お暑うございます
★東京は、昨7月7日の最高気温が35.4℃で、今年初の猛暑日となりました。
昨年は、東京の最初の猛暑日は7月19日でした。それ以降、7・26、8・17、8・24、8・27、8・30 と計6回猛暑日がありました。
これが今年ここまでの気温の記録です。
6日、7日と熱帯夜ですし、気分はサイアク。
この先、2カ月近く、こういう状態が続くのかと思うと、ゲッソリですね。
今年は何回の猛暑日が来るのでしょう。
上のグラフの黒い線が毎日の記録の間を縫って行くように、私的に均した線です。
この黒い線の部分だけを、平年値を「0」としてグラフ化すると↓こうなります
今年は、3月が「異様に」高温だったことが分かります。
普通この均し方だと、平年値からのずれは5℃くらいの範囲に収まるんですが、はみ出しましたね。
で、5,6月がまた高温でしたが、少しは落ち着くのかな、と思っていた矢先の猛暑日。
この先どう推移するのか、分かりません。
爺さんギャグ:小暑う(少々)暑すぎて、茹ですぎのうどんのように、のびております。
小暑は夏至から太陽の位置が15度進んだポイントに付けられた名前です。
更に15度進んで、大暑。もう15度進んで立秋となります。
太陽が進んでいく感覚は、影の長さや、真昼の太陽の高さ、室内に差しこむ夕日の位置、日の出日の入りの時刻、などで感じ取って下さい。
★オマケ
今年の湿度の推移のグラフです。
新聞掲載の「午後3時の湿度」をグラフ化してあります。
正式な気象統計情報ではありません。
冬の乾燥度が比較的緩かったように思います。湿っぽい冬。
さて「蒸し暑い夏」はどのくらいになるのでしょう?
まとまったら掲載します。
★今日、7月8日の今、猛暑日の予感に「おののいて」おります、ハイ。
みなさま、熱中症になられませんように。
一言多いかかし爺さんとしては「熱中症に『かからない』ように」とは申し上げません。
罹患(病気にかかる)というのは、病因が外部にあって、それに感染して症状があらわれてくることでしょう。
熱中症の場合は、高温下での体の「状態」としてあらわれてくると考え、「かかる」という言葉は不適当な気がします。
★ニュース・気象情報などで、しきりと熱中症に注意しろ、注意しろ、とは叫んでいますが、どういう状態が自分に現れたら熱中症を疑うべきなのか、そういう初期の状態をもっと周知すべきじゃないですかね。
調べてみたら、こんなのがありました。
熱中症の症状
1度(熱失神・熱けいれん、現場での応急処置で対応できる軽症)
めまい、失神、筋肉痛、こむら返り、大量の発汗
2度(熱疲労、病院搬送が必要な中等症)
頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐(おうと)、倦怠(けんたい)感、虚脱感
3度(熱射病、入院して集中治療が必要な重症)
意識障害、けいれん、手足の運動障害、体に触ると熱いぐらいの高体温
くら~っと来て、ドドッと汗が出てきたら、要注意。
頭痛・吐き気は一段進んだ状況のようですから、その前に、自分で体温を下げ、水分を補給しましょう。
私はびしょびしょのタオルをいつも持っていて、体を拭いて蒸発熱で体表温度が下がるようにしています。汗の効果を補助するということですね。
今日あたりは、午後に水のシャワーでも浴びようかな、とも思います。
じいさんですから、人前には恥ずかしくて出られないような姿でもまあいいや、と暑さをしのいでいます。
「よくぞ男に生まれける」と。
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