ヤエザクラ:2
2013.4.8
前の記事とは逆方向からの撮影。
ずっと先の右側が密蔵院になります。
青空を背景にピンクと
白。
ソメイヨシノが過ぎてしまっていますので、人が少ない。
のんびりと真上を眺めながらアングルを考えている。
実に気分がいい。至福のとき、でした。
★7日は豪雨・強風、大荒れでした。日曜恒例、水泳には行きましたが、お客さんは少なかったです。プールの前で、不思議なものを見ました。スズメが地面をちょんちょんと、跳ね歩くのですが、地面から体が浮いている間に風で体が流され、真っ直ぐ進めないんですね。
見ていて、直進ならこの方向、という方向から斜めにずれて進んでいく。
スズメとしても、気分悪かったでしょうね。歩きにくいったらありゃしない、と。
小さな鳥ですし、歩くのではなく跳ぶ鳥ですから、飛ばされやすかったのです。
大変だったよね。
★で、その大風の翌日の「花見」が上の写真。
去年も同じようなことを言いましたが、花は散る時を知って、自ら散るのであって、風が吹いたから散る、というものではありません。
花ははかなく、風が吹けば散る、というものじゃないんですね。
于 武陵の詩の一部
花發多風雨 (花發<ひら>けば風雨多く)
人生足別離 (人生別離足る)
これを、井伏鱒二さんが訳して
花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ
と。
かかしさん曰く「花に嵐が吹いたとて、時至らざれば散る無し」
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