ヨモギエダシャク
2013.6.3
線路の柵の柱をシャクトリムシが下へ向かって移動していました。
下の方が頭です。
足元に開いて見えるのが尾脚。
この尾脚の把握力というのはすごいもので、いつだったか、虫体をつまんで枝から引きはがそうとしたら、腹部がちぎれてしまったことがあって、後悔しました。自分の体がちぎれても尾脚でつかまり続けていたのです。シャクトリムシを移動させる必要があったら、注意して下さい。虫をなだめて脚を離させる必要があります。
みごとな「Ω」状態。
シャクトリムシ!ですね。
で、尾脚を固定して、頭を起こし、ぐるぐると頭を回して、周囲を探ります。
側単眼はありますが、周囲の状況が「見える」ほどの視力はない。
頭を回して、何かに触れたらそちらへ移るかもしれません。
コンクリートの柱を下っていますので、何もないのですが、一歩一歩、尺を取るたびに丹念に頭を回しながら降りていきました。
食べられる草までたどりつくのには時間がかかりそうでしたが、多分大丈夫でしょう。
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