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2013年8月22日 (木)

カナヘビ誕生:1

0809_1tamago 2013.8.9
庭の隅で土いじりをしていた妻が、タマゴ見つけた!と持ってきました。
2個。
この時点で何の卵かは不明。
ヤモリの卵ではないと思いました。ヤモリの卵は押入れの奥の方などで見たことがありまして、壁に付着していました。
ということは、トカゲかカナヘビの卵だと思いましたが、分かりません。
飼育ケースに土を入れ、卵を置き、上から腐葉土になりかけの枯葉を少しかぶせておきました。
発見場所は土のごく浅い場所だったというので、埋めることもないと考え、こうしました。

0820_1kanahebi1 2013.8.20
孵ってる!!という大声が階下から聞えてきました。
何が孵ったんだ?と行ってみれば、あの「爬虫類」の卵ではないですか!
ケースの外からとりあえず1枚撮ったのがコレ。
わっ、カナヘビじゃん!
そうなのよ、カナヘビの赤ちゃんなのよ。
頭でっかちですねぇ。
0820_1kanahebi2
外から撮った凛々しいお顔。
わあ、わぁ、わぁなのであります。
0820_1kanahebi3
運動能力がよく分からないので、そっと蓋をずらして撮影。
ちゃんと2匹いますね。もう、うれしくってたまりません。
見ているうちに、飼育ケースの壁を登ることはできないことが分かってきました。
そこで、蓋はとって、入れておいた枯葉をそっとそっと驚かさないように取り除いていって、見やすくしていきました。
0820_1kanahebi4
そばにスケールを置いて撮影。
スケールに「mm」とあるのは、最小目盛りが1mmであるという意味です。
数値はcmの数値です。
ざっと見て、6cm程度ですね。頭が重そうだねぇ。
かわいいったらありゃしない。
0820_1kanahebi5
この写真で、前脚の後ろ側、矢印で指しているあたりに、周囲の大きめの鱗とはちょっと違う赤みを帯びた領域がありますね。
この内側に肺があって、呼吸のたびに、ペコペコ膨らんだりへこんだりします。
目の後方にあるくぼみは耳孔。
0820_1kanahebi6
枯葉を取り除いていったら、卵殻が出てきました。
スケールを入れて撮ってみました。
長径で1cm程度ですね。
ヤモリの場合もそうですが、カナヘビでも、親の体格から考えるとずいぶん大きな卵を産みます。
母親は自身の栄養資源を大量に卵に注ぎこんでしまうのですね。すごいなぁ。

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