ヤマトシジミ
2013.6.6
ゼニアオイの花に来たヤマトシジミ。
なんだか、ちょっと感じが違う。
普通、チョウが花の蜜を吸うときは、花の開いた側(表としますか)から花の奥へ口吻を伸ばして蜜を吸います。
見ていると、どうも、花の中へは入らない。
ひょっとして、花のサイズが大きいし、完全に開いていないから、ヤマトシジミの体の大きさでは潜り込めないし、口吻を伸ばしても蜜まで届かないんじゃないか。
花弁の外(裏)から、口吻を挿し入れて蜜を吸おうとしているように思われます。
最初の写真の下右の花へ移って同じ行動を取っています。
不鮮明ですが、口吻を伸ばして、萼と花弁の間に挿しこんでいます。
花が終わりにさしかかり、しぼみかかってくると、花弁の付け根が緩んで、外から子房のそばへ口吻を挿し入れられるのではないでしょうか。
つぼみや最盛期の花とは多分少し状況が変わるのではないかな。
そういう知識があるのか、花の外から蜜の香り、あるいは蜜が発酵しかかったような香りがして、それに誘引されたのか。
詳しいことは分かりません、私の推測です。
でも、ちょっと面白い行動でしたのでお目にかけます。
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