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2013年7月24日 (水)

カブトムシ

0714_kabutomusi 2013.7.14
昨年度、虫好きの数学講師だった妻が幼虫を頂いてきまして、羽化しました。
久しぶりだなぁ、カブトムシ見るのは。
昔、子らとカブトやクワガタを飼育しましたっけ。
カブトムシを交尾させて、産卵させ、幼虫から蛹・成虫と育てもしました。
今年は、この夏を目いっぱいに生きてもらうしかないですね。
昔は桃やスイカなどを食べさせたのですけれど、今回は、カブトムシ用のエサを妻が買ってきました。
孫にせがまれて、カブトムシの世話をする羽目になったおばあちゃん。
って、店員さんには見られてるんだよなぁ。と二人で笑いました。
本人が飼っているとは、「お釈迦様でも御存知あるめぇ」
なんて、古いんですよね、言い方が。

★「お釈迦様」で思い出してしまった。
極楽は「虫天国」でもあるはずです。
芥川龍之介によれば、

翡翠(ひすい)のような色をした蓮の葉の上に、極楽の蜘蛛が一匹、美しい銀色の糸をかけて居ります。御釈迦様はその蜘蛛の糸をそっと御手に御取りになって、玉のような白蓮(しらはす)の間から、遥か下にある地獄の底へ、まっすぐにそれを御下(おろ)しなさいました。

こうですから、極楽にもちゃんと蜘蛛がいるんですねぇ。
ヒト以外のすべての生物(動植物・菌類など含めて)はすべて極楽へいくのです。
地獄に落っこちるなんてハメになるのは、ヒトだけですよ。
欲深いから。

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