« ユウマダラエダシャク | トップページ | ミヤコグサ »

2013年6月19日 (水)

ナガサキアゲハ:1

0516_4tamago1 2013.5.16
キンカンの枝を眺めておりましたら、「巨大な」卵を発見。
さっそく妻を「巨大な卵があるゾ~」と呼びました。
何よ、といって出てきた妻も、「ホント、巨大だわねぇ」と感激。
その巨大さは、というと
0516_4tamago2
こんな!直径2mm近くもあるんですよぉ。
アゲハの卵は見慣れている私共です。
その目から見て、これは大きい。クロアゲハか?いや、ナガサキアゲハか?
ナガサキアゲハは飼育経験が少ないので、この卵を見て断定はできませんが、アゲハでないことはまず確かです。
とにかく、枝を切って、小瓶に挿し、室内で観察することに、即決。

0517_1tamago 5.17
前のスケール入りの写真で、卵のてっぺんに、小さな円形領域があって、少し色が濃くなっています。
それがここでは色が変わってきました。卵の中で発生が進んでいるのでしょう。

0518_2tamago1 5.18
てっぺんの色は濃くなり、卵本体にも色が現れてきました。
0518_2tamago2
真横から見るとこんな感じ。
てっぺんの色の濃いところを「北極」とすると、北半球の色が濃いですね。南半球は色が薄い。
何か、卵の中の発生過程を反映しているのだと思いますが、詳細は分かりません。
カエルの発生では「動物極」「植物極」がありますが、昆虫では「表割」といって、核が卵の表面にいっぱい並んで、一挙に細胞層を形成します。もちろん前後軸・腹背軸というのはありますが、そういうことが卵の表面にどう見えるかについての知識は私にはありません。

0519_2tamago 5.19
葉が枯れてきてしまいました。
卵の色の濃淡が強くなってきました。

0520_1nagasakitamago 5.20の朝、8:13です。
わっ。もうすぐ孵化ですね。
卵の殻と中の幼虫の体の間にすき間ができて中の幼虫が透けているのだと思います。

0520_2nagasakihuka1 11:39
気づいたら、孵化してしまっていて、卵の殻を食べていました。
0520_2nagasakihuka2 12:06
もうほとんど食べ終わるところ。
オイシイ、オイシイ。
お母さんが持たせてくれた最初の食事だものね、おいしいよね。

ところで、卵が乗っていた葉は茶色くなってしまっています。
茎を水に浸してあるのですが、長持ちしないのです。
茶色くなった葉は、生まれたての幼虫には食べられない。
そこで、新芽を指先に持って、そっと幼虫の前から体の下へ、強すぎたら落としてしまうし、かといって全く押さなければ乗ってきてはくれないし。微妙な力加減で、乗り移らせます。
0520_3nagasakihuka1 12:11
新しい葉に乗り移って、ほんのわずか葉の縁をかじってくれたところ。
白い毛、もじゃもじゃ幼虫。
アゲハでもなし、クロアゲハでもないよなぁ。
0520_3nagasakihuka2
葉の縁から面へ歩いてきました。
0520_3nagasakihuka3
これが、上から見た姿。
ね、ずいぶん白っぽいでしょ。
おそらくナガサキアゲハですね。

ちょっと前に一度飼育したことがあります。
去年は会っていません。
今年も、成虫を見かけたという感じはありませんが、こうやって産卵してくれて孵化しましたので、丹念に見ていこうと思います。

★ナガサキアゲハ:2 はここ↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-977d.html

« ユウマダラエダシャク | トップページ | ミヤコグサ »

動物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ユウマダラエダシャク | トップページ | ミヤコグサ »

2023年1月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ