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2013年7月11日 (木)

ツマキチョウ(訂正あり)

以下の記事には、誤りがありました。
ツマキチョウは年一化性で、春に羽化し、交尾・産卵します。卵から孵化した幼虫は成長し、蛹になりますが、その蛹のまま、夏を越し、冬を越して、翌年の春に羽化するのだそうです。ですから、7月の今の時点で蛹のままでいることは、正常なことでした。
これから、来年の春まで蛹をそっと見守りたいと思います。
なお、新しくその話を書きましたので、そちらもご覧ください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-1522-1.html
2013年7月15日 (月)「ツマキチョウ」

★かなり前のちょっと悲しいお話になります。
0423_4tumakityou1 2013.4.23
ひらひらと白いチョウが舞ってきました。
私はこの大きさの白いチョウというとモンシロチョウとスジグロシロチョウしか知りません。
この時もモンシロチョウだな、と思いました。
0423_4tumakityou2
今↑とまっているのはコマツナ。
コマツナでモンシロチョウがいっぱい産卵してくれていましたから、当然モンシロチョウと認識していました。
0423_4tumakityou3
産卵行動をしていることは現場で見ていました。
写真を見てびっくり。
これモンシロチョウじゃないですね。
調べてみたらツマキチョウです。
私にとっては初めて認識するチョウでした。
{認識と書いたのは、飛ぶ姿を見ていた可能性はいくらでもあるからです。モンシロチョウと思い込んだまま。}

0514_16tumakityou 5.14
これ、モンシロチョウの幼虫とは違うなぁ。

0515_13tumakityou 5.15
白い筋のようなもので上下の色が切り替わっていますね。
↓同じ日に撮影したモンシロチョウの幼虫
0515_14monsiro 5.15
ね、違いますでしょ。
これは4月に見たツマキチョウの幼虫に違いないと、妻にも教えて、ケースに入れてやりました。

0519_3tumakityou3 5.19
前蛹
0519_3tumakityou1 5.19
蛹化しました。
腹端部から脱け殻がぶら下がっています。

0526_3tumakityou3 5.26
蛹化直後とは色が変わっています。
参考として↓
0520_4monsiro
5月20日に撮影したモンシロチョウの蛹です。
ツマキチョウの羽化は見たことがないので、ずっと待ったのですが。
残念。羽化しませんでした。
寄生バチなどが蛹から羽化して出ていった形跡がありません。
病気だったのかな。

羽化したら一連の写真をまとめてブログに掲載しようと、フォルダを作って写真を集めておいたのですが、結局使わないまま、放置してしまい、今、お目にかけます。

上の写真のモンシロチョウの蛹は羽化して無事旅立って行きました。
思うようにはいかないものです。
去年かその前か、多数のモンシロチョウの幼虫を飼育して、寄生バチ「アオムシコマユバチ」に寄生されて全滅したことがあります。
今年は14,5匹が全部羽化成功に至ったのですが、ツマキチョウは残念ながらダメでした。ちょっと悲しい。
また次のチャンスがあることを祈っています。

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