凝血
2013.8.13
苦手な方はこの記事飛ばして下さい。
手の甲で蚊が血を吸いました。
バシッと叩きつぶした直後です。
蚊の体の模様が少しくっついています。
↑これが12:37
↓これは12:49
12分でこうなりました。
水分がかなり減って、色が濃くなりました。
血液の凝固ですね。
鮮血を見て、どのくらいで凝固するのかな、と好奇心を起こしてしまったわけです。
自分自身の体を観察するのは、タダだし無責任でいられるし、なにより面白くっていいですね。医者に行っても、自分の体の状況を自己申告すると、かなり正確な記述ができているらしく、医者自身はちょっと確認するだけでカルテ書いていたりします。
★昔、よく「血沈」ってやりましたが。今もあるのかな。
抗凝固剤を入れて、血液が固まらないようにして。赤血球が沈んでいきますね。その速さで、炎症があるかないか、とかおおよその見当がついたらしかったですが、最近あまり見かけないなぁ。
クエン酸とか、クエン酸ナトリウムとかを使ったのじゃないか、と化学屋としては思いますが。
★また昔、献血をずいぶんしましたが。血液の密度の測定が面白かった。いろいろな濃度(密度)の硫酸銅溶液に垂らしていたようですね。血液の滴の表面が固まって溶け亡くなるんでしょうね。基準の密度の硫酸銅溶液に浮いてしまうようなら密度不足で献血できなかったりするんですね。今も同じ方法使っているかなぁ、知りませんが。
採血の時も瓶に血液がたまっていくのを見ているのが面白かったですね。
★またまた昔、教師現役時代。健康診断の血液検査の採血で。
自分の腕の静脈に針が刺さるのを見ていたら、針が血管を突きぬけて向こう側に出てしまったらしいなぁということがありました。
なんだか突きぬけちゃったようですねぇ。
そのようですねぇ、スミマセン。
ああ、今度はちゃんと血管に入ったようですね。
などと話しながら採血してもらったことがあります。
血液に触れてはいけないことになって、注射器で吸い出すのはやめになり、陰圧のカプセルに吸い込ませるように変わったときも、なるほど、血液に触れるリスクがこれで低くなるわけですね、などと話しながら、吸い込まれていく血液を見ていましたっけ。
繰り返しますが、自分の体を観察するのは無責任で楽しいですね。
医者は患者に対する責任と言うやつがあるからなぁ、楽しそうな職業には見えませんね。
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