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2013年6月21日 (金)

ナガサキアゲハ:2

0521_1nagasaki 2013.5.21
茶色くなった葉から移動させた先の葉の上。昼前ころです。
この場所にじっとして、動いていないような気がしました。
移動の時に何か重要な影響を与えてしまって、葉に噛みつく動作が起こせなくなっているのではないか、などと心配しました。
続けて、説明しますが、この写真に実は解答のヒントがあったのです。

0521_17nagasaki
幼虫の位置が少し変わりました。向きも上向きになっています。夜7:30頃。
動くんだな。
あれっ、葉の齧り跡が変化した!
最初の写真と、この写真の食痕を比べて下さい。
明らかに、下の方が、食痕が増え、深くなっています。

そうか、なるほど、居場所と食事場所を変えているんだ!
この場所から上へ登って行って、葉の縁を食べ、食べ終わったらまたこの場所に戻ってきているんですね。戻った時ばかりを見るから、動かないのではないかと心配してしまったのでした。

0522_3nagasaki1_2 5.22
食痕が大きくなったぞ!
前の写真と比べて下さい、どこをどう食べたかよく分かります。
こういうふうに、休息場所から食べる場所へ出かけていって、また戻ってくる、という行動には生存上の利点があるのでしょうね、きっと。
人間的に言うと、「まめ」ですね。
食べ物の上で生活しているんだから、食べたらそこで休み、またそこで食べればよさそうなものですけれど。

0603_1nagasakiageha 6.3
これ、この齢に脱皮したてですね。
昆虫は体の表面が外骨格で、新たな成長ができません。ですから、古い皮を脱ぐわけですが、新しい皮には、これからの成長のための「伸び代」がありますので、しわしわなんです。細くって。なんだか頼りないものです。
で、どんどん食べてどんどん成長して、膨らんだ風船のように、パンパンになると、また脱皮する。ということですね。

0603_2kuroageha
これはクロアゲハの幼虫。これもまだ成長しきっていませんね。
模様に注目しておいてください。
0606_11nagasakiageha2 6.6
これがナガサキアゲハ。
模様が違いますね。でも、なかなか見分けがつきません。
すぐ分からなくなって調べてみるしかない。

0606_11nagasakiageha4 6.6
これはナガサキアゲハの胸部背面。
頭のようにみえますが実は胸部背面の模様なのです。
0606_12kuroageha2
こちらがクロアゲハ

蛇への擬態でしょうね、やっぱり。それにしても見事な「眼」です。どうみたって眼にしか見えない。
眼の輝きまで白で演出しているのですから、すごいよなぁ。

0609_4nagasakiageha3 6.9
これ、ナガサキアゲハの本当の頭の部分。
丸いぽちぽちは側単眼、片側6個あります。
ほとんど明暗しか感じていないと思います。それでいろいろな行動ができるのですからすごいですね。

さあ、このあたりまでが「幼虫」の時代。

★ナガサキアゲハ:1はここ↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-0e13.html

次は蛹へ。

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