢を保つ、と聞きます。
背光反射というのがありまして、腹側から光を当てると、ひっくり返って背中を明るい側に持っていこうとする、というのは有名です。

しかしなぁ、オンブバッタくんの姿勢保持はどのようになされているのか、謎なのでした。

若いのう

野生のイルカ:夢精する瞬間、撮影に成功(毎日新聞 2013年09月03日 20時51分)
 野生のイルカが夢精する瞬間を水中映像で捉えることに、京都大野生動物研究センターや三重大のチームが世界で初めて成功し、3日発表した。
 見た目に明らかな性的刺激なしに射精が起こる夢精は、ヒト以外でもネコやチンパンジー、ウマなどで報告があるが、水生哺乳類では初めて。同研究センターの特定助教は「一般的には性的な夢が射精を誘発すると考えられているが、そうではない可能性があり、役割は不明な点が多い。さまざまな動物で起こるとみられ、夢精の解明につながれば」としている。(共同)

朝日でも

 ・・・
 射精したのは16歳の雄で、人間なら思春期にあたる。交尾のときしか体の外に出さないペニスが露出し、精子が放出されていた。群れのほかのイルカとの接触はなく、性的刺激はなかった。「夢精は性的な夢が誘発するとされていたが、夢との関連は後付けで、無関係と考えられる。人の夢精についての理解も進むのでは」と話す。

おぬし、若いのう。未熟者め。

ツマグロオオヨコバイ

0826_4tumaguroooyokobai 2013.8.26
実にきれいな幼虫です。半透明。
で、今回は腹端部に注目。
0826_4tumaguroooyokobai2
毛が生えてますね。
ミドリグンバイウンカでは、この毛の一部が「後光」のように長くなったのでしょう。
それがどのような「有利さ」をもたらすのかは知りませんが。
似たような構造はツマグロオオヨコバイも持っているということですね。

ミドリグンバイウンカ

0826_3midorigunbaiunka 2013.8.26
久しぶりに見かけたミドリグンバイウンカ。
きれいな緑色です。
目の前に成虫がいて、こんなことを言うのもなんですが、幼虫が面白いんです。
「後光が射して」いるんです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-dc12.html
2010年7月26日 (月)「ミドリグンバイウンカ幼虫」
↑ここに幼虫の写真が載せてあります。
是非ご覧ください。
後光が射していてありがたいですよぉ。

他にも下のサイトで後光が拝めますから見に行ってください。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/midorigunbaiunka.html
幼虫図鑑

http://members.jcom.home.ne.jp/fukumitu_mura/MidorigunbaiUnka_.html
福光村・昆虫記

2013年9月 5日 (木)

竜巻の親雲

今朝の朝日新聞に、竜巻の親になった雲の立体像という記事がありました。

2日の竜巻、親雲の立体像とらえる 防災科研(朝日新聞 2013年9月5日)
 埼玉県越谷市や千葉県野田市などを2日に襲った竜巻を起こした「親雲」の動きを立体的にとらえることに、防災科学技術研究所(茨城県つくば市)が成功した。積乱雲が急激に発達して高さ15キロを超えていく様子など、竜巻発生の前後計1時間余りの親雲の変化が克明に分かる。
 防災科研のサイト(http://www.bosai.go.jp/)内で動画を見ることができる。神奈川県海老名市と千葉県木更津市のそれぞれに設置した気象レーダー2基のデータをもとに構成した。雨粒や氷粒が特に多い部分を密度によって色分けしている。
・・・

リンク先に入って、

2013年09月03日災害情報:竜巻2013年9月2日に埼玉県越谷市等に被害をもたらした竜巻について(第2報)

というところをクリックすると、色々な情報が見られます。
被害が確認された場所という図をみると、竜巻が走っていった跡が見えて、ショッキングです。
このページの一番下に画像があります。
そのまた端っこに「動画はこちら」というリンクがありますので、動画も見られます。
私のブログからはリンクしませんので、ご覧になりたい方は、リンクをたどって見に行ってください。

一般人向けの防災知識なども載っており、一読に値します。

ミツバチの朝仕事

0826_2mitubati 2013.8.26
朝6:53。ゴミ集積場からの帰り。
ニホンミツバチがフウセンカズラの花に来ていました。
花粉の団子もつけているように見えます。
コンデジでうまく撮れるかな、と撮影してみたら、それなりに判別できる写真でしたので掲載します。
暑くならな朝のうちに、ちょいと一仕事してくるか、という感じかな。
働き者ですね。

アオスジアゲハ

0824_13aosujiageha 2013.8.24
庭の隅に切り落としたクスノキの枝があったのです。
雨に濡れています。
そうしたらそこへアオスジアゲハが飛来しました。
だめだめ、それは枯れちゃう葉なんだから。
すぐ飛び去りましたが、一応簡単にチェックをしながら、ゴミとして集めました。
ここへ産卵されてはマズイ。
上の枝を切ると、下に新しい枝が出て、卵や幼虫を見つけやすくなるし、若葉もてにいれやすい、という作戦なのですが、いろいろ気を使いますねぇ。

マルバルコウ

0824_12marubarukou1 2013.8.24
ああ、マルバルコウが咲き始めたんだ。
昼の散歩だともうしぼんでいます。
0824_12marubarukou2
つぼみもあるなぁ。

0826_1marubarukou 8.26
朝、資源ごみを集積場に置きに行った帰り。
咲いていました。
ルコウソウとモミジバルコウがあったので、マルバルコウも並べて咲かせたいものだ、と、種をを頂いてきて蒔いたもの。
花が咲いて嬉しい。
0826_8marubarukou
昼の散歩の時に見たら、メシベが長くなったような気がします。
受粉のタイミングの調整なのかもしれません。
これからどんどん咲きます。

ヤマトシジミ

0824_11yamatosijimi1 2013.8.24
またまた凄いのに出会ってしまいました。
フウセンカズラの花の蜜を吸っているのですが、もうボロボロ。
0824_11yamatosijimi2
翅だけではなく、体のあちこちも傷んでいるようです。
激しい修羅場をくぐりぬけてきたんだろうなぁ。
「私は君を見ました」という証言、ですね、この写真。
飛べなかったら歩いてだって花を移動することはできる。
堂々と生きています。

ヨツボシテントウ(かなぁ)

0824_10yotubositentou 2013.8.24
こんなテントウムシが歩いていました。
私としては初めて見るテントウムシのような気がします。(記憶があいまいです、多分初めて)。
虫のサイトを見たらヨツボシテントウがあって、ああ、これだ、と思ったのですが。
逆にヨツボシテントウで検索をかけたら・・・
http://www2.mus-nh.city.osaka.jp/learning/Ent/Ladybeetle-key/phymatosternus-lewisii.html
↑これはヨツボシテントウ。
↓これはベダリアテントウ。
http://www2.mus-nh.city.osaka.jp/learning/Ent/Ladybeetle-key/rodolia-cardinalis.html
イセリアカイガラムシを駆除する目的でオーストラリアから導入された外来種だそうです。

見ていると、どんどん自信がなくなってくる。
どっちだろう?
ベダリアテントウの方かもしれない。

もうわかりません。どちかなぁ。
ヨツボシテントウかベダリアテントウです、といえば多分正しい言明だろうとは思います。

タチアオイ

0824_9tatiaoi 2013.8.24
まだ咲くんだ!
この先どうなっていくのか、よくわかりません。
枯れたと思ったのですが、まだまだ、といっています。
激しい花だなぁ、色も、生き方も。
付きあいましょ、こうなったら、みとどけるぞ。

ルコウソウ

0824_8rukousou1 2014.8.24
日が短くなってきたことを感じているのでしょう、ルコウソウたちが咲き始めました。
上はルコウソウ。鮮烈な色です。
櫛のような細い葉が特徴です。
0824_8rukousou2
そばでキバナコスモスが咲いていたので、重ねて撮影してみようと狙ったのですが。
線路の柵のすぐ内側。どうしても、柵のコンクリートが入ってしまいます。
ちょっと無粋かもしれませんが、鮮やかな色どりの組み合わせをお楽しみください。

アズチグモ

★8月の初めにランタナでアズチグモを見た、ということは既に書きました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-6f23.html
2013年8月15日 (木)「アズチグモ」

★8月24日の昼の散歩
0824_5azuti1 2013.8.24
ランタナの花のところで、イチモンジセセリの姿勢がなんだか変。
以前にもチョウの姿勢が変だと思ったらアズチグモにつかまっていた、ということがありました。
ひょっとすると、あれだな。
上の写真でも「脚」が見えますね。
0824_5azuti2
中心部だけよく見ると、脚のほかに白い体も見えているんですね。
0824_5azuti3
花に隠されて全体は見えません。
0824_5azuti4
左手でそっと花を持ち上げて撮影。
やっと顔まで見えました。
室内の妻を呼んで、この状態を見せました。
チョウがなんだか変な格好をしていたらこういうことがあり得るんで、よく見たらいい。
ふ~ん。初めて見たわ。
一応これで、妻にも見てもらったし、と集中力が途切れて周りを見たら
0824_6azuti1
あらま、もう一匹別のアズチグモもいました。
真っ白ですね。腕に模様があるタイプのもいますので、全てのアズチグモがこんなに真っ白というわけではありません。
0824_6azuti2
花の上に移動して、待ち伏せスタイルに入ったのかな。
迫力があります。
0824_6azuti3
花の上でこんな格好になられたら、ほとんど見つけられませんね。
ここにいることを知っているから回りこんで撮影できますが。
0824_6azuti4
普段はまず見つかりません。
獲物をとらえたときくらいしか見ることができない。
少なくとも2匹のアズチグモがランタナの茂みの中にいることが分かりました。
セセリチョウなどがいつも来ている花ですが、とくにクモを排除することはしません。
みんな自分の生き方で生きているんですもの。


子グモ

0824_3sasagumo 2013.8.24
ササグモの子ども。
ホトトギスの葉でメスが卵守りをしていた、あの卵からの幼体ではないかと想像します。
青みがかった色があるのが特徴。幼いしるし。
頭胸部も腹部もコロンとして「赤ちゃん体型」なんですね。
かわいい。

0824_4nekohaetori
ネコハエトリの幼体。
ネコハエトリに関しては卵から出た直後というのを見たことはありません。
この写真も、一齢ではないと思います。

子どもというのは、クモの子だって可愛いものです。
でも、ちゃんと自力で生きていくのです。立派。

気象庁のレーダー・ナウキャスト

★連日のように、気象災害(竜巻、豪雨)が続きます。
私がこのブログですでにご紹介した気象庁のレーダー・ナウキャストが新聞でも紹介されました。
9月4日の朝日新聞です。

竜巻予測、活用に温度差 精度低く悩む自治体
 正確な予測が難しい竜巻に、どう備えればよいのか。気象庁は「竜巻注意情報」に加え、より詳細な危険度が予測できる「ナウキャスト」情報の活用を呼びかけている。ただ、確実な予測は難しいため、今回も自治体によって受け止め方や対応に温度差があった。
 ・・・
 より詳細な情報を提供するため、気象庁が導入したのがナウキャストだ。レーダーを使い、10キロ四方ごとに竜巻が起きる危険度を示す。自治体の防災担当者に活用を呼びかけている。
 ・・・
 ■ナウキャスト、10分ごと更新
 ナウキャストは、全国を10キロ四方のマス目に区切り、竜巻などの発生確率を色分けして示す。黄色は発生確率1~5%、赤色は5~10%だ。気象庁のホームページ(http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/)で公開しており、10分ごとに更新される。
 危険度が高い赤色が表示された時には既に竜巻が発生している時もあるが、気象庁は「竜巻は一つ起きたら終わるものではなく、危険な状況は続く。最初の発生に間に合わなかったとしても、その後の備えに活用できる」と話す。
 ・・・

★そうしたら

気象庁サイトにアクセス100倍 閲覧困難に(朝日新聞 2013年9月4日13時27分)
 4日午前9時過ぎから約2時間、気象庁のホームページが閲覧しにくくなった。台風17号の九州への上陸に、関東などで最大震度4を観測した地震の発生が重なり、アクセスが殺到したためという。
 気象庁によると、ふだんホームページを同時に見ているのは2千人程度だが、この日は約100倍に膨らみ、サーバーやシステムに大きな負荷がかかったという。

あらら、パンクしちゃった。
多摩川の水位を台風の最中にチェックしようとしたらパンクしてアクセスできなかったということはあるのですが、いろんなことが重なりますから。天変地異、ですねぇ。
竜巻・豪雨・地震。

で、この記事が朝日のサイトにアップされた時にはまたまた栃木県で竜巻。
ちょっと何だか、いろいろあり過ぎですね。

昔からある出来事が、最近「過激」になっているような気がしてならない。
なんかあると「災害」になってしまう。
気象現象が「不安定」になってませんか?
ブレーキがかからずに暴走する。
これが「地球温暖化」の一つの側面だという話もあります。
次世代が心配です。
私共「高齢者」の持ち時間は少ないですから、ま、何とかしのぐとして、次の世代はどのような状況になるのでしょうね。

2013年9月 4日 (水)

栃木・矢板で竜巻か

★ふとニュースサイトを見たら
朝日新聞(2013年9月4日13時40分)

栃木・矢板で竜巻か 突風で建物の屋根損傷
 栃木県矢板市によると、4日午後1時ごろ、同市の中心部で竜巻とみられる突風が発生しているという。同市川崎反町周辺で、建物の屋根が損傷するなどの被害が出ている模様だ。午後1時半現在、けが人などの情報は入っていないという。市は防災担当者を現地に派遣し、被害情報を調べている。竜巻とみられる突風は市南部から北方向に進んだという情報もある。

関東平野は引き続き「大気の状態が不安定」なようです。
201309041300
13:00の状況。
気象庁のレーダーナウキャストです。
http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/
現在の降雨状況、雷の状況を見てください。
空が暗くなったら、こういうサイトを見て、雷が来る時は、付随して竜巻などの可能性も同時にやってきます。
単なる夕立だよ、といってはいられないようですので、このような情報をいかして、実を守って下さい。
降れば災害になる、というのが最近の気象。出来事が激しくなってきた、という気がします。
お互い注意しましょう。

オンブバッタ羽化

0824_1onbubatta1 2013.8.24
昼の散歩に出たら、チロリアンランプの葉陰で動きが見えました。緑色。
ハラビロカマキリがオンブバッタを捕まえて食べているのかな、と初めは思いました。
ちょっとしたら、何か白っぽいものが落ちた。カマキリが何かを食べているにしては変だな、と腰をかがめてみると。
↑オンブバッタが羽化しているところです。12:23。
翅を展開している最中ですね。途中まで開いて、先の方はまだちりちり。
初めて見ました。きれいだぁ。
0824_1onbubatta2
12:24。
見る間に翅が伸びていきます。すごいなぁ。
葉の裏なので、腰がきつい。
さっき何かが落ちたのは脱け殻なんだな、とちょっと腰を伸ばして覗いてみると
0824_1onbubatta3
チロリアンランプのプランターとプランター入れの間に落ちていました。
確かに脱け殻です。
脱け殻を単独で見つけることは時々あるのですが、こうやって、羽化の瞬間を見るのは初めて。
0824_1onbubatta4
庭を先の方へ歩いていって、ランタナ、キンカンなどの方へ行き、いつもの観察をして戻ってきたら、翅はもう伸びていました。12:38。
体の色が薄くて、初々しい。
無事羽化が済んでよかったね、と声をかけて、今度は道路の方へ、昼の散歩、継続。
0824_1onbubatta5
12:51。
戻ってきたら、体の色が濃くなってきていました。
さっきまで葉の裏にいたのが、今は表側に移動しています。
危険な時間帯を抜けて、体を乾燥させる時間に入ったのでしょう、むしろ日のあたる方がいいのかもしれない。
感動ですね。
カマキリの羽化もため息の出るほど美しいものですが、オンブバッタもきれいだなぁ。
いや、虫たちの羽化はすべて美しいんだな。差をつける必要なんかないんだ。
素敵な時間をもらいました。ありがとう。

0824_2onbubatta
ちょっとだけ離れたところに、先に羽化した小柄なオスが待ち構えています。
メスの羽化を待って、交尾を求めることになるのでしょう。
そしておなじみ「オンブ」姿になる。
葉っぱは穴だらけになるけど、生きてるんだもんね。それで、よし。
なんだか嬉しくって、オンブバッタに親しみが湧いてしまいました。

シオカラトンボ

0823_10tonbo 2013.8.23
オーシャンブルーとキンカンの木の間で、オーシャンブルーの葉にいたオンブバッタと眼(がん)飛ばしあってたら、頭上に気配を感じました。
見上げるとシオカラトンボが上を飛んでいる。
この写真、一応頭の真上で空中停止しているところです。
写真右下にキンカンの青い実が写っています。
もうちょっと鮮明に写ったらよかったのですが、トンボを真下から見上げるというのは初めてのアングル。写っただけでも、しあわせというべきでしょうね。
ぼんやりですが、脚を体に引きつけているようだ、というのがわかります。

トンボは4枚の翅を独立に筋肉でコントロールできます。他の昆虫とはちょっと違うんですね。
他の昆虫の多くは、翅は「胸という箱」にばねでくっついていて、胸の筋肉は胸の箱を変形させる。胸の箱が変形すると翅はそれに従ってはばたく、というはばたき方をしているのです。
トンボの飛行術は非常にすぐれもの。
ギンヤンマ、オニヤンマなんかを見て、興奮した子どもの頃を思い出しますね。
オニヤンマが目の前でホバリングしたんですよ、ほんの1mもあるかという目の前で。
ドキドキしましたっけ。60年も前の記憶です。

オンブバッタ

0823_9onbubatta1 2013.8.23
人相(虫相)が悪いなぁ。
お、眼(がん)つけたな、なんか悪いかよぉ、この穴開けたのはこちとらだけどさ、おう、おう。
すんごい目付で睨んでます。(凶悪なんて、言い過ぎかな)。
0823_9onbubatta2
成虫になりましたね。
翅が長い。
0823_9onbubatta3
偽瞳孔のせいで、どうもこっちを見ているような感じがします。
庭中の葉に穴開けてるのはオンブバッタだと思うんですよねぇ。
ま、しょうがないか。

ホオズキカメムシ幼虫

0823_8houzukikamemusi 2013.8.23
ホオズキカメムシの幼虫です。
で、どうも、認識が自分の中で統一されていないのが「しょうもない」。
ホオズキカメムシの成虫の腹部背面は赤いんです。
で、幼虫は全然そういう色じゃないんです。
個別に幼虫、成虫の特徴を覚えていた。
そういえば、こいつ、大人になると背中が赤くなるんだよなぁ。
終齢幼虫の脱皮の時にそうなるのだろうなぁ、と改めて考え込んでしまいました。

何日か前に、線路際で、赤い虫が飛んで来たんです。
おっ、と思って見ていたら、そばの葉にとまったら、ホオズキカメムシでした。
そうだった、成虫が飛ぶ時は赤く見えるんだよなぁ。
断片的な記憶が、統一できない私なのでした。
貧弱な「脳」力ですことよ。

ベニシジミ

0823_7benisijimi 2013.8.23
またいましたよ、キバナコスモスにベニシジミ。
色彩がマッチしてますねぇ、絶妙。
今回も翅を開いてくれませんでした。残念です。
キバナコスモスの方は「二段」に咲いています。八重咲きの一種ですね。
いろいろな咲き方があるようです。

カメムシ2種

0823_6butihigekamemusi1 2013.8.23
アレチノギクかな、というのを見ていましたら、ブチヒゲカメムシがいました。
体がずいぶん分厚い感じです。
間違いはないはずだけれど、一応背中から見たい、と左手で茎をひねりましたら
0823_6butihigekamemusi2
ブチヒゲカメムシは確認です。
ただ、最初の写真では見えなかったのが見えてきまして。
交尾中のヒメナガカメムシですね。
おっとっと、です。
ブチヒゲカメムシだけだったら、茎の跳ねかえるに任せて手を離してしまいますが、交尾中のカップルがいたとなると、邪魔はしたくない。
茎が跳ねないように、そっと、元の状態に戻してやりました。
虫密度が高いなぁ。

キク科

0823_5kikuka1 2013.8.23
なんだか突然実がなる、という感じの植物。
花が全然目立たない。
キク科特有の実がついて目立つんですね。
アレチノギクとかオオアレチノギクというのかなぁ、と思っていますが、よく分からないというのが本音です。
0823_5kikuka2
写真右下のが、花が咲いているところ、なのだろうと思います。地味ですねぇ。
昆虫に来てもらう必要はない、という花ですね。
風媒花でもないだろうに。
よくわからないのでした。

オシロイバナ

0823_3osiroibana1 2013.8.23
昼の散歩の時の撮影です。
0823_3osiroibana2
しぼみきっていない、という状態ですが、それにしてもこの時刻にこの開き具合というのは珍しくって、撮影しました。

この日は、久しぶりに熱帯夜から解放され、最高気温も30℃ちょっとでした。
そんな涼しさが影響したのでしょうか。
夕方咲いて朝までしか開いていない花なので、秋だね、などと声をかけてしまいました。

オオスカシバ

0823_2oosukasiba 2013.8.23
オオスカシバがヒメクチナシの葉の間の狭い空間をホバリングしたり、飛び抜けていったり。
翅が葉に当たったらちょっとバランスを崩して、おっとっと、にならないのかなぁ。
自分の翅が動く範囲と、周囲の葉との距離感が完全に把握できているのでしょうか。
まぁ、アシナガバチなんかも、オオスカシバの幼虫などを探して、狭い葉の間を自在に飛んでいますから、みんな、周囲の空間の広さについて正確な把握をしているのかもしれません。
すごいですね。

化学教師としては、実験の時に、自分の腕が動き回る範囲(腕の可動範囲)に可燃性のものを置くな!といつも指導していました。
当たる範囲にあるものには、いつか必ず当たるのです。(マーフィーの法則みたいなものです)
安全を考えた時、これは重要なんですけど。

昆虫は、自分の翅の可動範囲を完全に把握しているのでしょうね。
恐れ入りました。

2013年9月 3日 (火)

二百十日

★今年(2013)の二百十日は9月1日でした。
立春の日を「1」と数えて「210」日です。

今回の竜巻災害は、台風による直接的な災害ではありませんが、停滞している「寒気と暖気の境目」としての前線に台風が暖かく湿った空気を送りこんできた、という意味では、遠因でしょうけれど「台風の影響がなかった」とは言い切れません。

★太陰暦は月の暦。
地球の季節・天候・気象現象を生み出すのは月ではなく太陽です。
太陰暦に欠損している「季節感」を補うためには、太陽が今どこにいるかを知る必要があります。
それが、二十四節気や雑節というものですね。
立春の時から、太陽が約210度進んだ位置にある。というのが二百十日の意味。
太陰暦に書き込まれた太陽暦なんですね。

夏台風は太平洋高気圧が強くて日本列島に近づきにくい。
太陽暦での9月ころになると、太平洋高気圧が少し後退し始めてその縁にそって偏西風に押されながら進むと台風が日本列島に近づくようになるわけです。
秋雨前線も下がり始め、冷・暖の空気の境目が日本列島上空にある時に、台風が湿った風を強く送り込むと、冷・暖の空気の境目が掻きまわされて、激しい雨が降る。

そういう台風がらみの気象現象が増えてくるのが二百十日の頃から。

ちょっと、当たりすぎて、ショックを受けました。
二百十日は防災知識として現代にも生きているというべきですね。

★NHKの今朝のニュースで

竜巻に注意 9~10月は多発傾向(NHK 9月3日 6時55分)
竜巻などの突風は1年の中でも9月や10月に多発する傾向があり、専門家は、これからの季節は特に注意が必要だと指摘しています。

気象庁のまとめによりますと、去年までの20年余りの間に国内の陸上で確認された竜巻の発生件数は1月から8月までは多い月で30件程度ですが▽9月は70件で最も多く▽10月も62件と秋に多発する傾向があります。
秋は日本付近で▽暖かい空気と上空の寒気がぶつかり合ったり▽台風が接近したりして落雷や竜巻などの突風の要因となる積乱雲が発達しやすくなります。
・・・

自分の住んでいるところは大丈夫だろう、とは考えずに、身の回りを点検し、日常生活の注意レベルを高めに保持しましょう。
くれぐれも正常性バイアスの罠にはまらないように。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9

正常性バイアス(Normalcy bias)
    自然災害や火事(山火事、放火など)、事故・事件(テロリズム等の犯罪、ほか)などといった何らかの被害が予想される状況下にあっても、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」などと過小評価したりしてしまう人の心の特性。「正常化の偏見」、「恒常性バイアス」とも言う。

上昇気流のきっかけ

★昨日のニュースから抜粋します

気象庁「竜巻の可能性高い」(NHK 9月2日 18時51分)
・・・
気象庁によりますと、突風が発生した当時、関東地方には南から暖かく湿った空気が流れ込んでいましたが、地表付近の気温が33度前後だったのに対して上空6000メートルは氷点下6度程度で温度差が大きく、大気の状態が非常に不安定になっていました。
特に午後2時ごろは埼玉県や千葉県付近で局地的に冷たい北寄りの風が吹き込み、暖かい南風とぶつかって上昇気流が生じたため、急速に積乱雲が発達していたということです。
・・・

何かのきっかけで地表の「空気塊」が持ち上げられた時、大気の状態が安定だと、上空では膨張による冷却で周囲より冷たくなって降りてきてしまいます。安定。
ところが大気の状態が不安定だと、上空へ行っても寒気が入っていて周囲の方が冷たいので、空気塊の上昇が止まらずに上昇し続けて積乱雲が発達していくのでした。

その「何かのきっかけ」なのですが。
よくあるのは山を吹き上げる風、ですね。
関東平野では、夕立ちは山沿いで発生して、平野部へ移動してくることが多い。
というのは山の斜面を吹き上げられたからですね。

今回の竜巻は、山沿いからやってきたわけではない。どういう「きっかけ」だったのかな、と思っていたら、「風の衝突」だったようです。
Tatumaki1
↑これが「大気の状態が不安定」という図。
Tatumaki2
↑これが風がぶつかって上昇気流のきっかけとなったという図。

その後の竜巻の成長については、気象庁の詳細な分析をまたなければいけませんが、さしあたって、「きっかけ」がどういうものだったのか、分かって、納得しました。
ニュースは「肝要なポイント」を押さえるべきですね。
報道者のレベルが問われるシーンです。

災害の発生直後と、概要はある程度判明してきたが暗くなってきて、当面新しいことが入ってくることはほとんどないだろう、という状況では、ニュース番組の構成は変わってくるはずです。
時々テレビをつけて状況を見ていましたが、センスが悪い、能のない報道を続ける、というシーンも見かけました。事後の「反省会」で分析するべきでしょうね、と思いました。

大気の状態が不安定(続き)

★読売新聞で熊谷の暑さについて、気象情報官の方へのインタビュー記事がありました。8月18日付です。

 ――局地的な豪雨も多いですが、「大気が不安定」というのはどういう状況なのですか。
 「暖かい空気が冷たい空気の下にある状態です。暖かい空気が上昇して上空の冷たい空気とぶつかると、活発な積乱雲が発生し、豪雨をもたらしやすくなります。安定した状態というのは、暖かい空気が上に、冷たい空気が下にある状態ですね」

「わかりやすいように」ということでしょうが、気象情報官の方の解説としては、はっきり言って不適切ですね。
「暖かい空気が上に、冷たい空気が下にある」って、夏の避暑地は低地がよいのかな?
軽井沢へ行くと熱い空気、下町では冷たい空気、があるのかな?
違うでしょ。ごく通常の状態で、上空の方が温度は低いんです。
その温度の下がり方が変化して、上昇気流が止まれなくなってしまうのが不安定、ということなのです。
ポイントを外しては解説になりません。

★理科おじさんの部屋:第37回↓
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/37th/sci_37.htm
ここの後半で「安定・準安定・不安定」の解説をして、ヤジロベエを作ったりしています。
ご覧ください。

★理科おじさんの部屋:第62回↓
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/62th/sci_62.htm
この回の下の方で、

 さしあたって、この空気は雲を作らないまま上昇したとすると、100mについて1℃温度が下がります。すると、周囲の空気より温度が低くなってしまい、それ以上自力で上昇していく能力は生じません。
 →このような状態を「安定な大気」といいます。
●ところが、上空に寒気が入ってきているとかして、上昇させられた空気の塊の冷え方より周囲の空気の温度の下がり方の方が大きい、という状況が生まれることがあります。すると、空気の塊は周囲より暖かいので自力で上昇を続けることになります。
 →このような状態を「不安定な大気」といいます。気象情報で「上空に寒気が入って、大気が不安定になっています」というようなことをよく聞くと思いますが、その意味はこういうことなのです。
●さて、自力で上昇するうちに水蒸気を維持できなくなって雲ができ始めると、水の状態が変わることで放熱が始まりますから、なおさら空気の塊の温度は下がりにくくなり、周囲との温度差が大きくなり、空気の塊は止まることなく上昇を続けることになります。そして、ついに対流圏と成層圏の境まで上っていって、それ以上は上れませんから雲のてっぺんが「かなとこ」のように平らになった「積乱雲」ができるのです。
●何かの拍子で上昇を始めた空気のかたまりですが、やがて、水蒸気から水滴への変化による放熱を「エンジン」として自力でグングン上昇していくわけです。この熱は、上昇のエンジンであると同時に、雲の内部での激しい気流の原動力でもあって、そのために雲の中で水滴や氷塊の衝突・分解などが繰り返され、それによって「発電」がおこって、雷が発生するのです。ですから、雷の電気エネルギーのもとも、水蒸気が水になるときに放出する熱だということになります。

こんな話をしました。参考にして下さい。

話は飛んで
★人間は二足歩行をする動物です。
二足歩行は「不安定」です
赤ちゃんが寝返りうって、ハイハイして、つかまり立ちして、そうして「あんよ」。
二足歩行の初めは、すぐ尻餅ついたり、前にのめって手をついたり、一挙手一投足に親はもう、大騒ぎですよね。
一度、二足歩行を覚えるとぐんぐん上達して、走ったりもします。
もう二足歩行が大変だ、不安定だなんて考えることはないでしょう。

立った状態=平衡状態にいて、ちょっとなんかの拍子にぐらつくと(擾乱)、そのぐらつきを小さくして立ち続けることができなくて、転んでしまう。(擾乱の拡大)。
これは「不安定」。
大人になると、脚や体の筋肉を使って、重心の位置の揺らぎを抑え込んだり吸収したりして、平衡状態の近くで擾乱に耐えます。やっとなんとか「安定」。
でも、片足立ちで目をつむったりすると、立っていられなくなったりしますね。擾乱が拡大して、立っていられなくなる→不安定。

二足歩行動物である人間は、この不安定さを逆に利用して滑らかに歩き、走ります。
昔、筑波の科学万博の時、二本足だけのロボットが、二足歩行して見せて、すごかったのですが、必ず重心を片方の足の上に移動させて、残りの足を前へ運び、その足に重心を移動させて次の足を運ぶ、という、とんでもなくぎごちない二足歩行でした。
その後、アシモなどが出てきましたが、最初の頃のアシモはぎごちなかったですね。
だんだん滑らかになりましたが、やはり少し腰を落としたような歩き方をしていますね。
それだけ、二足歩行というものが不安定で、難しいものだということなのです。

二足歩行は「不安定」を利用した歩行なのです。

ロボットではやはり二足歩行は無理ですので、火星探査機が積んでいった探査ロボットはキャタピラで走りますね。昆虫のような6本足ロボットなども研究されています。
二足歩行って「難しい」のです。たまには意識してみてください。

★そして、高齢者。
赤ちゃんはしなやかで、二足歩行を獲得し始めで、不安定さが残っていて、尻餅ついても手をついても、そう怪我はしませんが。
高齢者はそうはいかない。たった1cmの段差にでもつまずいて「不安定」さが拡大して、転んでしまう。
高齢者の歩行は「不安定」なのです。ちょっとした擾乱を抑えられずに拡大させてしまって、転倒します。年齢を重ねたら自分の歩行が不安定になっていることを自覚しなくちゃいけませんね。
私は電車で「お年寄り」や「体の不自由な方」の優先席も利用しています。
なんてったて私は「体の不自由なお年寄り」だもんな。
できれば段差はない方がいい、できれば歩行面は水平な方がいいのですけどねぇ。

アゲハ羽化

0823_1ageha 2013.8.23
アゲハが一匹羽化して旅立っていきました。
接近した記念写真は撮れませんでした。
蓋を開いてワンショット。
すぐに飛び出していきました。
とにかく、よかったよかった。

★結局8月には、
アオスジアゲハが12匹
アゲハが7匹
羽化して旅立っていきました。

現在、アゲハ、クロアゲハ、ツマグロヒョウモンの幼虫が成長中です。
にぎやかですよ。

アゲハ幼虫

0822_13ageha1 2013.8.22
アゲハの幼虫がお尻を振っていました。
すごくかわいいのですが、あまり見かけない行動。
どうしたのかな?とよく見ると、ウンチを落とそうとして腹端部を振っているようです。
0822_13ageha2
目で見て確認できるほどの視覚は持っていないだろうと思うのですけれど。
まるで、ちゃんとウンチは落ちたかな、と確認しているように見えますね。
撮影しながら、ダイジョウブ・落ちたよ、と笑ってしまいました。
0822_13ageha3
休憩してるのもいますし、それぞれ、です。
0822_13ageha4
これは一段階ごく小さい幼虫。
自分のウンチか、上から落ちてきたウンチか、よくわかりません。

今日も元気だ!いいウンチ!!

クロアゲハ幼虫

0822_12kuroageha2 2013.8.22
白いのはキンカンのつぼみ。
幼虫の頭は上です。分かりにくいけど。
0822_12kuroageha1
こっちの幼虫は食事中。糞が体にくっついてますが、食べる方に夢中。
0822_12kuroageha3
食べ終わって葉脈のところで休憩。
頭は下です。
ウンチを落とし忘れました。
ま、そのうち落ちるでしょうけれど。

ヤガタアリグモ(かな)

0822_10arigumo1 2013.8.22
アリに擬態しているアリグモの仲間。
上顎が発達していないので、メスでしょう。
0822_10arigumo2
素早く走るし、この位置から向こう側へ行ってしまったし、ちゃんとした姿が撮れませんでした。
おそらくヤガタアリグモではないか、と思っています。
タイリクアリグモという種もあって、似ているそうですので、確定はできません。

アリは昆虫で脚が3対6本、アリグモはクモですから脚は4対8本。
どうやって擬態するのでしょう?
アリが歩く時って、触角をふって、足元の面を叩いて調べながら歩いていますよね。
アリグモは、前脚をアリの触角に擬態して、アリの歩き方をまねて、振りながら歩くのです。
ただ、アリの探査行動とアリグモの歩き方は異なるので、目が慣れてくると、あ、あれはアリグモの歩き方だな、と分かるようになります。
結構身近なクモですので、観察してみてください。

ミツバチ

0822_9mitubati1 2013.8.22
フウセンカズラの花に来ていました。
ニホンミツバチかなぁ。
腹部上部つまり胸に近い部分までくろっぽい、ということを手がかりにして考えています。
セイヨウミツバチだと、腹部上部は黄色っぽい。
このごろ、自信がなくって。
0822_9mitubati2
後脚に花粉を詰めるバスケットのような構造があります。
0822_9mitubati3
花を移る瞬間です。

ミツバチというとフレンドリーな気分になってしまう方もいますが、針があって刺すことができます。ただし、攻撃を受けたりして興奮したときだけです。
ミツバチだ、きゃぁかわいい、と手を出してはいけません。
見ている限り向こうから攻撃してくることはありません。

昆虫や、他の小型の動物の側から見ると、ヒトという動物はとてつもなく巨大な動物に見えているということを、常に自覚すべきですね。

カスミソウ

0822_8kasumisou 2012.8.22
花を咲かせる期間がかなり長いようですね。
このような状態を維持しています。
足元が楽しい。
「期限切れ」という形で蒔かれなかったかもしれない種でしたが、なんの、なんの、すてきな「花束」になっていますよ。
植物の生命力はとてつもない。

アブラムシとアリ

0822_5aburamusi 2013.8.22
なんだかねぇ、アリたちの食卓にアブラムシが並んでいて、おいしいおいしいと、アブラムシを食べちゃってるような錯覚を起こします。
アブラムシの出す、甘い排泄物を舐めているのですけどね。
アリが攻撃能力を発揮してしまったら、アブラムシなんていちころ、のはずですが・・・。
共生関係というのは不思議なものですね。

セミが羽化するとき、ある意味で一番恐ろしいのはアリなのです。
脱け殻から半身を出して、脚が固まるのを待って、体を起こし、翅の方を抜く。
こういう無防備な時間帯に、アリに見つかってしまうと、襲われて食べられてしまったりするんですよ。

そんなことも頭にあって、アブラムシとアリの写真に、なんだか不思議な感覚を持つ私です。

イチモンジセセリ

0822_4itimonjiseseri 2013.8.22
翅がボロボロです。
さすがに飛びにくそうでした。
生物というものはすごい、とつくづく思います。
「完全な体」ではなくなっても、状況に応じた行動をして、生存につとめます。
ロボットなんかは、ちょっとのことで立ち往生する。
小さなチョウの方が圧倒的に自在な生存能力を持っている。
ため息が出るほど、心揺さぶられてしまいます。

ルリチュウレンジ

0822_3rurityuurenji 2013.8.22
キョウチクトウの葉にとまっていました。
夏前によく見かける気がしていたのですが、盛夏にも。
幼虫がツツジなどの葉を食べるのを見るのも夏前が多いように思います。
比較的「瑠璃色」っぽく写ってくれてうれしい。

虫ナビのサイトに、産卵中の写真が掲載されていました↓
http://mushinavi.com/navi-insect/data-hati_rurityuu.htm
幼虫も一緒に載っていますので、園芸家の方は姿を覚えておくといいかもしれません。

2013年9月 2日 (月)

大気の状態が不安定

下の記事を書きかけのまま、3時の休憩に階下へ降りていったところ、NHKで災害報道への取り組みの番組を流している最中に、埼玉県で竜巻ではないか、被害が出ている、というニュースが入り、びっくりしました。
竜巻・ダウンバーストなどという言葉も飛び交っていました。
これは「大気の状態が不安定」なときに起こる現象です。
そこで、書きかけのままなのですが、アップロードします。
ニュースなどを聞く時の参考にして下さい。
--------------------------------------------
★今年の夏も「不安定」という言葉をたくさん聞きました。
テレビで、アナウンサーは「不安定な天気」といい、気象予報士は「大気の状態が不安定」といいます。{気象予報士も「安定した晴天」というような表現はしますけど。}

「不安定」という言葉の意味が、すれ違ってしまっていることに互いに気づいているでしょうか?
気象予報士さんは気づいていると思いたい。アナウンサーさんはひょっとすると{あるいはおそらく確実に}気づいてない。
アナウンサーの「不安定な天気」というのは単に天気が変わりやすい、という意味です。晴れていたと思ったら、急に雨が降り出して困った、というような出来事を指しています。

★ヤジロベエというおもちゃをご存じでしょうか。
Yajirobee {概念図}
両手の先に重りがついていて、一本足の先端Aを指先に乗せたり、棒の上に乗せたりして、揺らして遊ぶものです。
このヤジロベエが指先で揺れている時に、
:絶え間なく揺れるから不安定だ
:揺れるけど倒れないから安定だ
どちらだと考えますか?

Balance1
このおもちゃは金属の細い棒でできた「人馬一体」の部分が、人の爪先で台に乗って、前後に揺れるおもちゃです。
Balance2
揺れても落ちません。
これ、不安定ですか?安定ですか?

★長い時間の後、ヤジロベエも人馬のおもちゃも、静止します。
この状態が「釣り合いの位置」ですが、「平衡状態」という言い方もします。
で、平衡状態のところに、外部から小さな力をくわえて、状態を乱してやると揺れ始めるわけです。
釣り合いの位置を中心にして振動しますね。

「乱す」という言葉は、日常的に使われ、価値的な意味、あるいは倫理的な意味まではらみうる言葉ですね。
科学の方では余分な意味をそぎ落としてしまいたいので、「擾乱(じょうらん)をくわえる」「擾乱を発生させる」という言葉をよく使います。科学用語は難しいとよく言いますが、逆なんでして、言葉が運ぶ意味を限定して、誤解のないコミュニケーションをしようとしているだけなのです。

さて、平衡状態にある「系」に対して、微小な擾乱を発生させた時、系がやがて元の平衡状態に戻るようなら、その系は「安定だ」といいます
逆に、加えた擾乱が拡大してしまって、元の平衡状態に戻れない時、その系は「不安定だ」というのです。

ヤジロベエというおもちゃは、外部からの擾乱に対して揺れながら元の平衡状態に戻りますので「安定だ」というのですね。

★さて、話は大気の方へ。
ごく普通の穏やかな日。地表上空の空気は、平均的には「100mにつき0.6℃くらい気温が低くなる」という温度分布をしています。
上空の方が温度は低いのです。避暑地は高原、山の上は寒い。ね。
よく、上空に冷たい空気が入って、重いから落ちてくる、だから不安定だ、などということを言う人がいますが、それは違う。
もともと上空の方が温度は低い。上空へ行くと気圧も下がって膨張して密度が小さくなっていますから、冷たくても、落ちては来ません。
冷たい空気は「重い(密度が大きい)」から下に落ちる、というのは気圧がほぼ同じ所での話なんですね。

夏の日、太陽に照らされて温められた空気のかたまりが、風で山の斜面にそって持ち上げられた、とか、高層ビルの影響で上に吹きあげられた、とかすると、気圧がさがって膨張します。空気のかたまりが外部と熱のやり取りをする充分な時間もなく高いところへ持ち上げられると、断熱膨張といって、膨らむために外に対して仕事をするので、その分、空気の塊はエネルギーを消費し、温度が下がります。
この割合は、およそ100m上昇すると1℃温度が下がるという割合です。

空気塊の外の空気は100mで0.6℃下がり、持ち上げられた空気塊は100mで1℃下がる。
おや、持ち上げられた空気塊の方が温度が低くなりますね。
そうなると、その場での圧力が同じで、温度が低い空気塊は、また自然と降りてきますね。密度が大きいから。

ハイ。何かの要因で上空に持ち上げられるという擾乱をくわえられた空気塊が、この場合、周囲より温度が低くなって、また戻ってきます
これが「大気の状態が安定」ということです。

さて、上空に寒気が入っている、というのは、気圧は周囲と同じですが、通常の高度での気温よりも温度の低い空気があるということになります。
そこへ、地表の熱い空気塊が持ち上げられた時、寒気が入っているために、空気塊の周囲の空気の方が空気塊より温度が低いということが起こりえるわけです。そうすると、空気塊は上昇を続けることになります。

ハイ。何かの要因で上空に持ち上げられるという擾乱をくわえられた空気塊が、この場合、周囲より温度がまだ高いので上り続けて、戻ってきません
これが「大気の状態が不安定」ということの中身なのです。

このような「大気の状態が不安定」なときに、さらに加えて、湿度の高い空気塊が上昇を始めると、途中までは乾燥した空気と同じ原理で温度が下がり、でも周囲の温度が低いというので上昇し続けますが、ある程度気温が下がると、水蒸気が液体の水になり始めます。そうすると、気体が液体になるときには熱を放出しますので、空気塊の温度は下がりにくくなります。そのため、温度の高い状態が維持されて、上昇が止まらず、積乱雲となって立ち上がるのですね。対流圏の天井近くまで立ち上がって、頭打ちになり、頭が平らな雲ができたりします。金床雲というやつですね。

上空に寒気が入って、地表近くにはものすごく湿度の高い空気があって上昇し始めたら止まらない、積乱雲ができ、激しい雨が降り、雷が鳴り、ダウンバーストだったり、竜巻だったりの激しい風が舞うかもしれない、こういう状態が「大気の状態が非常に不安定になっています」と表現される状態なのですね。

★いかがでしたでしょうか。
アナウンサーが「不安定な天気」というときと、気象予報士が「大気の状態が不安定」というときの「不安定」という言葉の意味をちょっと分かっていただけたらさいわいです。

この一文を読んでくださった方々は、正しく「安定・不安定」の意味を了解していただけることでしょう。

降雨状況などの資料

下のサイトは「東京アメッシュ」といいまして、東京とその隣接地の降雨状況をオン・タイムでみられるサイトです。
http://tokyo-ame.jwa.or.jp/index.html
東京の近くにお住まいの方はご利用ください。
Tokyoamesh
2013.9.2の14:00の状況です。

下のサイトは気象庁の「レーダー・ナウキャスト」というサイトです。
http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/
全国の状況も見られますし、クリックすると地域の情報も得られます。
20130902ame
2013.9.2の14:10
降雨状況↑
20130902kaminari
雷の状況です↑
20130902tatumaki
竜巻の確度です↑

参考までに、とお目に掛けます。
竜巻のニュースと突き合わせてください。
また、雷雨など来た時は、状況を知るためにご利用ください。

モノサシトンボ

0822_2monosasitonbo 2013.8.22
モノサシトンボの季節は終わって、シオカラトンボやオオシオカラトンボの季節だ、などと呟いたものですから、抗議されてしまった。
俺、まだいるんだからさ、消すなよな。
確かにね。まだいるんだよなぁ。エライ。
頑張っています。応援してるよ。

アゲハ羽化

0822_1ageha1 2013.8.22
前の日は3匹羽化して旅立ちましたが、この日は1匹。
元気に暴れていましたので、透明な窓を少し開けて、とにかく一枚記念写真。
ところがその後はのんびりしてしまった。
0822_1ageha2
ケースの蓋を丸ごと持ち上げたらぶら下がってます。
0822_1ageha3
蓋を傾けたら、開いていた窓の縁に「手」をかけて。
0822_1ageha4
接近する時間をくれたものですから、こんなショットをものしました。
直後にこの窓から飛び出していってしまいましたが。
旅立ちの一瞬に結構いろいろなことが起こるのが面白い。
手にとまったり、頭にとまったりもこういう瞬間に起こります。
基本的にチョウを放すのは二人で。
どちらかが不在の時に大暴れしてしまった時は別ですが。
この「旅立ちの瞬間」という宝石のような時間を共有したいのです。
いいものですよ。チョウとの交流の歓びには、際限というものはない。

門を出たら

0821_9sugurizoumusi 2013.8.21
スグリゾウムシを見かけました。
葉を両面からはさむようにとまるんですね。
なんとなく、ぎくしゃくした感じがして不思議な虫です。

0821_10tonbo
電車関係の電柱を引くワイヤにトンボ。
振り向きざまの一枚。
多分シオカラトンボだと思います。
確認する間もなく、飛び去りました。

0821_12tokage
ブロック塀をトカゲの子が走っていましたが。
大人のように素早くはいかない。
垂直な面はやはり苦手なようで、うっかりすると下がりそうなんですね。
で、ちゃんと水平に進もうとして「努力」している感じが見ていて伝わってきます。
やっぱり、子どもなんだよなぁ。
焦らせてはいけないので、近づかずに、遠くから一枚だけ撮って立ち去りました。

シオカラトンボ

0821_8siokara1 2013.8.21
ふと気づくと、頭上のロープにシオカラトンボがいました。
なんとなく「気配」のようなものを感じちゃうんだなぁ。{動物的な勘、ですかね、私は動物だから。}
背景の緑はオーシャン・ブルーです。
0821_8siokara2
カメラを両手で持ち、ファインダーの中央部の点をトンボに向け、AFで合焦を知らせる赤い点灯を頼りに撮影。これが限界です。
こういうアングルでトンボを見るというのも、ちょっと珍しい感じですね。
たいていは背面や横からですから。
今年はオオシオカラトンボよりシオカラトンボが目立ちます。
かなりの数が庭を飛びまわっているようです。
{チャコちゃんまでトンボ捕りをしてしまって、お陰で採卵できましたが。}
楽しいですね。

オオフタオビドロバチ

0821_7oohutaobidorobati1 2013.8.21
居間の前のフウセンカズラです。
ドロバチが栄養補給ですね。
0821_7oohutaobidorobati2
フウセンカズラは、花は小さくてもおいしい蜜を与える、という戦略なのかな。
虫たちとの相性が非常によいようにみえます。
大した花ですよ、小さいけど。

ツクツクホウシ

0821_6tukutuku2013.8.21
ツクツクホウシの脱け殻だと思うのですが。
なんだか、こんなに小さかったっけ、という感じでした。
それ以外の可能性はないので、ツクツクホウシで間違っていないと思います。

セミの「相」が変わった。
現在も、アブラゼミ、ミンミンゼミも鳴いているのですが、ツクツクホウシのほうが「主」になっていますね。
季節の進行を確実に告げています。
暑さもぶり返します、ゲッソリもします、でも季節は進行しています。
ツクツクホウシがそう言っています。

アゲハ

0821_1ageha1 2013.8.21
アゲハが羽化間近。
0821_1ageha2
蓋で並んで蛹になった方も羽化間近。
2枚とも7:46の撮影。

第一陣羽化、2匹。
本当は、もう少しケース内でのんびりさせてやりたかったのですが、3匹目が羽化する時に、前の2匹がいて、ばたついたりすると、羽化失敗になりかねないので、少々早目かなとは思いましたが、放すことにしました。
10:25過ぎです。
0821_4uka1_1
わぁ。
王者の風格、という感じがしませんか?
驕るでもなく、へりくだるでもなく、泰然として、行くぞ、とおっしゃってます。
足元が少し傾いているために、バランスをとるために体を傾けているのですが、それがまたいいなぁ。なにかな?という風情だ。
0821_4uka1_2
さぁて、そろそろ行くか
0821_4uka1_3
正面から目が合ってしまった。
ドキドキしました。なんかもう、圧倒されてしまいました。
この直後飛び去りました。

0821_4uka1_4
こちらは少し体が重かったかもしれない。
0821_4uka1_5
ふわっと飛び出して、近くの木の葉の上にとまりました。
妻と。あそこならのんびり体を乾かしても安全だな、よかったよかった。

0821_5chako
二人して何を騒いでるんだかね。
全く気づいていなかったのですが、ケースを置いて、チョウを出してやっていたその真横、1mもないところのトクサの陰の風通しのよい場所で、チャコちゃんが暑さをしのいでいたのですね。
わるい、うるさくしちまった、退散するからそこにいていいよ。

0821_13uka2
危なかったですね、やっぱり2匹を放した直後に3匹目が羽化しました。
13時にこれも放してやりました。
直ちに飛び去ってしまったので、これ一枚。

いやぁ、どんどん羽化して旅立ちます。
飼育者としてこれ以上の幸せはない。
翅がボロボロになるまで飛び、繁殖し、命を全うしてほしい。
それだけです。

アシダカグモ

0820_9asidakagumo1 2013.8.20
アシダカグモの幼体が洗面所の近くにいましたので、透明ケースに入ってもらって撮影。
↑腹面
↓背面
0820_9asidakagumo2
成体に比べて、頭胸部も腹部も「丸っこい」ですね。
↓面構え
0820_9asidakagumo3
うむ、なかなかのものだ。
0820_9asidakagumo4
↑後ろ姿。
蓋を少しずらして、すき間から撮影。多少は鮮明になります。
0820_9asidakagumo5
全身を鮮明に、と思ったのですが、ケースを支えている左手の指のあたりから動いてくれませんで、なんだか妙な画像になりました。

成体になると相当「巨大」なクモになります。
でも、人に噛みつく訳もなし。
幼体も成体もおそらくゴキブリあたりが主たる獲物でしょう。
せっせと頑張ってもらいましょう。

特別警報について

★NHKさんもやはり多少は気になりましたかね。

NHK
「特別警報」被害を減らすために(8月30日 18時25分)
・・・
特別警報って何?
「特別警報」は、警報の基準をはるかに超えるような大規模な災害の危険性が非常に高い場合に、最大級の警戒を呼びかけるため、気象庁がことし5月に気象業務法を改正して新たに導入しました。
ひと言でいうと、命の危険に関わる非常事態が差し迫っていることを端的に伝えるための情報です。
気象庁では、その地域にとって数十年に一度あるかないかの大雨や大雪、暴風それに高潮などの現象が起きている場合、または予想された場合に、「特別警報」を発表します。

「数十年に一度」って一体どのくらいの現象なのかイメージがしにくいと思います。
過去の災害で特別警報に相当するケースは、大雨では、▽去年7月の九州北部豪雨や▽おととし9月の紀伊半島を襲った豪雨災害、▽おととし7月の新潟・福島豪雨、▽平成16年7月の福井豪雨、▽平成12年9月の東海豪雨などがあります。
また暴風や高潮などの特別警報に相当するケースは、▽昭和34年の伊勢湾台風や▽昭和36年の第2室戸台風などがあります。

ことしはすでに特別警報級の雨が4回
ことしは記録的な大雨が相次ぎ、▽7月28日に山口県と島根県で、▽8月9日に秋田県と岩手県で、▽8月24日に島根県でそれぞれ降った雨はいずれも特別警報の基準を超える大雨でした。

島根県ですでに2回特別警報に相当する大雨が降っていることについて「数十年に一度ではないじゃないか」と思う人がいるかもしれませんが、7月は津和野町付近、8月は江津市付近で、地域は別で、それぞれの地域では数十年に一度なのです
「私の住んでいる地域は大丈夫」「ここ何十年も災害が起こったことはない」などと思わずに、自分の住んでいる地域で、大規模な災害が起こったらどうしたら命を守れるか、これを機会にぜひ考えてみてください。
・・・

日本中でみると、あちこちで頻繁に起こっているので、「なんだ、いっぱいおこるんじゃないか。大したことないのじゃないか」と軽く見がちですが、「自分の住んでいる地域で」という点に注意が必要ですね。

「数十年」という言い方では「20~30年」と了解されてしまうでしょう。それでは「一生に一回あるかないか」というのとは全然重みが違いますよね。
ですから、人によって理解の程度が変わってしまう「数十年」という表現はやめて、きちんと「50年に1回程度」と表現してほしいですね。公的に、しかも命がかかるような問題で「数十年」というあいまいさを持つ表現は絶対にやめるべきです。
私はやはりそう考えます。

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