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2013年7月 5日 (金)

納豆

★7月3日の朝日新聞夕刊に「納豆をたどって」という短期連載の第1回が載りました。
この「~~をたどって」というシリーズは考えさせられることもあって、ほぼ読んでいます。
私は納豆の効能などには、まるっきり関心はないのですが、納豆好きでして、毎朝納豆を食べていますから、これは読んでおかなくっちゃ、と読んでいったら。
ん?そうだったけ?という記載に出会いまして。

 不思議な豆は、私にとっても毎朝欠かせない一品だ。親譲りの高血圧とあって、せめてもの健康法として、米のごはん抜きでも、ほお張っている。
 それだけに東日本大震災後、しばらく売り場から消えたときは落ち込んだ。石油コンビナート事故でラベルが不足するというちょっと意外な理由だった。

たしかにね、東日本大震災の後、しばらくスーパーで納豆が品薄になって、「お一人様一点限り」というような状態がありました。ただ、その理由が「石油コンビナート事故でラベルが不足」したとは理解していませんでした。

水戸納豆、ねばり強く復活 被災のメーカー各社出荷再開(朝日新聞 2011年3月25日)
 「水戸納豆」として知られ、全国一の生産量を誇る茨城県の納豆メーカーは全社が東日本大震災で操業を停止していたが、大手や老舗の多くが震災から2週間となる25日、出荷を再開した。首都圏のスーパーで続いた納豆の品薄状態は改善に向かうが、資材不足や計画停電の影響が懸念され、全面回復にはなお時間がかかりそうだ。
 ・・・
 操業が再開した今後も、懸念は残る。納豆パックの包装フィルムは、製造会社が被災し、供給のめどが立たない。計画停電も悩みの種だ。納豆は発酵のため40度を20時間保つ必要があり、電気は不可欠。茨城県は被災地のため計画停電の地域から外されているが、「いつ停電の対象になるかわからない」と気が気でない。

この記事中の「納豆パックの包装フィルムは、製造会社が被災し、供給のめどが立たない。」というところが、「納豆をたどって」の中で「石油コンビナート事故でラベルが不足するというちょっと意外な理由だった。」に対応しているんでしょうね。
うかつにも私は、この当時、そのことを全然意識していませんでした。

私の記憶にくっきり残っていたのは「納豆は発酵のため40度を20時間保つ必要があり、電気は不可欠」という部分です。
当時、計画停電が大きな問題になっていました。私の住むところでは計画停電は実施されなかったのですが、ローテーション表を手元に置いて、いつでも対応できるようにと準備はしていました。
そうか、発酵食品は定温が必要なんだなぁ、と納得し、「計画」と銘打ってはいても、停電したらダメなんだ、と納得していました。茨城県では計画停電はなかったのかもしれませんが、むしろ私としては強く印象に残ったのでした。

★こんな記事もあったんですよ。

停電でヨーグルト品薄 電力使う「発酵」支障(東京新聞 2011年4月3日)
 首都圏のスーパーやコンビニの店頭からヨーグルトが消えている。製造に欠かせない電力を使った「発酵」が、東京電力の計画停電の影響をもろに受け、通常の生産ができなくなっているためだ。夏の大規模な節電が議論される中、メーカー各社は安定的な商品供給に頭を悩ませている。
 「発酵、冷却の過程の途中で電気が止まったらお手上げ。機械の点検なども含めると実際に生産できるのは半日だけだ」。明治の担当者は、計画停電の影響の大きさを語る。
 ヨーグルトは、殺菌した生乳と乳酸菌をパックに詰めた後、三〇~四〇度に温度を保って発酵、その後、急速に冷却する。この工程に三~四時間が必要なため、電力の供給が止まると約半日は製造できなくなるという。
 明治は、ヨーグルトを製造する神奈川工場と戸田工場の二工場が計画停電の対象地域。東日本大震災後、同社の首都圏向けの供給量は三割落ち込んだ。
 人員の配置、生乳の入手など生産には事前に計画を立てることが必要なため、「突然、計画停電はやりませんと言われても、生産ラインを動かせるわけではない」(明治)。震災以前の生産水準に回復する見通しは立っていないという。
 雪印メグミルクも、関東と東北向けにヨーグルトを作る海老名工場が計画停電の影響を受けている。主力の四百グラムパックは、首都圏向けにほとんど供給できていない状態だ。
 ただ、同社は「計画停電の合間をぬって生産できるようシミュレーションしている」と説明。品薄解消に向け準備を進めている。

やはり、発酵食品製造には定常的な電力が必要なんだな、と納豆と合わせて納得したのでした。
突然「計画停電実施せず」といわれても、はいそうですかと、すぐに生産できるわけじゃないんですよね。

こんな話を思い出しました。

★震災の時の停電のことを考えていたら、思い出したことがあります。
今年の3月に、標準電波復活のエピソードを書きましたっけね↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-01a6.html
2013年3月13日 (水)「電波時計」

標準電波を守る、ということに大変な苦労があるという話でした。
もし初めてでしたら読んでみてください

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