高校野球が始まったらしいですね
★全然興味なし。
開会式のニュースが流れていましたが。
今年の選手宣誓は
私たちは今、この甲子園球場に立てることに幸せを感じています。
第95回を数える長い歴史の中でさまざまな困難を乗り越え、
本当に多くの先輩方が前を向き、夢、感動、勇気を与えてくれました。
それを私たちが継承し、また先輩方に負けないように決して諦めず、
仲間を信じ、未来を信じ、今よりも一歩でも前進します。
今生きていること、すべての命に生かされている重みをしっかりと受け止め、
高校生らしく爽やかに、すがすがしいプレーをすることを誓います。
比較的聞きやすい。「感動・勇気を与えられた」のは自分たちであると。自分たちが「与える」とは言っていない。
「勇気を与えるとか」「感動を与える」とかいうのは流行りですが、『傲慢』な物言いだと思いますよ。
他人の心に手を突っ込んでかきまわすもんじゃないよ。
{何かあると、カウンセリングとか、セラピーとか、人の心に手を突っ込んで「治療できる」ような幻想をふりまくのはやめませんか?心は自ら癒すものです。私は私の心に土足で踏み込まれたくないよ。}
例えば
僕たちは野球が好きです。全力で野球をします。みなさん、見ていください!
で、いいじゃないですか。
人生の中の「瞬間」ともいえる高校生の時に、好きな野球に打ち込んで「甲子園球場に立てることに幸せを感じ」られるのは素晴らしい。それにケチをつけるほど、私だって野暮じゃない。
結果として、いろいろと物語が生まれたり、感動したり、なんだかんだ生じるでしょうけれど、それは見る側の問題でしょ。
球児はひたすら野球に打ち込む、それだけでいいのだと思っています。
マスコミは「感動の物語」が好きだからなぁ。
いろいろ取材して、背景はこうだった、とか、やたらとエモーショナルに迫ってくるからなぁ。
野球の中継と結果だけでいい。
なんでも物語仕立てにすりゃいいってもんじゃないでしょ!!
{ついでに、予告しか見ませんが、最近のテレビドラマはやたらと「叫んで」いませんか。叫んだり怒鳴ったり。うるさいなぁ、と感じています。}
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