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2013年8月26日 (月)

シオカラトンボ産卵:2

0814_14tamago 2013.8.14
前日の卵が色づいてきました。
受精卵のようですね。
無精卵だとやがて白くふやけて、水カビというのかな、もやもやが生えてきてしまいます。
空き瓶の底のほぼ全体が見えていますが、ずいぶんたくさん産んでくれたことが分かりますね。

0818_3tonbo1 2013.8.18
わっ、孵ってる!!
風呂から上がってきて、7時のニュースでも見るか、と座りこむ直前。
茶箪笥の上に置いてあった瓶を覗いて私の発した大声。
0818_3tonbo2
ぴょんぴょこ、ぴょんぴょこ、泳いで水面近くまで上がってきています。
水中のごく小さい幼虫は非常に撮影しにくい。
何とか眼や触角が識別できるくらいには写りました。

幼虫の個体数密度が高すぎますから、分割したい。
透明なプラスチックケースに池の水を妻に入れてきてもらいまして。
ピペットで空き瓶から2,3匹ずつ吸い上げてはプラスチックケースの方へ移す。
この作業を丹念に行います。
こういう作業は私向き。メガネさえ外せば、裸眼なら小さいものを凝視しやすいんですね。妻はコンタクトレンズ使用者なので、さすがに細かいものはつらい。
池の水には微小な動物プランクトンなども必ずいるはずなので、エサを供給することにもなります。
ですから、ガラス瓶の方にも、少しずつ池の水を入れてやるようにしながら、幼虫を二つの容器に分けてやります。

0818_3tonbo3
プラスチックケースに移した方の幼虫の写真です。
ガラスのような凹凸による光の揺らぎが少ないので、撮影しやすい。
0818_3tonbo4
かわいいですねぇ。
0818_3tonbo5
ほぼ同じですが、ちょっとは鮮明か。
テレビなんかそっちのけで、大騒ぎをする夫婦なのでした。

この後、ガラス瓶の方は池に持っていって中の幼虫を全部池に放しました。
プラスチックケースの方には、オオカナダモをちょっと入れてエサが発生するかなという環境を作ってしばらく室内で観察を続けます。

★今回、シオカラトンボの場合、産卵から5日で孵化しましたが、まぁ、1週間くらいと思っていただいた方がいいでしょう。
卵から幼虫が孵化して、幼虫で越冬することになります。

アカトンボ(アキアカネ)で同様に産卵させた場合、おそらく待っていても孵化しないと思います。
で、そこで諦めて捨ててしまわないこと。
金魚やメダカを飼うような水槽に水を入れ水草なども入れ、その水槽の底に卵の入った瓶を横に寝かせて入れておいてください。
卵で越冬するタイプもあるんですね。
3月末かなぁ、そろそろ水が温かくなり始める頃、注意深く見ていると幼虫が孵化してくるかもしれません。もちろん受精卵の場合ですよ。

もし、学校の理科の先生に立体顕微鏡を使わせてもらえるようなら、低倍率の立体顕微鏡で観察すると、まるでガラス細工のような幼虫が泳ぐのが見えて感動します。

昔、お子さんのいる同僚の女性の先生に、トンボの卵をガラス瓶ごと差し上げましたら、やがて孵化して、お子さんたちと一緒に大騒ぎしたそうです。

トンボの卵の孵化など、そう多くの方々が経験できるわけではないのですが、方法そのものは簡単。試みる価値はあります。

★トンボに産卵させるこの方法。私が小学生の頃に体験したことなのです。
秋田の祖父が東京に遊びに来て、一緒に新宿御苑へ行きました。温室の中でトンボを手で捕まえたので、紙をもらって三角紙にしてトンボを包んで家に持ち帰りました。家で、どういうきっかけだったのか分からないのですが、コップの水に腹をつけたら産卵してくれて、さらに、何日かのちに孵化してかわいい幼虫を見て。もう感動の嵐でした。忘れられませんねぇ。
結婚してからは、妻にもこの方法を伝授して、二人でこの技を楽しんでいます。
こんなわけで、玄関前にはいつもガラスの空き瓶があるようになったんですね。
なんという夫婦なんだろうなぁ。

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