カタバミ
2013.4.6
密蔵院前です。水路の縁の石を一緒に写して、高く立ち上がっている、ということをお見せしたかった。
ツツジの間に生えてしまったので、日光を求めてとにかく上へ、と伸びた姿科とも思います。
ただ、それにしても、長いなぁ。
カタバミではなく、オッタチカタバミかもしれません。
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/oxalidaceae/ottachikatabami/ottachikatabami.htm
オッタチカタバミは北米原産の帰化植物。和名の由来はカタバミが這うのに比べ、地表面を這う茎から茎が立ち上がる事によっている。この地上茎が立ち上がることがカタバミとの最も簡単な区別点であるが、早春には区別しにくい。
オッタチカタバミは比較的新しい帰化植物であると思われ、現在分布を広げつつある種と思う。以前に近畿地方の河川を調査した際には、おやおやこんな植物が・・・と採集した記憶があるが、最近では岡山でもカタバミよりもよく目立つようになってきた。カタバミは農地周辺の草地などに多いが、オッタチカタバミはより荒れ地の道路の周辺や、植え込みの中などに生育していることが多い。
私にはよく区別ができません。地面近くで背の低い花があればカタバミと思い、スッと立ち上がって、10~15cm、あるいは20cmくらいの高さの花があればオッタチカタバミかな、と思っています。
コメント