« 歩き続けて富士山頂 | トップページ | モノサシトンボ羽化:2 »

2013年8月 5日 (月)

モノサシトンボ羽化:1

0724_1monosasi1 2013.7.24 9:30
モノサシトンボが羽化してるわよ、という妻の声に駆けつけてみれば、羽化直前。
右は脱け殻です。左が水の中から上がってきて羽化しようとしている個体。
0724_1monosasi2 10:02
背中が割れて、中から成虫が出てきました。
0724_1monosasi3 10:02
ヤゴの体と成虫の腹が真っ直ぐになった状態で、動きません。
先ずは脚を乾燥させて硬くしているのでしょう。
白い糸が見えますね、脱け殻と成虫の間に。これ、気管が抜けているところです。
この気管は、ヤゴの時代に水中の酸素を取り入れて体内に送っていた気管ですね。
0724_1monosasi4 10:05
少し体を前へ曲げて、脚で棒につかまる姿勢になりました。
0724_1monosasi5 10:09
脚がかたまったらしく脚で棒につかまって、ヤゴの体から腹部を抜きだしました。
翅は3,4mmで、腹はその倍くらいでしょうか。
翅は細かく畳まれています。
0724_1monosasi6 10:12
翅を展開しようとしています。
腹はまだ伸びていないので、それをスケールにすると、2節分くらい翅が長くなりました。
0724_1monosasi7 10:13
また1節分伸びました。
翅の付け根付近から伸びて、先端部はまだなのでチリチリな感じです。
0724_1monosasi8 10:14
腹とほぼ同じ長さになりました。
翅の付け根付近と先端部の違いがはっきり分かりますね。
この時の翅の先端部を拡大すると
0724_1monosasi9 (10:14)
こうなります。チリチリといっても、規則的に小さく折り畳まれていることが分かります。決してぐちゃぐちゃではありません。
0724_1monosasi10 10:17
翅の方が長くなりました。
0724_1monosasi11 10:19
ほとんど伸びきってきました。
0724_1monosasi12 10:20
ほぼ伸びきりましたが、まだ「折り皺」が目立つ。
0724_1monosasi13 10:23
伸びきりましたね。濁りも消え、透明な翅になりました。

ヤゴの体内で翅を作る時に、折り畳まれた形で作るわけですが、同時に、翅脈も、ストローをつぶして折り曲げた、というような形で翅の中に形成されているはずです。
そこへ、体液を圧力をかけて送りこむと、つぶれていたストローが丸い断面の管状になるように、折れ曲がっていた翅脈が真っ直ぐになり、その力で翅が展開されていく。
これって、宇宙船の折り畳んだ太陽電池パネルを展開するよりも微妙で難しい作業のように思えます。それをトンボたちみんながやるんですから、全くすごいことですね。
広げた面をたたんだのではないのです。ヤゴの体内で、折り曲げた形で翅を作るんです。展開したときにどうなるか、想像を絶する、巧妙な制作過程ですね。

いや、ものすごいものを見ました。
息を飲む、というのはこういうことか、と実感しました。
あっというまに1時間くらいが経過していました。
後半戦では、腹部を伸ばすところを見ます。



« 歩き続けて富士山頂 | トップページ | モノサシトンボ羽化:2 »

動物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 歩き続けて富士山頂 | トップページ | モノサシトンボ羽化:2 »

2023年1月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ