ワタノメイガ
2013.6.6
ちょっと前にワタノメイガのことを書きましたが、追加。
これはタチアオイの葉です。
こんな風に切れ込みがあって、切れ込みの先を巻いてあったら、その中にワタノメイガの幼虫がいます。
アオイ科の植物で、こういう風になっていたら要注意です。
面白いことに、葉に切れ込みを入れているのに、その先が枯れません。
巻いた部分への栄養はちゃんと送られてくるように、葉脈の切り方が工夫されているわけです。枯れてしまったら食べられませんものね。生きる知恵を備えているわけです。
今回、この葉っぱをこうやっていじっていたら、中の終齢幼虫が、実の危険を感じたのでしょう、巻いた部分を私が開く前に自ら飛び降りました。
これです。
おそらく、鳥に狙われて葉が揺れるとか、アシナガバチやスズメバチの狩りで見つかりそうになるとか、そういう危険を感じた時の緊急避難行動でしょう。
こういう時に「甘く」なってしまうのが、私の性格(いいかわるいか、わかりませんが)。
タチアオイの茎まで帰りつけるのなら、帰ってもいいよ、と黙認。
どうなったかなぁ。
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