ツツジグンバイ
2013.4.4
目の前に鮮やかなツツジが咲いているとつい撮影してしまいます。
この写真のときも、花とつぼみと一緒にいれようという構成を狙っていました。
意識の焦点はそこにあったのですが。
パソコンに取り込んで眺めていると、ありゃ、グンバイムシがいる。
上の写真のグンバイムシのところだけトリミングするとこうなりました。
けっこうちゃんと焦点の合った位置にいますねぇ。
大したもんだ。
どうもこういう時、虫の方がわざわざ写り込んできたという感じがしてなりません。
写してよ、ブログに載りたいよ、と。
{心霊写真ならぬ虫霊写真かなぁ。霊じゃないってばぁ。生きてんだから}
名前ですが、ツツジにいるんだからツツジグンバイでしょう。カメムシ目です。
虫ナビから引用
ツツジ科に来る小さいグンバイムシ。
ステンドグラスのような翅が美しい。
和名は翅の模様が相撲の軍配に似ていることから名付けられた。
体長は大きくても4mmと大変小さい。ツツジやサツキの葉の裏から汁を吸うため、害虫扱いされている。
しかし、大変小さい為、本当に害になるか怪しいし、実際に自宅の庭のサツキは本種に寄生されているが毎年たくさんの花を付けている。
虫を見たら益虫か害虫に2分する、という「二元論」はやめませんか。
悪玉・善玉とかも。
自分の世界が貧弱になってしまいますよ。
ツツジグンバイが授粉昆虫だ、なんてことは確かにありません。
益虫でないのなら、害虫だ。きれいな花に虫がいるなんて許せない
というのは、頂けないなぁ。
それぞれが、それぞれの生き方をしている。虫も植物も。
そういう多様性を受け入れましょうよ。虫との間の距離を適当に保つ、という生活の知恵があってもいいんじゃないでしょうか。
« ダンダラテントウ | トップページ | ツツジ »
「動物」カテゴリの記事
- タイワンキシタアツバかなぁ(2022.05.30)
- クマバチ(2022.05.30)
- ムカデ(2022.05.27)
- クモ(シロカネグモの仲間)(2022.05.27)
- クモ(ネコハエトリか)(2022.05.27)
« ダンダラテントウ | トップページ | ツツジ »
コメント